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[レビュー]空と海が、ふれあう彼方の感想
2018-06-21 Thu 00:00
<作品名>     空と海が、ふれあう彼方
<製作会社名>   PULLTOP


空と海が、ふれあう彼方

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

キャラクター・シナリオ : 【 S++ 】
小笠原諸島にある人口約2000の島『父島』、本島から船に揺られて24時間のその孤島を舞台とした作品。
どこまでも続く青い海と空を舞台に「人生はアドベンチァ」をテーマとして描かれる、一夏の大冒険。

テキストはすっきりとしていて非常に読みやすく、会話だけではなく風景の描写等も非常に美麗であったのも印象的。
また、プレイヤーになじみのない実在の父島やスキューバーについて、Tipsを交えて分かりやすく説明してくれているあたりもありがたい。

ミドルプライスゲーということもあり、シナリオの分量は全体的に少ないが、それでも非常によく作りこまれた作品となっており、特に雰囲気作りや心理描写に関してはフルプライスゲーのそれを大きく上回る出来となっている。

「一つの出来事経て少女から、少しだけ成長する少女の話」、ただそれだけの話なのだが、そこに笑って泣けるストーリーがぎっしりと詰め込まれている。


共通√【 S+ 】  3h
主人公が父島を訪れてからの数週間を描いている。
展開がすっきりと洗練されており、特にエミリィの目的を知ることになるまでの流れは青春系のゲームとしても手放しで称賛したい。
父島特有ののんびりとした雰囲気と「何かが始まる」という期待感、そして合間に挟まれる主人公とヒロイン達の恋模様は、青春ゲー最大の魅力ともいえるだろう。
作品の特徴ともいえる、舞台の小笠原諸島『父島』で行われているスキュバーダイビングの様子や海中の描写等の美しい海の魅力を前面に押し出されている部分でもある。


『空と海が、ふれあう彼方』オフィシャルサイト
白瀬 恵海莉(エミリィ)√【 S+ 】  1h
主人公が父島へ向かう船の上で出会った金髪の美少女。
初対面の人間に対しては引っ込み思案な所があるものの、基本的には天真爛漫でいて頑固。周りの人を自然と巻き込んでいくタイプ。とある理由から海やそれに関連する物が嫌い。

個別√は彼女が小笠原諸島へ来た目的と合わせて彼女の家族をメインテーマとしている。
シナリオ自体は非常に短いが、起承転結がはっきりしており、伝えたいテーマも明確で、終盤の王道の展開等も併せて、笑って泣いて感動できる話になっている。


『空と海が、ふれあう彼方』オフィシャルサイト (1)
小笠原 ちさ√【 S+ 】  1h
主人公が島に来た時によく遊んでいた島に住む女の子でスキューバーのバディを務めたこともある。
明るく活発な性格をしており、お人よしでもあるので、観光客にも親切に接している。
海で泳ぐのが非常に得意で、イルカと共に泳ぐ姿はテレビにも取り上げられた。

個別√では、ちさの抱える想いを、主人公の過去の出来事を絡めて描き出している。
父島という小さな世界で長い時間を過ごしたちさだからこその心理描写の数々は見事というほかなく、とても切ない恋のお話となっている。


[ 主人公 ]水野 洋輝
夏休みを利用して、父島にある祖母の家へ久しぶり遊びに来た。
幼い頃は毎年きていたが、両親の仕事や部活の関係もあり足が遠のいていた。
明るく心の大きな人物で、正直に感想を述べることも多いため、その言動から「女たらし」と揶揄されるシーンもある。
祖母が父島で開いているお店「カフェマチコ」を継ぐため、料理人を目指している。


【推奨攻略順 : エミリィ→ちさ 】
どちらを先にプレイしても問題はない、当方はこの順番でプレイした。

CG : 【 S 】
線は細いがはっきりとした絵。
ミドルプライスということもあり、枚数は多くないものの、美しい海を中心とした美麗なCGが多く、完成度は高い。
また作中では短い動画等を多く使っており雰囲気作りの一端を担っていたことだけはしっかりと付け加えておきたい。また、SD絵も数枚存在している。


音楽 : 【 S++ 】
BGM18曲、Vo曲1曲(OP)という構成。
数が少なめではあるものの、ミドルプライスということを考えると大容量で作品の要と言える部分でもあり、ある意味一番評価している。
BGMには今作の舞台である南国を意識しつつも純正のPULLTOPらしい「Open Water」や「Have a Good Dive!」等良曲がそろっているが、あえて一つあげるなら「Living Nature」南国風ののんびりとしたテンポと、中盤に入る遠くまで響き渡るハーモニカの旋律が非常にマッチしており、単体として聞いても非常に味のある良曲。
まり子さんが歌う「Step into the Ocean」はOPにふさわしいイントロの入りからガンガンにテンションを上げてくれ、歌詞と合わせて何かの始まりを意識するワクワクを連想する曲となっている。
この曲は作中の別のシーンでも流れるのだが、これが何故か泣けてしまう。


