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[レビュー]神頼みしすぎて俺の未来がヤバい。の感想
2017-07-13 Thu 00:00
<作品名>     神頼みしすぎて俺の未来がヤバい。
<製作会社名>   Hulotte


神頼みしすぎて俺の未来がヤバい。
公式ホームページ
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キャラクター・シナリオ : 【 S 】
縁結びの神である「麗」との出会いをきっかけに運命の人がいるという学園に入学し、3人の運命の相手が集う「聖域」である屋上を何とかしようと主人公が決意する…というのが今回の作品の導入部分。

メインヒロインこそ3人のようには見えるがサブヒロインを含めると6人になるため、攻略ヒロインのキャラクターが非常に豊富。
各個別シナリオ自体が割と短いことや、それぞれのキャラクターも非常に個性豊かな事も手伝って一人一人の攻略自体には飽きが来ないはず。

しかしながら、やはり萌えorキャラゲーメインの宿命とも言えるシナリオ自体の薄さと言うのはどうしても感じてしまい、造りこんではいるのだが後一歩踏み込めない・・・という展開が多かった気がする。
キャラ数が多いだけにいい雰囲気をもった√もあったので、その辺りは残念でもありセールスポイント的には仕方がない部分でもある。

個人的には友人である「泰然」の存在も重要だったのではないかと思う。
どうしても攻略ヒロインが多く、逆にそれ以外のキャラクターがほとんど出てこないため「ヒロインだけ」の世界観になってしまうこの作品で、彼(+真央)だけが外の世界との繋がりになっていたんじゃないのかな、と思うシーンも多々あり、また恋愛面においても麗とは別の男の視点によるアドバイス等のサポートしてくれる等、この作品には欠かせないキャラクターと言えるだろう。


共通√ 【 S 】  2-3h
1週目は主人公の置かれた現状を説明され、七海、鈴奈、由香里、という3人の運命の相手とのシーンを中心に構成。
意外とボリュームのある部分ではあるのだがテキスト自体は読みやすく、若干すべり気味ではあるがギャグも多いためサクサクと読み進めることが出来る。
2週目以降は麗、真央、花夜の攻略が可能になるため各所に新たな選択肢が出現する。


kami (1)
南雲 七海√ 【 S 】  2-3h
現在の首相の娘であり、クラスメイト。
その立場ゆえか周りに壁を作ってしまいがちだが、実際は乙女思考な女の子。
主人公との初期縁カウントは8億超という破格の数値。
個別√ではベタな恋愛観を持つ彼女との甘い生活をメインに描いており、後半においては首相の娘という点や「聖域」自体についてをテーマとして描いている。
最もメインとも言えるシナリオであり、オーソドックスな展開をするルートでもある。


kami (6)
赤城 鈴奈√ 【 S 】  2-3h
3年に在籍する国民的大人気アイドル。
実際は心優しく、気配りが出来、頑張り屋、料理も上手とかなりのハイスペックを誇ってはいるが、少々依存度が高いところもある。
主人公との初期縁カウントは全キャラで最も少ない15。
個別√ではやはり彼女の「アイドル」という立場についてをテーマとした展開となる。
彼女の性格についての問題も交えての展開はある意味でベタだが、意外と抑揚もあり安定しつつも頑張って展開していた印象を受けた。


kami (2)
周防 由香里√ 【 S 】  2-3h
過去には名探偵とよばれるほどの推理力をもつ女の子で、麗と同じクラスの1年生。
その推理力で人の心を見透かすクセがあり、面白い事を好む猫のような性格。
主人公との初期縁カウントは6万台。
個別√に関しては、言い方は悪いが「萌えゲーでのこういうキャラの話はこうなるよな・・・」という、想像どおりシナリオ運び。
過去の探偵設定にもあまり触れたりはしなかったので、キャラにあわせてもう少し自由度の高い展開にしてほしいと言うのが個人的な要求。


