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[レビュー]1分の2恋ゴコロの感想
2016-11-26 Sat 00:00
<作品名>    1分の2恋ゴコロ
<製作会社名>  天ノ葉

1分の2恋ゴコロ

シナリオ構成
S
攻略キャラは4キャラ。共通ルートは一般的なボリュームと言えるが個別ルートが短く1-2hほどでクリアできてしまう。
そのため、全体的なボリューム不足。

【推奨攻略順 : 小雪→みのり→陽凪→月凪 】
ロック等はないため、好きな攻略順で問題ない。

CG
S
全体的に線が堅いロリ風味の絵。
大きくバランスが崩れる等の品質的なミスはないが、立ち絵とイベントCGで受けるイメージはだいぶ違う。

音楽
S
BGM13曲、主題歌1曲という構成。
物語の長さが短かったため、曲数の少なさという意味ではあまり悪いイメージを持ってはいないが、改めて数えるとどうしても少ない。
全体的に強い旋律をもったものが多く、いい意味では印象に残りやすく、悪い意味では安っぽく映る。

お勧め度
S--
全体的な印象は昔の作品といったイメージの作品で、初心者にはお勧めしやすいと思っていたのだが、いかんせん全体的に品質が悪い。
詳しくは下記。

総合評価
S--

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

両親を亡くした兄と双子の姉妹のお話。
主人公である兄は途中で学校を中退し、バイトをすることで姉妹二人を養っており、メインの活動場所は家かバイト先の喫茶店ということになる。

延期に延期を重ね、1年以上が過ぎた作品ではあるものの、全体的な完成度は低い。

物語自体にスポットを当てると、設定や状況はおいとくとして着眼点やテーマ自体は悪くない。展開自体も王道とは言えないものの他の作品でも使いこまれたオーソドックスなものである。
しかしながら圧倒的に描写力が足りない。
各キャラクターに視点を移しているが、そのタイミングが非常にわかりにくい上、無駄な心理描写などが多く、描くべきところが描けていない。
短く簡潔な物語自体を否定することはないが、今回の作品に関しては決定的に抜け落ちている印象を受けることが多かった。

演出や音楽について。
こちらは特に、公式HPで延期の理由を「シナリオや原画は完成しており、演出等のクオリティアップを目指して~」という文言があったにもかかわらず、まったく進歩している部分を感じることができず、一昔前の凡百な作品をやっている印象。

処女作といえども、フルプライス作品として販売するのであるならば、もう少し全体的なクオリティアップや経験を積んだ計画的な作品の作成を目指すべきだろう。

システムに関して、根本的な部分に問題はない。
しかしながらデフォルトの表示文字について一部の難しい感じに対応してないため、白紙表示になってしまっていたり、一部の文章が表示されなかったり(入りきらなかったり)ほかにも様々な不具合があり、ストレスを感じた部分もある。

【総括】
見るべき要素が少なく、評価としては非常に妥当。

(ぶっちゃけコーナー)
屋台骨としてのシナリオ(というよりテーマ)や原画は悪くなかったが、書き手の技量も足らず、演出等に光も見えなかった作品。
いかそうと思えばいくらでも活かせる部分はあるので、改善点をしっかりと把握して次回作につなげてほしいところ。
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[レビュー]アリスティア・リメインの感想
2016-11-19 Sat 00:00
<作品名>    アリスティア・リメイン
<製作会社名>  アストロノーツ・コメット

ARISTEAR REMAIN

シナリオ構成
S
選択肢なしの1本シナリオ、分量はそう多くなく8-10h程度。
攻略をすすめとにExtraとして各ヒロイン+αのミニシナリオも公開されてゆく。

【推奨攻略順 : 選択肢なし 】

CG
S
硬めの線質に濃い塗りの絵。
イベントや立ち絵ともに動的要素こそないものの、十二分と言っていいほどの高品質。
バトル物ADVということもあり、戦闘用シーンなどが多くの割合を占めているのが特徴。

音楽
S
BGM23曲Vo曲1曲(主題歌)という構成。
BGMはやはりというべきかバトル仕様のものが多い。
唯一のVo曲「Remain of Hope」はOPや終盤の挿入歌にも使われる熱い曲。
全体的にどうしても印象に残るものが少ないのが少し残念。

お勧め度
S+
最近では少し珍しくなったバリバリの異能バトルADV。
ルートが1本ということでシナリオの破綻もなく、物語のテンポや展開のわかりやすさ等々が非常に受け入れやすく、「革新的!」と言える部分があまりないのは残念ではあるが、バトル物が好きな人ならば初心者を中心に広くプレイしやすい作品になっています。

総合評価
S

公式ホームページ
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『魔法と科学が共存した現代ファンタジー』と銘打った異能バトルADV。
その名の通り、魔法が使える亜人と言われる半獣人たちと、比較的に魔法があまり得意ではないが『ZED』と呼ばれる道具を駆使して亜人たちと戦える人間たちがいる世界が舞台の作品。

