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[レビュー]ウィザーズコンプレックスの感想
2016-06-17 Fri 00:00
<作品名>    ウィザーズコンプレックス
<製作会社名>  ういんどみるOasis

ウィザーズコンプレックス

シナリオ構成
S
攻略キャラは4キャラ、共通ルートの長さは一般的で、各キャラルートは割とボリューム豊富。
各キャラ攻略後におまけのシーンとサブキャラルートが解放される。

【推奨攻略順 : 鳴→一葉→ほのか→アイリス】
攻略順にロックはない。しいて言うならばほのかやアイリスルートは後半に回したほうがいいかも?

CG
S
線の細く、淡い塗りの絵。
質や量に関して特筆べきことはないが、ほのかルートでは少し、アイリスルートでは他と大きく違ってCG以外の演出面での工夫や頑張りが見えて個人的に高評価。
SD絵もいくつか存在。

音楽
S
BGM27曲(Inst含)、Vo曲2曲(OP/ED)という構成。
OPは意外と静かな曲かと思いきや、後半からテンションを挙げてくる曲で、作中に挿入歌代わりに使われていることが多く、流れるシーンはいい意味でニクイ演出である。
EDも最後を締めるにふさわしいしっとりとしつつも壮大な雰囲気を感じる良曲。
BGMは「Laugh and the world laughs with you: Weep, and you alone」という「笑えば人も一緒に笑ってくれるが、泣けば人は一緒に泣いてくれない」の意味を持つ曲がシリアスシーンで輝いていた。

お勧め度
S
一流魔法女学園への男子一人だけの転入、二つの生徒会による魔法大戦などなど、ある程度ひきつける要素はあるものの過度な期待は禁物。
良くも悪くも、全体的に平均レベルにとどまっている。
予想以上にいい作品ではないものの、ある程度予想できるレベルの良作のため、最終的に記憶に残りにくそうなのがつらいところ。
要素として気に入った部分があるなら、購入してのプレイで不満が出ることはないだろう。

総合評価
S

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

女性しか魔法が使えない世界でただ一人、魔法の力があることを確認された主人公。
姉の策略により、一流の魔法学園に入学することになるが――。

なんといっても今回の見どころは、日本人の学生が通う東棟と留学生の通う西棟の対立だろう。
HHGでも見たこのある今回の対立構造と、魔法を使ったゲームのような魔法大戦がシナリオのキーポイントとなっている。
さすがというべきか、物語への導入やそのほかヒロインたちとの触れ合い絆の深め方などは鉄板と評してもいいほど安定しており、特殊な舞台ではあるもののわからなくなることやつまらなくなることが少なく進めることができた。

全編を通してメインとなるのはおそらくアイリスルートとほのかルートなのだろうが、個人的に注目したのは鳴。
今回の作品は舞台が女子学園(正確には違うが)ということで、親友・悪友ポジションともいえる人物がおらず、また笑いに関してもそこまで強いボケやツッコミを入れる人間がいなかった中で、鳴はその手の分野を一手に引き受けたといえる。
ヒロインとしてのルートに関してはどうも評価をしにくいが、それ以外のルートにおいて彼女が果たした役割はでかいといえる。

全体的に優等生のようにまとめた作品ではあるものの、だからこそ物語としてパンチの効いた部分がなかったのがこの物語の欠点ともいえる。
いくら舞台が特殊とはいえども同様の類似作品がないわけではなく、その作品たちとの大きな違いというのが見せられなかったところは痛い。
特に今回は主人公の立場が弱かったのもウィークポイントの一つ。
行動や主張のなさにも目が行くが、何より主人公としての厚みがないのは問題。
序盤の始まりで割と主人公に目が行くような作りになっているだけに、そこにシナリオとしての深みをつけなかったのは失敗ともいえる。
過去のしがらみのようなものも一部のルートでは割と簡単に解決してしまっているので、そのあたりの話としっかりからめてTRUE√のようなものを用意してほしかった、というのが個人的な希望。

コンフィグについては使いやすく問題ない。

【総括】
全体的にうまくまとまっているものの突出した部分のない作品で、評価としてはこの程度が妥当だろう。

(ぶっちゃけコーナー)
要素として魔法バトルが入ってはいたけど、あんまりうまいものではないんだよね。
そこをブラッシュアップするか、ほかのストーリー面をブラッシュアップするか、もちろんどっちも~っていうなら、それは大歓迎だけど。
とりあえずどこかほかの作品よりもすごいところを作らないと目に留まりにくい作品になってしまっているかも。
まったく感動しないわけじゃないし、ところどころにいいところはふんだんにあった。
それだけじゃ戦えないだけなので、評価としてはもう一つ何かプラスアルファがほしかったというところだけにとどめておきたい。
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