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[レビュー]夏色ラムネの感想
2018-07-26 Thu 00:00
<作品名>     夏色ラムネ
<製作会社名>   Carol Works


夏色ラムネ

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

キャラクター・シナリオ : 【 S-- 】
久しぶりに再訪することとなった田舎の町、そこで再開した幼馴染たちと潰れかけの駄菓子屋を復活させる…というシナリオ。
作品は会話中心で繊細な感情描写等はなく、サクサクとしたテンポで話は進む。
それ自体は問題ないのだが、加えて展開が非常に強引でまた各ルートが1-2h程度と短い事、そもそも各個別シナリオにあまり起伏が無い事、人の気持ちを一切鑑みない自己中な主人公とそれに惚れちゃうヒロイン達…上げだすとキリがないほど。
設定や舞台は王道で悪くないのだが、それに見合うほどの描写力と展開がなかったというのがすべて。


共通√【 S 】  2-3h
主人公の転校から駄菓子屋『唐獅子堂』の再立ち上げ作戦の始動までを描いている。
時期的には夏休みに入るまでなので、舞台としても学園が多くなっている。
その為、通っている学園が違う優希だけは登場シーンが少な目だが、代表的なイベントの期末テストなどで協力しているシーンが描かれている。
幼馴染のころとは違い、それぞれの個性や関係性が変化している中で、それでも変わっていない部分を穏やかな夏の日々を舞台に描いている。


キャラクター 坂下 弥生 夏色ラムネ
坂下 弥生√【 A++ 】  1.5h
明るく活発で行動力がある反面、家事が得意で子供の面倒を見るのが好きだったりと女の子的な面もしっかりと成長している。
主人公とは何かを約束したようなのだが、思い出してくれないことにイライラしている他、昔は仲が良かった美咲とは何故か仲たがいしている様子。

個別√は忘れてしまった彼女との約束がメインとなっている。
主人公の事が大好きだけど、約束を忘れられたことが悲しくて、素直になれないツンデレな弥生が描かれている。


キャラクター 小嶋 美咲 夏色ラムネ
小嶋 美咲√【 S- 】  1.5h
昔からチームのストッパーだった所は変わらず、今は真面目で責任感のある委員長タイプへと成長した。
家事ができなかったりと意外と不器用な面もある。
昔は仲が良かった弥生とは何故か仲たがいしている様子。

√前半では弥生との話が、後半は駄菓子屋『唐獅子堂』についてがメインとなっている。
主人公が感情のままに美咲と弥生の関係に踏み込んでゆくあたりはイライラしてしまう人が多くなるのではないのだろうか。
なぜ主人公を好きになったのかは本当に謎なのだが、基本的にはイチャラブしている。


キャラクター 山崎 佳奈子 夏色ラムネ
山崎 佳奈子√【 S 】  1.5h
幼少期はいつも誰かの後ろに隠れているような性格だったが、現在は
大きく変わってどこか小悪魔的で、毒舌な少女になった。
UMAや宇宙人に強い興味を持ち、ミス研に所属している。

二人で店番をしたり偶然出会ってデートをしたりと、自然と距離が近くなる二人だが、佳奈子には誰にも言えない秘密があった。なぜ彼女の性格が変わったのかも含めて、他のヒロインとは毛色の違う伝奇的な要素を含んだシナリオとなっている。
現在のつかみどころのない彼女だけではなく、幼い頃の控えめな性格や年下要素を含んだ佳奈子を見ることができる。


キャラクター 本庄 優希 夏色ラムネ
本庄 優希√【 A++ 】  1h
幼少期はやんちゃで主人公の相棒だった子で、主人公は再開するまで男だと思っていた。
現在は親元を離れて、市内の名門お嬢様学校に通っている。
見た目こそ大きく変わったものの、やんちゃな面はしっかりと残っており主人公のことは相棒だと思っている。

家が北鎌ではなく市街の方にある為共通ルートではあまり出番がなかったが、個別√では駄菓子屋を舞台として各シーンが用意されている。
話のメインは彼女とその家族の話となっており、なぜ一人でお嬢様学校へ行くことになったかが明かされる。
作品のなかでは比較的重めの内容のはずなのだが、結構さっくりと終わっており、シナリオも意外と短め。



安岡 七海√【 A 】  1h
主人公のクラスの担任。
巨乳だが背は低くいわゆるロリ巨乳枠。
ドジな所や割と適当なところがあり、その見た目も相まって生徒からは「七海ちゃん」と呼ばれて親しまれている。

個別√で駄菓子屋については触れられておらず、ストーリーと言えるほどのものはなく、関係の進展もシナリオの展開も強引に行われている。
とにかく七海のドジも目立つのだが、主人公達の行動が変。二人で過ごす日常シーンもあまりない。


[ 主人公 ] 鶴岡 悠
進学校に通っていたが破天荒な両親に巻き込まれ、幼い頃に3年だけ住んでいた田舎にもどる事になった。
基本的には常識人であるが、行動に計画性はあまりなく、思い込んだ事は達成しなければ気がすまずない。熱意のみで押し通そうとしてしまう傾向がある。


【推奨攻略順 : 七海→優希→美咲→弥生→佳奈子 】
基本的に好きな順番でよい。


CG : 【 S 】
線が細く、比較的濃い塗りでシャープな印象を受ける絵。
立ち絵・イベントCG共に全体的に安定はしており、量も十分量を満たしている。
SD絵も数枚存在。


音楽 : 【 S 】
BGM14曲(inst含)、Vo曲6曲(OP1/ED5)という構成。
驚くほど少ないBGMに関しては特に語ることはない。
対してVo曲は多いのだが、特にOPの「夏色ラムネ」はノスタルジックな歌詞と霜月はるかさんの声が非常にマッチングした良曲。


お勧め度 : 【 S-- 】
舞台や雰囲気は悪くなかった。
絵も美麗な部類で好きな人は気に入るだろうレベル。
BGMの少なさはともかくとして、Vo曲が多いのも魅力。
ただシナリオがダメダメすぎた。


総合評価 : 【 S-- 】
シナリオ部分以外でこの評価、シナリオのみならA以下。


(ぶっちゃけコーナー)
最初に言っておきたいのはシナリオが最大に足を引っ張っているという事。
何度も繰り返しているが、季節を夏、舞台を田舎、さらには「駄菓子屋を復活させる」というシナリオの屋台骨までは良い。
だが、そこへもっていくまでが強引だし繊細さのかけらもない。
体が悪いといっている老人に対して無理して店を続けさせようとする主人公、それを止めてくれる周りの幼馴染たちがいるのに、気持ちだけが先行して強引に話を進める。
とある√では皆口をそろえて「触れるのはやめておけ」と言った個人同士の問題に対して何度もつっかかるなど、すがすがしいまでの無自覚クズ。
ここまで自分が主人公をこき下ろすのは珍しいだろうが、正直このタイプの主人公を好きになれる人がいるのならば会いたいくらい。
そんな主人公がメインの作品なのだから評価は高くないのだけれども、これまた個別√も面白くない…。
というか、「え? あの伏線の意味ってそれだけ?」ってなる√や、逆に「なんか深そうなのにここで終わるのか…?」って、話もあったり安定しない。
こういうのを5√もやっていると作業感が非常に高くなったというのが正直な印象。

シナリオ以外でいうべき点があるとすれば、システム面に大きな不備があったという事、簡易すぎるというのもあるし、時折バグっぽい動作を見せる。
一昔前のシステムなので、そのあたりはできれば新しくしてほしい所。
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