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[レビュー]癒しの女神の実験台(モルモット)の感想
2018-02-08 Thu 00:00
<作品名>     癒しの女神の実験台(モルモット)
<製作会社名>   しろくまだんご


癒しの女神の実験台(モルモット)
公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

キャラクター・シナリオ : 【 S 】
ブラック企業で働いていた主人公がひょんなことからマッサージの専門学校のマッサージモデルという名のモルモットになる――という新鮮な設定のシナリオ。
全体的に共通ルートが占めている割合が多く、その合間に選択肢によって変化するヒロインシナリオが挿入される形をとっており、どのヒロイン√もほとんど同じ流れとなっているため、実質的にシナリオに差はない。
個別シナリオの話と共通ルートの話で少しつじつまが合わない部分が多かったり、不自然な流れになっているシーンもあり、シナリオ自体の質に関しては悪いというほかない。

しかしながら、作品として主体に置いているのが「癒し」であり、雰囲気を重視したシーンが多いのもまた事実で、バイノーラル環境を活かした各種シーン(主にマッサージ関連のシーン)は油断していると本当に寝てしまう。
しかしながら、そういったシーンも前半に集中している傾向が強く、全体的に物足りない内容になってしまっているのも事実。
耳に生き吹きかけ。
マッサージ以外の効果音。
寝てしまう


共通√ 【 S 】  4-5h
主人公の教師(?)への転職から学園に慣れ、特定のヒロインと付き合うようになってから3年生の卒業までの約半年ほどのイベントの数々が描かれており、その間に選択肢によって変化する各ヒロインシナリオがその都度挿入される形となっている。
シナリオの内容に関してはかなり当たり障りなく一般的なハーレム系作品に近いものではあるものの、、序盤に実技講習という名のマッサージを各ヒロインから受けることとなり、マッサージの説明をされながら凝りに凝った効果音で表現されるそれらの動作は一つのコンテンツとして認めざるを得なくなるレベル。


七條彩音 キャラクター しろくまだんご
七條 彩音√ 【 S- 】  1-2h
現3年生で学院理事長の娘で生徒会長。
マッサージに関しては実店舗で働けるほど上手。
転校(通勤)当初のハプニングがあったためか主人公に対し非常にあたりが強く、主人公も「苦手」と公言しているほど。
キツイ一面もある反面、他のヒロインにも影響を与えるほど周りからは愛されている。

いつも人のために努力を重ねる姿を見て、主人公の彩音への印象が変わった結果、各イベントで気にかけるようになり――という流れの個別√。
順当に付き合いイチャイチャするだけの内容となっている。
個人的にはもう少しマッサージに関しての+αか効果音を活かせるシーンがほしかったところ。


猪熊乃々香 キャラクター しろくまだんご
猪熊 野乃香√ 【 S- 】  1-2h
野外活動部所属の1年生。
自他ともに認める音フェチで、癒しの環境音を求めてどこへでも向かってゆく。
いつも元気で明るくい性格。主人公にも最初からフランクに接しており「モル(モット)先生」と呼んできていた。マッサージに関しては親戚の整骨院で修行中。

個別シナリオに関しては他キャラ同様の流れとなっており、特筆すべき点はあまりない。
元気で何事にも真っすぐな野乃香が描かれているほか、√中には耳かきシーンが存在。


雪城まりも キャラクター しろくまだんご
雪城 まりも√ 【 S 】  1-2h
シエスタ部に所属する学院の二年生で、姉に教師の雪城環がいる。
ゆったりとしたしゃべり方をするヒロイン随一の癒し系で、絵本を読みながらの寝かしつけを得意としているが、同時に自分も寝てしまうことが多いらしく、それ以外でもよくいろいろなところで寝ている。

個別シナリオでは癒し系の本髄とでもいうべきか、絵本での寝かしつけシーンや姉妹での耳かきなどなどが用意されており、CV遠野そよぎを余すところなく使用した内容となっている。また、彼女の魅力として挙げられるあふれんばかりの母性的な部分が表現されているシーンが多いことも付け加えておく。


黒崎幸枝 キャラクター しろくまだんご
黒崎 幸枝√ 【 S- 】  1-2h
学院の一年生。海邊と共に働くメイド喫茶「ゆめいろ☆うさぎ」では見習い。
イタズラ好きで何かと主人公の耳を攻めてくる。
本名で呼ばれるのが嫌いで、クロエと名乗っていることからもわかるが、重度の中二病で地味に生徒会長の座を狙っている。

