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恋咲く都に愛の約束を ~Annaffiare~ の感想
2013-09-13 Fri 13:00
<作品名>    恋咲く都に愛の約束を ~Annaffiare~
<製作会社名>  Hearts

001_201309122233048d0.png

シナリオ構成
S
ヒロインは5人。OPまでの3-4h分が共通ルートとなっており、その直後のキャラクター選択により個別ルートへ分岐する形になっている。
各ルート2-3h程度のシナリオとなっており、キャラ数もあり全体的なボリュームで言えば、量は平均かそれ以上と言える。
攻略順にロックはないのだが、順番によっては重大なネタバレ等が含まれるため、下記の順番を個人的には強く推奨したい。

【おすすめ攻略順 : 心 → このみ → 一美 → 和歌子 → ウィニー】

CG
S
線は細く、淡い色遣いで、全体的に柔らかい印象を受ける。
立ち絵とCGには髪には独特の照りがあるのも特徴か。
キャラクターごとに枚数の差はあるものの、CGの枚数は多く、立ち絵・イベントCG共に上質でかなり安定しているので、雰囲気さえ気に入ればこれだけでも価値はある。
SD絵も少々存在している。
ちなみに背景のいくつかが前作と類似しているのは理由がある。

音楽
S+
OP・EDのVo曲2曲とBGM25曲の構成。
Vo曲は安定のRitaソングで、2曲とも明るく、テンポの良い良曲。
Vo曲もそうなのだが、BGMも質は安定しており、破壊力はないものの、幅広く用意されている印象を受ける。中でも、「In the future」のように作風に合わせてまるで遊園地のような明るい曲がいくつか存在しており好感。

お勧め度
S
島自体が遊園地という場所が舞台の作品。
そういう場所が好きな人にはお勧めできるのだが、その部分があまり強いともいえず、萌えゲーというほかに強い押しの部分が無い作品。
ただ、全体的な雰囲気は悪くなく、プレイ後の気分が明るくなるため、個人的には少し評価を高くしてもよかったと思っている。

総合評価
S

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

【物語について】
島自体が遊園地になっているアンナフィアーレという場所が舞台の作品。
主人公はその島で学生兼キャストの研修生として過ごしている。

全体的には場面転換の演出等も手伝って、かなりのんびりした雰囲気の作品。
笑いもメタ等を時折含むこともあるが、あまり強いわけでもない。
日常シーンはBGM等も手伝い、煌びやかな日々が演出されている。

前述のとおり、かなり共通ルートが短くなっているが、個別ルートに入っても豊富に他キャラが出て、からんでくるところは評価したい。
ただ、それぞれの√でメインとなる遊園地での実習内容(遊園地の担当エリアで放課後各業務の手伝いみたいなことをする事になる)の詳細部分がかなり不透明である。
これは、作品全体としての「主題」としても重要な意味を持つし、世界観をうまく作っていく、という意味でもこのあたりの描写をもう少し増やしてほしかった所。

また、攻略順によって作品が楽しめなくなる可能性がある、という所においても、もう少しシステム的な配慮は欲しかった所。
そうすれば、余計な説明部分を省けたりと他の利点もあるので、先ほど語った実習内容の説明の充実等も図れたのではないだろうか。

また、物語後半等にある物語の重要な部分での展開がそれまでの流れに比べて少々早かった印象も受ける。
細かいところに派なるだろうが、演出・文章等に気を付けて、十二分に準備したうえでシーンに突入する…という風に雰囲気を作りこんでほしかった。

基本的に全ルートの内容はしっかりと作られていたし、プレイ後の気持ちに関しては悪くなかったので、そう言った部分に気を付けられていれば、平均以上の評価は与えたかもしれない。
雰囲気的に「おしい」とおもえる所もあっただけに、少々もったいない。

ちなみにある√では前作と設定的に深いつながりがあるのだが、無論知らなくても全く問題はなく、楽しむことができる。

【総括】
普通にいい作品…なのだが、それ以外に語りたい部分があまりないのが残念。
舞台が「遊園地」という物に関連した、「これ」といえる押しポイントが見当たらなかったのが主な原因だろう。
各所にいい部分が見え隠れはしているので、今後には期待したい。


コンフィグは最低限のものはそろっている。
ただ、他のレベルは高いのでもう少しそろえてほしい気もする。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
ウィニーの名前がW・D・ランド…ということは、あのネズミーランドは意識してるのな。
とりあえず、日常シーンとかは結構のほほんとして悪くなかった。
この落ち着いた雰囲気のまま、優しく本題に入っていけばよかったのになんで重要なシーンだけジェットコースターみたいになったのか謎。
普通に、そのままの雰囲気でじっくり、しっとり作り込めば、泣けるシーンとかもあったはずなんだけどなぁ…。おしい。
とりあええずCGはすごい良いから、そこで満足する人はいそうだな。
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