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[レビュー]ゆらめく心に満ちた世界で、君の夢と欲望は叶うかの感想
2018-03-01 Thu 00:00
<作品名>     ゆらめく心に満ちた世界で、君の夢と欲望は叶うか
<製作会社名>   CUBE


ゆらめく心に満ちた世界で、君の夢と欲望は叶うか
公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

キャラクター・シナリオ : 【 S 】
孤島を舞台とした少し不思議な設定のある作品。
物語の裏に大きな秘密があることが前提で進むシナリオとなっており、その内容を想像しながら物語を進めることになる。

SFをテーマとした作品であり、物語の背景にある設定自体は悪くない。
しかしながら、その設定を中心に作っているので、複数のキャラにまたがって同じテイストの作品になってしまっている。
そのため、1キャラを終わらせてしまうと多少の消化試合感が否めない。
登場キャラクターが乏しく、全体的にイベントが乏しくなっていることもあって、物語としての盛り上がり自体に欠けておりシナリオに飽きが来ることもしばしばある。



共通√【 S 】  2h
主人公が孤島にくるまでと、孤島での一連の出来事が語られるまでがメインとなっている。
設定の謎や登場人物のセリフ等から多くの伏線があるが、基本的には寮生活を中心とした日常シーンがメイン。
登場人物数の影響もあってかイベントと言えるものは海水浴くらい。
ここからすみれ√に向かって各ヒロイン√が分岐していく形をとっているが、最初の選択肢が出てからのシナリオ総量は割と短め。


ゆらめく心に満ちた世界で、君の夢と欲望は叶うか (0)
天鳥 すみれ√【 S 】  2-3h
明るく自由奔放で破天荒で喜怒哀楽が目まぐるしく変わる少女。
イタズラ好きで人を小バカにしたような言動をとることが多く、過去になにかあったのかと思うほど主人公に対しては特に頻繁に行われる。

全てのヒロイン√フラグから逃げるような選択肢の果てにたどり着く個別√。
登場当初から意味深な発言や行動が多かった彼女についてがテーマとなっている√であり、作品の背景事情がほとんどわかる√になっている。
しかしながら、それらの内容は他の√や一部発言から見抜ける人もいるとは思うのでそこまで衝撃的な事実の発覚にはならないはず。
いつも余裕綽々、飄々とした態度のすみれが恋愛面でも翻弄してきたり、逆に押されてタジタジな様子を見ることができる√。


ゆらめく心に満ちた世界で、君の夢と欲望は叶うか (1)
伏見 巴√【 S 】  2-3h
主人公の義理の妹で超がつくほどのブラコン。
普段は礼儀正しくてしっかり者の妹だが、主人公への好意を隠すことなく示しており、その好意が行き過ぎて兄の迷惑になっていると感じた時は身を引くことも多い。
学園へ編入する兄を止めるためについてきた。

寮で過ごす日々の中で主人公への想いを真剣に伝えたことで個別√にはいる。
独占欲が強い巴の性格と家族関係についてをテーマとしており、逃げ腰な主人公が覚悟を決めてそれらの問題に立ち向かうまでを描いている。
基本的に最初の分岐ということもあって、多数の伏線やそれらしいセリフは登場するものの作品自体の設定に関しては朧気な部分を抱えたままシナリオが展開されていく。
基本的には巴のヤンデレ寄りの甘えを堪能できる√。


ゆらめく心に満ちた世界で、君の夢と欲望は叶うか (2)
水崎 月乃√【 S 】  2-3h
主人公の一学年上の3年生。
優しくゆったりとした性格で生粋のお姉さん体質の彼女は特に甘えさせるのが得意。
家事全般が得意なこともあってか、寮では『お母さん』役を進んで買って出ており、炊事洗濯料理のすべてをこなしている。

彼女の目的に協力することで個別√に入る事ができる。
はこのは√でも知ることができる、彼女の立ち位置についてがテーマとなった√。
常にやさしさで包み込んでくれるような月乃がその立場を不安に思いながらも、恋をしていく不安定な様や彼女元来の母性を十二分に味わうことができるシナリオ。。
彼女のみEDが2種類そんざいしているものの、その内容についてはおそらく賛否両論。