kami (3)
麗√ 【 S+ 】  2-3h
自称縁結びの神様で、皆の記憶を操作して妹として学園に滞在している。
適当だけど、要所要所ではしっかりとサポートをしてくれる。
クラスメートである事や性格的に似ているところがあるためか、由香里と非常に気が合い親友になっている。主人公との初期縁カウントは無限大。
個別√では縁カウントが有限値に変化する事で、お互いに恋愛対象として意識する甘酸っぱい展開から描かれており、麗自身の事について一部明かされる。
後半に掛けては「神」という立場から生ずる問題をメインとした展開を行い、テンポは速いものの泣きゲーもかくやというシーンがある。
全体的に問題を解決するため、グランドEDっぽい√となっている。


kami (5)
神林 真央√ 【 S 】  1-2h
主人公の従兄弟であり過去に結婚をする約束をしていたが、主人公自体がその約束を忘れ、さらに運命の相手となる3人に入っていなかったため、最初は意識されない女の子。
普通オブ普通の家庭的でやさしい女の子。
個別√では過去の話にも触れており、恋愛ゲームとしてはかなりオーソドックスな展開。
しかしながら、昔からの想いという部分とED「キミのイロ」の相性が良く、泣かされそうになるところもいくつか存在している。


kami (4)
坂白 花夜√ 【 S 】 攻略時間 : 1-2h
古くから南雲家の警護を勤めてきた家系であり、現在も七海のSPを勤める3年生。
七海とは幼いころからの付き合いで姉妹のような関係であり、時折は彼女の恋愛観等をいじる事もある。
個別√では、SPという立場についてをメインとして描かれており、主人公の事を意識してからは基本的に問題がなく終わってしまうサブヒロイン系の√。


[ 主人公 ] 神林 始
普通の青年だったのだが、あまりにモテなさ過ぎて思わず神頼みをしすぎてしまった結果、運命(縁)がメチャクチャになった人。
突然やってきた麗に「このままでは一生DTのまま」と脅され猛勉強をする事で、運命の相手がいる学校へやってくることが出来た。
相手をじっと見る事で運命の相手との心の距離(縁カウント)を見る能力を授けられた。
良識派ではあるが、意外と行動力があり、縁カウントを0にするため驚くような事をすることもある。


【推奨攻略順 : 由香里→鈴奈→真央→花夜→七海→麗 】
誰か一人攻略後に真央、花夜、麗の攻略が可能になる。
基本的には好きな順番で良いが麗は最後の方がよさそう。


CG : 【 S 】
繊細で美麗な立ち絵およびイベントCGであり、全体的な質は非常に高い。
枚数に関してもヒロイン6人分(キャラによって差はあるが)が用意されており、十二分と言えるだろう。


音楽 : 【 S+ 】
BGM23曲、Vo曲2曲(OP/ED)という構成。
BGMではヒロイン4人分のテーマ曲があったりと割とオーソドックスだったのだが、最も破壊力が高かったのがED曲の「キミのオト」。
OPと同様にDucaさんの楽曲なのだが、素晴らしいイントロは非常に印象的でテキストとマッチする。作中で流れるinstVerとあわせて涙腺を刺激されることも。


お勧め度 : 【 S 】
攻略キャラの多い萌えゲー作品。
全体的に質が高く、しっかりと造りこんでいるのでシナリオ自体も楽しめるのだが、そこからの一押しがなく玄人にとっては少々退屈な作品になることも。


総合評価 : 【 S 】
全体的には良くできているが、萌えゲーとしてこの評価


(ぶっちゃけコーナー)
全ルートを通してみた時に決してつまらないわけではないが、どうしても他の萌えゲー作品にまぎれてしまう印象のする作品。
何かが足りない・・・と言うのは簡単なのだが、やっぱり他の作品とは違う強みみたいなものがほしいのは確か。
それはもちろんシナリオであれば最良だが、絵でも設定でもシステムでも、とにかく「この作品」として後々まで覚えていられるような何かがほしかった。
萌えゲーにそれを求めだすと変な感じもしなくはないけど、この作品に手を出す理由みたいなのがないと今後プレイするときにやらなくなってしまう率が高くなりそう。
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