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DEVILS DEVEL CONCEPT のレビュー
2010-02-28 Sun 00:00
<作品名>    DEVILS DEVEL CONCEPT
<製作会社名>  暁WORKS

DEVILS DEVEL CONCEPT

シナリオ
S
攻略可能キャラ5人のBADEND含む10ENDの燃え重視のシナリオゲーム。
物語の長さはそれほど長くない。

CG
S-
絵によって雲泥の差がある。
特に男の絵を描くのは下手だが、遠くから見る人の絵や数枚の戦闘シーンのCGは文句の付け所が無い。
立ち絵にもできの良さにばらつきがある。
また、ほとんど物語に登場しないようなキャラに立ち絵があったりすることがあるのも特徴。

音楽
S+
OP、ED、挿入歌、BGMとその量は結構多い。
その中でも燃え成分を後押しするOP曲は質が高い。

お勧め度
S
流血シーンが多々含まれ、少し難しい言い回しなどが多いため混乱することもあるが、そこを乗り越えればよいゲームとして受け入れることは出来るだろう。

総合評価
S
怪奇事件が起こる街「鶴伎町」――そこはさまざまな「災い」と「呪い」とそれにまつわるモノたちの戦場
「エンジャ」と呼ばれる特異能力者、そのルーツである「悪魔」
彼らは渦に飲まれるように集い、殺しあう。
時雨楚良はエンジャの少年。
両親を亡くし一人暮らしをしながらの平穏と安息と、そして破壊の日々。
彼の持つ「契約」が少女たちと出会わせる。
そしてその果てに…彼は最後の悪魔と出会う――

今作品は時代感や普通の人々はそのままで、新たな設定を割り込ませたもの。
かなり妙な言い回しが多く、専門用語も多々出てきているため混乱が多くみられる。
新しく出てきた文中の専門用語などはクリックすれば用語集に飛ぶ機能や、一覧で見られる機能があるので、最低限ついてくることは出来る。
しかし、大まかに理解できるようになるのは1ルートクリアした後くらい。
ルートごとに大まかに話が変わるのは評価でき、最後のルートはそのおかげである意味大きな心の動きがある。
シナリオのテーマ「人間」や「悪」といったものについていろいろな視点からかかれている。
また、そういった繋がりから普通ではありえないようなシュチュエーションでの恋愛模様などが描かれている。
絵だけは質の上下があったが、その他の質は中かその少し上といったところ。
直したいところは、分かりにくすぎる表現と、絵、声優に少し力の入っていないところも見られた。
最後のルートの終り方には賛否両論ありそうで、純粋に燃えゲーと受け入れていいのかどうか迷うところもここである。
よく言えば、余韻のある終り方。
しいて言うなら、無駄に感動させるわけではなく「燃え」と「泣き」のコントラストをはっきりさせると、物語にハリが出て、さらに上の評価を目指せるんではないだろうかと思う。
シナリオの運び方や、それぞれのルートの質が悪くない分、少し踏み込めていない部分が目立ち残念である。
今回苦評は多目だが、悪いわけではなく、純粋に改善点が明快なだけで、全体的に想像するとやはり平均は軽く超えている。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
少々異質な燃えゲー。
全体の完成度としては低いのだが、その物語自体の潜在能力は高い。
しっかりと作りこんでくれていれば、かなり高評価になったことは間違いないのだが…。
そのため少々展開としては物足りない部分があるかもしれない。
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Bullet Butlers のレビュー
2010-02-27 Sat 00:00
<作品名>    Bullet Butlers
<製作会社名>  propeller

Bullet Butlers

シナリオ
S++
ルート数自体は4本と短く、そのうちの2本はほぼ1つとみなせる。
それでもそれぞれにかなりの濃さと量があり、全体的に考えると十分なくらいである。

CG
S
クセはあるものの、構図のミスという点は非常に少なく、立ち絵で少々気になるところがあるくらい。
戦闘シーンなどのCGも至って綺麗&カッコイイと賞賛できるレベルのもの。

