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[レビュー]レーシャル・マージの感想
2015-04-19 Sun 00:00
<作品名>    レーシャル・マージ
<製作会社名>  AXL

レーシャル・マージ

【さわり】
ファンタジーな世界が舞台の作品。
田舎で育った主人公ウィルは難しい試験を合格し、王都にある学院に入学することになった。同級生には同じ平民だけではなく、王妹や大貴族の三男坊のような貴族もいる学院でウィルは持ち前の親切心を発揮しながら様々な問題にぶち当たってゆく。

シナリオ構成
S+
攻略キャラは5キャラ。
共通は比較的ボリュームがあるが、個別ルートは一般的な長さで総じての分量としては一般的な作品の範疇に収まるだろう。

【推奨攻略順 : エルル→モリー→アリシア→フィリス→メリル】
攻略順は特に指定は無く重大なネタバレもほとんど存在しないため、好きな順番でもよいだろう。

CG
S
AXLらしいクセのある、線のしっかりとしたCG。
量に関しても質に関しても十二分な安定感があり、特に光と草の入ったCGは美麗。

SD絵も多く存在。

音楽
S+
BGM28曲、Vo曲6曲(OP1/ED5)という豪華な構成。
BGMに関してはかなりバランスよく制作されており、同様の雰囲気に使えるものが3~4曲存在している。
Vo曲もそれぞれのキャラEDに付けられている等、基本的には豪勢。
個人的には、本当に心に響く曲が無かったのが残念ではある。

お勧め度
S+
魔法などがちょっと出てくるファンタジーが舞台の王道作品で、シナリオも深い設定や驚きの展開などは少ない。
主人公やヒロインたちを中心として、発生した問題にみんなで力を合わせてどんどん解決していく形式の作品で、底抜けに明るい展開が多い。
そのため明るい気分になりたい方や初心者にはかなりお勧めしやすい内容になっている上、今までの作品とは違ってある程度の雰囲気作りもなされているため、玄人にも楽しめる作品となっている。

総合評価
S+

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

今回の作品は、魔法が”あった”という設定のファンタジー世界を背景とした作品で、特に舞台となっている学院には貴族と成績優秀な平民が通っている。

今回の主人公はとても田舎物で一言で言えばとても「良い人」。
都会の常識を知らないことはもちろん、「家に病気の娘が…」と乞食から騙されてお金を取られたと知って「良かった、病気の娘はいなかったんだ」という大部の底抜けに前向きな明るい性格の主人公。

作品を始めた当初は世界観の把握や主人公の性格等に驚かされながらも、次々と登場するキャラクターに困惑を覚えるかもしれない。
しかし、安定してぶれないシナリオによって徐々に把握が追いつくと、驚くほどに作品の世界に引き込まれることとなる。

この作品の最も素晴らしい見どころは共通√である。
登場する人物は当初、主人公に対してよい印象を持っていなかったり、自信に問題を抱えていたりと良い状態であるとは言い難かったが、主人公がそんな一癖も二癖もある登場人物たちに影響を与え、変わっていく様子はこの作品の最大の見どころと言える。

愚直なまでも素直で王道な展開は、分かってはいても思わず涙してしまうシーンもあるほどで、この点に関してはとても評価している。

良くも悪くも「本当の悪人」が出てこない作品だからこそ、常に作品は前向きで諦めない姿勢を教えてくれているような気がする。

なので、プレイ後の読後感もかなり総会で良いものとなるだろう。

惜しい点を挙げるとするならば、シナリオの作りこみがまだ足りてないという所。
(というより、説明がなされていないという事)
主人公の過去やある登場人物との関係性等、とくに過去の方面に関して、ある√では少し触れられることもあるのだが、それでも事実を全て知るには足りない。
かなり深い設定がありそうだからこそ気になってしまう。

もう一つは、個別ルートに入ってから物語が失速してしまうという事。
共通√では登場するキャラクターが一致団結して問題を解決していく。
この点に関しては個別ルートでも大きな変化はないのだが、それでも共通であおられた期待感にこたえるほどの展開や物語が無かったということに関しては少々惜しいと感じざるを得ない。

ただ、それでも共通ルートから個別ルートに至るまできちんとキャラをないがしろにせずにいたことに関してはかなり評価している。

コンフィグに関してはスキップ機能なども充実しており十分と言える。

【総括】
AXLらしい前向きな作品で、以前よりもよくシナリオが作りこまれており、万人に勧められる作品であることから、評価として平均以上の物を付けることに一切の抵抗はなかった。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
個人的にすごく主人公が好きだなぁ…。
だからこそ、彼の過去は本当に気になっていたわ。
今回の主人公は完全に恋愛に対して受け身だったということも特徴の一つかも。
まぁ、設定上そういうことに疎い主人公なのだから仕方が無いとは思うけどな。ただやっぱり、決断した後の行動力なんかは見ていて爽快だし、その辺の展開も安定してよかったと思うわ。
特に泣けたのはメリルルートかなぁ…まぁ、当初からあいつが関わってくる√があるのは分かってたけど、それでも感動せずにはいられないな。
全体的に前向きで、大きく躍進することはないけれど、どのルートも大きくこけることが無い本当に安定したいい作品だった。
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