自作の壁紙や泣きゲーレビュー公開しているブログ。チャットルームや自作小説もあります そんな鍵っ子小説家のブログです。
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[レビュー]あなたに恋する恋愛ルセットの感想
2017-08-31 Thu 00:00
<作品名>    あなたに恋する恋愛ルセット
<製作会社名>  ユニゾンシフト



あなたに恋する恋愛ルセット
公式ホームページ
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キャラクター・シナリオ : 【 S 】
コンセプトとして萌え要素の妨げとなるシリアス要素を殆ど排除し、ストレスフリーなイチャラブゲーとして作られているのが今回の作品。
そのためギャグ要素や泣き要素などは殆ど無く、あくまで萌えて萌えて萌えるストーリー。
コミカルなキャラクターも何人かいるが、こだわっているだけあって展開や登場人物の動きなどに違和感を覚えることは少なく、
作品の重要な要素ともなっている「お菓子」に関してはTIPSを含め膨大な知識量となっており軽く驚く部分も多い。
シナリオの寮に関しては平均よりも多少少なめ。


共通√ 【 S 】 6h
主人公の製菓コースへの参加から学園祭の参加までを描いている。
お菓子作りをしていく中で製菓コースのメンバーとの絆を深めていくことになり、それ以外にも中間テストや学園祭の準備など、学園物としての要素が強い。


あなたに恋する恋愛ルセット ユニゾンシフト
橘 ののか√【 S 】 2-3h
常に元気で前向きな女の子。
幼いころに通っており、主人公がチョコレート好きになった理由でもある店の一人娘。
お菓子自体が大好きで、性格的・環境的な要因もあって製菓技術は上級者。
個別√では学園祭後にお菓子の全国大会「ル・プリミエール・ドゥ・ラ・パティスリー」に参加する事になるののかを製菓コース全員でサポートすると言う流れになっており、その中で過去から続くお互いの気持ちに気づく事になる。
普段とは違い、照れながらも距離を縮めてくる彼女の姿を楽しむ事が出来るルート。


あなたに恋する恋愛ルセット ユニゾンシフト (1)

大園 柚姫√【 S 】 2-3h
学生会に所属するお嬢様。
自分に厳しく人に優しい優等生で成績も非常に良い。
かりん先生の作ったお菓子に感動し、まったくの初心者だが製菓コースに参加した。
個別√では恋もお菓子作りも初心者の二人が手探りで成長していく様子が描かれており、二人の仲が深まっていくのをじっくりと見られる物になっている。
地味にかりん先生がなぜこの学園に来たのかが分かるルートでもある。


あなたに恋する恋愛ルセット ユニゾンシフト (2)
鍵由 楓花√【 S 】 2-3h
非常におっとりとした性格のクラスメイト。
実家が和菓子店「かぎや」をやっており、幼少のころからお菓子に触れて育ってきた。
そのため作る技術も上級者といって問題ないレベル。
個別√では共に和菓子を製作する過程で二人の時間が増えてゆく事になる。
将来の自分たちについて、お菓子作りを通して考えていくルートであり、楓花の深い愛情を感じることが出来るルートである。


あなたに恋する恋愛ルセット ユニゾンシフト (3)
白咲 美絵瑠√【 S 】 2-3h
すべてに対して非常に無気力な学園町の娘。
しかしながら味覚は非常にすばらしく、一度食べた菓子を再現して作る事が可能。
やる気さえあれば製菓技術もトップクラス、勉学もなぜかトップらしい。
個別√では主人公が美絵瑠にお菓子作りについて相談する、という形でお互いの時間を深めていく事になり、特に家族を大事にする彼女の姿を中心として描かれている。
共通√では見られなかったデレデレの美絵瑠を堪能する事が出来る。



【 主人公 】二宮 春馬
お菓子の食べ歩きが趣味のスイーツ系男子。
その趣味が高じて専門授業として製菓コースがある六華星学園に入学した。
作るほうは初心者だが菓子類に対しての知識量だけは多い。
恋愛に関しても人並みの憧れは持つが、どちらかと言うとお菓子に対しての気持ちの方が強いのが現状。


