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[レビュー]時を紡ぐ約束の感想
2016-04-30 Sat 00:00
<作品名>    時を紡ぐ約束
<製作会社名>  あっぷりけ

時を紡ぐ約束

シナリオ構成
S-
攻略キャラは4キャラ、共通ルートは一般的な長さだが共通は若干長め。
キャラ数とかんがみるとボリュームは平均的と言える。

【推奨攻略順 : 心春→穂乃香→唯依→美咲】
美咲√のみ、3キャラ攻略後。
他のキャラに関しては自由ではあるのだが、若干のネタバレ等を防ぐためにこの順番が望ましいかも。

CG
S
細い線に淡い色使い、髪には妙なてかりがあるイベントCG。
キャラ数が少ないこともあって、1キャラに対する枚数は割と多め。
立ち絵にはどことなく全体的にバランスの違和感を感じる事もあるかも。
長時間のプレイで慣れるほか、プレイするのに気になるレベルではない。

音楽
S++
BGM31曲、Vo曲4曲(OP1/ED2/挿入歌1)という構成。
※BGMの中には一部Vo曲アレンジBGMも含んでいる。
全体的に舞台に併せたゆったりして落ち着けるものが多いBGM。
Vo曲は作中の挿入歌として祭り用の歌が入っていたりと突飛なものも存在。
物語をリードできるほどではないけれど、十分に役割を果たす、全体的に堅実には作られているイメージ。

お勧め度
S-
要素として「温泉宿」「孤児院育ち」「魔法使い」「疑似親子」という複数の要素を持っている。非常に魅力的ではあるが、だからこそ全体的に主軸となるべき部分があいまいになっており上記のような要素が好きな方でも、思った以上にすべてを活かし切れていないので、注意が必要。

総合評価
S-

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

今回の作品の舞台は湯ノ原、名前の通り少し田舎の温泉町。
その町にある一軒の温泉宿に住み込みでバイトをすることになった主人公。
"娘"のみりあを連れての新しい生活を始める、というのが今回の作品。

実は主人公は時間を消費することで魔法が使えたり、過去にはとある劣悪な施設で育ったという背景をもち、そこで大切な人と別れた過去を持っていたり、他にも途中から学園に通うことになったり、と設定には事欠かない。
もちろん、一つ一つは物語を形作るうえで大切なものだということは言うまでもないが、いささかこの短い作品の中に込めすぎたな~というのが正直な印象。

基本的にこの作品は奇を衒ったものではなく、あくまでも「ヒューマンドラマ」を押している作品で「魔法使い」の設定などは正直なところあまり活かせていない。
娘役であるみりあに関しても、最初こそ「自分の娘だ」とかなりの世話を焼いているが、√によってはかなり放置が進み、結局は旅館の女将さんに甘えてしまっているのが現状。
みりあの存在がある程度メイン(?)になるような√でも、設定をうまく使いきれず、消火不十分のまま物語がハッピーエンドで終わるのを眺めることになるのは、物語としてすこしつまらなく感じてしまう。
やはり、繊細な子供を物語に登場させて主軸の一つとして取り入れていくのならば、心理描写を含めて細かい気配りが必要になるであろう。

関連があるのかはわからないが、一点が悪くなっていったため、他の部分にまで問題は波及しており、みりあだけではなく各ヒロインについても√間の補正が取れていなかったり、キャラクターがぶれたり(みりあの面倒を一切見ないと言った女将がすぐに面倒をよく見てくれていたり…)と、シナリオ自体もだがそういった物語の大切な構成要素の一部が崩れているためにどうしても評価の下がる作品となっている。

せっかくなきシーンのようなものもいくつか用意されているのだが、いかんせん感情移入度が低くどうしても泣けない作品になってしまっているのが残念なところ。

コンフィグに関しては問題なし。

【総括】
シナリオが完全に足を引っ張っており、いろいろなところを取り入れすぎて、最終的に平均より下の作品になってしまった典型であり、厳しいがこの評価。

(ぶっちゃけコーナー)
やっぱどうしても、いろいろ設定詰め込みすぎた印象が強すぎた。
うまい作品はこれらの条件でも上等な名作を生み出すのかもしれないが、とりあえずはどこか一つ本当に伝えたかったことをしっかりと伝えられるような作品というのを作ってほしいというのがホンネ。
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