個別シナリオでもイタズラ好きなところは健在。
ある意味最初から好感度がMAXな彼女だったので、その好意を抑えることなく行動に移した結果というような流れになっている。
マッサージ関連に関しての話題が最も薄い√でもある。


主人公
マッサージモデルとして学院に通うことになった主人公。
名前は自分で好きに決められる初期設定は『主人公』。
ブラック企業で働いていたが体と心が限界を超え、仕事を辞めて無職になっていたところを『七條サロンアーツ学院』の理事長に拾われた。
基本的に普通の人ではあるものの、誘惑などには少し弱い面がある様子。

【推奨攻略順 : 幸枝→野乃香→まりも→彩音 】
攻略順に特に指定はない。
ヒロイン個別√以外にノーマルEDや未読シナリオも多数存在するため注意。


CG : 【 S 】
しっかりとした線で濃い塗りの絵。
立ち絵に関しては完成度も高く、全体的に美麗と言ってよく
SD絵は非常に丸みを帯びた絵になっており、こちらもテイストは違うがよくできている。


音楽 : 【 S 】
BGM17曲、Vo曲2曲(OP/ED)という構成。
OPはあべにゅうぷろじぇくとがプロデュースした電波曲で、歌うのは幸枝のCVも担当した伊ヶ崎綾香さん。BGMは数こそ少ないものの全体的に穏やかなものが多いイメージ。

ここで特別に特筆しておきたいのは『声』と『効果音』について。
全編バイノーラル収録という点については嘘偽りなく、質も非常に高かったといえる。
それを活かせるシーンというのもマッサージシーンのみならず、Hシーン等でも効果的に使えてたイメージがある。
何よりも効果音はマッサージシーン用のもの意外にも非常にこだわっていた。
この辺りに関しては高評価以外の何物でもない。
耳に息を吹きかけられる感覚は主人公でなくても効果を感じられるだろう。


お勧め度 : 【 S+ 】
癒しをメインに置いた作品ということもあり、全編バイノーラル録音の臨場感は他の作品にない魅力と言える。
様々な音を癒しのコンテンツとした作品は数多く発売されており、そういった作品の中でこの作品はADV業界に一石を投じた作品と言ってもよく、癒されたい方やCV等の音声・効果音等に興味のある方にはぜひおすすめしたい作品。
しかしながら、ADVの中に落とし込んでしまうことで音声的に犠牲にした部分も多くみられ、どうしても完璧な癒し作品には一つ届かないところがあるようにも思える。
またシナリオに関しても改善すべきところも多くそういった点を鑑みるとどうしてももう一歩足りない評価となってしまっている。


総合評価 : 【 S 】
効果音に重点を置いた珍しい作品ではあるものの、シナリオ等を鑑みて全体的に抑えめの評価となっている。


(ぶっちゃけコーナー)
多くの音声作品を生み出してきた、『シロクマの嫁』の伊ヶ崎綾香プロデュースの作品。
伊ヶ崎綾香さんはそれだけではなく、クロエ(幸枝)のCVやOP・EDの歌手としても登場している。
音声作品を多く生み出してきた方の作品ということもあり、効果音や環境音にこだわったつくりとなっているのはもちろんなんだけど、なんていっても全キャラクターCVがバイノーラル録音になっているという点。
こういう作品は一部なら今までも見てきてたんだけど、エロ重視の作品だったりとどうしてもうまく扱いきれていないイメージがあったんだよね。
そういう意味では今回は結構期待した作品だったんだけど、満足させてくれる部分もあれば物足りない部分もあったというのが正直な感想。
シナリオについては言うまでもなく簡素の一言。
せっかく新しい舞台なのだから、せめてもう少し中身がほしい所。
また、バイノーラル録音を活かしたシーンが多いのは事実でやはりそういったところはすごく新鮮に感じるのだけれども、だからこそマッサージ等の癒しを前面に押し出したシーンではもうすこし力を入れこんでほしかった。
自分自身が音声作品をいくつか体験しているからこそ、まだまだ上の音があると思ってしまうがゆえに期待しすぎてしまったというところだろうか。
評価自体は高くしてないんだけど、期待値ということであれば同会社の作品に一層の期待はしたくなる…そんな作品でした。
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