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[レビュー]桜花センゴク~信長ちゃんの恋して野望!?の感想
2015-11-19 Thu 00:00
<作品名>    桜花センゴク~信長ちゃんの恋して野望!?
<製作会社名>  APRICOT

桜花センゴク

シナリオ構成
S
攻略キャラは6キャラ。
共通ルートも割と量があるのだが各キャラ√も非常に分量があり、全体的なボリュームは平均的な作品を上回る。
また各キャラクリア後にアフターエピソードが見られるほか、SSSと称したショートストーリーが見られるようになる。

【推奨攻略順 : 輝元→信玄→謙信→正宗→藤吉郎→信長】
攻略順に指定はなく、√間のネタバレも最低限に抑えられているものの、やはり信長√は最後がよいだろう。

CG
S--
昔の作品ということもあってサイズは小さめ、一部崩れている立ち絵・CGも存在。
この点から見ると、やはりプレイを忌避する人はいるのかもしれない。
しかしながら枚数という意味では豊富でSD絵も多数存在している。

音楽
S-
BGM24曲、Vo曲1曲(OP)という構成。
エンディングがBGMという残念な部分はあるものの、OPの爽快感は一聴の価値あり。
またBGMも和風のものが多数そろえられており、その中でも戦闘シーンで使われる「反撃」の中盤から流れる三味線のような音は、いやがおうにも興奮させられる。
評価ではこうなっているが、内容自体はかなり悪くない。

お勧め度
S
歴史物作品としてはなかなかお勧めしにくい作品だが、そういったものに手を出す足掛かりとしてはなかなかにいいともいえる。
一般的な学園恋愛ものとしてみるとかなり異質なので新鮮味はかなりあるのだが、内容がどうにも中途半端だったのが唯一残念なところ。

総合評価
S

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

現代に歴代の武将が転生してきた、という設定の作品。
主人公はいまだ過去の記憶が復活していない「明智光秀」の生まれ変わりであり、前世での因縁のある相手「織田信長」という名前の少女に狙われるシーンが序盤に繰り広げられる。

特徴的なのは登場人物の名前が、前世と変わりなくヒロインであっても男の名前であることで、そのため「信長ちゃん」など、名前の下に愛称が付くことが多い。
そのあたりの説明に関しても一応なされており、設定としてはガバガバなところはあるがなんとか納得はできる範囲だろう。

作品として以外にも見ものなのはバトルシーン。
無論、数々のバトル作品には遠く及ばないものの、立ち絵の動作やエフェクトをうまく使いバトルシーンを演出していた。

またシナリオについてもだいぶ頑張りが見える。
各ルートのボリュームがたっぷりあることはもちろん、その内容についてもかなり密度が濃いものとなっており、各武将にちなんだ設定をいかしつつ、現状ある問題とからめてどのルートも違うほとんど解決をしていたのが面白いところといえる。
各エピソードが終わった後や合間に入る武将のミニ知識などもまた、歴史作品として楽しめるポイントの一つだろう。

泣き方面についても各ルートで差はあるものの努力がなされている。
泣けるか燃えるか、といった感じで両極端な√が多いのも特徴的だろうか。

ただ、時代的なものもあってどうしても全体的な仕上がりの粗さが気になってしまうところがあるのは確かでネタとして笑える部分もあればスルーしてしまう部分もあるので、完全に好みは分かれてしまうだろう。

さらに個人的な意見については下の方で書かせてもらう。

コンフィグに関してはセーブ・ロードが若干間違えやすいので注意が必要。

【総括】
時代的なものもあり、正確な評価は難しいが現代の評価を当てはめても十分に戦える作品であり、その質の高さはは保証しやすい。

(ぶっちゃけコーナー)
個人的にはすごく好きな歴史もの。
キャラクターが生き生きしている作品だった。
歴史にあまり詳しくないって人ほどおすすめ度が高く、逆になればなるほど低くなる稀有な作品。
長すぎてダレる部分もあるのだけれど、やっぱ後半のバトルたくさんあるシーンは展開もテンポもよくて読みやすいし、一気にやれば良作と感じるかも。
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