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[レビュー]なないろリンカネーションの感想
2014-10-11 Sat 12:00
<作品名>    なないろリンカネーション
<製作会社名>  シルキーズプラス WASABI

なないろリンカネーション

シナリオ構成
S+
攻略キャラは4キャラ、END数は5個。
共通√は比較的多いのだが、個別ルートは大部分の流れが同じなので短く、エロシーンを除くとかなり短いため、全体としてのボリュームは一般的な作品の5~7割程度。

【推奨攻略順 : 梓→由美→伊予→琴莉END1→琴莉END2】
攻略順に指定は無く、1週目ならどのルートでもネタバレは防がれるようになっている。

CG
S
線が太く色の濃い、目もとに艶めかしさのある独特な絵。
ヒロイン以外の主要キャラが4キャラほどいるため、ばらつきが生じていることもあるがCGの多くが18禁シーンのものとグロシーンのものなので、一般的なイベントCGと言う意味では少ない。
特徴的な絵ではあるものの質としては一定でバランスが崩れる事はあまりないのでいくつか見て違和感を感じなければ大丈夫だろう。

音楽
S+
BGM32曲、Vo曲2曲(OP1曲/ED1曲)
BGMはVo曲のインストやアレンジ等の6曲をも含めた数となっている。
全体的にバランス良くそろえられているイメージだが、特に目を引くのがVo曲のアレンジ系BGMでそのいくつかは涙腺を破壊するのに十分な威力を持っている。

お勧め度
S+
かなり直接的なグロCGが出てくる作品なので注意は必要。
ただ泣きゲーファン、特に幽霊が出てくる系統の作品が好きな方にはお勧めしたい。
エロゲー要素の強い短い作品ではあるものの泣きゲーとしてはかなりの良作。

総合評価
S+

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

【物語について】
鬼を従え、使役し、街にさまよう霊たちを成仏させると言う設定のお話。

物語は懐かしい回想から始まるが、いってんドタバタのコメディシーンが続く。
続いて物語の設定が淡々と語られることとなる。
設定としてはかなり特徴的ではあるもののその仕組みは結構単純で、説明も段階を踏んで徐々に明かされて行く形式なので、少なくとも設定においていかれることはない。

公式に【涙あり笑いありのホームコメディADV】といううたい文句は一切の間違い無く、「鬼」とよばれる可愛い少女(?)たちと疑似家族を形成しながら、時折持ってこられる依頼をこなすと言う形になっている。
作中で「霊能探偵」と主人公の行動を名付けていたが、大きな違いはなく、幽霊や異能こそ出てくるが推理(サスペンス)系の作品の雰囲気に近い。

特に序盤から中盤にかけてはテンポよく話が進み、日常シーンでは特徴あるキャラが生き生きと動くため笑いも多く、そして締めるシーンでは時には不安をあおり、ときには驚きの展開や涙を浮かべてしまうようなシーンをしっかりと演出している。
物語の導入部分とも言うべき大切なシーンやその後の展開を含めても、無駄が省かれ短くまとまっており完成度の高さがうかがえる。

そういった状況の中で今作で扱っている事件に猟奇殺人があり、殺人シーンの描写こそないがかなり直接的なイベントCGがあるため、そういったものへの耐性が低い方にはプレイに注意が必要。
また設定的にエロゲー的な設定があり、攻略ヒロイン以外のキャラと行為へ移ることが何度もある。そういった行動に抵抗がある方もまた注意が必要だろう。

物語自体はどのルートも大きな一つの流れから変わることなく、1周してしまえば展開はある程度読みやすい。特に後半は短くまとめるためなのか展開にばたつきがみられ、前半部分のような完成度の高さが失われていたのは残念。また、それに関連して全体的にボリューム不足に陥ってしまったことも懸念の一つとしてあげておくべきだろう。

もう一つ残念な所は攻略対象となっているヒロインは人間+αだけで主人公につき従う鬼たちを攻略することは不可能であると言うことで、シナリオ的にも難しいことは分かるが、そういうルートも見てみたかったのは確か。

コンフィグにあまり不備はなかったものの、少しスキップが遅い。

【総括】
笑って泣けて少し悲しい、そして少し暖かい物語に仕上がってはいたが、ボリューム不足で不完全燃焼。ただ、続きが気になると言う意味では間違いなく良作で、短さに対して濃度の濃い平均以上の作品といっていい。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
短いなりに綺麗にまとまった話だな~と言うのが正直な感想。プレイ中はすごく面白かったし、サクサクプレイできた、そしてちゃんと終盤は目頭が熱くなったしね。
ただ、一つの話に頼りすぎたかなぁ…というのがどうしても気になった。
これ以上の評価となるとあと一息、グランドルートみたいなものがほしかったなぁ。
贅沢だとは思うけど中盤にもう少し話とか盛り込んで全体的な長さを濃くしたり、各ルートで最後の担当する事件が違ったりとやりようはいくらでもあっただろうしな。
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