音楽
S+
雰囲気を汲み取ったBGMが多く、質も高い。
燃えさせるシーンではそれに適したBGMを使用できている。
そして、TRUEルートでは効果的な挿入歌がさらに興奮とその後の感動を煽る。

お勧め度
S+
久しぶりに堂々と評価を授けられるゲームの登場。
泣きゲーとしてではなく、燃えゲーとして評価した。
他の評価を含めても立派な作品だといえる。

総合評価
S+
主人公リック・アロースミスは主人、『ミスティック・ワン』であるランド・フォルテンマイヤーの娘であるセルマ・フォルテンマイヤーに使える執事。
セルマの友人であるヴァレリアや、その執事渡良瀬雪たちとすごす日々は穏やかに流れていく。
しかし、聖導評議会という『ミスティック・ワン』の昔ながらの怨敵にランドが暗殺された時。
それぞれの過去や思惑を抱えながらリックの、セルマの、そして二人を取り巻く小さな世界が大きく流転し始める。

題名の通り、銃使いの執事のお話。
キャラクター投票の男の欄では銃(リック――主人公の持ち物で石がある)がトップになるという偉業を成し遂げた。
今回の物語は特殊な設定であるため、特別な言葉やなれない設定が多くなる。
しかしながら、作中では非常に分かりやすい文章で何度も(不自然にならないように)説明されているので、混乱のおそれはほとんどなく。
逆に、そういった新しい設定を根付かせることによって、さまざまなストーリーの可能性と、非常に燃える設定を作成することが可能となった。
共通ルートもそこそこの長さがあるが、3つのルートは完全にそれぞれ独立しており、それぞれによって話の重点が違うことも、それぞれのルートでの矛盾も少ないことも非常に評価できる。
また戦闘シーンの高揚感を煽る文章だけではなく、その後の高まった感情を一気に放出させる感動シーンや緊迫した状況でも合間に入る短いけれども確実な笑いは文章をあきさせることなく、プレイヤーをサクサク前へ進ませる。
TRUEルートではそれが特に顕著に現れ、息もつかせぬ戦いの連続に、プレイヤーには今まで他のルートので記憶がある分さらに感動と興奮を呼び起こした。
燃えシーンだけでなく、その他の見せ所でもしっかりと心を掴むようなところがこの作品を安定してこのレベルの評価に存在させている。
非常に改善すべきところを述べようとすると難しいところがあるが、弱点である設定の補強やルート間でのキャラノ性格の統一性にはもう少し重視したほうが良いかもしれない。
とはいえ、やはり全体的にレベルが高いことを否定することは出来ず、趣味が合えばプレイを強くお勧めしたい物語である。
必ず後悔はさせない、そんな作品である。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
安定の質が良い燃えゲー。
少々異質な舞台設定だが、展開はかなり堅実、かつドラマティック。
燃え部分以外の泣きでも十分な頑張りを見せてくれている。
「あやかしびと」と絡めた続編が出ているため、要チェックである。
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さくらテイル のレビュー
2010-02-26 Fri 00:00
<作品名>    さくらテイル
<製作会社名>  Fizz

さくらテイル

シナリオ
S--
タイトルの通り、春から5月くらいにかけての物語。
全6人だが、END数は倍以上ある。
しかし、前代未聞なほど長いわけではなく、いくつかのENDはBADみたいなもので、共通ルートも長い。

CG
S--
構図的な問題は少ないが、いくつかのCGで顔のバランスが崩れていたり、体のラインがおかしかったりしている。
若干目立つ部分もあるので大幅に減点している。

音楽
S-
BGMやOP、ED、挿入歌などもあり種類は豊富。
質についてどうこう言えるレベルではないが、聞き流す文には問題のないBGMが多い。

お勧め度
S--
この会社の作品には全体的に後一歩足りないところが多い。
平均に届きすらしてないのはいたいところなので、後回しでもいいかと思う。

総合評価
S--
入学を機に一人暮らしをすることにした主人公、新條正宗。
貴族も通うという桜に抱かれた『王立春宵学園』で彼を待っていたのはさまざまな部活の強引な勧誘。
窮地の彼を救ってくれたのは奇妙ないでたちの上級生と思わしき女騎士。
その半日後、その対極に位置する少女とであう――陽と陰。
学園で数年ぶりに会った幼馴染は見る影もないほど地味になっていた。
新しい学園、新しい生活、そして個性的なヒロインとの出会いで物語は回り始める。