ゆらめく心に満ちた世界で、君の夢と欲望は叶うか (3)
高瀬 このは√【 S 】  2h
幼い容姿ではあるが、主人公と同学年の2年生。
本を読むのが大好きで引っ込み思案な性格から、自分の身を守るためにだれに対しても攻撃的な言動をとることが多いが、根は真面目なので言いすぎて後悔することも多々ある。
月乃に対してだけは依存と言っても過言ではないほど懐いており、月乃に近づく主人公に対しても当たりは強め。

このはが大切にしている絵本がキーとなっている個別√。
とある人物から世界の成り立ちを聞くことによって、物語としてはグッと本質に迫った内容となっており、とある少女が当初に思い描いた理想ともいえる√。
彼女自体はある意味物語の核から一番遠い少女であり、恋愛描写についても比較的一般的。
苦手な恋愛に対して前向きに頑張ろうとするこのはの姿は、登場当初の好感度と比較すると可愛さも一入。
自身が繊細だからこそ思い描く彼女の世界には誰しもが彼女の魅力を感じるはず。


ゆらめく心に満ちた世界で、君の夢と欲望は叶うか (4) ゆらめく心に満ちた世界で、君の夢と欲望は叶うか (5)
クロ&シロ√【 S 】  0.5h
パッチ適応後に、すべての選択から逃げ続けることで個別√が出現。
Hシーンがメインとなってはいるものの、一部シナリオも存在。
いつもはネコのように翻弄してくる二人に癒される√。


[ 主人公 ] 伏見 葵
全寮制の学園に編入を決めた学生。
穏やかで、気が弱くおとなしい性格をしている。
読書が趣味で転入試験で1位を取る程度には頭が良いのだが、両親が離婚したことや妹の巴からの好意もあって恋愛が苦手。


【推奨攻略順 : 巴→このは→月乃1→すみれ→月乃2→シロ&クロ 】
月乃2ENDのみ、全キャラ攻略後のロックがかかっている。
基本的に巴√以外はほぼ共通でネタバレするため、好きな順番でよい。


CG : 【 S 】
細い線、淡い塗りの絵で基本的に美麗。
しかし、質自体には問題ないものの、すみれの首にあるチョーカーが描かれているCGがあったり、なかったりと、微妙なミスも目立っていたのは事実。


音楽 : 【 S 】
BGM22曲、Vo曲2曲という構成。
最強の1曲というものはないのだが、タイトル画面でも使われている『夕陽』や『優』を代表としたゆったりメロディのBGMが多く、物語を演出するうえでは十二分な質だったように思える。
Vo曲に関してはBGMの『夕陽』とおなじメロディーが使用されているED『未来予報』が比較的良曲だった。


お勧め度 : 【 S 】
SF作品ではあるものの、設定としてのこだわりはそこまで強くなく、その他の部分もおすすめする点は見受けられない。
ただ、一言駄作というほどの失敗作でもないため、評価としては中程度というほかない。

総合評価 : 【 S 】
シナリオに限らず、全体的に良くもなく、悪くもなくといった評価。

(ぶっちゃけコーナー)
CUBEとしては珍しいSF系作品。
ただそれだけに完成度としてはイマイチだったな。
まぁ上記でも語った通り、シナリオの問題に尽きるといえるわな。
とにかく物語に起伏がないから飽きるし、背景にある設定が一つで、それさえ分かってしまうと後の√ほとんどで新しい発見がない。
だから、どのルートやってても消化してるだけという感覚が否めなかったわ。
あと、こういう作品だと心理描写も重要になってくるはずなんだけど、色々なことから逃げている主人公が、急に覚悟を決めるのも変な話だし、登場人物たちも簡単に主義主張変えてくるし…、すみれに至っては基本的に狂人という…。
ただでさえ、登場人物は少ないんだから主人公を含めて、もうすこし各キャラクターをしっかりと作りこんできてほしかったというのが、個人的な印象。
シナリオから何が作りたいのかという意思が全く変わらない作品で、アピールするべきポイントが見つからないという状況に陥っていた。
SF設定活かすというのならば、もう一段掘り下げた何かをつくるか、むりならせめて普通の学園物に戻してもらったほうが、普通の萌えゲーとして楽しめた気もする。
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