そんな世界観の中で、主人公は魔法が全く使えない半分機械(ZED)のダメ人間としてスタートする。しかしながら過去に「武神」と呼ばれるほどの戦いのセンスの持ち主で、一部の人間にはいまだに尊敬されてる上、物語が進み力を手に入れてからは基本的に負けることは少ない…というよりも今回の作品は割と味方の層が厚いため、基本的に絶対的安心がある状態での戦いが多かったのが全体的な印象。

シナリオとしてはある程度予想のつくどこかで見た設定の物。それを無理な展開をなくし、堅実に作ったという印象を受ける作品で、特にHシーンとシナリオをシステム的に描き分けて置いたのは個人的には高評価。
クリア中に解放されるExtraシナリオはその8割がエロシーン。本編中にエロシーンが全くないわけではないが、基本的にカットされても問題ないシーンのほとんどはExtraに集約されているため、物語を順に丁寧に追いたい方は適宜、エロシーンをまとめてor飛ばしたいかたはそのまま進めることでシナリオ自体に集中できる作りになっている。

残念ともいえる点は燃えゲーとしての新しさがないところ。
上記でも何度も同じようなことを語っているが、シナリオ自体はは全体的にどこかで見たものの焼きまわし。演出等も基本をさえて少しは頑張っているものの、「アリスティア・リメイン」という作品自体の唯一のすばらしさというものが作品を通しても見えてこないのが残念ともいえる。

それはそれとして、やはり終盤に主題歌を流すなどの基本的な部分ではしっかりと興奮できたし、作品として悪くはないのでその点だけは繰り返し伝えておきたい。

コンフィグに関しては十二分に使いやすく問題がなかった。

【総括】
シナリオも割と作りこまれた汎用バトル作品という感じで、評価としてはあまり高くできないのだが、安全パイではある。

(ぶっちゃけコーナー)
プレイ中は結構楽しいんだけど、数日たったら忘れてしまいそうなシナリオ…というのがプレイ後の感想。あまり何かに浸ってしまう…という作品ではないので、あくまで初心者~におすすめする作品と言っていいだろう。
ゲームをやりこんでいる方々にとってはどうしても味気なく感じてしまうかもしれない。
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[レビュー]生命のスペアの感想
2016-11-12 Sat 00:00
<作品名>    生命のスペア
<製作会社名>  あかべぇそふとすりぃ

生命のスペア

シナリオ構成
S+
選択肢無の一本√、攻略時間は約8時間程度。
ミドルプライスということを鑑みると妥当なボリュームだろう。

【推奨攻略順 : 選択肢無 】

CG
S
硬い線質のCG。
全体的な完成度が高く美麗なのは言うまでもない。
量に関してもシナリオ量に見合った分量はあるといえる。

音楽
S+
Vo曲1曲(OP)、BGM20曲という構成。
やはり特筆すべきは霜月さんのOP「Liblume」。作品を現して余りある2番からの歌詞はゲームクリア後に涙腺必死の必聴ものとなっている。
BGMもどちらかというと綺麗、せつない系の物で統一されている。そんな中個人的に推したいのは「陽だまりの隙間」というBGM。
名前の通り、この作品では珍しい日常系の明るい曲なのですが、物語に付きまとうどうしても悲しい雰囲気もこの曲を聴いているときだけは忘れられました。

お勧め度
S+
不治の病という覆りようのない現実を通して感じる死生観をテーマにした作品。
基本的に希望のない悲しいお話なので、読後感が非常にいい! などとは口を避けても言えない。
それでも丁寧に綴られた心理描写等はプレイヤーをしっかりと物語の世界へとサポートしてくれており、しっかりとしたシナリオと合わせて初心者を中心におすすめしたい作品。

総合評価
S+

公式ホームページ

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桜紋病――かかると胸に浮かび上がる桜の模様が特徴で、時折激痛がはしりその痛みで自傷行為を行ってしまうほどの不治の病。この物語は桜紋病に侵された彼女たちの残された時間を見届ける物語である。

今回のメインヒロイン恵璃は幼い頃に桜紋病に侵された少女であり、その妹である璃亜は姉の”スペア”として生まれたデザイナーズベイビー。
ストーリーのネタバレは避けたいので物語の核心的な展開部分については語ることはしないが、心臓移植を行うことで治るとされている桜紋病において、妹の存在は姉の命に等しく、それがこの物語のキモともいえる部分だろう。そして妹の「私の命は姉の物であって当然」という考えもそれを手伝う。こういった物語の作品に慣れている人物ならばある程度のシナリオが予想できるかもしれないが、大筋においてはその路線を抜けることはない。

物語の序盤、約1年前の出会いの出来事もクロスオーバーしヒロインである恵璃との恋を深めていくシーンにフォーカスが当たる。
当然であるが、重要な事としてすごく魅力的なヒロインを描き出していた。
性格を一言で表すなら古き良きツンデレ。皆の前ではクールビューティとされるが、二人になるとデレてくれる何ともいじらしく、思わず好きになれずにはいられない。