今回の物語のテーマは「恋する乙女は2度変わる」というもの。
キャラを攻略するとD.D.S(デレ・デレ・システム)というものが使用でき、桜の木に花びらがついている間はそのキャラが無条件にデレるという目新しいシステムがある。
もちろん、作中ではそれ以外にも劇的な変化をヒロインたちが見せるのだが、なぜだがストーリーに薄さを感じる。
要所要所でセンスを見せる展開があるのだが、それ以上踏み込んでこず、中途半端に設定を残している。
ぼかしたというよりは、手に余って何も出来なかった感じがうかがえ、朋乃ルートに救済パッチが当てられることから多少のばたばた感も伝わる。
ギャグも時々笑うのだが長続きせず、物語り全体にリズムが少ない。
絵やBGMの質とも絡めて全体的な出力不足といえる。
明るい物語をやりたいだけならと目はしないが、ストーリーなど他のものを求めるなら期待しないほうが良い。
全ての分野に課題が残るので、次回作ではぜひ改善して言ってほしい。
それと、何か一つ「これは!」と思える光るものを持っておきたい。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
どうも未完成品と言う印象が強かった。
バトルシーンなどもあるが、本当にイマイチ。
一部ルートなど、打つ成分が強すぎ(また未完成)なため、修正パッチが配布されている。
それを使用すれば大分マシにはなるが、それでも低評価。
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ましろ色シンフォニー のレビュー
2010-02-25 Thu 00:00
<作品名>    ましろ色シンフォニー
<製作会社名>  ぱれっと

ましろ色シンフォニー

シナリオ
S+
全部でルートが4本の秋から冬にかけての物語。
長さは概ね同じくらいで、平均的。
物語として理想的なつくり。

CG
S
独特の絵で、線が細い。
気になるところが数点あったものの、立ち絵やCGの完成度、枚数などを考慮してこの評価。

音楽
S++
OPのノリの良さやEDの締め方、挿入歌の質の高さなど…褒めるべきところはたくさんあるが、一番評価したいのはBGM。
まれに見る完成度で、曲数も少なくない。
場面にあった演出が出来ているためかなり高めの評価となっている。

お勧め度
S++
総合評価より高いのはやはり私の考える「理想的な物語」だから。
ルートごとの雰囲気バリエーションもあり、泣きゲーとしては強くお勧めしたい一品。

総合評価
S+
気遣いタイプで苦労性の主人公――瓜生新吾。
そんな彼の通う学校が経営悪化のため、同じ街の名門女子学校と統合することに。
10月からの仮統合期間、共学側の選抜生徒の一員として女子高に通い始めるのだが…待っていたのは愉快な個性を持つ少女たちとの出会いと、男子に対する拒否反応。
空気をよくしようと奔走する新吾は――

「恋の色は真っ白」をテーマに作られた物語。
文章のリズムは非常によく、読んでいても飽きが来ない。
また、時々入る冗談なども行き過ぎておらず、それでいて面白い。
特に評価したいルートはキャラなら愛理ルート、泣きならみうルート。
ルートの攻略順などに特に決まりもないが、最後に回すならこのふたつのどちらかだろう。
軒並み個性的でいながら魅力的なヒロインが揃っているが、文章がそれをいっそうと引き立てている。
特に愛理ルートではそれが顕著に現れており、「泣き」といわゆる「萌え」を両立したルートとなる。
大して、みうルートでは不意打ちのように流れる挿入歌とCGと声に泣かされる…。
全ての質が一定以上で、力を合わせているからこその現象は評価せざる終えない。
物語のつくり自体も非常に評価でき、王道でありながら理想的。
登場人物の視点を変えることにより、状況の理解をはっきりとさせながら心情を表す細かい芸も持っている。
伏線らしい伏線も存在せずあくまで安定している作品だが、だからこそ他の部分と協調でき、共鳴しさらに良い物語へとなっている。
後もう一歩、人々の涙腺に食い込めるような物語を作ることが出来るなら、おそらく誰の記憶にも残るようなゲームとなるだろう。
正直、この評価は少し低めな位であるが、未来を期待してこの評価にとどめておく。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
一般的な学園物だが、内容はしっかりとしている泣きゲー。
アニメ化もされており、そちらも十分泣ける内容となっている。
また、ある脇役キャラがかなり人気になっているが、そちらはPSP版等でヒロインに昇格しているので、気になる方はチェック。
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コミュ -黒い竜と優しい王国- のレビュー
2010-02-24 Wed 00:00
<作品名>    コミュ -黒い竜と優しい王国-
<製作会社名>  暁WORKS

