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[レビュー]月に寄りそう乙女の作法2の感想
2015-01-07 Wed 00:00
<作品名>    月に寄りそう乙女の作法2
<製作会社名>  Navel

月に寄りそう乙女の作法2

【さわり】
『月に寄りそう乙女の作法』の世界から約十数年後の同舞台で繰り広げられる、全主人公とヒロインルナの間に生まれた息子のお話。前作とほぼ同様のシナリオ作りになっており、主人公は女装をしつつ、メイドとして服飾をフィリア日本学校にて学ぶことになる。

シナリオ構成
S++
本編の攻略キャラは4キャラ。合わせてノーマル√としてBADENDのようなもの物を合わせた計5ルートの構成。
個別ルートの長さも十二分にあるのだが、個別ルートに至るまでの共通の量も多い。
決して長くは無いのだがアペンドとしてルナアフターアフターストーリー(以下AAS)やエイプリルフールに話題になった作品なども追加できる。

【推奨攻略順 : 春心→朔莉→ルミネ→エスト→(ルナAAS)】
攻略順に関して指定は無い。
ルナAASは一番最初にやってもよさそう。

CG
S-
ある種いつも通りの出来。
ただ、二人の方が絵を描いているのでその差に少し違和感を覚えることもある。
特にあるイベントCGではかなり違和感を覚える絵が複数あった為、そういった所には注意が必要。枚数としては各キャラに十二分な枚数が用意されていた。

音楽
S+
BGM30曲、Vo曲3曲(OP/ED/挿入歌)という構成。
このほかにも同シリーズ作品のBGMなどは作中に登場している。
今回のBGMの雰囲気は同シリーズの流れをよく組んでおり、「歓びの詩」に始まり多くの曲で華やかさと上品さがあらわせていたように思える。
その他にも、破壊力こそないもののストーリーと合わせることにより反応する曲も存在しており、そのバリエーションや全体の質に関しては他の作品に全く引けを取らない。

お勧め度
S++
前シリーズ作品である「月に寄りそう乙女の作法」や「乙女理論とその周辺」をプレイした人になら十二分にお勧めできる作品。
ただ、まったくプレイしていない方となると少々お勧めするハードルという物は高くなる。扱っているテーマが服飾であり、舞台として「女装」等が出てくる今回の作品に興味を持ったのなら、先にそちらをプレイすることを推奨したい。
無論、それらをプレイしなくてもある程度は楽しめるように出来てはいる。

総合評価
S++

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

プレイして最初に思ったのは懐かしい「つり乙」の世界がきちんと表現されていた事。
それは前作まででも使用された背景から始まり、同系統のBGMやギャグが多くテンポの良いテキスト等、各部分に現れていた。

背景などはあまり改変が見られないものの、前シリーズでの登場人物などはサブキャラから立ち絵の無いモブキャラまで一部アレンジを加えられて登場している。ただ、ほとんどのメインキャラクターは容姿の関係もあり存在のみが伝えられることが多い。
ただし、関係者や親せきなどが数多く出てきてはいる。

前作「月に寄りそう乙女の作法」がかなり良い部類に入る作品だっただけにその「2」となると容赦なくハードルが上がり、なおかつ舞台設定もそれに喧嘩を売るようにかなり似たようなものになっていた。
しかしながら、そういった期待や不安をすべて吹き飛ばしてくれる良い作品だったとシナリオの面からは素直に褒めることができる。

全体的にかなり長めのシナリオではあるのだが、それでも退屈さを感じさせないテンポの良いギャグや展開はさすがというほかなく、前作の雰囲気を継いだままという事が猶の事そのすごさを際立てている。

「つり乙」た「乙りろ」あたりでもメインとなっていた服飾というテーマについて、これまた違う雰囲気の主人公が新しい服を作ると言うことへの考えやそれに絡めた人生観を皆と協力して見つけていく過程は涙なしでは語る事が出来ない。

正直なところ、主人公の性格は前作の主人公+ルナというものだったので一癖も二癖もあるものとなっており、そこに関してはかなり好き嫌いの分かれるのだが、それでもストーリーに関して特にルミネ√とエスト√に関しては非常によくできており、感動して涙を流してしまったシーンもある。
共通ルートでも泣きそうになってしまうシーンはいくつかあったのだが、各ルートの後半部分、上記であげたようなキャラは特に非常によくBGMとシナリオがマッチングしており、最大限の力を発揮できていたと言える。

コンフィグに関しては特に言うこともなく、十分だったと言える。
システムボイスも各キャラのものがクリア後に使えるようになっていた。

【総括】
前作からの流れをくんだ評価にはなるものの、その前シリーズを超えてくる勢いの作品であり、単体として評価しても十二分に素晴らしい作品であることを保証できる。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
全体的に質が高かったけど、やっぱまずはBGMの統一感がいいよなぁ。
もちろん、全体的にいろいろな種類があるんだけど、シリーズを通してみるときちんと同系統になってるのが不思議。だから混ぜても違和感が無いんだろうな。
そのあたりはCGとかも一緒だろうけど。
読後感の良さという意味でも押しておきたい作品だなぁ。
朝日やルナが好きな人にとってもルナAAFでちゃんと出てくるし(朝日声入り)、前シリーズのキャラもほとんど出てくるし、そのうえつり乙、乙りろと今回の作品がどのようにつながっているかという説明なんかもされる。なので、先にこちらをプレイするのは全然ありかなぁ…。
ギャグゲーとしても推せるし、やっぱり全体的に高評価のいい作品だと思う。
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