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[レビュー]サキガケ⇒ジェネレーション!の感想
2014-11-25 Tue 00:00
<作品名>    サキガケ⇒ジェネレーション!
<製作会社名>  クロシェット

サキガケ⇒ジェネレーション!

【物語冒頭】
主人公を含めゲームが大好きなエンターテイメント研究会の面々。
ある日の放課後、転校生の杏音の持ってきた謎のRPGゲームをすることになるのだが、目の当たりにしたのはあまりにもリアルなVRの世界だった。

シナリオ構成
S
攻略キャラは5キャラ。共通ルートは比較的長いが個別ルートは一般的分量。
キャラ数の関係もあり総合的な分量は平均より少し長いと言った所。

【推奨攻略順 : なつめ→璃々子→友梨亜→桜花→杏音】
攻略順に指定はないが、この攻略順だと徐々に物語の真相に近づく。

CG
S
線は細く色の濃い、瑞々しさがある美麗な絵。
イベントCGの枚数に関してはスキルエフェクトを反映させるためか、差分が非常に多い印象を受ける。一方の構図の数は18禁シーンのものが多くを占めるものの全体的な数自体も多く、その中で質を崩すことが無かった。
立ち絵等の完成度やその他の演出等も鑑みてこの作品の最も評価できる部分だろう。

音楽
S
BGM33曲(inst含)、Vo曲3曲(OP1曲/ED2曲)と言う構成。
今回の舞台であるRPGの世界観に合わせた音楽が非常に印象的。その他戦闘シーンや勝利シーンなどなど胸を張ってお勧めは出来ないものの、世界観を壊さずに物語の品質を一段底上げした立役者の一つとして挙げておきたい。

お勧め度
S+
全体的に高レベルにまとまった萌えゲー。
さまざまな要素が入り混じった作品ではあるものの、その中でも特に絵に関しては高品質。
その他、要素として入っているためオンラインゲーム等をプレイしたことがある人や好きな人、いわゆる”ゲーマー”にはお勧めしやすい作品。
ただ、純然たる魔術物・異世界系作品ではないため注意。

総合評価
S

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

大まかな分類としては恋愛学園物に含まれる作品。
上記にある通り要素としてRPGゲーム、特にVRMMORPGという分野のゲームが出てくる。
なので作中にはモンスターハンターやその他オンラインゲームのあるある話や理解しやすい流れが多く存在している。
逆にその辺りに全く興味がない方だと、そのノリには違和感を感じるかもしれない。

そしてもう一つ物語に登場するの大きな特徴が魔術である。前半部分にはからむことはないのだが、中盤から後半にかけてはRPGゲームとからめて魔術関係の話がメインとなる事多く、特に物語の最深部と絡むことになる杏音√では日本伝奇的な話も加わる。

ゲームテキスト自体はすっきりとしたものとなっており、ボケとツッコみのテンポは早くサクサクと勧められる。また各キャラの性格が濃いためか笑い成分も多め。
その辺りに関してはすべたが自然で面白いとは言えないが素直に面白く感じられ、物語の設定や各キャラの情報に関しても同時にきっちりと入れてきている。

少々唐突ではあるものの物語には別視点のシーンが多く入れられており、物語の伏線としての意味も果たしていたが、主に各ヒロインの心理描写を細かく入れていたのでその心の動きに魅了されることも多い。
特に序盤の桜花のシーンでは思わず涙を浮かべてしまいそうになるほど純真な心の動きと吐露が描かれておりキャラの魅力だけではなく、ともすれば短く感じがちな個別ルート(特に恋愛に陥るまでの流れなども)をかなり自然に受け止めることができる。

作中のシナリオの最もよく感じた点は、ゲームを楽しく過ごすためのツールだと言う事をきちんと理解しているシナリオ作りであったと言うことだろう。
ゲームと言うとどうしてもマイナスイメージに陥りがちだが、むしろプラスの面としてあげることも多くあるわけで、そういった面をきちんと理解しつつ『楽しむ』という根源的なゲームの『良さ』についてゲーマーの視点から描かれているのは、プレイヤーとしても非常に心地のいいものとなっている。

萌えゲーにありがちなただ行為を向けられる空っぽな作品ではなく「ゲーム×魔術」という新要素を加えつつ、しっかりとねられた話の流れは全てをプレイするとゲーム自体が好きになる、読後感のとてもいい作品となっている。

コンフィグに関しては非常に使い易く、不備もないように感じた。

【総括】
シナリオ面においてはさすがに泣きゲークラスとまでは言えないものの、全体の完成度が高くこの分野の作品においては非常にお勧め度が高い評価となっている。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
魔術系の作品は数あれど、ゲームと絡めた作品はあんまりない。いろいろと上でほめていたけど、どのルートからでも問題ないようにしているのもいいところだろう。
シナリオ面については十二分に語ったが、どちらかと言うと一番評価したいのはCG分野だったりする。
VRのRPG作品の世界間を違和感無く描き出したのはやはり見事というほかない、さすがに萌えゲーと言えるほど凝った描写があったわけではないが、物語の一つの要素としては十分だったのではないかな。
絵が綺麗な萌えゲーというだけではなく、シナリオも楽しめる作品でした。
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