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[レビュー]時計仕掛けのレイライン -朝霧に散る花-の感想
2015-03-13 Fri 00:00
<作品名>    時計仕掛けのレイライン -朝霧に散る花-
<製作会社名>  ユニゾンシフト

時計仕掛けのレイライン -朝霧に散る花-

【さわり】
時計仕掛けのレイライン、3部作の最終作品。
きえた烏丸を救うため主人公と憂緒は20年前の真実に立ち向かう。

シナリオ構成
S++
前作の続きでありストーリー上の制約もあったことから、ルートは一本道。
その分アフターやアナザーにてある程度、不足分の各キャラの話などは回収されているが、それを踏まえて考えても分量という点では一般的な作品の半分程度。

【推奨攻略順 : 本編→After】
1本のため攻略順なし、Afterストーリーがいくつかありロックがかかっている物もあるが、Afterをいくつかクリアするとみられるようになる。

CG
S
前作、前々作同様の質。
量に関してもストーリーの長さに比例したものだったように思える。

少しほしかった、新しい憂緒の遺品封印CGが無かったのが残念。

音楽
S++
BGMは前作、前々作乃ものも多く使用されており、5曲?追加。
Vo曲はOPとEDの2曲。
安定の水月陵さんである。
破壊力というよりも雰囲気重視の曲だったような印象を受ける。

お勧め度
S++
無論、前作のプレイは必須の作品。
ここまでプレイされた方ならプレイするのは当り前であろうし、
その期待を裏切らない作品。
プレイ前に前作のおさらいもあるのだが、出来れば自分である程度情報を思い出しておいた方がスムーズなうえ、ストーリーをこなしていくうえでも面白さが増える。

総合評価
S++

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

レイラインシリーズ最終作品であり、今までの伏線をすべて回収する作品となる。

今までの作品同様、ミステリ調の雰囲気をが中心とした貴重な作品。
今までと大きく違う所は、主人公が憂緒と前作にて特別な関係になっているため、浮気するわけにもいかず本編の物語は一本道となっている。

始まる前の前作のおさらい等、痒い所に手が届く作品となっているが、本編が始まった瞬間に息をつく暇が無いほど、展開に次ぐ展開と謎に包まれていた真実の連続。

新しい登場人物等もいくつか出てくるが、基本的には今までに出てきたキャラをメインとしており、その全てがきちんと動いていて、作品の中で生きているように感じられる。
だからこそ見ていてどのようなシーンでも楽しく思えるし、だからこそ作品にのめり込んでいってしまうのだろう。

物語は今まで以上に緊迫するシーンや絶望、その果てに燃えるシーンも含まれており、全体的な物語の起伏も今まで以上と言えるのではないだろうか。

その中で最後にはちゃんと伏線を回収しつつ舞台をひっくり返す等、読んでいて楽しくなれる作品であり、非常に「巧い」と言わざる負えないシナリオ運び。
その作りは堅実そのもので、期待していた部分にちょうど当てはまるレベルの作品を生み出してくれた。

本編エピローグの演出もまたなかなかにニクイものでプレイ後の読後感も非常によく、3作という大作でありながらどこにもダレル部分がなかったのは見事というほかない。

また、伏線を意識しつつ再プレイをしてみると驚かされる1作目からの気配りはある意味鳥肌が出るほどで、丁寧に作られていた作品なんだと再認識することもできる。

またヒロインとしての憂緒はもちろんのことだが、アナザールートにて今回、新しくヒロインに入ったリトのIFルートなども見どころの一つと言えるだろう。

長編ということで手が出にくい方もいるかもしれないが、ぜひ全体を通してプレイし、そしてこの雰囲気を共有したくなる名作と言えるだろう。

【総括】
最終作にふさわしい作品で、シナリオからCG、演出、音楽に至るまですべてが平均以上といってもよい。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
最後、という意味も含めて全体的にプラスの事を書いておきたかった。
ここからは本音というより、こうしてほしかった! という一ファンの戯言だと思ってほしい。
とにかく、後もう少し長くしてほしかった!
こんなにすぐに別れが来るなんて悲しすぎる。というか、プレイに集中しすぎてすぐ終わってしまったよ!
あとは、もう少し物語に絶望も欲しかった、憂緒が消えるシーンもすぐに終わったし、確かに物語としては「巧い」という一言に尽きるのだが、持っている物を120%魅せるためにも、もう少し溜めるシーンというのがあってもよかったのかな、とも思う。
もう思えたのはそれくらいで、後は純粋に楽しめた。
ある意味こんな風に書くのも無粋だと思えるくらいに楽しかった。
すごくいい作品、ボキャブラリーの貧困さに泣けてくるがこの一言に尽きる。
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