コミュ -黒い竜と優しい王国- (263)

シナリオ
S++
ルート数は計5本だが、それぞれの長さや物語の雰囲気はルートごとに大きく違う。
最初と最後のルートだけ固定がある。
BADEND数も2個ほどで、選択肢はあまり多くない。

CG
S
特徴があり、線質の硬い絵を描くが、枚数も多く綺麗なものが多い。
数枚気になる立ち絵、CGなどもあるのだが、さしたる影響はなく、十分に最高レベルといえる。

音楽
S+
BGMや歌入りの曲は多い。
BGMに関しては戦闘シーン演出のためのものも多く、気分を高揚、鼓舞させるものが多い。
その他悲しい曲や壮絶なイメージのBGMが多い。
平均以上の質と量を兼ね備えているといえる。

お勧め度
S++
シナリオも戦闘シーンもどちらも丁寧に作りこまれているので、「燃えゲー」としても「シナリオゲー」としてもお勧めできる。
プレイすればおそらく期待以上のものがあるだろう。

総合評価
S++
喧騒とネオンの溢れる夜の町――高倉新都心を中心にひとつの伝説があった。
夜ごと歌う幻の歌姫”少女A”。
運命の夜――瞳に映る少女Aに導かれ接続者として覚醒した瑞和暁人は巨大な鋼の怪物を操る力と共に5人の”同胞”たちと無条件に繋がれる。
初めて出合った5人の間には、友情も、信頼も、何もない。
不条理につながれた彼らは”黒の魔女”比奈織カゴメの力を借りて、まだ見ぬ世界に立ち向かう。
訪れた非日常の世界。
さあ、今夜のおとぎ話を始めよう――。

設定は超特殊で、物語自体もそれを生かしたものになっている。
ただ、全ルートそうというわけではなく、あるルートではほとんどその設定を活用しないなどの多様性がある作品。
実際の物語は王道で進むのだが、それをそうと思わせない設定と文章。
特に一番最後のカゴメルートでは全ての謎が明らかにされつつ、最後には壮絶なENDへと向かう。
所々に泣けるシーンも入っているが、メインは戦闘と殺伐とした世界。
「愛や慈悲よりも力」「この優しい王国」等の言葉が何度も出てきていて、生きる難しさや、どうしようもない悲しみなどを考えさせる。
実にそのテーマに沿った舞台設定で、時々嫌になるようなリアリティを魅せる。
また、そうした殺伐とした雰囲気の中に心を和ませるようなギャグなどがあり、それに救われることもしばしば。
絶対にありえないことを不自然に感じさせない文章はかなり洗練されているように思われ、サクサクと読める。
また展開にも飽きが来ないので、次へ次へと進みたくなる。
他のシナリオゲーや燃えゲーとは一味も二味も違う、そんな貫禄を見せた良作。
流血シーン等はあるが、あまり描写も激しくないので特に苦手意識がなければ是非やってみてほしい一品である。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
新感覚のバトル形式を採用した燃えゲー。
その設定を活かしたバトルはかなりのもので、十分に燃えゲーとしてかなりのお勧め作品。
また燃え部分以外のシナリオも出来がいいので見どころだ。
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