お勧め度 : 【 S++ 】
太平洋に浮かぶ楽園を舞台とした作品ですが、そんな舞台を好きな人はぜひ、嫌いな人もとりあえずプレイしてほしい名作。
青春をテーマにしたシナリオは読みやすく幅広い層へ感動を伝えてくれる。
全年齢&ミドルプライスということで手が出しやすいのも魅力で今作が気に入れば、過去作にも手を出してほしい所。


総合評価 : 【 S++ 】
ミドルプライス作品ではあるがそれ以上の内容となっており、非常に高く評価できる作品となっておりこの評価。


(ぶっちゃけコーナー)
すごくいい作品というのを最初に言っておきたい。
まず舞台は現実に実在する小笠原諸島に属する「父島」なんだけども、言うまでもなく海の美しい楽園と呼ぶに相応しい場所。
この作品のタイトルにもあるけれど、海だけじゃなくて空もいいんだよね、昼の壮大な景観ももちろんいいんだけど、過去作に関連して夜の海と空のシーンのというのもこの作品の大きな魅力だと言える。
よるといえば花火のシーンもなかなか迫力があってよかった。
動くエフェクトを使った花火と大音量の爆発音は結構臨場感のでるもので、又その音を使ったちさのシーンなんかも印象的だった。
音声関係でいえば音楽以外に、声の左右への振り分けも印象的。
全てのシーンで使われていたわけではないものの、バイノーラルもかくやというレベルの品質なのでそのあたりも楽しんでほしい所。

もちろん、シナリオの素晴らしさは言うまでもないだろう。
値段的関係もあり短めのシナリオではあるものの、だからこそ非常によくまとまっており、すっきりとして読みやすい青春ゲーに仕上がっている。
誰しもが憧れる一夏の大冒険の魅力がぎっしりと詰まっており、上質なシナリオを上記で語ったような要素がシッカリとサポートをしてくれている。
各部が非常に良くかみ合った名作と言えるだろう。
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[レビュー]かりぐらし恋愛の感想
2018-06-14 Thu 00:00
<作品名>     かりぐらし恋愛
<製作会社名>   ASa Project


かりぐらし恋愛

公式ホームページ
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キャラクター・シナリオ : 【 S 】
幼い頃に過ごした街で心機一転、一人暮らしを始める――はずだったのだが、新しく住む家がボロボロで、頼れる相手は幼馴染の女の子4人だけ…。
彼女たちの家で順に居候を繰り返す、暮らしの日々をテーマとした作品。

ASaPro作品らしい笑いの要素が大きい作品となっており、主人公やヒロインたちはもちろん、ネタのたくさん詰まったサブキャラクター達が繰り広げる笑える会話のキャッチボールはさすがというほかない。

シナリオは相も変わらずヤマがなく、読み込めるタイプのシナリオではないのだが、その分サクサクと読みやすく読後感もいい√が多いので不快感は少ない。


共通√【 S 】  2h
主人公と幼馴染たちとの再会のシーンから各人の家への居候を3週程度する部分がメインとなっている。
各キャラの紹介を兼ねたアピールを兼ねつつ、そういった世界観を十二分に見せてくれており、全キャラをふんだんに出しやすいため、笑いの幅は広く、非常に豊富。
特にメインヒロイン達ではなく、サブキャラクターたちが非常によく動いているイメージがある部分でもある。


桜木橋理兎|キャラクター|かりぐらし恋愛
桜木橋 理兎√【 S 】  2-3h
主人公と同学年の幼馴染で、再開するまでは主人公に男子だと勘違いされていた。
今作のツンデレ枠ではあるものの、幼馴染メンバーの中では絢花と並んで良識派。
上記の問題もあり最初こそ主人公を敵視していたが、時間経過後は最もデレが高いキャラクター。両親は海外におり、一人で暮らしている。

他のヒロインとは大きく違い、ギャグではなく理兎とのイチャラブな生活を前面に押し出した√となっている。共通ルートから片鱗は十二分に見えていたが、彼女の手繋ぎ癖はギャグゲーにあるまじき萌え要素であり、最大の魅力ともいえる。
笑いこそ少ない√ではあるものの、萌えゲーの√として通用する内容になっている。


荒波杏|キャラクター|かりぐらし恋愛
荒波 杏√【 S 】  2-3h
主人公の1年先輩の幼馴染。
外面はほぼ完ぺきと言っていいお姉さんではあるものの、家の中では驚くほど怠け者で、家事を一切しないため部屋も汚い、料理もできない。
それでも主人公を手玉に取ることができるあたりはやっぱりお姉さんキャラ。