【推奨攻略順 : 楓花→美絵瑠→柚姫→ののか 】
攻略順にロック等はなく、好きな順番での攻略が望ましい。


CG : 【 S 】
線が細く、淡い塗りの絵。
時折バランスの気になるものなどが散見され、特に立ち絵とイベントCGに差異を感じることが多いが、総じて美麗。
時折ハッとするほど綺麗なものもあり、評価としては非常に高め。


音楽 : 【 S 】
BGM曲、Vo曲2曲(OP/ED)と言う構成。
水月陵さんが作曲するBGMはやはりレベルが高い。
特にテーマとなっている「bonbon sucre Song」はこのゲームの特徴をよく表した良曲。
Vo曲としてはyuikoさんの歌うOP「petit bonheur」が印象的。


お勧め度 : 【 S 】
お菓子のように甘い恋愛学園物をテーマとした萌えゲーの見本のような作品。
シナリオに造りこみこそ無いものの、お菓子の知識と萌えへのこだわりは十分に感じる作品であり、一つの作品の完成度としては高い。
テーマであるお菓子作りや萌えゲー好きならプレイしても良いと思える作品。


総合評価 : 【 S 】
萌えゲーとしてはかなり素直なある程度完成した作品ではあるが、シナリオ重視の評価だとこの評価に抑えられてしまう。

(ぶっちゃけコーナー)
かなり素直に萌えゲーを造りました! という感じ。
全てが全てご都合主義でうまくいくわけではないのだけれど、基本的にシリアスな気持ちになる事はなく、あくまでも攻略するヒロインとのやり取りを楽しめる作品。
少し残念なのは魅力的な配役が結構多い中で、各ルートでは二人だけの世界観になってしまっていたことだろうか。
萌えゲーとしてはシナリオ的にある程度子のあたりが限界なのだろう、ということは分かっていること前提で、それでも他の多くの作品の中に埋もれないためにも、萌えゲー以上の何かを作ると言う事を考えるのであれば、やはりワンポイント何か要素をつけたしてほしかったところ。
システム的にe-mote等の動きを使ったり、シナリオに起伏をつけたり、出来る事はまだありそう。
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[レビュー]Harmoniaの感想
2017-08-24 Thu 00:00
<作品名>     Harmonia
<製作会社名>   Key



Harmonia.png
公式ホームページ
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キャラクター・シナリオ : 【 S+ 】
チャプター0からチャプター8までで構成され、選択肢等は一切なくただ読み進めていく小説形式の全8章の作品。
終末世界のような荒廃した世界で人とフィロイド――機械人形のふれあいを描いた作品。
主人公のレイはフィロイドであり、最初に出会った人間シオナと共に生活し、町の人々と接していくことで失われた感情を取り戻していくことになる。
文章はすっきりとしており読みやすく、物語自体もそこまで長くないのでサクサクと読める物になっている。
その分泣きシーンに関しても弱くはなっており、完成度は割と高めではあるのだが心を動かせるかというと非常に苦しいところ。
世界観も相まって全体的な作りは非常に簡素に感じるため、そういう意味でも小説的な作品という表現が正しいだろう。
タイトルの「Harmonia」とはギリシア語で『調和』を意味しており、テーマとしては人間とフィロイドの調和ということで「planetarian」に近い作品となっている。
プレイ時間は非常に短い4-5h程度。

【推奨攻略順 : なし 】


CG : 【 S 】
基本CG数は15枚。
安定のいたる絵、慣れれば問題ない。


音楽 : 【 S+ 】
BGM15曲、Vo曲2曲という構成。
折戸さん、水月さんの両名がBGMを担当しており、個人的な大好物。
上げだすとキリがないが「Terrarum」「Oppidum」のようなこの世界感の根幹を現した曲が秀逸。寂しさの中にやはり温かさがあるそんな雰囲気。
Vo曲で特に印象に残ったのは霜月はるかさんの歌う「永遠の星へ」。
透き通るような声で歌いあげられるサビは作中で思わず涙を流してしまう人もいるのではないだろうか。


