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[レビュー]カノジョ*ステップの感想
2016-12-17 Sat 00:00
<作品名>    カノジョ*ステップ
<製作会社名>  SMEE

カノジョ*ステップ

シナリオ構成
S+
攻略キャラは4キャラ+モブ1キャラ。
モブとはいえ普通のヒロイン程度の長さはあり、共通は短いものの個別シナリオと言える部分が多く、またその個別シナリオも差分があるため全体的なボリュームは十二分と言えるだろう。

【推奨攻略順 : 明日香→のえ→椎名→とみ子→久遠 】
攻略順に指定はない、攻略は簡単だが選択肢を選ぶのはネック。
個人的な好みだがとみ子と久遠は最後に回してほしい。

CG
S
淡い塗りの絵。
全体的にどこか拙い部分があるイベントCGが多く完璧とはいいがたい。しかしながら出すタイミングがうまく思わず引き込まれてしまう魅力がある。
個人的に魅力なのは攻略ヒロインの私服の立ち絵でしっかりと雰囲気を変えてきているところ。普段見えない姿に心を奪われた人も多いはず。
あと久遠のイベントCGで1枚だけ目の色が全く別だったのが、ミスなのかそれとも光の加減を表しているのかどうか気になるところ。
立ち絵は地味に瞬き機能アリ。

音楽
S+
BGM25曲、Vo曲2曲という構成
OPの「ハレノヒステップ」は神曲といっても過言ではない、OP動画と合わせてみた瞬間より、久遠√でその本領が発揮される。
BGMではタイトル画面でも流れる「草木の匂い」がかなり高品質なものとなっており、作品を現す代表的な一曲ともいえる。
ピアノの美しい旋律で始まる曲ではあるものの、後半はやさしい田舎の雰囲気をヴァイオリンでゆったりと表現しており、他のヴァリエーションの物もあわせて作中では非常に多く使用されていた。

お勧め度
S+
田舎を舞台とした純粋な恋愛学園物。
主人公がけっこうぶっ飛んでおり、日常にギャグが多い作品でもあるので、プレイしていて飽きも来ず、いろいろとひねっている部分はあるものの、王道の恋愛物を現した作品なので多くの方に楽しんでもらえるはず。
あまりにも直球勝負なので今までのSMEEが好きな人には少し新鮮に感じてしまうかも?

総合評価
S+

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

両親を失い、姉とともに昔から転校を繰り返してきた主人公。今回初めて田舎の町に転校することになったのだが、虫が苦手な主人公は大きな不安と少しの諦めをもって新生活になじんでゆくのだが――。

田舎を舞台にした作品ということもあって、作品中のヒロインとの触れ合いは本当におだやかでのんびりとしたものになっている。
あまり変化がないのでどうしても飽き飽きしてしまうが、主人公を含め今回はギャグで多くの場面を乗り切っているイメージが多かった。
最初こそあまり笑えなかったのだが、作品になじんでからはおなかを抱えて笑ってしまうシーンもあり、いつの間にか作品にのめりこんでいる自分がいた。

少し残念なのが毎日のシナリオ選択のわずらわしさだろう。
一昔前の作品をイメージさせる選択方法だったのだが、選択内容自体がこうはんのシナリオと絡むことがなかったのも少し残念なところ。
昔のシステムを組み込むのならばもう少しだけ変化がほしかったところ。

シナリオ自体はそれぞれのヒロインが少し悩みを持っており、主人公との付き合いを通していくことで解決していく…という王道シナリオを採用。
正直なところ話の内容自体に面白さはなく、あくまでメインは「イチャラブ」というところに重きを置いている。そのあたりを楽しめない方にはあまり楽しくない作品かもしれない。
証拠というわけではないが、個別ルート開始時に二人の関係を公表するかしないかで後半の√の大部分が変わってしまう。(話の筋は変わらない)そのため、しっかりと全シナリオを堪能したい人は同じキャラを2回攻略することになるはず。

もちろん、登場するキャラクターはいずれも可愛く、魅力的なキャラクターばかりで、攻略対象となった後も少しづつ印象を変えてくれているので、飽きずに最後まで攻略することができる。

登場するキャラクターといえば、忘れてはいけないのはモブ代表の「とみ子」だろう。
毎度のことながらネタバレ防止のためにあまり多くは語れないが、公式HPにすら存在が載っていない生粋のモブであり、サブヒロインですらない。
その存在は攻略ヒロイン達を避けに避けてたどり着けるキャラクターであり、その言動もあわせてかなりのネタキャラと言ってしまって差し支えないはず…なのだが、彼女のBGM「モブだって恋をする」をはじめとして、シナリオの長さもかなりの分量があてられており、少ないがHシーンも2つあり、力の入れようは相当。
このMobという存在にスポットを当てたのは少し印象的で、今まで空気のように扱っていたキャラもスポットが当たることでヒロインのように扱われる。彼らはどんな作品にも出てくるが、その時どんな思いでどんな考えで行動していたのか。
改めて考えて思うと少し深いキャラクターなのではないかと思う。

再び戻って本編シナリオについてだが、シナリオとして全体的にもう少し頑張ってほしいなと思ってしまったのは久遠√を私が最初に攻略してしまったからだろう。
シナリオとして一番深く泣けてしまったのは実は彼女の√。
それまでのシーンでも多くの部分で泣けるシーンはあったのだが、最も大きな山と言えるのは主人公の昔の部分に一番言及したシーン。そこで流れる挿入歌(OP)に思わず涙したのは私だけではないはず。
破壊力がでかかっただけに、他の√が少しかすんでしまったのが残念。

コンフィグを含む操作性自体は悪くないのだが、選択肢が多いなどの不満点はある。

【総括】
全体的にしっかりと作られた作品であり、大きな見どころもある作品なのでこの評価。

(ぶっちゃけコーナー)
この作品はとりあえずヒロインと主人公のやり取りがすごく魅力的で、そのあたりがかなり前作からパワーアップされていた。ギャグも多いから自然と感情移入しちゃうし。
ただ、付き合いの公開or秘密っていう選択肢は微妙だったな。
確かに魅力がなくはないのだが、どうしても片方の√は不自然(基本的には隠してるのが不自然だった気がする?)になってしまっており、今回のシナリオでは十分にシナリオが発揮できてなかったかも。
ヒロインといえばやっぱり印象的だったのはとみ子と久遠だな。
とみ子は主人公よりもぶっ飛んでるから、二人は本当に見てて飽きない。久遠√はほかのキャラとも絡めてて、家族の話もしっかりと解決してたり、心理描写が丁寧だったりと他の√と比べて質が数段違う。
全部この√の質で作られたら神作になってたかもしれぬ…。
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