えっちでだらしないお姉さんをマッハで走り抜けていく杏は合う前も付き合ってからも一切変化なく、正直な所主人公への同情を禁じ得ない物となっている。
少し印象的だったのは、杏以外のキャラクターが豊富に出てくることであり、好意を隠すことをやめて、あきらめない理兎などはヒロインとは別に可愛い。


新妻ひより|キャラクター|かりぐらし恋愛
新妻 ひより√【 S 】  2-3h
主人公と同学年の幼馴染。
今作の変顔キャラであり、その顔はなぜか絢花に苦手とされている。
幼馴染の中でもバカキャラが定着しているものの、意外とまともな所もあり、そのあたりがぶっ飛んでいる彼女の母親と二人並ぶと影が薄くなるかわいそうな子でもある。
幼馴染の中では理兎と特に仲が良い。

付き合ってからは、居候先にひよりがついてくる為、ヒロインやサブキャラクター達との絡みが他の√よりも多く描かれている印象が強い。
特にボケとツッコミをどちらも効率よくこなせるひよりは誰とでもテンポのよい日常シーンを面白く展開させることができるので、この作品の強みともいえるだろう。
後半の締め方は…ともかく、ヒロイン√では最もまとまっているシナリオ。


世計絢花|キャラクター|かりぐらし恋愛
世計 絢花√【 S 】  2-3h
一学年年下の幼馴染。
成績優秀な上、料理上手で面倒見の良い完璧少女。
彼女自身は割とまともなのだが、彼女の家族が非常に色濃い面々ばかりなせいで友達は少ない。貴重なロリ枠に分類されてはいるものの、家の中では長女であり、長年兄を欲していた。そのためか、主人公の前では完璧な妹キャラクター性を見せてくれている。
あとむっつりである。

個別√は意外と一般的というべきだろうか。
彼女自身にかんしてはわりとグイグイ来るところを見せてくれるようになったものの、キャラの強い彼女の家族については共通ルートと変わらず、ギャグ要素を含んだ一般的な萌えゲーに近いテイストの√になっている。


世計 丸√【 S 】  0.5h
絢花の妹。姉に近づく男はすべて敵と認識し、あらゆる手段を駆使して排除している根っからのシスコン。
もちろん主人公の事も心の底から邪魔だと思っている。

個別√はわりとエロシーンの連続で、内容というべき内容はあまりない。
絢花とくっついた後の√ではあるものの、殺伐とした話にはならない。


臼島 奈々子√【 S 】  0.5h
主人公の通う学園の服生徒会長。
絢花の数少ない友達であり、なぜか主人公も懐かれついでに食料をよく奪われている。
サブヒロインということもあり、割と吹っ飛んだキャラ。

最後の方の選択肢により、強引な展開で始まる。
割とエロシーンが連続する以外はあまりストーリーはない。
彼女の存在も謎のまま。


[ 主人公 ]瀬戸田 拓真
幼少期の街に戻ってきて、一人暮らしを始めようとしていた青年。
ひょんなことから、幼馴染の家を転々とすることになったが、持ち前の対応力の高さで溶け込むことが多い。
ギャグはもちろんボケもツッコミもできる。
ヒロイン達にはモーションをかけられると普通になびいてしまう、エロにはオープンの年頃男子でもある。


【推奨攻略順 : 絢花→丸→杏→ひより→通常ED→奈々子→理兎 】
通常ED(奈々子√)へ向かって分岐していく形になっているが、基本的には好きな攻略順で構わない、上記は当方の攻略順。


CG : 【 S 】
線が細く淡い塗りの絵で、今までの作品以上に硬さや色味が抜けた印象。
変顔の立ち絵ももちろん存在している。その他イベントCGにおいて質や量は特筆すべき点は無し。
SD絵も数枚存在している。

音楽 : 【 S+ 】
BGM23曲、Vo曲2曲(OP/ED)という構成。
各キャラのテーマや日常シーン用の物がメインで、特にゆったりとしたBGMが多いのが印象的。感動系BGMとして「かりぐらし恋愛」というBGMも存在しており、こちらも良曲なのだがシナリオではエピローグを中心として使われたのみとなっている。
Vo曲はやはりASaproらしい、はなさんの歌う「ふわり恋愛模様」が明るく素敵な曲で、特に歌詞をよく聞くとその愛着は増すはず。


お勧め度 : 【 S+ 】
今までのAsaPro作品と比べるとどうしても笑いは弱くなっているものの、会話のテンポがいいため飽きにくく、シナリオを深く考えずに楽しめるギャグ&萌えゲーとしての完成度は高く、初心者を中心として楽しみやすい作品となっている。