お勧め度 : 【 S 】
Key15周年記念ということで制作された作品。
短くサクッとプレイすることができ、よくできたSF作品なので、そういった理解のもの購入すべきだろう。
昔のKeyを想像して購入…という方にとってはやはり厳しく、特定深度のKeyのファンが購入するという物になってしまっている印象。


総合評価 : 【 S 】
個人的な感想としてはもう少し高くしていいような気もするのだが、やはり一般的な視点から見るとこのぐらいの評価。


(ぶっちゃけコーナー)
やっぱBGMとVo曲のレベルは高いよなぁ。
麻枝さんが参加してないので、ぐっと心に攻め込んでくるようなBGMこそないけれど、水月さんや折戸さんの音楽も個人的には好きだからね。
シナリオ的にはどうなんだろうなぁ…最近は結構真剣なSFっぽい作品に逃げがちな印象のあるKeyなんだけど、そこで押していくのが正解ではなさそうな気がするしなぁ…。
ただある日常が面白くて、そこに感動する話が詰まってる…という王道中の王道作品を高品質で書いていくのはかなり難しいとは思うけれど。。。
麻枝さんがシナリオから撤退した穴を埋めつつ、今までのKeyを保つには…という戦いがまだまだ続く気がする。
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[レビュー]月に寄りそう乙女の作法2.1 E×S×PAR!!の感想
2017-08-17 Thu 00:00
<作品名>     月に寄りそう乙女の作法2.1 E×S×PAR!
<製作会社名>   Navel


月に寄りそう乙女の作法2.1
公式ホームページ
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キャラクター・シナリオ : 【 S+ 】

turi (1)
エスト・ギャラッハ・アーノッツ アフター√ 【 S 】  4h
本編、 エスト・ギャラッハ・アーノッツ
前半ではお互いの両親への紹介や彼女の故郷そして思い出の地を訪ねたりと主従としてだけではなく恋人としてつながりを深め、中盤以降では新学年になったフィリア女学院(日本校)での1年を描いている。
二人にとっての新しいデザイナーとしてのあり方などについてお互いの心理描写を密に描き出し、アフタールートの中でもよりエストとの将来的な関係性について踏み込んで行くような内容となっている。
サブ要素として伊瀬也とジャスティーヌの仲の進展も描かれている。


turi (3)
銀条春心(パル子) アフター√ 【 S+】  2.5h
主に特別編成クラスと一般クラスの和解やパル子らの所属するネットショップ「ぱるぱるしるばー」での活動、そしてパル子の体質についてをメインとして語られている。
Navelとして、ギャクテイストの文章は一切緩めず、笑いながらサクサク進められるつくりとなっており、重要な場面でもうまく雰囲気を切り替えてしっかりと締めるところで締める√。
特に一番最後のED演出はさすがと言う他ない。
パル子の事をもっと好きになれるような、アフタールートらしい作りになっている。

turi (2)
月に寄りそう乙女の作法0 【 S+】  2.5h
「月に寄りそう乙女の作法 」シリーズの原点、大蔵衣遠視点で描かれた彼の学生時代のお話。
八千代の他にジャンやラフォーレなど新旧の関係者が登場する他、新キャラクターを交えて展開される。
1作目の衣遠から伝わる強い意思の原点であり、苛烈な覇道の始まりともいえる部分は全作通してのプレイをしているからこそ描けると言っても過言ではなく、√中では思わず涙を流しそうになるほどのシーンも。
彼の境遇やその心境をより詳細に知れたことによって各作品での彼の行動についての理由が分かり、だからこそ一番最初の衣遠へ対する感情が本当に信じられないほど昇華する事が出来る。
この√をもって皆に愛されるような一つのキャラクターとして完成したといっても過言ではないだろう。

