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[レビュー]魔女こいにっきの感想
2014-06-23 Mon 12:00
<作品名>    魔女こいにっき
<製作会社名>  Qoobrand

001_201406230043183e9.jpg

シナリオ構成
S+
少し特殊なシナリオの形をしている作品。
個別ルートという考えはなく、各ヒロイン√が大きな一つのストーリーの中に入っている。
このため1週(実際には2週)で全てが終わってしまうが、その1本は相当なボリュームとなっている。
1週だと平均より少し下程度、2週目も既読スキップを使った場合そこまで量が無いので、全体的には平均的といえるだろう。

【推奨攻略順 : なし】
キャラ選択が途中でいくつか出るが最終的に全部読むことになるので順番は自由。

CG
S
線が細く、ラフ画の印象を少し受ける絵で基本的に幼く見えるのが特徴的。
枚数に関してはキャラのこともあるのであまり多くないのだが、予想に反して18禁シーンのものが多いので、そういったものを含めると量は多め。
少しテキストと差異のあるCG等もあったが基本的には美麗で高品質。

音楽
S++
BGM26曲、Vo曲5曲(OP1曲/ED3曲/劇中歌1曲)という構成。
全体的に手放しでほめられる素晴らしい曲ぞろい。
BGMは強い主張があるものこそないが「蜃気楼の果て」などを代表とする、少し不思議で、優しくて、しっとりした旋律の物が上手く作品の雰囲気を作っている。
Vo曲でも「ドラゴンバーガー」のコミカルな曲があると思いきや、OP曲「花びらとりぼん」の等の明るい曲、ED曲「永遠の魔法使い」のバラード調の曲等があり多彩で、どれをとっても高レベル。

お勧め度
S+
少し複雑なストーリー重視の話なので、序盤は混乱が続く。
そういったものが苦手な方や、ストーリーの形が一般的な学園物の体を保っていなかったり、主人公(?)が同一ルートで多くの女性と関係を持つのが苦手な方にはお勧めしがたい。
ゆえに初心者にはあまり推奨したくない作品ではある。
記に抵抗がなく泣きゲー・シナリオゲーが好きな方には勧められる一品で、特にサガプラ作品「はつゆきさくら」と作品の雰囲気が似ているため、好きだった方にはお勧めしやすい。

総合評価
S+

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

【物語について】
印象的な朗読シーンの後、一人の少女を主人公として今回の作品は始まる。

「物語」というものをテーマに掲げており、印象的な複数の文章が作中でも何度か出てくる。最終的に物語の”終わり”を目指すのがこの作品の目的となる。

シナリオを進めるごとにいくつか謎が出てきて、その謎を考えつつ別のシナリオへと進み、前の疑問が解決する前にまた新しい疑問・伏線が出てくる。
基本的にはこうして謎に包まれたまま最後まで進むことになるのだが、不思議とそういった状況を苦に思わないシナリオ運びで、のんびりとしつつどこかに不思議を隠している。
いくつかのヒロイン√を読み解いていくことになるのだが、怒涛のエロシーンがあるかと思えば、笑えるシーンもあったり、伏線の張られる不思議なシーンがあったり、と物語に緩急がある。
依然として分からない謎に嫌気がさすわけではなく、逆に興味を出させシナリオに入りこませるような雰囲気をシナリオ・BGM・演出で作ったのは好印象。

大きな流れの中にあるヒロイン√もどこかにありそうでなかったショートストーリーで、ほんのりとしたBGMの雰囲気に泣かされることもあり、このあたりに関しては非常に高評価。

そうして迎えるラストシーン。
今まで張られていたすべての伏線・謎が全て解けるシーンは圧巻で見事というほかなく、他のロジック系ゲームにも引けを取らないほど。
全てはこのシーンの為に全てが用意されていたのだと思わせるほど。
それだけにもう少し盛り上げてほしかった所や、突っ込みどころはいくつかあったが、それでも十二分に褒められるべきものだった、とクリア後は思える。

実は1週目ですべて明らかになるわけではなく、真実の物語が2週目に隠されている。
ほぼ同じ話をなぞることになるので、既読スキップで十分なのだが、今まで隠されていた伏線や状況の整理、という意味では再度普通にプレイすることを推奨したい。

ただ、2週目の終わり方には賛否両論がありそう。
展開自体もそうだが、1週目で出しきってしまった感じが否めない。
他にも無理やりな戦闘シーンがあったりなど、疑問に思う展開や演出等がいくつかあったのは確か。
もう少しシンプルに、各ヒロイン√のような雰囲気でもよかったんではないかな、と思わなくもない。

しかしながら、総じて高レベルであると言うことは言うまでもなく、特にシナリオとBGMの調和が素晴らしかった。

コンフィグには基本的なものがそろっている。

【総括】
作品が一本ということもあり、全体の調和がしっかりととれている作品で、シナリオの作り込みも高く、高評価を付けることに迷いはなかった。
惜しむべくは、後もう一歩の作品の強弱。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
ドラゴンバーガーのBGMに声が入ってたのはホントに笑ったわ。
あと大阪弁のドラゴンの使い間とか面白い部分も多いよね。
新島夕さんのシナリオなので、まぁ「はつゆき」好きだった人はそりゃいいと思うよ。
個人的にはシナリオもよかったけど、ED曲の豪華さに驚いた。
あと、すごくこのタイプの主人公が嫌いなんだよね。でも、今回の作品はその中でもすごくよかったと思う。
このタイプの主人公が嫌いだからこそ2週目の真ED(?)は納得がいかないんだけどさ…。
でもシナリオ的破綻とかはないから、その点はやっぱり評価したい。
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