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[レビュー] 学☆王 -THE ROYAL SEVEN STARS-の感想
2013-11-20 Wed 12:00
<作品名>    学☆王 -THE ROYAL SEVEN STARS-
<製作会社名>  Lump of Sugar

学☆王

シナリオ構成
S+
攻略キャラは4人。一筋の話からそれぞれのヒロインの話へ分岐する形式をとっている。
共通ルートは比較的に長く、個別ルートもそれぞれ2-3h程度あり、ボリュームとしては十分といえるだろう。

攻略順に指定はないが物語の構成上、推奨攻略順は存在するため、表記しておく。
【おすすめ攻略順 : アンネマリー→海月→比奈夕→光莉】

CG
S
線は細く淡い塗で、全体的に丸い印象を受ける特徴的な絵。
立ち絵の完成度に関しては、量・質ともにかなりのもの。
イベントCGに関しては、量はともかく、バランス等いくつか気になる物も見受けられ、質に関しては差があると言える。
イベントCGを含む画面演出においては、非常に良いところが多く高評価を付けたい。

音楽
S+
BGM25曲、Vo曲3曲(OP・ED・挿入歌)
挿入歌はヒロインが歌う同制作会社の有名なOP曲である。
BGMは作品に合わせ全体的に明るいものが多いのだが、「思い出の中にある笑顔」など秀逸な物もいくつか含まれており、個人的には高評価。

お勧め度
S+
学園物でありつつ、その設定はかなり特殊。
ただ、全体の雰囲気は笑いが多く、プレイしやすいものとなっており、さらに「教育」をテーマとして意外にも深い内容へ踏み込んでいる部分もあり、萌えゲー・ギャグゲー・シナリオゲーとしてそれぞれ初心者から玄人まで広く楽しめるものとなっている。

総合評価
S+

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

【物語について】
主人公が宇宙人というSF設定から始まり、各所ギャグとも思えるほどの特殊な舞台設定がある今作。

物語自体はテンポが早く、その内容の質も相まって、時折置いていかれそうになるほど。
ただ、その速度で自然と繰り出されるギャグの数々は非常に面白く、ジャンルもえり好みせずに様々な手で、それもテキストだけではなく、絵や演出等も絡めて笑わせてくる。
そのために、物語になじむのは早く、飽きも来にくい。

今回の作品は学園物でありながら、クラスメイトがいない特殊な状況であるため、一般的な学園物とは大きく雰囲気が異なっているのも特色だろう。
ただ、登場キャラに関しては非常に豊富で、さまざまな問題が次から次へと押し寄せる中、それを解決していく過程で、ヒロインを含むキャラの性格がよく描けていた。
特にサブキャラに関してはそれぞれかなり特徴的なキャラを用意しており、短いシーンであってもその濃さはヒロインに引けを取らない。
中でも主人公である「大陸」は近年の主人公ではあまり見ない、とてもよい性格をしており、そうした部分に惹かれる人も少なくないだろう。

迫りくる問題を驚くような方法で解決していくその過程は燃えゲーに繋がる何かもある。

それだけに、あまり設定を活かせていない部分もあったのは残念。特に主人公やその妹を含む故郷の話などへ広げていくとまた面白そうな話にはなっていただろう。
(現在、妹ルートがプラスされたものがあります)

全体的に泣かせるためのシナリオではなく、とにかく物語を純粋にプラスの方向で楽しむための作品であることを留意しておいてもらいたい。

【総括】
文章(シナリオ)・キャラ・音楽・絵・演出…各部のバランスが非常によく、見本のような作品であったため、泣きゲーではないものの評価としては高め。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
この階差の作品苦手だったけど、今回は比較的好き。
それに久しぶりにヒロインと主人公が純粋に好きになる作品かも。
兎にも角にもギャグが強かったなぁ。
だからこそ、荒唐無稽な設定でも飲みこめたわ。
過度な期待はもちろん禁物だけど、萌えゲー・キャラゲー・ギャグゲーとして普通に楽し目るレベルだし、むしろ掘り出し物ともいえる。
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