総合評価 : 【 S 】
ギャグゲーとしても萌えゲーとしても通用する作品ではあるものの、作品の強みともいえる部分がはっきりとしなかったのも確かで、この評価となっている。


(ぶっちゃけコーナー)
AsaProといえばやっぱりギャグゲーの印象が強く、ヒロインをヒロインと思わないような変顔の立ち絵等は今作でももちろん存在している。
他にも会話を中心としてシナリオを展開させているため、テンポよくそれでいて面白い内容になっているので、作品自体に飽きるということはほとんどなくサクサクプレイできるものになっており、いつの間にか終えているという印象が強い。

ただ、この辺りに関してはプレイヤー側の変化があるのかもしれないが、やはり笑いの質は落ちているというべきだろう。
もちろん十二分に笑うシーンはあるし、笑いの種類についても下ネタはもちろんメタネタなんかもいろいろ出してはいるのだけれどハッチャケ度が前よりも弱くなっている印象もあり、どうしても今一歩を踏み出せていない印象が強く、ギャグゲーが少ない昨今、この辺りはどうにか持ち直してほしい所。

少し新しい印象を受けたのは理兎だろうか。
上記でも少し触れていたけれど、ただのツンデレ枠かと思いきや、萌え要素がすごく強いキャラクターで、いい意味で作品の中で浮いていたキャラクターともいえる。
(普通に他のキャラクター√でも可愛かったしな…)
個別キャラ√はどうしても笑いだけになってしまって、内容が薄くなりがちなのも前々からの問題点として挙がっている。
笑いが強いのはもちろん良いのだが、それ以外もほしくなってしまう…といのも個人的ではあるものの正直な気持ちである。
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レビュー]消えた世界と月と少女の感想
2018-06-07 Thu 00:00
<作品名>     消えた世界と月と少女
<製作会社名>   ひよこソフト



消えた世界と月と少女
公式ホームページ
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キャラクター・シナリオ : 【 S 】
がっつりとSF要素の入った和風ミステリ物。
体験部分でもある序盤、一般的な田舎を舞台とした萌えゲーテイストな雰囲気から、一気に猟奇的な雰囲気を孕んだ怪しい伝奇物に変化した当たりは見事というほかない。
多くの謎を持ったまま物語を進めることになる今作。

やはり、中盤といえる各キャラ√の冗長さがネックといえる。
シナリオロジック的には仕方がないが、「謎」といいつつほとんど明かされない各個別√は、テキストこそ読みやすいものの、山なしオチなしに近いところがあり、どうしても序盤のインパクトと比べると普遍的な物語となっている。

しかしながらそこを超えてたどり着ける終盤は「さすが」と言える内容。
序盤を含む各ルートで謎だった部分の伏線回収はもちろん、驚きの設定やその後の泣きシーン等々、長めのシナリオに見合ったものがあるのは確か。


共通√【 S 】  3h
体験版として公開されている部分が作品の共通部分となっており、主人公の学校編入や幼馴染たちとの再会といった平和な日常シーンとそれが崩れゆくまでが描かれている。
序盤は一般的な学園物のテイストなのだが、後半部分はどこか仄暗さのあるミステリー物となっており、CGを含めたその雰囲気の対比、使い分けはなかなかの物。


character01.png
御石 美衣奈√【 S 】  3h
主人公の居候先でもあり、幼馴染の少女。
少し引っ込み思案なところもあるが、天然で明るくお人よし。
ガーデニングが趣味で動物と会話しながら、自宅の庭園を世話している。

かぐや姫伝説の『仏ノ御石ノ鉢』の難題に擬えた√となっており、共通√で垣間見えた彼女の秘密を解き明かすことになるシナリオ。
もともと主人公へ好意を寄せていたキャラということもあり、くっつくまではスムーズな物語の展開となっているが、彼女の性質から来る主人公への想いやその行動は少しだけ彼女への印象を変えるはず。また、ネタバレにつながる彼女の秘密は置いておくとしても、予想以上に不可解な物語の真相が垣間見える√でもある。


character02.png
火鼠谷 杏子√【 S 】  h
美衣奈の親友で、一年後輩の少女。
気が強く口よりも手よりも足が出るタイプの女の子で、幼馴染の武留ともよく喧嘩をしているほど男勝りな性格をしている。
しかしながら意外と乙女趣味なところもある様子。


個別√はかぐや姫伝説の『火鼠ノ皮衣』の難題に擬えた√となっており、村の背後にある謎の集団についての解明がメインとなっている。
この√では、ひょんなことから杏子と共に謎の集団である『十二単衣』の一員となって活動することになっており、様々な能力を持ったキャラクター達も登場する。


character03.png
子安 つばめ√【 S 】  2h
村の神社で巫女として働いているお姉さん。
非常におっとりとした性格をしており、幼馴染グループでは良識ある大人ポジションとして暴走しがちな皆をいさめることも多い。
主人公の初恋の相手でもある。

