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[レビュー]キミトユメミシの感想
2016-10-28 Fri 00:00
<作品名>    キミトユメミシ
<製作会社名>  Laplacian

キミトユメミシ
シナリオ構成
S+
攻略ヒロインは4人。
おまけとして一人も加わって、√としては7つ用意されている。
共通の量は比較的短く、各ルートも2h程度なので全体的なボリュームは一般的と言えるだろう。

【推奨攻略順 : 時雨→真里奈→七ノ羽→由依1→由依2→特殊END→みこと 】
みこと√以外に攻略順の固定はないため、基本的には好きなように攻略するのがよいだろう。

CG
S
線は細く、塗りは少し濃いめの絵。
しっかりとした絵の中に柔らかさを感じることが多い。
ハッとする絵も少なくなく、1枚1枚に気合が感じられるイベントCGが多い印象。
基本的には見ていて違和感の感じることは少なく、立ち絵~イベントCGにおいて質・量ともに十二分なレベルに達しているだろう。

音楽
S+
BGM21曲、Vo曲7曲(OP1/ED5/挿入歌1)という構成。
BGMは当たり障りのないものを集めているイメージだが、各ED用Vo曲をそろえておりそのどれもが名曲。
また挿入歌の「時雨Dictionary」等のギャグテイストな歌(+動画)も用意するなど気合の入っていそうな部分でもある。

お勧め度
S+
処女作ということで各部分に不安定な要素は見られるが、ストーリー自体やその本質的な内容に目を向けると良作に入る部類の学園物。
エンジン系にトラブルがあったので、そのあたりに注意は必要。
全体的にギャグテイストで読みやすいのも魅力の一つで、玄人~初心者まで楽しめる作品となっていることを保証しつつ、次回作への期待も高い。

総合評価
S+

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

とある事故に巻き込まれ1年前から続く頭痛とある少女の夢。
自分の登場した夢なら他人の夢に潜り込むことができる主人公。
悪友との約束を果たすため、1年遅れで転入することになった学園で出会ったのは…。

舞台は学園…といっても、病院と併設された付属校という特殊な環境であり、主人公の主な活動場所は学園の他にその病院の屋上の”プレハブ”も重要になっている。

今回の作品でヒロインとなっているのは4人だが、各々の活動場所が割と離れており、みんなで何かをするというのは共通ルートまでになっている。
どうしても世界が閉じがちなのだが、そこですくってくれているのがモモケンという人物。

モモケンとはよくある主人公の親友ポジションの男キャラなのだが、今回はかなり多くの役目を果たしてくれていた。
基本的に日常的なギャグの多くを担っているほか、各ルート分岐後に狭くなりがちな人間関係においてもモモケンだけは毎日「どうなんてんだ?」と声をかけてくれている。
だからこそ主人公が悩んだ時にはいち早く気づき、時には背中を押し、時には勇気づけることで物語を転がしてしまうこともあるほど。
ヒロインに魂が入っていると感じることは多かったが、ここまで生きていると感じることができた親友キャラは久しぶりであり、個人的に高く評価している。

上記にもあるが、基本的に物語のテイストはギャグ中心。主にモモケンがふざけているシーンが目立つものの、シモネタカタパルトと名高い時雨の動画を含め、夢を使った動物(犬)のシーン等など、全力でふざけられるところはふざけている印象。
そのへんで無理な雰囲気が出なかったのも、モモケンを含む登場キャラクターたちが事前に空気を作ってくれていたおかげなのかな、と感じた。
そんな雰囲気の中、物語の終盤での最も重要な部分で占めるべき部分は締めており、物語のメリハリは感じられた。
少し残念だったのは泣きシーン等への導入がかなり雑で急だったこと。
心情描写の不器用さ、少なさが大きく響いた結果となっている。
展開に緩急はもちろん必要だが、しっかりと中身を作らなければいけないところはめんどくさがらずに肉付けをすることで最後の感動が増えるとは思うので、もう少し根気よく書いてほしかったところ。

物語のキーワードとなる「夢」に関してだが、多くの場合はヒロインたちの隠れた性癖とその悩み(心情)を聞き出すことに使われることが多く、基本的に√自体と夢が最もかかわっているのは由依√。またその由依√においても夢自体の本質には迫っていない。
この辺りに関してもみこと√と合わせてもうすこし掘り下げても重しかったのかなーとも思わなくはない。

コンフィグに関してはシーンスキップ・ジャンプ等の機能が不足。
動作ももっさりしている(※続き下記)

【総括】
各部不足はあるものの、ストーリーの中身やCG・音楽等は十二分に評価でき、平均以上のこの評価を付けることに迷いはなかった。

(ぶっちゃけコーナー)
モモケンはほんとにいいキャラしてたなぁ、発言も面白いけど割といいこともサラリというから、個人的には注目してほしい。
民安が声を当てている時雨もギャグとしては面白かったな、特に挿入歌(?)が流れたのは彼女だけだったし。
あのルートももう少しブラッシュアップすれば泣けそうだったし、
いろいろと不具合があったのも確か、誤字脱字も結構目立ってたし、ボイスの大きさが変に大きいところ(特に吐息)や各キャラでの音質の違いなどがかなり目立っていた。他に全体的にもっさりとした動作なのはMacOSに対応したせいとかなんとか、新規のブランド作品なので、そのあたりは試行錯誤してしまうのは仕方がないのかなぁ。
ストーリーとか作品の中身自体はとても面白かったし、次回作を含めて強く期待している。
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