中盤は一言では表せないが、一つ上げるなら家族に触れられなかった主人公が病気を通して、恵璃の家族たちからそのぬくもりを受けるというシーンでもあるだろう。
この作品に「家族」のタグをつけたのもそれが理由の一つでもある。
ここの部分に関してはあまり文字にして直接書かれる部分はなく、主人公の家族周辺の状況がポツポツと出てくるその対比で掘り下げられるような分野なので、どこまで感じることができるかはプレイヤー次第と言えるだろう。

終盤は終わる命に向けて、ある意味この作品でのメインコンテンツともいえる、病気との闘いとそして目前に迫っている死を通しての生きることを想うこと。
この部分に関しては果てしてどこまで迫って書けば正解なのか、どこまで書けば”ありきたりな物語”になってしまうのかというボーダーが難しいところ。

今回に関してはどうしても駆け足になった部分が目立ったというのが正直なところ。
もちろん終盤だけの話ではなく、中盤から終盤にかけては起こる出来事の大きさが大きすぎてどうしてもプレイヤー側も心の動きが追い付けなかった。
もう少し丁寧に演出を考えて泣かせてほしい部分のスルーや状況説明(心理描写)などの不足点も見られる。泣かせる勢いのあるBGMやVo曲などはそろっていたのでそのあたりでもう少し工夫してほしかったところ。

コンフィグに関しては特に何か不満を感じることはない。

【総括】
もしかしたら結末に関しての賛否はあるかもしれないが、作品自体はミドルプライスと考えるとよくできすぎているほどの作品であり、この評価がふさわしい。

(ぶっちゃけコーナー)
現状としてはどうしても「いい話」で終わってしまう作品であり、記憶に残る一作というには何かが足りていない。終盤の二人だけの状況で起こすことのできるイベントも限られているので、どうしても”他者”の存在も重要になっている。
もちろん今回の作品でないがしろにされているわけではないのだが、もう少しかかわらせるようなフルプライス版に迫るような長編話もあっていいのではないかと思ったり。
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[レビュー]罪恋2/3の感想
2016-11-05 Sat 00:00
<作品名>    罪恋2/3
<製作会社名>  Campas

シナリオ構成
S--
選択肢無しの一本ルート。全体的な攻略時間は5-6hといったところで、
ロープライス作品としては一般的なのだろうか…。

【推奨攻略順 : 選択肢なし】

CG
S-
線が細く、すこしテカリのある絵。
室に関しては少し慣れない部分が多く、立ち絵・イベントCGのどちらにも評価に振れ幅がある。
物語のボリュームに見合った量。

音楽
S
主題歌として「Small sin to the love」があるほか、BGMが数曲。
(クリア後に鑑賞が不可能なため、局数は不明)
OPに関してはノリもよく独特なリズムの良曲。
BGMは数が少なく、印象も薄いので評価しずらいのが現状。

お勧め度
S--
ミドルプライスやハーフプライスというのは手に取りやすい価格ということで多くの方が手に取る作品といえるのかもしれない。
今回の会社Canpasはウソシリーズで有名で、ある意味ブランドとしても安定しているともいえるが、今回の作品に限ってはお勧めしずらいのが現状。
なんといってもシナリオが悪いのでフォローはできない。

総合評価
S--

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ある日親友の少女が屋上から落ちてきた。その現場を目撃し、落ち込む主人公とその妹だったが、その少女は幽霊となり再び姿をあらわす。そして転落の原因を調査することになるのだが――。

今回の作品の登場人物はざっくりと3人。
主人公、妹、親友の3人だけである。さらにいうと簡単な三角関係でもある。
…物語としては実はこれだけで、作中ではそのあたりのことをボカせもしないのにぼかしつつ、親友が死んだ理由を「私(俺)のせいで・・・」というシーンが多い。
ショートストーリーとしての素材としては悪くないのだが、いかんせんストレートすぎて物語が一瞬で読めてしまう。
それを面白みのない文章で延々とつづられているので、どうしても好きになる人は少ないだろう。こういったゲームの経験が多ければ多いほどその傾向は高いように思える。

物語の傾向上どうしても心理描写が多くなるのだが、書き手の独りよがりな心の動きに振り回されることが多く、。どうしても生きている人間の感情として伝わってこない。
結果として書き手が好きに”人形”を動かしているように感じてしまうのが現状。
ストーリーの再構成と重要な心理描写の丁寧な書き起こし等をもう一度考えて作り直さない限りよいシナリオにはなりにくいだろう。

【総括】
評価としては読む意味もあまりないのでこの評価。

(ぶっちゃけコーナー)
ん~普通につまらなかったってのが感想。
ぶっちゃけて言うと全部スキップモードでも作品を読めるくらい、中身はスッカスカ。
物語の基本的な起承転結の「承転結」の部分がそれぞれ悪いのが原因だろう。
シナリオに関しては少なくともまだまだやることはあるはず。
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