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星逢のプリズムギア の感想
2013-09-10 Tue 12:00
<作品名>    星逢のプリズムギア
<製作会社名>  Elysion

プリムギア

シナリオ構成
S+
ヒロインは4人だが、訳あってルートは全3本。
共通は比較的短く、個別ルート数も少ない。
しかし、その個別ルートが差があるもののどっしりと長いため、全体的なボリュームとしては平均的な量になっている。
攻略順に指定はないので好きな順番で良いが、個人的にはこの順番を推奨したい。

【おすすめ攻略順 : 未衣→アゲハ→皐月&ルチル】

CG
S
線は細く、独特な曲線で描かれる立ち絵とCGで、塗りは、独特の質感を(特に肌に)感じる。その他は淡く塗られている印象。
立ち絵、イベントCG共に質に少々上下があり、量としても登場キャラが少ないことから、全体的なCGの枚数は少なくなりがち。
しかしながら、バトルシーンのエフェクトなど、その他の演出の部分でなかなか見事なものが見れたのでこの評価に。

音楽
S
BGMはOPのインストを含んで21曲+OP&EDのVo曲2曲という少々コンパクトな構成。
作品に合わせて、少々不思議な雰囲気の物とバトルシーン用のものが目立つ。
ただ、それほど印象に残ったものがなかったのが少し残念。

お勧め度
S+
近未来SFロボットバトル物。
ただ、その系列にしてはバトル以外の部分にも力が入れられているので、多くの人にお勧めしやすい作品になっているかな、という印象を受けた。
ただ、バトル方面に期待しすぎるのは禁物である。

総合評価
S+

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

【物語について】
舞台はパワーギアという、スーツが開発された近未来。

基本的にテキストは読みやすく、特に恋愛部分に関してはかなり優しく、丁寧に書かれている印象を受ける。ただ、序盤の舞台説明(説明口調なセリフ等)に関しては若干の違和感を感じてしまうところも。

OPまでのシーンから既にSF的な雰囲気が漂っているのだが、以外にもその雰囲気が楽しめるのは皐月&ルチルルートのみ。

その他のルートは基本的にこの作品のメインになっているのは先ほどから説明しているようなパワーギア――身につけると各種運動機能等が向上するスーツなのだが、ロボットに近い――で特に主人公の通う学校ではそれらを着用してのバトル「ギアバトル」が盛んになっている。

どのルートでもこの「ギアバトル」は深く物語に絡んできており、その戦闘シーンも各ルートで数多く出てくる。
そのため、どちらかというと全体的な雰囲気は燃え系のロボットバトル物に近い。

ただ、この作品の面白いところはルートによってそのメインテーマに違いがあり、それにより物語の雰囲気が変わるところだろう。
未衣√なら恋愛、アゲハ√ならバトル、皐月&ルチル√なら舞台設定の謎を解き明かすSF物語、と各√によって重きを置いている部分が違う。

そのため、個別ルートに入るとヒロイン以外のキャラがあまり出てこなくなる傾向も。

また、どうしてもどの√も「ギアバトル」がメインになってはいるのだが、かなり重要でない部分以外をかなり省くクセがあり、トーナメント等では急に結晶から始まることもしばしばあり、荒さがみられる。
各種世界観・設定の作り込みもされていて、苦手さは少し伝わってくる物の、バトルシーン自体の描写も興奮出来るし、ある部分では、少々感動もできた。
そう言った部分を増やし、後半の部分でのさらなる盛り上げの為にも、その辺りを書ききってくれなかった所には残念さを感じる。

演出に関しては、特にエフェクト方面は頑張っていた印象を受けるのだが、いかんせんBGM等を含む、音楽関連は目立った活躍を出来なかったのが悲しいところ。
見せ場で挿入歌等のさらなる興奮剤は欲しかった。

感動して涙こそ流さなかったが、各ルートには1度だけではなく何度か山場を作ってくれていたので、そういったストーリー面では十分に評価しておきたい。

【総括】
よく出てくるのはバトル物ではあるが、主題としてはSF物、という矛盾を抱えた作品。
シナリオ自体はそれぞれの√は面白く、読み応えがあり、全体的に安定もしているので、平均以上の評価を出した。
しかし、「SF」か「バトル」どちらかにさらに集中して力を入れていればさらなる評価はあったかも。


コンフィグには機能各種そろってはいるのだが、少々癖があり慣れるまで時間はかかるかもしれない。また、その部分を含め、各種エフェクトに力を入れているので、全体的に少し重い。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
最初にいっておくけど、普通に面白い作品だし、平均点はこえてるから、これからの発言は、さらなる高得点の為…ということを目指しての妄言です。

何度も書いてるけど、「バトル」がよく出てくるけど、読み物としてのSF物っていう作品なんだよね。
中途半端なイメージをうけたから、どっちかにしろよ…って思ったんだけど、SF方面でシナリオ強くしていくよりも、個人的には、バトルが思った以上によく書けてるから、そっちメインで良かったんじゃね? と思ってしまう。
燃えゲーの定石みたいに最後の方に挿入歌持ってきたり、動画で各戦闘シーン演出したり、トーナメントの途中をきちんと書いて、驚きの戦略・戦闘や仲間の成長を見せたりね。
そういうのがあったら軽くワンランク上になったし、各キャラの書き込みも深く出来たかもしれないなぁ…。
まぁ、普通にSF方面深めてくれても面白そうだけどね。
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