『燕の子安貝』を擬えた個別√は彼女の性格の豹変の謎をテーマとしている。
恋人関係になる下地のようなものはあり、勘違いから進展する展開が多く起用されている印象が強い。
他の√とは少し違って村や設定の謎をメインとしているわけではなく、彼女自身の問題がテーマとなっている。


character04.png
五色 瑠衣√【 S 】  2h
図書館で出会った探偵のような恰好をしている少女。
洞察力・推理力がすさまじく、その好奇心からか村に伝わる伝承等、色々なことを調べているらしい。見た目は幼いものの立派な女性であり主人公たちよりは年上。

『龍ノ顎の五色ノ珠』と題された瑠衣√では、村に伝わる謎や主人公たちの持つ「能力」について解明してゆく√となっている。
彼女の抱える秘密等も明らかにされる他、ある意味で一番物語の深い所に触れようとしている反面、一番謎が多く残る√にもなっている。


character05.png
麗 輝久夜√【 S+ 】  2h
主人公が村に戻る際に出会った謎の少女。
着物を着ており幼い風貌である他は殆ど謎でミステリアスな存在。
主人公の事を「お兄ちゃん」と呼んできて懐いている様子。

4つの√クリア後に自動的に『蓬莱ノ珠ノ枝』へと進むことになる。
彼女の√ではほとんどすべての伏線回収を担う√となっており、後半では√が二分されており、それぞれで物語の展開が大きく違う。
特に一部シーンでは泣きシーンと呼べるところもあり、作品の根本を担う部分と言ってよい内容となっている。


[ 主人公 ] 沖名 誠司
今作の主人公。
母の謎の死を調べるために、村へと舞い戻ってきた。
父とは長い事話しておらず確執がある様子で、戻ってきてからは美衣奈の家にお世話になっている。


【推奨攻略順 : 美衣奈→杏子→つばめ→瑠衣→輝久夜(TRUE1→TRUE2) 】
輝久夜√のみ、他の4キャラクリア後となっている。
基本的には順番は自由なので、流れに沿いつつ好きなキャラから攻略するとよい。


CG : 【 S 】
濃い塗りで線質の硬い絵。
攻略キャラが5キャラと多い方に入るが、各人のCG数自体は割と多めで質に関しても十分。
特に絵の質が違うものが数枚入っており、作中で効果的に使われていたのが印象的。


音楽 : 【 S++ 】
BGM曲30曲、Vo曲5曲(OP2/ED2/挿入歌1)。
和テイストなBGMが多いのはもちろんだが、妖しい雰囲気のものや落ち着いた田舎を現したBGMなど、曲の種類としては豊か。
Vo曲は作中でクリア後に聞くことはできないが、一部の曲は公式HPで閲覧可能。全体的に和テイストの曲が多く中でも「星霜の轍」は泣きゲーに必要な要素を持ちつつも、その質自体が非常に高い良曲ことを特筆しておきたい。


お勧め度 : 【 S 】
田舎を舞台とした伝奇物…かと思いきや、結構SF要素の多いタイムリープ系作品。
舞台が好き…という気持ちでプレイしている人も中盤の中だるみでイヤになりがちな作品ではあるが、終盤の纏まり方は割とよく、そういった点では評価できる。
システム面の不備が目立つところも取っつきにくい所。


総合評価 : 【 S 】
作品として残念な所はあるものの、確かに光る部分もあり、最後まで乾燥できた場合においては駄作ということもできないためこの評価。


(ぶっちゃけコーナー)
シナリオは期待したものと違う…と感じる人もいるのかもしれないけれど、先入観を持たずにプレイすればなかなかの大作に感じるのではないだろうか。
各個別ルート自体の出来は中だるみのようで悪いのだが、雰囲気の作りかたや場面転換、伏線回収や個別で見た場合の泣きシーンなど、確かに良作になりえた要素を持ってた。

誰しもが上げるであろうこの作品の悪いところは操作性が非常に悪い事。
セーブにかんしてはクラウドセーブ機能等新しいものを揃えてはいるものの、コンフィグは適当だし、シナリオを読むうえで重要になる機能は付いていないことの方が多い。
全体的に動作がもっさりとしていることも評価を大きく下げていることの一つ。
操作性が悪いと物語自体を読むことも困難になり、評価を下げる要因となっている。このようにシナリオとは関係ないところで評価を下げてしまっているというのは残念な所。


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[レビュー]厨二姫の帝国の感想
2018-05-31 Thu 00:00
<作品名>     厨二姫の帝国
<製作会社名>   ウシミツソフト