【推奨攻略順 : パル子→エスト→つり乙ゼロ 】
パル子とエストはどちらでも最初に攻略可能。
両ルートを攻略後につり乙ゼロが攻略可能となる。


CG : 【 S 】
FD扱いとなっているこの作品ではあるが、枚数としては割と多い。
背景や新キャラクター等も登場しているため、立ち絵も増えている。
上記の事を考えると十二分と言えるだろう。


音楽 : 【 S++ 】
新規追加BGM4曲、Vo曲2曲(ED)という構成。
BGMでは「こんがり夕焼け色ベルギーワッフル」がつり乙ゼロ√において、泣きシーン等の要所で良い働きをしていた。
何よりも特筆しておきたいのはVo曲2曲。
どちらもテイストの違う曲ではあるものの、特徴的な動画と共に流れるそれは名曲と言わざるを得ず、単体でも十分に価値のあるものとなっている。

お勧め度 : 【 S++ 】
エストとパル子の二人アフタールートをメインに添えた「つり乙2」のアフター作品。
言うまでもなく、完成度は非常に高くFDと言うよりは続編と言ってしまったほうが御幣がない。
ギャグテイストをメインとしながらも各登場キャラクターの心理描写に深く踏み込んだ描き方をするシナリオは健在。
全キャラクリア後に攻略化脳になる「月に寄りそう乙女の作法ゼロ」に関しても、このシリーズのファンなのならばプレイすべき√と言える。
上記の事柄を鑑みて続編ながらもお勧め度を高く評価しておいた。

総合評価 : 【 S+ 】
名作の域、安定して高品質の作品をコンスタントに生み出すメーカーにも賞賛を送りたい。

(ぶっちゃけコーナー)
「つり乙」や「乙りろ」を含めると、今回で5作目。
シリーズ物としても服飾というテーマでの作品としても最終段階といえる作品。
今回も文句のつけどころがないほどの完成度だったので、だからこそ同シリーズの続編を求める心もあるのだが、
やはり心機一転の新シリーズを開始してほしい気持ちもある。
なんにせよずるずると過去の栄光に引っ張られて、惰性で物語を作るだけ。。。と言う危険性もあるため、綺麗な記録のまま保存しておきたい、今回の作品でそんな事を考えました。
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[レビュー]AmenitysLifeMiniFanDiscの感想
2017-08-10 Thu 00:00
<作品名>     AmenitysLifeMiniFanDisc
<製作会社名>   HOOKSOFT


AmenitysLifeMiniFanDisc(レゾナ&板野奏)
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キャラクター・シナリオ

alaf (2)
レゾナ√ 【 S 】  0.5h
深夜で密会を重ねるようになり仲が進展するという話。
本編とは違い、レゾナの甘える姿を堪能できる。
また、友情出演なのかディーナだけが登場する。


alaf (1)
板野 奏√ 【 S 】  0.5h
本編√アフター、奏の実家へ二泊三日で泊まり込む話を中心に構成。
奏だけではなく穂奈美やその母親の素顔を見ることができる√。
レゾナと比較すると少し短い。

【推奨攻略順 : 奏→レゾナ 】
推奨の攻略順は特になし、自分はこの順番だっただけ。

CG : 【 S 】
レゾナ : 5枚(うちHCG3枚)
奏 : 3枚(うちHCG2枚)
そんな構成。

音楽 : 【 S- 】
特に新しいのなし。

お勧め度 : 【 S-- 】
前の作品が気に入っていて、特にこの二人が気に入っている人にはいいのかも…。
ゲームというより特典等を含めてほしいかを考えたほうが良い。
シナリオはおまけ(ぉぃ

総合評価 : 【 S- 】
FDなので正確な評価はできないが、やっぱり少し不足気味。

(ぶっちゃけコーナー)
これに手を出したのはレゾナが好きなので…という理由だったのだが、あまりにも短すぎた。。。
感想乗っけるにしてもなぁ…FDと言っても短すぎるという点しか無く評価しにくい。。。
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[レビュー]ニュートンと林檎の樹の感想
2017-08-03 Thu 00:00
<作品名>    ニュートンと林檎の樹
<製作会社名>  Laplacian


