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[レビュー]恋する気持ちのかさねかたの感想
2016-09-09 Fri 00:00
<作品名>    恋する気持ちのかさねかた
<製作会社名>  ensemble

恋する気持ちのかさねかた

シナリオ構成
S-
攻略キャラは5キャラ(追加パッチで+1キャラ)。
共通ルートは短く、各個別ルートも2h程度なので、キャラ数は多いものの全体的なボリュームは一般的か少し少ない程度。

【推奨攻略順 : 朱子→由希江→ひより→美桜→沙織(→一花) 】
攻略順に指定はないため、好きなキャラからの攻略でよいだろう。
一花√は1h程度の短いもので、追加パッチを入れなければ攻略不可能。

CG
S
線が細く、色彩豊かで独特の艶がある絵。
全体的にバランスはよく、質の悪い立ち絵やイベントCGはない。
枚数に関してもキャラ数を鑑みればこの程度だろうといえる。

音楽
S+
BGM20曲、Vo曲3曲(OP2/ED1)という構成。
なんといってもDucaさんのVo曲3曲が素晴らしい。
それぞれ爽快感を感じる良曲なので、Duca好きの方にはおすすめしやすい。
BGMは「安定」の2文字、世界観を邪魔するほどではないものの、どうしても目立たない。
ただ「おでかけは上機嫌」等いつもの”ensemble”らしさを感じる曲があるのは魅力かもしれない。

お勧め度
S
いつもの女装シリーズではない今回の作品。
学校の統廃合をメインの出来事としておいた作品ではあるものの、全体的に暗い話はほとんど出てこないため軽い気持ちでプレイすることはできる。
逆に言うとあまりストーリー性がないともいえるので、その点には注意。

総合評価
S-

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

昨今の少子化の影響で統廃合することとなった、清桜学園と白羽学園。
清桜学園の理事長の弟ということでいろいろと手伝いをしていた主人公はうことになったのだが――。

主人公は女装こそしていないものの、お金持ち・イケメン・スポーツ万能・頭いい、とほとんどのステータスがMAXの人間。
そんな人間が統廃合に伴って発生する問題を各ヒロインとともに解決していくお話。

物語として一つの問題点は各キャラクターまでの分岐が非常に短い事。
基本的にどのルートへ進めばどのような問題が発生するのか、それすらも知らずにキャラクターを選ぶことになるので、初めてプレイするプレイヤーにとっては完全に手さぐりになるのがいたいところ。
もう少し各ヒロインの性格紹介とともに抱える問題などを説明してもよかったのかな、というのが正直な感想。

もう一つの問題点は各ルートの問題が完全に孤立しているという事。
キャラクター間で差別化を図ることは悪い事ではないのだが、今回の話は学園全体の話であるために、どうしても各ヒロイン達との連携も見てみたかったところなのだが、個別ルートへ入った瞬間に他のヒロインがほとんどといっていいほど出てこなくなるので、どうしても物語としての盛り上がりや展開に限界が出てしまっていた。
また、シナリオライターを分けて書いた問題点の一つでもあるのだが、各ヒロイン間での話の統一性をあまり持たせられなかった事も悲しい点。

ensembleといえば女装して女子寮に…というのが定番であったが、今回の主人公は普通(?)の男であったため、そのあたりであまり接点を作りにくかったのかな、というのが正直な感想。
ただ中盤以降の展開は共通して、ヒロインとは基本的に主人公の家で同棲することになる。

駄目な点ばかりを上げてしまったので、最後に言い点を一点。
特にどこを評価したいかというと、やはり魅力的なキャラクターを量産しているという点。
少し意外だったのは王道ヒロインともいえる沙織ではなく、朱子や由希江が特に魅力的に見えたことだろう。
こういったキャラは個人的に特に好きになる、ということはなかったのだけれど、今回は特に目を引く存在だったといえる。それだけキャラクターを”描く”ということに力があるのだろう。
それだけにほかの√であまり生かせなかったのは悲しい。

コンフィグに関しては通常プレイするうえで十分であった。

【総括】
いわゆる安定した恋愛学園物なのだが、山がない作品なので他の作品と比べた場合にどうしても差別化されておらず忘れられやすいかもしれず、この評価…だったが実は追加でランクを一つ下げてある、理由としては「告白シーン」にある。恋愛学園物として外せないシーンのはずなのだが、今回の作品はどうもそのあたりがなし崩しなところが多かった。その点を考慮してこの評価。


(ぶっちゃけコーナー)
まぁやっぱりストーリーの中身がどうしても薄かったよね。
テーマ自体は悪くないし、特に美桜√とかは深めていけばかなりいいルートになったんだと思うけどな。
言い方は悪いが、ここでもう一歩不幸になれば、そこからの展開でかなり泣けるのに…! というところで踏みとどまって、なぁなぁで済ませてしまうのがこの作品だからね。
基本ができているのだからやはりもう少し冒険はしてほしいというのが一人のプレイヤーとしての切実な願いである。
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