厨二姫の帝国
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キャラクター・シナリオ : 【 S-- 】
現代の日本を舞台とした、少しだけファンタジー要素アリの作品。
いつの間にか旧ラブホテルに住み着いた住人達は異世界の住人で、ひょんなことから『勇者』として契約してしまうことから作品は始まる。

勇者や魔王というものが作中に出てくる等、設定としては上記のものを主軸としていて、共通√や各ヒロイン√においてもそこを前提条件としているものが多いものの、ストーリーとして大きく取り上げている√は無くあくまでキャラクターや舞台を登場させるための道具として使われている印象。

キャラクターは異世界人や中二病を患った幼馴染など、どこか常識から外れているメンバーがそろっている。
ギャグよりの作品というほど掛け合いに面白みはなく、萌えゲーというほどキャラクターやシチュに魅力はない。

またシーン展開に無理のあるものが多い他、さらには説明を飛ばしてシーン転換する場合もあり、作中に多大に含まれている言葉の誤用・誤字から書き手の能力不足や時間の無さ(?)のようなものが類推される。


共通√【 S 】  2h
4人との出会いから、勇者契約を経て、4人との関係がある程度進展するまでが描かれている。


ウシミツソフト オフィシャル ウェブ サイト
厨二姫√【 S- 】  2h
ラブホテル『カルフォルニア』に住み着いた自称お姫様。
日々ネットゲームなどをしてニートさながらの生活を続けているが、その正体は王族であり、勇者契約を行う『契約姫』という役割を担っている。

個別√では魔王の正体がわかってから、その正体を彼女の姉である『征服姫』から秘匿するための工作として、映画製作を行う日々が描かれている。
映画製作の傍ら、駄菓子屋の店番や野球観戦など現実世界に馴染んでゆくと同時に主人公との距離が近づく様子をメインとした√。


ウシミツソフト オフィシャル ウェブ サイト (1)
ステラ・セルテート√【 S- 】  2h
騎士の格好をしており、厨二姫の護衛を名乗っているものの、ドジでヘタレなため戦いには向いておらず、またメンタルも弱いためすぐに凹んだりしてしまう。
作中で主人公の祖母に「チョロイン」と評されるほどのちょろい性格をしている。

厨二姫の手引きもあってこちらの世界ではラノベ作家として活動をしており、個別√ではそれに絡んだシナリオとなっている。
異世界――魔王にかんしても終盤に登場するものの、あっさりと終っており、他よりも異世界ファンタジー感は薄い√となっている。


ウシミツソフト オフィシャル ウェブ サイト (2)
ラグナセカ√【 S- 】  2h
厨二姫に仕える亜人のメイド。
比較的無感情ではあるが、お願いされたことは基本的に断らない奉仕の精神がある。
バイトをいくつも掛け持ちしているほか、ホテルカリフォルニアでの家事一切を担っている。

個別√では勇者の力、魔王の力についてが少しだけテーマになっている。
『恋愛』という感情自体を知らない彼女と共に過ごすことでほんの少しずつ関係性が変わってゆくシーンがメインとなっており、そのあとは基本的にラグナセカに甘えさせてもらうようなシーンが続いている。


ウシミツソフト オフィシャル ウェブ サイト (3)
碓氷 鈴華√【 S-- 】  2h
主人公の幼馴染。
幼い頃に一緒に遊んだことはあったものの、しばらく見ないうちに中二病に侵されてしまっており、自分の事を大いなる錬金術師だと自称しているが、作中では唯一の一般人でもある。ちなみに実家は板金工房。

基本的に中二病ではあるものの、主人公の事が昔から好きであった様子であることは非常にわかりやすい。
個別√では二人で本物の勇者らしくなるため、『レベリング』という名のアニメ鑑賞や地域へのボランティア活動等いわゆる”デート”をして過ごすシーンがメイン。
イチャラブ以外についての内容が全くなく、打ち切りENDのような終わり方をするのが特徴。


[ 主人公 ] 太刀風 柾
基本的に正常な人物として挙げられてはいるものの、スペック等はあまり高くない。
異常に時代劇が好き。


【推奨攻略順 : ステラ→鈴華→ラグナセカ→厨二姫 】
好きな攻略順でよい、ネタバレもロックもない。


CG : 【 S- 】
立ち絵に関しては非常に安定している。
CGに関しては全体的に劣悪で遠近感やパースがくるっているものが見られ、商用レベルに達していない。
背景は安っぽいCGが中心で、場面によってはテイストも違う。
SD絵は1枚存在。