ニュートンと林檎の樹
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キャラクター・シナリオ : 【 S 】


共通√ 【 S 】
タイムスリップ後にニュートン(アリス)と出会い、そしてその仲間たちと親交を深めつつつ、変わってしまった歴史や自分の時代への帰還という二つの目標の達成に対して行動する主人公たちの姿がメインで描かれている。
主軸として上記の物語があり、その物語から各キャラ√が分岐する形を取っている。
ギャグテイストの文章で非常に読みやすく、サクサクと進む部分が多いのだが、タイムスリップの原理関係の話題が出ると、どうしても難しくなる部分があるのは確かで、
展開力自体はあるのだが、泣きシーンへの導入がかなり強引でサクッと終わってしまうことなど、不自然さが多く物語り全体がぎこちなくなっている。


nyu- (2)
一二三 四五√ 【 S 】  1.5h
主人公の幼馴染で測量が趣味。
知識量も主人公が羨望するほど豊富なのだが、感情すら「定義」してしまうほど融通のきかないタイプでもある。
個別√では彼女が秘めていた主人公への想いという物にフォーカスを当てている。
主人公を最初から想っており、立ち位置や過去の約束なども含めるとメイン中のメインキャラクターとも言えるのだが、どちらかと言うとBADENDのようなルート。
主人公の挫折の理由なども語られており、わりと短いルートではあるが重要な要素が語られている。
本人√よりも他ヒロインの√での姿に心動かされることも多いキャラクター。

nyu- (4)
ラビ・ジエール√ 【 S 】  1.5h
テンプリッジ大学に居座っているつかみどころのない科学者。
母親が現代日本以上の科学力を持っていっために魔女扱いされ、共に亡命してきた過去を持っている。
理解力は高く、好奇心も旺盛で、いわゆるマッドサイエンティスト。
個別√はラビの母親に関連したエピソードをきっかけに付き合うことになる。
物語の展開としては「タイムスリップ作品のBAD√」といった物になっており、お世辞にも後味は良くない。また、彼女だけ2週目の攻略において一部の台詞が変化する。
個別√で流れる動画の「コレジャナイ」感は半端ない。
ちなみに彼女の正体はアリス√の後半で判明する。

nyu- (3)
九十九 春√ 【 S 】  1.5h
同じ日本の血が流れる天文学を専門とした優しい年上のお姉さん。
アリスの親友でもあり、いつか日本を見ることを夢見ている。
個別ルートにいたるまでは春の未来での正体やアリス(ニュートン)との関係、プリンキピアの出版経緯に絡んだ問題が析出する。
ここにラビの影響が強くかかわっていることもかなり印象深く、四五など、攻略後のヒロインに関してもしっかりと行動させているあたりは好印象。
しかし個別ルートに入った後はいつも通りイチャイチャしつつ、すこし引っかかりを覚える終わり方をする。


nyu- (5)
エミー・フェルトン√ 【 S 】  1h
アリスたちの暮らす寮の管理をしているメイドであり、無類のイモ好き。
時折論文等を読んでいることから科学的な素養もあるらしい。
個別ルートにいたるまでにアリス自身について非常に掘り下げられる所であり、科学者としての面だけではなく、人間的な闇の部分にも言及している。また、割と衝撃の事実が判明する。
エミー√に入ってからはいつも通りの流れでエミー自身については書くべきところがほとんどないのだが、四五との別れ方が印象的。


