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[レビュー]はるるみなもに!の感想
2017-06-08 Thu 00:00
<作品名>     はるるみなもに!
<製作会社名>   クロシェット



はるるみなもに!

公式ホームページ
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キャラクター・シナリオ : 【 S+ 】
攻略キャラは5キャラで、共通√、個別√共に一般的な長さであるため平均的な分量か少し多い程度と言えるだろう。

昔からの信仰が残る神楽谷と近代化が進む地方都市の玉津江が舞台となる今回の作品はメインヒロインだけではなく、妹も現人神として存在する事から非常に「人」と「神(人ならざるもの)」との距離が近い作品であり、遥か昔、人と神の距離が近かった時代の事を思わせる非常に心地いい雰囲気が流れている作品。
そういう点を考えると、やはりクロシェットほど田舎を舞台にした作品を高品質で作れる会社はあまりないと言えるだろう。
もちろん萌えゲーらしく登場キャラクターもかわいく、メインヒロイン意外のキャラクターについても面白さを持っていたりと評価したい所は多い。
またメインは萌えゲーとして作られた作品ではあるが、話の内容としても割と凝っており展開としても多種多様なため、どの√においても飽きることなく楽しむ事ができる。

【 主人公 】山神 立貴
妹が神という特殊な境遇で育った神社の息子。
「神である妹のため」という精神のもと、神事やそれに類するすべての事柄において真摯に向き合ってきた。
そのため基本的にていねいな物腰であり、どんな神様であってもしっかりと敬う事を忘れないため、多くの神からも好かれやすい。
基本的なスペックは平均的であり、恋愛に対して鈍感なところはあるものの、総じて勇気があり、行動力も伴っている見本ともいうべき主人公キャラクター。

はるるみなもに!1
春ヶ崎 叶√ 【 S+ 】
今作のメインヒロイン。
元は体の弱い女の子であったがある事件を経て現人神とり玉津江の海神として新しく赴任されてきた。
何故か不幸に巻き込まれる性質を持ち、ドジなところも目に付くが、常に元気で前向きで素直、問題とまっすぐ向き合う心を持つ。
個別ルートでは「恋」の感情を認識する叶の様子をしっかりと描きつつ、合間に神として成長していく姿が描かれている他、「家族」をテーマにした話も一部入っており、思わず涙しそうになることも…また、エピローグではかなりの伏線を回収していることも注目したい。

はるるみなもに!2
山神 水緒里√ 【 S 】
主人公の妹でありながら、生まれながらにしての神楽谷の2代目山神。
イタズラ好きで「うん、知ってる」が口癖なブラコン妹。
個別ルートでは主人公の持つ力の秘密に迫ったりと最も作品の深部に関連した√となっているが、実状は妹を孕ませて問題が解決するお話。
ところどころで感じる、古からの人と神との関わり方を書き方や兄妹という問題に対して逃げずに真正面から描き切った√であることを踏まえて、同じ評価ではあるが一つ飛び抜けてると思っていただきたい。

はるるみなもに!3
松房 英麻√ 【 S 】
実家が和菓子屋の幼馴染であり、一番の理解者。
非常に広い抱擁力と優しさを持った女の子であり、その気質からか実家には「(元)貧乏神」と「芽以」が話の流れで居候してしまうほど。
個別ルートでは意識しないようにしていた男女の感情を踏み越え、二人で絆を深めていく様子がメインで描かれている。
「神様」というテーマからは少し遠いが、玉津江の前海神が絡んだりと意外なところにつながっていることにも注目。

はるるみなもに!4
幡上 芽以√ 【 S 】
雷から生まれた雷神の女の子。つまり生まれつきの神、名は主人公につけてもらった。
最初のイメージは生真面目で猪突猛進。
個別ルート序盤では芽以自身の立場や能力と向き合いながら、主人公と共に行動することで仲を深めていくこととなっており、その部分の比重が重い。
ほかの√でも大概デレている様子が見えるキャラクターなのだが、付き合った後に関しては、これでもか! というほど甘くなるのが特徴的。
桐谷華さんのあまあまを超えた超絶に甘いセリフはこの作品のこのキャラじゃなきゃ聞けないので好きな方には注目してほしい。

はるるみなもに!5
伊吹 明日海√ 【 S 】
最初はトゲトゲしい印象の同級生であり共通ルートの話で最も活躍するキャラクター。
個別ルートでは主人公との恋愛がしっかりと描かれており、恋人関係になった後の素直クールともいえる性格により受ける印象が一気に変わるだろう。
後半の展開に関しては共通で張られていた伏線をしっかりと回収し、テーマともいえる「神」という存在と「明日海」というパーソン自体を巧く絡めたものになっており、展開としても最もドラマティックかつ壮大なものになっている。
完成度自体は高いが泣けるという方向性ではないため評価は抑えめ。


【推奨攻略順 : 明日海→芽以→英麻→水織里→叶 】
攻略に際して、とくにロック等はないため好きな順番出の攻略で良い。


CG : 【 S 】
濃い塗りで線に硬さのある瑞々しい絵。
特に大きな胸をセールスポイントとしたCG群の完成度は文句がないほど高く、枚数に関してもHCGの比重が重めではあるがのストーリー量と比較すると十二分と言えるだろう。
アイキャッチのバリエーションが多かったのも個人的には好印象。
またシステム方面とも関連しているが、全体的なスキンが和風をイメージしたものとなっており、非常に丁寧に作りこまれていることがうかがえ評価したい。

音楽 : 【 S+ 】
BGM30曲、Vo曲3曲(OP1/ED2)という構成。
全体的に完成度の高いBGMがそろっており、特にテーマBGMともいえる「鼓動に合せて晴れわたれ」は旋律がとても気持ちがよく、場面の好転換用BGMとして使われる「可能性の扉」や「たまつえ」は一瞬にして雰囲気を変える力を持っていたと言える。
Vo曲は文句なしでOPの「Be With You」が高評価であり、サビの部分については思わず口ずさんでしまうほど。
そのほかEDの「Hello!」の独特のリズムもクセになるものがあり評価が高い。

お勧め度 : 【 S+ 】
シナリオの質、絵の質、それ以外の部分の質も高く、死角がない。
萌えゲーとしてだけではなくシナリオも十分楽しめる事から、初心者から玄人まで幅広く楽しめる作品となっており、期待している部分に関しては十二分にこたえてくれるだろう作品となっている。


総合評価 : 【 S+ 】
シナリオは平均的なものに毛が生えた程度なのだが、全体的な質をかんがみてこの評価。

(ぶっちゃけコーナー)
萌えゲーということでシナリオに機体しすぎるのはだめなんだとは思うけど、だからと言って捨てた物でもないのは確か。
というか、個人的な弱点もあるけど実際にウルウルきそうになるシーンはあったしなぁ。
共通で少し気になっていた伏線もいろいろな√で回収してくれていたし、どのルートもあまり展開がかぶらないのが魅力的だったわ。
後はやっぱり、キャラのかわいさを伝えるのが本当にうまいなぁ・・・というところ。
絵や文字もなんだろうけど、特殊な技術こそ使ってない演出なんかも地味にがんばってるんだろうなぁ・・・。
その辺を考慮して少し甘めの評価にはなっているかかも?
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