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[レビュー]アイよりアオい海の果ての感想
2017-10-05 Thu 00:00
<作品名>     アイよりアオい海の果て
<製作会社名>   AXL



アイよりアオい海の果て

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

キャラクター・シナリオ : 【 S+ 】
温暖化等で陸上での文明が滅び、大きな母艦の上で生き延びているという設定の作品。
ある日、入ってはいけないとされていた機関室のさらに奥で多くの秘密とそしてコールドスリープ状態であった少女「アイ」と出会うところから物語は始まる。
アイドルという謎の職業を自称するアイと共に失われてしまった「文化的な生活」を復活させるため、主人公たちは奔走することになる。

資源の限定化と作業の効率化が進むうえで廃れていってしまった娯楽という名の「文化」を再度根付かせていく…という作品趣旨。
特に今回は舞台がSF的世界観ということもあり、また物語には秘密にされている重大な事実などもあって、テーマとしても描写としても難しいところも多くあるように思えたが、そのあたりを非常に巧く表せていた事に高い評価をつけている。



共通√ 【 S 】  4-5h
アイとの出会いから文化祭開催までが描かれている。
AXLらしい軽い笑いとテンポで物語が進んでいき、各キャラとのイベントもそれぞれ2回ほどあって、物語の設定や伏線をちりばめつつキャラクターの魅力を伝えるという意味ではある意味見本ともいえる内容になっている。


『アイよりアオい海の果て』ヒロイン
アイ√ 【 S+ 】  2-3h
機関部の奥でコールトスリープしていた少女。
自称「アイドル」を名乗っており、多くのひとを笑顔にするのが好き。歌や踊りが得意でで大昔の『文化』の記憶を持ってはいるが、その他の多くの記憶を失っている。
非常に前向きな性格をしており、どんなときにもめげずにまっすぐ目標に向かって頑張ることができる少女。
個別ルートでは主人公に対して恋愛感情を持つ自分の気持ちと、アイドルとしての立場で板挟みになる様子が描かれており、物語後半ではトラブルに見舞われた船団の中で明かされる真実とそれに立ち向かう主人公、そしてすべてが絶望に覆われる中でも常に前を向き続けるアイの姿が描かれている。
唯一アフターストーリーが他のキャラクターと違うテイストという特徴もあり、AXLらしさの中でも光るものを見たということで高い評価にしている。
この√でだいたいの謎が空かされてはいるものの、詳細は他の√で明かされる真実を含めることで、やっと作品の背景設定がはっきりとする。


『アイよりアオい海の果て』ヒロイン (1)
七海 ナタネ√ 【 S 】  2-3h
唯一、手動操船できる「セブンスター号」の持ち主。
普段は漁業などをしているが、自称「海賊」を名乗るほど自由に海を渡ることにあこがれを持っている。いわゆる元気系キャラクターだが、すこしだけツンデレ要素を持つ。
個別ルート序盤では両想いになり、それまでは意識しなかった「女の子らしさ」という部分について考えたりするシーンが暖かく描かれている。
√後半では他の船団の情報や過去にあった出来事の真相なども明かされ、ナタネの夢とも絡んだ話となっており、ナタネの夢を守るために必死になる主人公が見られる√となっており、ある意味一番AXLらしい√ともいえる。


『アイよりアオい海の果て』ヒロイン (2)
真備 シオン√ 【 S+ 】  2-3h
この船の船団長の一人娘で、その手伝いをしている。
規律を重んじ、時には厳しいことを言ってしまう事も多いが、主人公の前だけでは甘えてしまう正統派ツンデレ、CV青山ゆかり。
個別ルートでは病に倒れた船団長の代わりに仕事をするシオンとそれをサポートする主人公の姿が描かれており、物語後半では明かされる主人公たちの出生の秘密に交えて、船団長とシオンとの親子の絆が描かれた話となっている。
語られる物語は非常に暖かく、特殊な設定ながらも普遍的な内容であり、高い評価にした。


『アイよりアオい海の果て』ヒロイン (3)
一刈盛 サンゴ√ 【 S 】  2-3h
少しだけ年上のお姉さん的存在。
おっとりとした性格をしており、主人公に対しては何かと世話を焼きたがる傾向も。
殆どにおいてドジではあるが、料理と包丁さばきに関してだけは引けを取らず、ナタネがとってきた魚をさばくことが多い。
個別ルート前半ではどうしても弟扱いしてしまうサンゴに対して主人公が熱烈にアタックするシーンが主に描かれており、後半ではサンゴ自身の秘密やそれに関連した船団の過去、そしてそれらを知ったサンゴの決断などがあり、割と重めの話になっている。


[ 主人公 ]静馬 アオ
船では師匠である『じっちゃん』と共に道具の修理・制作を担当している。
機械いじりが趣味で、作業に熱中すると周りの音が聞こえなくなるほどで、特に大昔の遺物である「ロストテクノロジー」には強い関心を抱いている。
リーダー的存在ではないが、温厚でまじめな性格から多くの人からは頼りにされている。


【推奨攻略順 : ナタネ→サンゴ→シオン→ノーマル→アイ 】
どのルートもある程度のネタバレがあるため、攻略順は好きなキャラからでよい。
アイ√とノーマル√のみ、1√攻略後に出現。


CG : 【 S 】
いつのAXLらしい絵。
CGの枚数や質も十二分で全体的なレベルの高さ(安定度)は言うまでもない。
ネタとなるSD絵が豊富なことも魅力の一つだろう。


音楽 : 【 S+ 】
BGM27曲、Vo曲3曲(OP/ED/挿入歌)という構成。
バリエーションの豊富なBGMはコミカルなものから陰鬱なものまで、各シーンに合わせたものがそろっているがどれも印象は薄い。
どちらかというとVo曲の質が高くなっていることが印象的で、各ED用曲がなくなっており数こそ少なくはなっているものの、茶太さんのクセになるテンポのOPやiyunaさんがしっとりと歌い上げた「melody star」は作中で流されていれば思わず涙してしまいそうなほどの出来。
挿入歌では各キャラが歌っており、こちらも必聴。


お勧め度 : 【 S+ 】
今回はSFを基盤とした物語となっていてAXLとしては…というより、物語としても割と珍しい物になっていたが、いつものAXLらしい元気の出る前向きな作品。
AXLファンはもちろんだが、各ルートのシナリオももしっかりと作られており、物語の内容を重視の人でも楽しめるように作られている。


総合評価 : 【 S+ 】
AXLの作品として十二分に良作と言える範囲の作品であり、全体的なレベルの高さは言うまでもない。曲やシナリオはAXLらしさを残しつつ新しい印象を与えるものになっており、その点を高く評価した。


(ぶっちゃけコーナー)
今回、実は評価に関しては結構悩んだ。
シナリオはよくできていたんだけど、泣けたかというとそういうわけでもない。
やっぱり、AXLではファンタジーとかの世界で繰り広げられる暖かい話が結構好きだったりするんだけど、今回はSFでも飛び切りの終末世界設定。
設定もよく作られていたなぁというのが正直な印象で、明かされていない事実や謎の部分、矛盾点も多少あるけれども、作品趣旨として「文化」を根付かせるため学校を作ったり、学園祭と称してライブをやったりと、狭い世界観の中でよく動く作品だった。
特にヒロイン達やサブキャラたちがよく登場し動いてるからこそ、寂しい世界観のなかでもAXLらしい明るさが常にあったように思う。
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