音楽 : 【 S-- 】
BGM22曲、Vo曲1曲(ED)という構成。
BGMは音量の問題もあってか全体的にしずかで印象に残らない。
ED曲は電波系。


お勧め度 : 【 A++ 】
ストーリーや音楽、画像、設定…なに一つとってもおすすめはできないし、しない。


総合評価 : 【 A++ 】
取りあえず完成させた…という感じの作品であり、商用レベルというよりは同人に毛が生えたような作品でありこの評価。


(ぶっちゃけコーナー)
割と上の方で正直に語っているのだけれど、ストーリーに関してはとりあえずボロボロと言っていいだろう。
話を完成させてはいるものの「え、ここで終わるの?」ってものがあったり、話に矛盾があったり、都合が良すぎる展開だったり…。
いや、ある程度なら許せたりはするんだけどこれはひどすぎる。
中身も本当に無いといっていいくらい中身がないしな。
感想書くのに苦労するレベルだった…うん。

誤字も目に付きすぎるくらいだし、文字が画面からはみ出してる部分も1カ所じゃなかったからなぁ…少なくとも誰一人テストプレイをしていないことは分かるレベルのミスが目に付く。
CGも急いで書きました! みたいなのがわかってしまうわ…本当に綺麗なのは立ち絵と一部宣伝用CGみたいなところだけだからなぁ…。
システム面も割と原始的なところが多かったし、これを商用って言って出すのはほかの作品に少し失礼なのかも…。
まぁ1作目だし…というのもあるんだけど、それでもやっぱり誰か一人テストプレイくらいはやらないとなぁ…。
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[レビュー]IxSHE Tellの感想
2018-05-24 Thu 00:00
<作品名>     IxSHE Tell
<製作会社名>   HOOKSOFT



IxSHE Tell
公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

キャラクター・シナリオ : 【 S 】
長年の『恋愛禁止』を解禁した伝説の生徒会長である主人公。
その偉業を成し遂げたことで人気はうなぎ登り。全女生徒から言い寄られるほどのモテモテになったうえで、さらに誰もがうらやむような美少女5人から言い寄られることに――という、モテモテハーレム設定の今作。
シナリオ自体は基本的にハーレム系の萌えゲーといった感じでギャグ要素もある程度ある普通のシナリオとなっており、特筆すべきポイントはほとんどない。
ゲーム中には新要素として、各キャラにポイントを振り分けたり、各キャラシーンの別視点シナリオを用意したり、「お代わりイベント」と称して、各シナリオの後で各キャラ個別シナリオがあったりと、創意工夫こらしているもののシナリオ的に大きな変化はあまりなく、また最後の選択肢では好きな個別√に入ることが可能。


共通√【 S 】  3-4h
序盤は『恋愛解禁』宣言からはじまり、各キャラからの告白、そして文化祭替わりのハロウィンパーティーまでを描いた部分になっている。
内容的には各キャラをメインとしつつも、全ヒロインが競って主人公にアピールしてゆくハーレム系のイベントが目白押しとなっている。
また各章では特定シーンにおいてヒロインを含む達の別視点シナリオも用意されている他、各章の最後には各ヒロインを選択することで追加の個別シーンが用意されている。


花守 栞織|Character|IxSHE Tell
花守 栞織√【 S 】  2-3h
主人公の幼馴染で最大の理解者、弟に保科がいる。
口数が少ない落ち着いた清楚な美人で、主人公に尽くす姿を周りからは大和撫子と称されているものの、実際はかなりのコミュ症で、主人公や家族以外と接するのが苦手。
しかしながら、自分の想いはしっかりと持っており、主人公の事になると他のヒロインを圧倒する勢いで行動することも多い。

個別√では、彼氏彼女の関係になったことを意識してしまい、照れてしまう栞織が良く描かれており、関係性が幼馴染から進展してゆくことが印象付けられている。
中盤にかけては人付き合いが苦手な栞織が、主人公と共に過ごしてゆくことで一歩一歩前に進んでゆく様子が描かれている。


小清水 香純|Character|IxSHE Tell
小清水 香純√【 S+ 】  2-3h
主人公のクラスへ転校してきた美少女。
過去に主人公と共に過ごしたことがあるらしく、その事がきっかけで大好きになった主人公に会うためにわざわざ転校しにやってきた。
彼女が公衆の面前で主人公へ告白したことから、他のヒロインにも火が付くなど、物語の発端ともいえる人物。

彼女の個別√は基本イチャラブ中心の話となっており、彼女となった香純の新しい一面を数多くみられるシーンが用意されている他に見どころとなるところはない。
彼女の√の最大の見どころは最終章、短いものの共通ルートでも出てきた伏線回収を兼ねた泣きシーンが用意されている。


結城 彩楓|Character|IxSHE Tell
結城 彩楓√【 S 】  
主人公の先輩で、ミスコン2連覇中の大人気な学園のアイドル的存在。
皆から褒められるのが好きで、その気持ちが彼女の行動理由にもなっており、そのために日々自分を磨き続けている。
自分のカレシにもそれ相応を求めており、主人公に白羽の矢を立てた。意外と男女関係に関しては初心で、自分の行動に後からテンパることも。

