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[レビュー]できない私が、くり返す。の感想
2014-09-11 Thu 12:00
<作品名>    できない私が、くり返す。
<製作会社名>  あかべぇそふとすりぃ

できない私が、くり返す。

シナリオ構成
S+
攻略キャラは4キャラ。その他グランドルート1本、おまけ(?)1本という構成。
共通√の長さも各個別ルートの長さも一般的と言える。

【推奨攻略順 : 藍里→ゆめ→未喜→詩乃1→詩乃2→Piece of Memory】

CG
S
太めの線に瑞々しさを感じる塗で、はっきりとした印象を受ける絵。
特にイベントCGの質は高く、目を引くような美麗なものが多い。
立ち絵にはいくつか崩れたものがあるものの、概ね合格ラインと言ったところか。
枚数は平均的。ちなみに、立ち絵にのみ瞬き機能ついている。

音楽
S+
BGM24曲、Vo曲2曲(OP/ED)と言う構成。
OPは深い意味のある歌詞や独特のリズムにより癖になるほどの良曲。
今回、特に評価したいのはBGM。
音楽はもちろんの事ながら、そのタイトルにまで気を配っていたのは面白い。
無論内容についても「RE∞∃Я」や「伽日乃蔦」、「XX:Calling」など、場面に合わせた美麗なBGMは作品の雰囲気を作る役割を十二分にになっていたと言える。

お勧め度
S+
タイトルからも分かるとおりのタイムリープ物。
珍しいのは主人公が学生ではなく旅人であることだろうか。
SFのようなしっかりとしたロジックがある作品と言うよりは「時間を遡る」と言う行為において起こる心理的な変化を描いた作品なので、注意が必要。

総合評価
S+

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

【物語について】
一切のリスク無しに時間をさかのぼることができる懐中時計。
ただ、未来だけは変える事が出来ない。
そんな道具を手に入れ、「人助け」の旅を続ける主人公の話。

タイトルからも分かるタイムリープ物。
特殊なのは”重要”な未来を変えられないと言う点だろう。
主人公もここにだわって、変えられない未来を変えるための旅を続けている。
この点は他の時間を扱ったSF作品とくらべるとはかなり異質に感じるように作られている。
なぜなら作品のメインに「時間を遡り未来を変える事」よりも、各登場人物の心理描写の方に重きを置いているからである。
そのためなのか予想を下回る「規模」の話となっており、非常にこじんまりとした印象を受ける作品である。

無論、テキストは読みやすく登場人物も√毎に限られているため非常に読みやすい。なにより各キャラの心理描写(心理推察)がきちんとされているので、場面が非常にリアルに描かれているように感じる事が出来、場合によっては感情移入し泣いてしまうこともあるかもしれない。
また、各ルートで話の筋が大きく違ったのも面白いところだろう。タイムリープ物になるとどうしても似通った話の筋になりがちだが、今回の話はそもそもの雰囲気が別物の為、話に飽きてしまうという心配はないだろう。

最も衝撃的だったのはやはり「詩乃1」から「詩乃2」のヒロイン(詩乃)の心理だろう。そこを売りにしているだけあり、衝撃的でありながらも納得しうるものとなっていたのは見事というほかない。

少し残念な点は、各ヒロイン同士が全く絡まないことである。
学園など全員が集まれる場所がなかったのが原因なのか、ヒロイン同士の会話がかなり希薄で、キャラによっては全く絡まないキャラ同士もいる。
ある程度は設定上仕方がないと考えることもできるが、グランドルートにあたる詩乃2√でも全員が絡めるようなシーンがなかったのは残念であり、上記の部分と合わせて何らかの話をプラスする必要があったのではないかと思う。

繰り返しになってしまうが、やはりタイムリープ物と言うこともあり、最後の√での衝撃的な展開を期待してしまっていた。特にタイトルなどから推測したりもしていた分、その期待は全くの無駄となってしまうので、あらかじめそういった気持ちを持ってプレイする必要はある。

コンフィグに関しては十分にそろっており、使い易かったと言える。

【総括】
タイムリープ物としてではなく一般的な作品として評価し、平均以上とする。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
正直な感想を言っちゃうと、主人公あきらめるのはええ…と言うか挑戦すらしてないじゃん!! と思ってしまうんだよな。そういうコンセプトじゃない、と言うのは分かるんだけれど、無駄でもいいからあがいてほしい時とかもある。
なんというか、詩乃2は本来BAD扱いでこの後に大どんでん返しが~みたいな展開を期待していたので、【Piece of Memory】がおまけだと知った時の悲しさと言ったら…。
作品としての完成度はある程度高かったけど、期待をかけすぎたかな…。
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