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[レビュー]空飛ぶ羊と真夏の花の感想
2014-05-10 Sat 12:00
<作品名>    空飛ぶ羊と真夏の花 -When girls wish upon a star.-
<製作会社名>  Navel honeybell

001_20140510004917d9b.jpg

シナリオ構成
S
攻略キャラは5キャラ、END数は6つ。
共通ルートの長さも十分であるが、各個別ルートは一部を除き2-3hとこちらも量はあり、全体的なボリュームは平均的かそれ以上といってよい。

【推奨攻略順 : ノーマル→芽愛→藍→優兎→詩依奈→琴耶】
攻略順にロックはないので自由にプレイして良いが、詩依奈、琴耶に関しては後半に回した方がよいだろう

CG
S
どことなく硬さがありつつ、それでいて柔らかな線で淡い塗の絵で、何処となくNavelらしさの感じられる。
質に関して気になる所はほぼないといってよく、1キャラの枚数も平均的で、キャラ数も5キャラと多いため量に関しても十分といえる。

音楽
S+
BGM29曲、Vo曲2曲(OP1曲/ED1曲)という構成。
Vo曲の質に関しては特に言う事がないのだが、BGMに関してはその量と質に関してこのゲームレビューの全項目中で一番評価している部分である。
各キャラのイメージBGMや日常、感動、笑い、哀しみ、驚き、各シーンに合わせたBGMが十二分に用意されており、またそのひとつひとつの質がとても高い。
正直この項目にストーリーや演出が助けられているといっても過言ではない。

お勧め度
S
お嬢様と執事ということで、「つり乙」シリーズを思い浮かべて購入してしまいそうになるが、少々ファンタジー要素もあり、正直なところ中身に関しては全くの別物なので、いろいろな意味で期待は禁物。
いい部分と悪い部分が混在しており、素直に勧めにくいのが正直な感想。

総合評価
S

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

【物語について】
海外で執事修業を終え、お嬢様のもとで過ごすこととなった主人公。新しく通う学校で、メリエルという女学生から「あなたは神様です」という衝撃的な真実を告げられる。

主人公が執事ということで、同系列会社の作品でもある「月に寄りそう乙女の作法」を連想してしまうかもしれないが、作品の雰囲気は全くの別物。

特殊な舞台設定もあり、世界になじむまではかなりの時間がかかる。
説明が曖昧な部分やわざとぼかされている事もだが時折主人公の心情等も入り乱れたりして、正確なルールの把握には1√分ほどかかってしまう。
それでもやはり、物語の展開中にヒロインの心の動きについていけなかったり、主人公の考えが分からなかったりするシーンも多い。

おなじみのシーンごとをバッサリと斬る演出(シーン間のロゴ挿入)も健在で、いい意味でテンポがよく、悪い意味で余韻のない作品になっている。
ただ今回の場合、物語においていかれそうになるシーンも多々あるため、そういう意味では物語を飽きさせず、離れさせずテンポよく見ることのできる良いツールとなっていた。

上記でも少し触れているが、このゲームにはかなり多くのサブキャラクターが登場するのも大きな魅力であった。
立ち絵のある者から無い者まで、√によって登場数はまちまちであるものの、別ルートでもアクティブに絡んできて物語を盛り上げてくれていた。
ただ、サブキャラクターとして出すだけではなく、すこしエピソードを加える等の工夫がなされており、より一層キャラが引き立てられていた印象を受ける。
このあたりのキャラの書き分けなどは非常にうまく、そういう意味ではヒロインからサブキャラまで特徴的でありつつ、受け入れやすいキャラクターが多かった印象を受ける。

ただ、物語としてどうしても承認できない失敗が多かったのも確か。
各シーンの主人公・ヒロインの言動はもちろん、シーンの展開方法などに疑問を持ってしまう部分が多々あった。
そして何より、全ての√の終盤が全く同じ流れだということ。
正直なところ、もう4キャラ目以降は終盤をプレイしなくてもどのような流れになるか分かるほど似通っている。
無論、絵や音楽、演出や各キャラの個別シナリオを含む一部シーンなどはかなり雰囲気が出ており、評価したい部分が多大にある。
それでも全く同じ流れのエンディングを何度も見せられると、さすがの奇跡の感動も薄れるというもので、正直このあたりは音楽と演出だけで乗り切っていた印象を受ける。
個別に入ってから序盤~中盤にかけてのシナリオの流れはよかっただけに非常に残念。

物語序盤の違和感や、各ルートの練り込み、そして終盤の流れの変更…とこの3点が変えられればもう少し上の評価を付けてもよかったが、さすがにこの評価が現状最高。

システムに関しては十分使い易かったといえる。

【総括】
良かったシーンはたくさんあるのだが、それ以上に直すべき点はたくさんある。
それらを鑑みて厳しめのこの評価。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
√毎に全く雰囲気の違う面白い作品なんだけど、それだけに最後のご都合主義なエンディングの連打は残念。それが同じ流れともなるとなおさらである。
文章に関してもだが、設定に関しても「ここ練り込まれてるなぁ…」と感じることが少なかったんだよな…。展開が読めること多いし。
このあたり面白い設定作ったんだからもう少し活かさないともったいないわ。
シナリオ部分は笑いに関しても微妙だし、序盤の説明もあまりうまくなかったからなぁ…。
テンポだけがよかった。
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