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[レビュー]空と海が、ふれあう彼方の感想
2018-06-21 Thu 00:00
<作品名>     空と海が、ふれあう彼方
<製作会社名>   PULLTOP


空と海が、ふれあう彼方

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

キャラクター・シナリオ : 【 S++ 】
小笠原諸島にある人口約2000の島『父島』、本島から船に揺られて24時間のその孤島を舞台とした作品。
どこまでも続く青い海と空を舞台に「人生はアドベンチァ」をテーマとして描かれる、一夏の大冒険。

テキストはすっきりとしていて非常に読みやすく、会話だけではなく風景の描写等も非常に美麗であったのも印象的。
また、プレイヤーになじみのない実在の父島やスキューバーについて、Tipsを交えて分かりやすく説明してくれているあたりもありがたい。

ミドルプライスゲーということもあり、シナリオの分量は全体的に少ないが、それでも非常によく作りこまれた作品となっており、特に雰囲気作りや心理描写に関してはフルプライスゲーのそれを大きく上回る出来となっている。

「一つの出来事経て少女から、少しだけ成長する少女の話」、ただそれだけの話なのだが、そこに笑って泣けるストーリーがぎっしりと詰め込まれている。


共通√【 S+ 】  3h
主人公が父島を訪れてからの数週間を描いている。
展開がすっきりと洗練されており、特にエミリィの目的を知ることになるまでの流れは青春系のゲームとしても手放しで称賛したい。
父島特有ののんびりとした雰囲気と「何かが始まる」という期待感、そして合間に挟まれる主人公とヒロイン達の恋模様は、青春ゲー最大の魅力ともいえるだろう。
作品の特徴ともいえる、舞台の小笠原諸島『父島』で行われているスキュバーダイビングの様子や海中の描写等の美しい海の魅力を前面に押し出されている部分でもある。


『空と海が、ふれあう彼方』オフィシャルサイト
白瀬 恵海莉(エミリィ)√【 S+ 】  1h
主人公が父島へ向かう船の上で出会った金髪の美少女。
初対面の人間に対しては引っ込み思案な所があるものの、基本的には天真爛漫でいて頑固。周りの人を自然と巻き込んでいくタイプ。とある理由から海やそれに関連する物が嫌い。

個別√は彼女が小笠原諸島へ来た目的と合わせて彼女の家族をメインテーマとしている。
シナリオ自体は非常に短いが、起承転結がはっきりしており、伝えたいテーマも明確で、終盤の王道の展開等も併せて、笑って泣いて感動できる話になっている。


『空と海が、ふれあう彼方』オフィシャルサイト (1)
小笠原 ちさ√【 S+ 】  1h
主人公が島に来た時によく遊んでいた島に住む女の子でスキューバーのバディを務めたこともある。
明るく活発な性格をしており、お人よしでもあるので、観光客にも親切に接している。
海で泳ぐのが非常に得意で、イルカと共に泳ぐ姿はテレビにも取り上げられた。

個別√では、ちさの抱える想いを、主人公の過去の出来事を絡めて描き出している。
父島という小さな世界で長い時間を過ごしたちさだからこその心理描写の数々は見事というほかなく、とても切ない恋のお話となっている。


[ 主人公 ]水野 洋輝
夏休みを利用して、父島にある祖母の家へ久しぶり遊びに来た。
幼い頃は毎年きていたが、両親の仕事や部活の関係もあり足が遠のいていた。
明るく心の大きな人物で、正直に感想を述べることも多いため、その言動から「女たらし」と揶揄されるシーンもある。
祖母が父島で開いているお店「カフェマチコ」を継ぐため、料理人を目指している。


【推奨攻略順 : エミリィ→ちさ 】
どちらを先にプレイしても問題はない、当方はこの順番でプレイした。

CG : 【 S 】
線は細いがはっきりとした絵。
ミドルプライスということもあり、枚数は多くないものの、美しい海を中心とした美麗なCGが多く、完成度は高い。
また作中では短い動画等を多く使っており雰囲気作りの一端を担っていたことだけはしっかりと付け加えておきたい。また、SD絵も数枚存在している。


音楽 : 【 S++ 】
BGM18曲、Vo曲1曲(OP)という構成。
数が少なめではあるものの、ミドルプライスということを考えると大容量で作品の要と言える部分でもあり、ある意味一番評価している。
BGMには今作の舞台である南国を意識しつつも純正のPULLTOPらしい「Open Water」や「Have a Good Dive!」等良曲がそろっているが、あえて一つあげるなら「Living Nature」南国風ののんびりとしたテンポと、中盤に入る遠くまで響き渡るハーモニカの旋律が非常にマッチしており、単体として聞いても非常に味のある良曲。
まり子さんが歌う「Step into the Ocean」はOPにふさわしいイントロの入りからガンガンにテンションを上げてくれ、歌詞と合わせて何かの始まりを意識するワクワクを連想する曲となっている。
この曲は作中の別のシーンでも流れるのだが、これが何故か泣けてしまう。


お勧め度 : 【 S++ 】
太平洋に浮かぶ楽園を舞台とした作品ですが、そんな舞台を好きな人はぜひ、嫌いな人もとりあえずプレイしてほしい名作。
青春をテーマにしたシナリオは読みやすく幅広い層へ感動を伝えてくれる。
全年齢&ミドルプライスということで手が出しやすいのも魅力で今作が気に入れば、過去作にも手を出してほしい所。


総合評価 : 【 S++ 】
ミドルプライス作品ではあるがそれ以上の内容となっており、非常に高く評価できる作品となっておりこの評価。


(ぶっちゃけコーナー)
すごくいい作品というのを最初に言っておきたい。
まず舞台は現実に実在する小笠原諸島に属する「父島」なんだけども、言うまでもなく海の美しい楽園と呼ぶに相応しい場所。
この作品のタイトルにもあるけれど、海だけじゃなくて空もいいんだよね、昼の壮大な景観ももちろんいいんだけど、過去作に関連して夜の海と空のシーンのというのもこの作品の大きな魅力だと言える。
よるといえば花火のシーンもなかなか迫力があってよかった。
動くエフェクトを使った花火と大音量の爆発音は結構臨場感のでるもので、又その音を使ったちさのシーンなんかも印象的だった。
音声関係でいえば音楽以外に、声の左右への振り分けも印象的。
全てのシーンで使われていたわけではないものの、バイノーラルもかくやというレベルの品質なのでそのあたりも楽しんでほしい所。

もちろん、シナリオの素晴らしさは言うまでもないだろう。
値段的関係もあり短めのシナリオではあるものの、だからこそ非常によくまとまっており、すっきりとして読みやすい青春ゲーに仕上がっている。
誰しもが憧れる一夏の大冒険の魅力がぎっしりと詰まっており、上質なシナリオを上記で語ったような要素がシッカリとサポートをしてくれている。
各部が非常に良くかみ合った名作と言えるだろう。
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