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[レビュー]あやかしコントラクトの感想
2015-07-21 Tue 00:00
<作品名>    あやかしコントラクト
<製作会社名>  AXL

あやかしコントラクト

【冒頭】
小さいころから転勤が多く、友達のできなかった主人公。
両親の海外転勤を期に親戚の家に行くことになったのだが、道中の森で迷いガケから落ちてしまう。
そんな主人公を助けたのは妖怪、森の主だった。
助けられた代わりに、その森にすむ妖怪たちを助けてほしいと力を分けてもらうことになって――。

シナリオ構成
S
攻略キャラは5キャラ。
共通ルート、個別ルートともにも比較適量があり、短いながらもBADも複数あるため全体的なボリュームは十二分といえる。

【推奨攻略順 : 杏奈→碧→晴歌→紬→巳凪】
基本的には攻略順はなくロックもないため自由でよいのだが、あえて言うならば上記の順番がいいだろう。

CG
S
濃い塗りのAXLらしいどことなく硬い印象を受ける絵。
いつもながらに安定しており、質・量ともに言うことはない。
今回はほかの同社ゲームと比べるとHシーンが多く、それ用のCGもその分多くなっている印象があるが、それでも一般CGの量がいつもより不足していると感じることはないはず。
SD絵も多数存在。

音楽
S++
BGM27曲、Vo曲6曲(OP1/ED5)という構成。
各ルートのEDに個別Vo曲がつくという豪華な仕様。
BGMに注目すると、全体的にゆったりとした曲が多く、作中の盛り上がりという観点から見ると、どうしても押しが弱く感じてしまうのも確か。
Vo曲はどの局も質が高く魅力的で、一聴の価値あり。

お勧め度
S+
話としてはいつも通りのAXL作品という感じで、全体的に明るめのハートフルストーリー。
妖怪などとの設定とともに異能なども出てくるがバトルシーンといえるほどのものはなく、あくまで純粋に田舎を舞台とした人と妖怪のふれあいをテーマにした作品なので、そのジャンルへまったく興味を持たない方に強く推奨することはない。
ただやはり、個人的にはこういう全体的に明るい話は好き。

総合評価
S

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

今回の作品は妖怪の手助けをする主人公ということで、幼少期から友達があまりできずにいた彼が妖怪を通して友人を作り、そして人としても成長していくハートフルな作品となっている。

序盤から終盤にかけて基本的に妖怪の絡まない話はなく、
物語の大まかな形を崩さずにうまく設定を使いこなせていた印象を受ける。
しかしながら、「妖怪の手伝い」という面と「恋愛学園物」という面、二束のわらじを履くストーリーは少々バランスが難しかったといえる。
今回の作品はどちらかというと恋愛方面に少し重点が言っており、妖怪関係についてはある程度のラインで留まっている。

作品中ではいつも「妖怪」という要素が作品に深くかかわっていたため、その妖怪自体にどれくらいの設定を練りこめるかがある意味一番の勝負であったとも言える。
その点に関して考えると、妖怪についてある程度書かれていたのは4~5キャラ程度で、
それ以外に関しては名前もなくSD絵はあるものの存在としては少々不安定なものとなっていた。
全体的に登場した妖怪の数は10以上であることを考えるとある程度書かれていると考えることもできるのだが、できればもう少し妖怪よりに作品の重点を置いてみてもストーリー的には面白かったのかもしれない。

その前提を踏まえて、この作品のキーといえる部分は最初に出会う妖怪でもある化け狸『ショージ』の存在だろう。
主人公と最後までともに行動することになるある意味で一番主人公に近いキャラクター。
持ち前の明るさから物語の盛り上げ役をこなしつつ、話を展開させるキーになる役割も果たしている。だからこそ、ストーリーの質を上げるならもう少し前面に出してほしかったという気持ちがある。

特にヒロイン分岐前に大きな山場があるが、そのあたりがテキスト、演出、CGを含めて少々から周り気味だっただけに、どこかで巻き返すシーンは必要だったように思う。。

対しての恋愛学園物という面について考えると、驚くほど無個性。
もちろん妖怪の存在を絡めてなかなか全体的に面白い特色は出ているものの、それはあくまで妖怪という要素に頼った結果で、一部のルートではその妖怪的な要素と恋愛的な要素がうまくマッチングしていなかったため、全体的にだれて終わってしまう部分が多かった。
そちらに重心を置くのであれば、キャラクター自身の魅力を磨くためにもう少しシーンが必要だった用に思う。
特に一部のキャラクターに関してはキャラクター分岐部分にて、どうして主人公を好きになったのかよくわからないキャラクターが複数いた。
サブキャラクターを含め、基本的には魅力的な部分が多い人物が登場しているので、そのあたりをうまく使いこなしてほしかった。

コンフィグに関して機能は十分。
チャート機能もあるため攻略も比較的容易。

【総括】
全体的に質は高いものの、ストーリー的な部分において壁に突き当たった印象を受ける作品。特色は十分あったため、その中でよりよくストーリーを展開させていく必要を感じ、現状ではこの評価。

(ぶっちゃけコーナー)
自分の中で「見たいのは妖怪を絡めたストーリー面で、主人公とヒロインのイチャイチャが邪魔!」という流れになっていたのが一番怖かった。
ある意味そう言わしめるほど、妖怪の出てくる話という面では面白かったのだと思う。
AXLは中盤の話(共通ルート終盤)が結構面白かったりするけど、今回はちょっとそのあたりで失速したのが一番痛かったのかも。
印象深かったのは巳凪ルートだけど、ショージがうまく使いこなせてたらもっと鳴けてたとは思う。
基本的にいい要素は多い作品なんだけど、それを一つ一つうまく使いこなせていなかった感じなんだよなぁ。
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