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[レビュー]放課後の不適格者の感想
2014-07-01 Tue 12:00
<作品名>    放課後の不適格者
<製作会社名>  NostalgicChord

放課後の不適格者


シナリオ構成
S+
攻略キャラは4キャラ。
共通ルートは短く、各ルートも2h程度の長さしかない。
晴香√のみ少し長いが、全体のボリュームはかなり少なめ。

【推奨攻略順 : 栞→奏→朝顔→晴香】
晴香ルートのみロックがあるものの、攻略順はこの順番を推奨。

CG
S
線は細く比較的淡い塗りで少し硬い絵。
枚数自体は少なくないのだが、その多くが戦闘シーンに属するもので、直接的なグロCGこそないものの多量の流血CGが存在。
一部バランスの崩れたCGがあるものの、総じて綺麗なのは確か。

音楽
S+
BG31M曲、Vo曲2曲(OP1曲/ED1曲)という構成
Vo曲はOPもEDもバラード調のもので、珍しく男性ヴォーカル曲。
曲自体は悪くないのだが、作品の雰囲気に合っていたかと言うと怪しく、使いどころの難しい曲であった印象を受ける。
BGMのレベルはかなり高く、作品に合わせた暗めの曲・戦闘曲が目立つ中で、ひときわ美しい旋律のピアノ曲が印象に残った。
とくに「I'm home」は作品のシーンと合わせると相当な威力のある涙腺破壊曲である。

お勧め度
S+
非常に特殊な設定の鬱ゲー。
バトル要素もあるのだがどちらかと言うと、心理状態をメインにしたもの。
異常なほど人が死ぬ設定なので、直接的なグロCGこそないものの、流血CGや微妙なグロ描写が文章でなされているので、苦手な方は注意が必要。

総合評価
S

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

【物語について】
違和感を感じる冒頭シーンから始まり、急激に戦闘シーン、鬱シーンへと転がるように移り変わり、OPを迎えることになる今回の作品。

状況についてはすぐに理解できるのだが、その設定がかなり特殊。
感情移入等が難しく、少なくともともOPまでのシーンは完全においていかれる。
その冒頭シーンが数少ない作品の見せ場でもあった為、戸惑いを感じたままシーンが過ぎてしまい、非常にもったいない。

この作品の基本的な魅力は各キャラの心理描写を細かく描くことで、鬱シーンを上手く描ききり、その上での行動に心を動かすことだと思うのだが、それにしては全体的に荒が目立つ。

まず一つは作品自体の短さが挙げられる。
こうした作品はきっちりと感情移入をさせ、ゆっくりと理解をさせることが肝要だが、先にあげたとおりの急展開が後にも先にも多発しており、全体的にも全くシャクが足りておらず、作品の深い所を感じることが困難になっている。

バトルシーンにおいてはその描写はかなり淡々としており、あくまでメインは心理描写であると言う事を感じさせるのはよいのだが、キャラと声があまりマッチしていないのか、特に戦闘シーンでの違和感を強く感じてしまうことが多かった。
このため、その後の展開にもそういった感情が残ってしまっている。

ちなみに主人公にも声が入っている。
基本的に他人視点時からの場合は入っているのだが、唐突に入る場合もある。

シナリオを1周するとすぐに分かるのだが、シナリオとして時間係の話も入っている。
この部分に限らずなのだが、基本的に科学的な説明等はほとんどされず、特に記憶に関してはスルーされている部分も多く、そういうものだと理解させる方式をとっている。
また、能力解説の中に間違った物理現象の解説等がなされていることもある。

また、どのルートもある意味ほとんど似た流れをとっており、展開の予想は比較的容易で、その中で驚くほど光るいいシーンがあったのも確かなのだが、ほとんどの場面では、せっかくの良いシーンを雑な演出が潰していた。
特に音楽の切り替え(場面転換)演出や、画像系の演出に違和感を感じることが多く、こういった作品でのミスはかなりの痛手のように感じる。

他クラスの話が全くなかったり、音楽質を完全に占有したりと、日常シーンでの違和感も多く感じる…などなど、あげ始めればきりのないほどのほころびが見える作品。

無論、他人の視点をよく使用していたりと頑張っている部分もあるものの、全体的に作品と作り手の目指すもののズレを感じることが多かった。

何度も言うことになるが、少々卑怯な設定ではあるものの、光るシーンもあったのは確かで、特に神田と三枝の話などは少し涙が出た。
シナリオとBGM、そのほかさまざまな要素がきちんとマッチングすれば軽くそうなりえる要素はある作品。

そういう意味で、シナリオ自体には少し高い評価を付け、また泣いてしまったシーンもあることからお勧め度にもS+を付けている。
しかしながら、やはり未熟な点が多く目立つと言うことで、総合評価はこうなっている。

コンフィグに関しては少し癖があるものの、基本的な機能はそろっている。

【総括】
光るシーンは確かにあり、力を感じる作品ではあるものの、直すべきところはたくさんあるのでやはりこの評価。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
なんかすごい声に違和感を感じた。
前半のバトルシーンとか、他にキャラだと主人公もだけど、特に先生かな。
あとOPの浮き方もやばかったな…いい曲ではあるんだけど、使いどころ間違っている。
EDとしては悪くなさそうなんだけど、自己主張強い曲は厳しいかも。
後、結構設定に突っ込みどころ満載だった。
結局なんでこうなったかも謎だったしなぁ…短すぎて、さらに詰めが甘くて…ってなると高評価は難しいよね、泣きシーンがなかったら評価はかなり下がってたかも。
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