FC2ブログ
自作の壁紙や泣きゲーレビュー公開しているブログ。チャットルームや自作小説もあります そんな鍵っ子小説家のブログです。
☆★☆★ 毎日0時の定期更新中。現在は壁紙制作・泣きゲーレビューが主活動 ★☆★☆





 
双子座のパラドクス の感想
2013-07-19 Fri 12:00
<作品名>    双子座のパラドクス
<製作会社名>  コットンソフト

hutago.jpg

シナリオ
S+
物語の構成が少々特殊で、一般的な物語のように個別に分かれているようで、最終的にそれらが大きな1筋の話になっている。
他にBADENDも存在しているが、それ以外の部分に関しては、総じて共通のようなものなので、全体的なボリュームとしては短め。
また、攻略順はほとんど固定されており、それに沿っていれば問題ない。
その中でも少々の自由度があるので参考程度に表記する。

【おすすめ攻略順 : 夏月→蒼→陽月→TRUE】

CG
S
CGには独特の硬質さがあり、色は淡いがテカりもある。
特殊な場面のCGが多いため、イベントCGの質は少々上下していた。
しかし、枚数が多い事(構図数もさることながら、同じ構図を使い、上手く各場面で差分CGを使いまわしていた)や立ち絵に動きがある事、その他いろいろな部分に動きが導入されており、技術的な進歩を評価してこの評価。
流血等・ミイラ等のCGもあるため苦手な方は注意。

音楽
S+
サウンドモードで視聴できる物はOP・ED関係が4曲(ショート&ロング)とBGMに類するものが20曲(OPのINSTやオルゴールアレンジ含む)と少なめ。
作品に合わせたためかOP・挿入歌はこれまでの路線になかった新しい雰囲気(ヘビメタ…?)の物で、好き嫌いはあるかも。
その他、BGMについても作品に合わせて妖しいもの・緊迫したシーンの物が多くなっている。
しかしながら、しっとりとしたBGM・ED等もあり、そこはしっかりと評価したい。

お勧め度
S+
学園SF物・超能力・時間移動等のシリアス+SF要素が好きな方には十分お勧めできる作品。
ただ、しっかりとした理論形成まではされていないので、そこまで求める方にはお勧めしづらいことと、上記でもあるとおり、他作に比べると甘いものの、流血等のグロシーンに類する者が少々出ているので、どうしても苦手な方にも注意は必要。

ちなみに、作中では前作「世界の終わりとハッピーバースデー」の関連登場人物も登場し、その発言内容にネタバレが入っている。そのため、これからクリアしようと思っている方はその後のプレイをお勧めする。

総合評価
S+

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

上記まででも説明してきたようにガチガチのSF学園物。
ゆえに作中には都市伝説・時間移動・オーパーツ・怪物だけにとどまらず、超能力による戦闘等の設定も登場する。

タイトルにもある『双子』という部分がこの作品に大きくかかわっており、特にこの作品の特徴的な部分は主人公が双子であるということだろう。
これにとどまらず『双子』というキーワードは物語の根幹にもなっている。

先ほども述べたとおり、作中の主人公は総一、総二という双子であり、それぞれの視点で物語が展開される。
各ヒロイン・キャラの魅力をうまく引き出すとともに、作品の雰囲気が上手く伝わり、非常に良い設定だったように思えるが、減点すべき点もあった。
他の視点の際にはそれぞれの主人公の声があるのだが。ほかにも重要なシーンで1つ2つセリフが入っているが、これに関しては減点。唐突過ぎて受け入れがたい。どうせ入れるなら全部入れてほしかった所である。

攻略にはチャートが使われており(その説明は公式HPに)、物語全体の流れとしては非常に分かり易くなっている。また、他のチャプターに飛んだ際に、状況説明を短く入れてくれているので、個人的には少し嬉しいところ。

物語に関して、序盤は突如陥った危機的状況を何とかしつつ、そうなった原因を探るべく行動するのだが、ヒロインを含む各キーパーソンが不可解な行動をして、伏線を残していく。それらは物語を進め、真相が分かるようになっていくと、すべて解決するようになっているので、じっくり読みこんでいきたいところ。
ただ、最後までクリアしても多少の疑問点は残るうえ、設定等でいろいろと背景理論は出てくるが、しっかりとした説明はなく『こういったものである』という説明方式の為、物語全体としてのぜい弱性があり、SFで物語の背景にある理論部分にまでこだわる方には物足りないかもしれない。

作品の設定もあり、全体的にはシリアスな雰囲気で進むことが多い。パニック要素や突発的な戦闘シーンもあり、一部には挿入歌が挿入される燃える展開等も用意されている。
しかしながら、やはり戦闘シーンの描写に関しては稚拙というほかなく、メインになっている部分ではないので、過度な期待はしない方がよい。
また、今回の作品は基本的にはハッピーエンドなのだが、悲しい終わりを迎えるキャラ達もいる。
登場するキャラに、オーソドックスなものから、特徴的な舞台だったためか、非常に個性的なキャラも存在していた。しかし、基本的に本質的に悪い人間自体がいないため、少々悲しいところもあるのは確か。

泣き部分に関しては、ルート終盤の挿入歌を流し勢いで泣かせるような展開が多々存在する。しかしながら、今回は威力も弱く、唐突で無理やり過ぎた印象がある。
各シナリオライターが違うことも影響したのだろうか、そのため私は殆どの部分で泣く前兆すらなかった。
それでもしっかりとしたBGMで泣かせるシーンは1つ存在。
ネタバレになるので詳細は省くが夏月のとあるシーンは非常に高評価。場面こそ長くなかったものの、しっかりと今までの関係に踏み込み、各キャラの性格を活かした泣きシーンだった。正直、この作品の評価はこの部分にかかっているといっても過言ではない。

【総括】減点すべき部分(戦闘シーン・個別の最後・声)が多々見られたが、動く立ち絵等を含む画像や・1つの泣き場面が秀逸だったため、その部分を救ったともいえる。
そのほか、音楽系の特殊さもあり、作品としては人を選ぶ物になってしまった印象。
ただ、それでもシナリオ重視で、その他多くの作品より少しは頭が出ているとの判断を下して、この評価にした。

コンフィグに関しては特に述べる点はない。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
まぁ、音楽特殊すぎだろ…OPと挿入歌…なれたけどさ。
声も、ホントなんであんな一部分だけ入れるようにしたのか謎だわ。
各個別に泣きシーンもあったけど、あれは無理やりすぎだろ…。その点夏月のシーンはよかったなぁ…あのTRUEルート付近の話はかなり良かったなぁ。
あそこは泣いたもんなぁ…数十秒のシーンだけど、あれは鉄板。
ああいうの中心の、素朴な学園物の時代のが上手かったイメージなんだけどな。
ナギサのとかさ。…なんでこう、SF物へ無理に持っていくのか…。
まぁ、そこらへんはプレイヤーが文句付ける部分ではないか。
関連記事
スポンサーサイト



拍手する
別窓で開く | ゲームのレビュー | この記事へコメントをする:0 | トラックバック:0 | top↑
<<フレラバ ~Friend to Lover~ の壁紙(皆原 陽茉莉) | 青空の翼と過去の十字架 | フレラバ ~Friend to Lover~ の壁紙(沢渡 岬)>>
この記事のコメント
コメントの投稿
 
 
 
 
 
 
  管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
トラックバックURL

FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら
| 青空の翼と過去の十字架 |