自作の壁紙や泣きゲーレビュー公開しているブログ。チャットルームや自作小説もあります そんな鍵っ子小説家のブログです。
☆★☆★ 毎日0時の定期更新中。現在は壁紙制作・泣きゲーレビューが主活動 ★☆★☆





 


[レビュー]ナツイロココロログの感想
2016-08-19 Fri 00:00
<作品名>    ナツイロココロログ
<製作会社名>  Hearts

ナツイロココロログ

シナリオ構成
S+
攻略キャラは5キャラ。
共通ルートも十分に量があり、各個別も2h程度のシナリオがあるので全体的なボリュームとしては十分と言えるだろう。

【推奨攻略順 : 綺新→小都音→香奈恵→鈴→久遠 】
攻略にロックはないので、好きなキャラからの攻略が望ましい。

CG
S
線は細く淡い塗りだが瑞々しさを感じる絵。
キャラ数が多めだが、各キャラのCGの質や枚数に手抜きもなく、全体的に高レベル。
立ち絵もイベントCGも可愛く丁寧に作られている印象を受ける。

SD絵もある程度存在している。

音楽
S+
Vo曲2曲、BGM35曲という構成。
OPはノリのいい曲でFullで聞きたくなるものとなっている。EDも落ち着いたものとなっておりプレイ後に聞くものとしては十分レベル。
そしてBGMではいろいろ紹介したいものがあるのだが、なんといっても「追鈴」だろう。
鈴√で明らかになるそのタイトルの意味を含め各ルートで大活躍の泣きソング、他のBGMも質が高いものがそろっているので是非聞いてほしい。
他に特筆すべきは鑑賞画面での各BGMにコメントが付いているという事。
こういった小さい気配りが個人的にはかなり好み。

お勧め度
S+
VR空間を舞台に使った近未来作品で少しひねくれた内容になるかと思いきや、思った以上にストレートな恋愛作品。
少しだけ設定や展開に疑問を持ってしまうかもしれないが、全体を通して考えると新鮮味もあり、ある程度感動もできる作品のため、多くの方にお勧めしやすい作品となっている。

総合評価
S+

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

主人公の嘉人はある日とある女生徒から格闘ゲームの対戦を申し込まれる、早速勝負を行うが、上位ランカーであった主人公でも全く歯が立たず、気づけば電脳研究部に入ることになって――。

入り方こそ少し特殊な物語だが、この物語の大筋は大雑把に言うと、少し先の未来でVR空間『マルチシティ』を舞台として、各ヒロインと『疑似恋愛』を行い、それを現実の恋愛とリンクさせるお話。

面白いのはこの『疑似恋愛』、AI開発の一環として各ヒロインは主人公を模したAIと接してもらうという条件で参加してもらっているのだが、実際はAIでもなんでもなく、本物の主人公だという構図。
共通√ではヒロイン4人と同時にデートしつつ、現実でも部活内でそれぞれの好感度を上げていく、そして個別√に入り次第、デートをするのはそのヒロインだけになり、電脳世界でもリアルの世界でも距離が近づいてゆくことになる。

この話でポイントとなるのは主人公が「嘘をついて」ヒロインたちと恋に落ちているという部分、そしてAI相手だからこそ見せる各ヒロインの行動も見どころだろう。
それぞれのルートでも消化不良な部分もあるにはあるが、おおむねきちんと処理をしている。
個別√ではこの「電脳世界」を使った問題が起きることが多々あり、設定と深く絡めた物語の形にしたことにも交換を感じる。
特にそれが色濃く出ていたのが小都音(ライ)√で、対して一般的な恋愛作品色が出ていたのが綺新や久遠√といえる。その他、サブヒロイン枠として香奈恵√も恋愛に慣れない大人の話が面白く描かれている。

そして個人的に一番評価したいのが鈴√。
今までの要素にプラスして「家族」という括りが入った話になる。
実妹√は数多くの作品にあり、それぞれにいろいろな良さがあるが、この作品ほど切なく兄を思い続けていた作品はあるだろうか。
終盤、泣けるBGMの「追鈴」とともに味合うシナリオは涙腺を十二分に刺激してくれ、このルートのためだけでもこの作品をやる価値はあっただろうと思えるほど。

もちろん共通√の展開の強引さや個別√でのテンポの悪さなど(√によってライターが違うためかなりテイストも変わっていることも含めて)気になる部分は多数あるが、それでも萌えゲーとしてだけではなくシナリオゲーとしても通用作品としての評価を加えられる作品であり、全体的にうまくまとめられている高品質の作品といってもよいのではないだろうか。

コンフィグについては問題・ストレスなくプレイできる水準。

【総括】
全体的なテキストの展開や細かいテイスト詰めの甘さなど、物語として完成とは言いにくいものの、物語自体は十分に魅力的でありこの評価となっている。

(ぶっちゃけコーナー)
何度もいうけど鈴√で泣いてしまったわ。
もちろんほかの√の話もいいのは結構あったんだけどね、それでもあの切ない恋心は予想してなかった。BGMと合わせてやられたら泣いてしまうわ。
各ルートで違いがはっきりしていた事や、ライ√等物語の設定自体を活かした√があったのもやっぱりプレイしていて楽しい。
関連記事
スポンサーサイト
拍手する
別窓で開く | ゲームのレビュー | この記事へコメントをする:0 | トラックバック:0 | top↑
<<[レビュー]LAMUNATION!の感想 | 青空の翼と過去の十字架 | [レビュー]オトメ*ドメインの感想>>
この記事のコメント
コメントの投稿
 
 
 
 
 
 
  管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
トラックバックURL

FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら
| 青空の翼と過去の十字架 |