nyu- (1)
アリス・ベッドフォード√ 【 S+ 】  1.5h
修二と四五がタイムスリップして初めて出会う少女であり、ニュートンというペンネームで論文をいくつも寄稿していた物語の中心ともいえる人物。
ニュートンの人物像はほとんどが想像であり、実際は生意気な金髪ロリっ子
彼女の個別ルートではもともとの目的であった「歴史改変」「現代への帰還」という二つの目標を達成するための√。
基本的にはギャグ路線のこの作品ではあったが、彼女の√にかんしてはどうしても悲しさが漂い、挿入される動画もどちらかというとそういった作りになっている。
このルートのために作られた作品でもあるため、思わず涙してしまう場面もあり、つくりとしても全体的にみれば突出している。
しかしながら、素材としてもうすこしの展開を期待していた部分もあり、表かとしては抑えめ。攻略後に「強くてニューゲーム」という半ばパロディーアフター√がある。


nyu- (6)
[ 主人公 ]
ノーブル物理学賞(※正確には違う)を受賞した祖父をもつ青年。
昔は祖父の下で四五と共に科学を学んでいたが、とある出来事により挫折、音楽の道へと進んでいたが、お世辞にもうまくいってはいなかった。
基本的には対応力が高く好奇心旺盛なのだが、どこか自分の能力に対してネガティブなところがある。


【推奨攻略順 : 四五→ラビ→春→エミー→アリス 】
1周目で攻略可能なのが四五とラビ、ラビ攻略後にほかのキャラクターが攻略可能となる。
シナリオの構成的にも基本的にこの順番が堅い。

CG : 【 S 】
細い線、濃い塗りに薄く特殊なエフェクトをかけている絵。
質に関しても総じて綺麗なのだが、どことなくバランスに危うさがある部分も。
全体的にはアップのCGよりは引いて描かれたもののほうが綺麗な印象。
SD絵も多数存在している。

音楽 : 【 S 】
BGM11曲、Vo曲2曲(OP/ED)+αという構成。
非常に少ないBGMは物語へのバリエーションという意味では不足だった。
「贅沢な日々」などに代表される、華やかで時代を感じさせる音楽が印象的な他、「ノブレス・オブリージュ」や「抱きしめたその手で」のような、誇らしくも一抹の悲しさが残るBGMが印象的であった。
曲として特筆しておきたいのはイントロが非常に素晴らしいOPの「風の唄」。
また、「+α」に関しては、各キャラに専用の動画が用意されており、その中で軽いラップ…のような音楽があるため、このような表記とした。

お勧め度 : 【 S+ 】
物理学史にとって重要な1687年にタイムスリップするという、「コミカル・タイムトラベル」作品。
基本的にはエロを交えたギャグテイスト中心の作品となっており、難しいことや矛盾には一切手を触れないように作られているため、真剣にタイムスリップ作品をプレイしたい人は注意が必要。
笑えて、すこし泣けて…という宣伝には偽りなし。


総合評価 : 【 S 】
ギャグ中心の作品でありながらストーリーもそこそこ作りこまれており、評価としては安定しているがあと一歩が足りないのも確か。

(ぶっちゃけコーナー)
全部終わった後に「まぁ、史実がこんなのでも面白いかもな」と思わせてくれる程度にはよくできている作品。
それだけに、やはりもう一歩踏み込んだものを作ってほしかったのも確か。
ストーリーとギャグのバランスが難しかったのもある。
ギャグ自体にそこまで破壊力がないのでストーリーで補っているのだが、そのせいでギャグが寒くなっていたり、逆にギャグのせいでストーリーに集中できなかったり。。。
個別ルートが適当だったのもやはりつらいところ。
展開として不器用で強引なところがあるのを見逃しておくとしても、、短いし展開として似すぎている。
四五やラビ、アリスなどは心の描写をもっと深めていけば全然違うテイストで重要シーンには入れていたんじゃないかなぁ…。
この作品に出てくるサブキャラも含めて意外と面白いんだから、そのへんは活かしてほしかったかも。BGMのバリエーションの少なさも気になるし…。
動画のテイストも「そうじゃないんだよな…」という感じが否めない。
あれは民安さんの歌唱力があってこそだったんだよ…。
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| 青空の翼と過去の十字架 |