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[レビュー]この恋、青春により。の感想
2016-05-20 Fri 00:00
<作品名>    この恋、青春により。
<製作会社名>  MORE

この恋、青春により。

シナリオ構成
S--
攻略キャラは4人、共通ルートという考えが基本的にないがシナリオの内容はほぼ変わらないため攻略にかかる時間はかなり短く感じる。
そのためボリュームとしては一般作品の半分にも満たない。

【推奨攻略順 : 京子→千春→凛→奈央】
攻略順に指定はない、物語の本質に近いのは京子√なのだが、他のルートは結構ネタバレが多いので、先にやってしまったほうが楽しめるかもしれない。

CG
S
MOREらしい妙な硬質さを感じる絵。
4キャラということもあり、1キャラに対しての枚数は割と多め。
立ち絵とイベントCGの一部はかなり違和感を感じるものも存在しているのだが、たいして1枚の絵が驚くほどきれいな事もあり、

音楽
S+
BGM17曲、Vo曲2曲(OP/ED)という構成
いかんせん量が少ないことから評価をあまり高くはしていないが、このゲームでは一番評価している部分。
特にVo曲2曲の破壊力や雰囲気は相当なもので、同じメロディのBGM「回想」などもなかなか涙腺を刺激できる良曲。

お勧め度
S--
いままでのMORE作品とは違い、一切の不思議要素がない完全な恋愛学園物。
なつかしの1日4回のキャラ選択行動性をとっているのも特徴。
全体的に何か懐かしいのだが、同時に練度を感じられない部分が多く粗雑な作りが目立つ作品のため個人的なおすすめはしにくい作品。

総合評価
S--

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

桜庭学園最後の1年を描いた恋愛学園物。
冒頭の簡単な野球シーンからの短いシナリオ後に唐突に素敵なOPが始まる。
挿入タイミングはともかくOPのおかげもあり期待度は最高潮だったが、ある意味ここがクライマックスだった。

この後すぐに1日4回の行動選択(キャラ選択)モードに入る。
固定となっているシナリオはほとんどなく、これが4月から夏休み前(7月末)まで続くことになる。
選択できるのはヒロイン4人の他にサブキャラクターが数人選択肢としてランダムに表れるが、イベントGCや攻略には一切の関係がない。

何処から問題点を指摘すべきか迷うが、最初に思ったことはこの形式のゲームに慣れてない人が作ったのではないだろうかという事。
行動の選択によってはかなりつじつまの合わない会話が行われていたり、急に設定をもり込まれたような気になる。
もちろん何周もしていればどういうことかわかるのだが、キャラによっては1周目でかなり戸惑うはずで、強制的に読ませる部分を多くさせるなどの方法をとるか、システムとしてこの辺りは変更を加えるべきだったように感じる。

各ヒロインの√に関してもストーリーがほぼ変わらなかったのもいたいところ。起きるイベントがかなり重複しているので、同じ話を4回聞かされるプレイヤーは作品自体に嫌気がさしてくる。

物語のコンセプトとして「青春」というものを強く押し出しており、その他の要素を一切排除している。もちろんその点はそれで良いのだが、ならばこそ物語自体をより一層丁寧に書く必要があったのだが、システム面は上記の通りで、物語自体も誤字脱字、音声のずれなど数えだしたら5カ所以上の部分でのミスが見つかった。
明らかにデバックを行っておらず、遂行も行われていないことがうかがえる。
その問題に関連しているのかは不明だが、ストーリーの中身に関しても物語の展開が唐突であったり、恋愛に大切な心理描写が適当であったり、キャラクターの設定がかなりぶれたり、絵と地の文に大きな差があったり、明らかに無理のある説明だったりが多かった。

おそらくなのだが、京子√の7月末のあのシーンがこの作品の魅力として語られる部分なのだろう、最後にクリアしてしまったので個人的に驚きは全くなかったのだが、最初にクリアしていればある程度の驚きや感動はあったのかもしれない、ただ逆に言うとそこで止まってしまう作品。
失恋を巧く描いた作品は数多くあるし、同社作品でも前作「ヒマワリと恋の記憶」でもストーリーに関しては数段上の作品であったように感じる。

以上まだまだ改善すべきところが目立ち、レビューとしても悪評ばかりが目に付くが、そういってしまうほど全体的にランクダウンした作品で、とりあえず「青春」ということを語った”何を伝えたかったのか結局よくわからない”作品のように感じる。

システム面はかなり悪い。セーブしにくいのはもちろんスキップなどのショートカットも一切ないためクリアには一苦労する。
また同じ文章であってもほとんどスキップできないこともあるのでストレスも多い。

【総括】
作品としての完成度が低く製品として売り出す最低限のレベルを守ってほしいというのが正直なところ、評価すべきところは音楽のみであり、厳しいこの評価。

(ぶっちゃけコーナー)
読み返したけど、凄くけなしてた。
嫌でもそうしなきゃいけないくらい、クリアが苦痛だった。
まぁ、それも一瞬で終わるんだけどさ。
シナリオの展開がほぼ一緒なのはまぁ、よくないけど許すとしてもサブキャラクターがすごく不憫。せっかくあれだけシナリオにも絡めてきてるんだから、ちゃんと何か役に立てればいいのに、メインヒロインだけでいいなら結局青春物でも何でもなく、ただの学園恋愛物だよね…。
システムとシナリオが相性悪かったのかなぁ…あのシステムだと確かに書きにくそうだったし…音楽とか素材としていいものは持ってただけに、すべてを無駄にしていたので、ちょっと悲しい。
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