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[レビュー]夏の色のノスタルジアの感想
2015-03-07 Sat 00:00
<作品名>    夏の色のノスタルジア
<製作会社名>  MOONSTONE

夏の色のノスタルジア

【さわり】
3年ぶりに故郷に帰ってきた主人公は不思議な門をくぐり、妹の美羽と共に不思議な世界に迷い込んでしまう。そこで過去の「グループ」のメンバーたちと出会い、そして過去の傷と向き合っていくことになる。

シナリオ構成
S
共通√の1-2章、個別ルートの3-4章と幕間、そしてエピローグの終章の合計6章構成。
それぞれの章は1hほどで全体の文章量は一般的と言える。

【推奨攻略順 : みさき→文音→美羽→祥子】
祥子√のみ3キャラ攻略後のロックがかかっており、それ以外攻略順の指定は無い。

CG
S
線が細く、いい意味でお手本のような一般的な絵。
全体的に安定感があり、美麗といって問題はない。
一部流血CGもある。

SD絵は無いのだが、回想シーン用のラフ画に近い雰囲気の絵が多い。

音楽
S+
BGM27曲、Vo曲3曲(OP1/ED2)という構成。
OPの「ノスタルジア」をはじめ、全体的に不思議でありつつ静かな曲が多い。
タイトル画面でも流れるBGM「追想」など綺麗な曲も多く、気に入る人は気に入りそう。

お勧め度
S
学園物ではあるが、舞台が特殊であまり人の出てこない閉じた世界の話。
なので作品の中に笑いの要素が少なく、どちらかというと暗めのお話。
ホラーや猟奇的な要素もある作品ではあるので、そういったジャンルが好きな方なら手に取るのもありなのかも。

総合評価
S

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

5月5日を繰り返す世界で、かつてのグループだった4人のヒロインと共に過ごす作品。
舞台が舞台なので、とにかく登場人物が限られている。
その上、個別ルートではヒロインと主人公しか出てこなくなるので、かなり閉塞感の高い作品で、すっきりする作品とは言い難い。

共通√ではその不思議な世界設定の理解も重要になるが、個別ルートに向けて各キャラの抱える闇の最初を垣間見ることができる。
各々の抱えるヘビー級の過去と立ち向かっていくことになるのがこの作品のメインとなる部分。しかし、祥子√に限っては最後ということもあり、主人公の抱える闇も解決する。

この作品では、キャラの持つ過去の傷(闇)に対する虚構(物語)を読み解いていくというスタンスを理解できるかどうかに作品を理解できるかどうかがかかっているように思う。

しかし、舞台こそ特殊ではあるもののこうして主人公が自分を含めヒロインの悩みを解決し前に進む作品という物は市場にあふれている。
現に今回の作品で予想のつかない展開という物はあまりなかったので、そうした中でこのシナリオだけで進むにはもう少し、展開が必要だったのかな、と思う。

すっきりとやるには重すぎるシナリオで、じっくりと考え込むには浅すぎる。
どちらにしろ中途半端でどこに感情を置いていいのか分かりずらい作品なので、作りこむのが難しいのならばもう少し簡単なものにしてしまってもよいのではないかと思ってしまった。

作りこむには何が言いたいか、という主張をはっきりしなければならないが、それがあり触れていては普通の作品になり下がってしまう。
この作品は、その失敗例ともいえる作品である。

コンフィグに関しては十分だが、バックログが一面表示ではないので少し見ずらいかも。
システム音声は好きに設定できた。

【総括】
全体的な質は悪くないのだが、どうしても一般的な作品から頭一つ抜け出すことができなかった。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
話がすごくヘビーだし、つかみもよかった気がするのだが読み終わってみると「あれ? これだけ?」となってしまうのだ。
前提のフラグでかなりハードルが上げられていた気がするので、それにこたえきれていなかった印象を受ける。
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