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[レビュー]桜舞う乙女のロンドの感想
2013-12-19 Thu 12:00
<作品名>    桜舞う乙女のロンド(~お兄ちゃんじゃなくて恋人になって欲しいの~)
<製作会社名>  ensemble

桜舞う乙女のロンド (1) 桜舞う乙女のロンド (2)

シナリオ構成
S-
攻略可能キャラは5キャラ+パッチで祐里ルートが追加される。
共通ルートは非常に短く、個別が2h前後の長さになっており、エピローグが長い物もいくつか存在している他、各キャラにアフターストーリーが付随している。
そのため全体量としては平均より少なく感じる程度だろう。

【おすすめ攻略順 : 涼香→美月→桜→若菜→まなみ(→祐里)】
※祐里√以外はほぼ自由でよい。

CG
S
線は細く、どちらかというと淡い塗で、全体的に美麗。
キャラ数は多いものの、一般CGの枚数は控えめで、代わりにHCGの分量が少し多い。
いくつか気になるCGも存在するが総じて綺麗であり、枚数が少ない事だけが悔やまれる。
SD絵は存在しない。

音楽
S+
BGM19曲、Vo曲2曲(OP・ED)の少しこじんまりとした構成。
破壊力こそ掛けているものの、基本的に作品に合わせた「綺麗・華やか」かつ「明るい」BGMが目立っており、その他にも「惹かれあう心」はしっとりとした名BGMである。

お勧め度
S
主人公声あり、女装&お嬢様学校・寮潜入物。
ただ、その設定を活かしきれてはいないように思え、ストーリー出来に関してもその他の同ジャンル作品には劣る。どちらかというと萌えゲーに近いゲームである。

総合評価
S-

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

【物語について】
設定は妹を補助するためにお嬢様学校へ転入しなければならないというもの。
ただ、姉妹校である男子校にも籍を残しているのが特徴。

一部を除きありふれた設定が多いこの作品。
物語序盤の驚きも一瞬で消えてしまうほど展開は早いものの、設定には難しい部分もないためか、文章自体は読みやすくスイスイ進む。

ただ、作品の要部分である女装する上での危険や発見、苦悩などであるが、その辺りについての書き込みがかなり薄い。唯一「食事」という点においてかなり書いてくれていたものの、「トイレ」「服(胸)」「体育系の授業」などなど定番と言える部分が抜け落ちている。
また、物語の展開がかなりポンポンと進むためなのか、各キャラクターにおいての書き込みも少々薄く感じられ、特に各キャラへの攻略分岐が前半に来ているため、各キャラの良さをあまり理解できないままに個別ルートへと進むことになる。

このあたりの点を解決するためにも前半部分に共通ルートとして一つ話を作っておいた方がよかったかもしれない。

また共通部分や各ルートにおいてのストーリーも少し問題。
その他、主人公たちが桜花会に所属するまでの流れも少々強引であったり、サブキャラをだしたはいいもののあまり動かせずに終わったりしてしまったり、在籍している男子校の話が少なかったり、一部の√では放置されっぱなしの伏線があるほか、ストーリー自体にもあまり重みが無いように感じられた。
どちらかというとストーリーよりもキャラ性を重視している萌えゲーに近いのだが、よりよく各キャラを演出するためにもその辺りの書き込みは欲しかった所。

後半に至るまでよく各ヒロインが出てきてくれていたり、設定が好きだったりはするので、非常にもったいなく感じる作品であり、ストーリー以外の部分。設定や音楽、演出、CG等に関しても十分に頑張っていた印象を受けるので、どうしても評価は厳しくなってしまう。

コンフィグには機能がそろってはいるものの、使いづらさがある。

ちなみに、追加パッチで祐里√にあたる「桜舞う乙女のロンド~お兄ちゃんじゃなくて恋人になって欲しいの~」がプレイ可能。
選択肢などはないが、桜花祭後(本編終了後)の話となっているので注意が必要で、またギャラリー等も存在していない。

【総括】
全体的にストーリーが薄く、設定に頼り切ってしまっている印象を受ける作品で、総評としてはすこし厳しめのこの評価とした。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
他の主人公女装物の例にもれず、この作品も主人公が一番可愛くはあるのだが、実はあまり有能ではなく、頑張りと気力で何とかするシーンが多かった。
各ヒロインにバレた時の反応もマチマチだったけど、思った以上に盛り上がらなかったしなぁ…。
ストーリーにはあまり期待しすぎない方がいいということで。
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