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[レビュー]眠れぬ羊と孤独な狼の感想
2018-04-19 Thu 00:00
<作品名>     眠れぬ羊と孤独な狼
<製作会社名>   CLOCKUP


眠れぬ羊と孤独な狼
公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

シナリオ : 【 S 】 10h
√は大まかに3本で、1周目は【眠れぬ羊】と【孤独な狼】が選択肢によって分岐。
両方をクリア後に【眠れぬ羊と孤独な狼】がタイトル画面からプレイ可能となっており、選択肢によって3種類のEDに分岐している。(うち二つはBADっぽい?)

舞台は歌舞伎町、とある少女と事件にかかわることで日本ヤクザと中国・台湾系のマフィアとの抗争に巻き込まれてゆく、殺し屋の「俺」を描いた作品。
主人公となる「俺」は偽名で村木や黒星などの偽名を持つ殺し屋で、プレイヤーに対して語りかけるようなモノローグの文章が特徴的。
セリフ等は少なく、普通のシーンでは地の文が多いため読みにくいところもあるが、戦闘描写に関しては臨場感がある。

抜きゲー寄りの作品ということも手伝って、展開に関してはかなり過激なシーンも多く、エロシーンはもちろんの事、グロ系の拷問や凌辱、何から何まで、規制されそうなシーンは割と何でもそろっている。

主人公の抱える「殺される恐怖からの不眠」、あざみの抱える「強大な力による殺人への衝動」等々、どのルートに関しても作品のテーマにあるのは「人の命」に関する事であり、その観点から見た「人の抱える矛盾」というものにスポットを当てている。
人に命の大切さや人生のすばらしさを伝える作品は数多く出ているが、この作品はそんな作品たちの真逆で、暗い舞台からその命の無意味さや人間の汚い部分を描き出している。
しかしそういったものの中だからこそ、正直に描き出せる人間の本質的な部分をしっかりと伝えようとしている作品に思える。



【推奨攻略順 : 眠れぬ羊→孤独な狼→眠れぬ羊と孤独な狼 】
最終√以外は攻略自由。

CG : 【 S 】
線がシッカリとした濃い塗りの絵で質感が荒廃的で一様に特殊なエフェクトを加えているのが特徴的。抜き・グロ系の作品なので荒々しさを感じるところも多い。
一部CGは設定で表現を抑えることも可能。
写真を加工したような背景を使用しているのも特徴。


音楽 : 【 S 】
BGMに関しては使用数不明。
基本的には暗めのBGMで音の数が少ないものが使われているイメージ。
Vo曲はOPとなる「Dance of Wolf」1曲のみ。
低音が気持ちいいロック系の曲で、一気に歌い上げられるサビと世界観を良く表した歌詞が良い。


お勧め度 : 【 S 】
基本的には描写が過激なため、安易におすすめしにくい作品に分類される。
しかし、ただの抜きゲーというわけではなく裏にはしっかりとしたシナリオがあるのも事実なのでダークサイドな話が好きな方にはお勧めできる作品。


総合評価 : 【 S 】
作風が作風ということもあり、正常な評価を加えることはできない。嫌いな人は嫌いだろうが、根強いファンを得ることもできるであろう、かなり特殊な作品と言える。


(ぶっちゃけコーナー)
CLOCKUPはアニメ化されたeuphoriaとかで有名だよね。
エログロ…とでも呼べばいいのだろうか、ハードコアなジャンルの作品を多く出し続けているエロゲー会社という印象。
しかし、近年発売された「Maggot baits」が結構評判が良かったのを聞いていて、ただまぁ、ジャンル的にも忌避してたんだけど、この作品はOPが結構ハマってて興味が出てた。
後舞台が凍京NECROとかと似てたってのもある。
実際プレイすると、3割くらいはエロシーンだから、そこをスキップしつつ飛ばすと7時間くらいで全部終わった印象。
内容は裏社会を舞台としているため、殺人や凌辱等のシーンが数多く存在しており、好意的解釈を行えば刺激的ともいえる。
そういったシーンだけではなく、設定や登場キャラクターの性格・考え方なども割とよく作りこまれており、短い作品であることも手伝って、飽きることなく作品をプレイできるとは思う。
作品としては人間の負の面についてを一貫して描いており、その部分に関しては感じ入る所もあるのだが作品のテイストとしては、どうしてもエロゲー的な要素が強く、好きになりにくいというのも正直な感想。
ただ、あるテーマにたいして、こういうアプローチもありなのかなぁ…と思ったのも確かなんだよなぁ。
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