彩楓との個別√序盤については、付き合ってからの彼女とのやり取りを中心としたイチャラブシーンとなっており、割と語るべき内容はない。
後半は彼女の実家にいる家族の話が少しだけ出てくるものになっており、二人の関係がその間だけでは終わらずに家族まで広げたものだということをテーマにしている。
できればもう少し彼女の妹も前に出したかったところ。


古塚 由依|Character|IxSHE Tell
古塚 由依√【 S 】  2-3h
同じ島内にある兄弟校のカリスマ生徒会長。
容姿は幼いものの、醸し出す雰囲気はどことなく大人っぽくまた本人もそうあろうと日々努力している。そのため驚くほどの母性を見せるシーンもあれば、年相応の幼い一面を見せることもある。

由依√では学校が違うということもあり、放課後の時間を中心として出来る限り二人の時間を作り、仲を深めてゆく様子が描かれており、大人と子供の入り混じったアンバランスな魅力をこれでもかというほど見せつけてくれる。
物語の後半は3年生になった彼女の進路についてスポットが当てられている。
由依だけではなく、主人公の妹である青葉の登場シーンが多かったのも印象的。


山吹 芳乃|Character|IxSHE Tell
山吹 芳乃√【 S 】  2-3h
主人公のクラスメイトで副会長。
以前は「恋愛解禁」に対して反対の立場をとっており、主人公とは対立していた。
真面目な性格で融通が利かないことも多く、ほんの少しだけ怖がっている生徒も多い。
主人公の事は大好きでそれでも周りの目を気にしすぎて素直になれずに、結果として変な挙動を取ってしまうことも多い。

主人公付き合うようになった芳乃だが、依然として周りの目を気にして主人公に甘えられずにいたりと、序盤~中盤は彼女の恋愛に対する価値観をメインとしたお話。
その他に関しては芳乃とのイチャラブストーリーになっているのだが、以前の芳乃の立場を意識してか恋愛をすることで変化してゆく物を肯定的に描いている側面が強く、終盤に関してもそういったものに関連した話になっている。


[ 主人公 ] 二宮 肇
学園の生徒会長であり、長年続いていた学園の校則である『恋愛禁止』の撤廃を初めて成し遂げた人物。
当人は大それた考えがあったわけではなく「せっかくの青春なんだから、彼女作ってエンジョイしたい」程度の元で行動していた。
とはいえ、行動力やその際の配慮等々、生徒会長としての能力は十二分と言えるほどあり、生徒からの信頼も厚い。
運動は微妙に苦手だそうだ。


【推奨攻略順 : 芳乃→由依→香純→栞織→彩楓 】
攻略順にロックはない上、ネタバレ等もないため好きなキャラクターからの攻略でよいだろう。

CG : 【 S 】
しっかりした線だが、細く美麗な絵。
色使いは淡めではあるものの、瞳の塗りなどが少し特殊な印象を受ける。
枚数に関しても5キャラということを考えると十分量と言える。
また、各キャラの立ち絵には目パチ機能付き。
SD絵は1枚だけ存在。


音楽 : 【 S+ 】
BGM30曲、Vo曲2曲という構成。
各Vo曲のピアノアレンジも入ったBGMは日常系の明るいものが多い印象だがやはり、物語の終盤で使われるOPのピアノアレンジが最も素晴らしく、シナリオと合わせて流されたときの破壊力は割とある。
Vo曲についてもやはりOPの「オープニングセレモニー」が秀逸。ピアノアレンジとは違ってOPにふさわしい明るい曲となっている。


お勧め度 : 【 S 】
ハーレム系の萌えゲー作品。
シナリオとして特筆すべきところがあまりないのだが、基本的なコンセプトが全員からモテモテであるという事に基づいて作られているため、そういったシチュが好きな人にお勧めしやすい作品にはなっている。


総合評価 : 【 S 】
安定した作品ではあるものの、他の作品から抜きんでている部分もなくこの評価。


(ぶっちゃけコーナー)
いろいろとゲーム中にやれること? といっていいのかはわからないけど、要素は増えた。
ただ「だから?」と言われたらそれまでなんだよなぁ…。
システムの煩雑さ(?)に対して、シナリオに影響力がないのがアピールポイントとしては弱すぎる印象がある。
むしろシナリオ以外の部分が増えると、その分物語に集中できなくなる可能性もあるしなぁ…この辺りは好みなのかもしれないけれど。。。
だからかわからないけど、今までの作品と比べると各キャラの魅力もなんだかピンとこないものが多かった印象。
キャラは十二分に濃いんだけど、各ヒロイン√も最終章以外は基本的にぼんやりとしたイチャラブゲーなだけだから、印象がすごく薄くなりがちなんだよな。
とにもかくにも、システム面で頑張るのはいままでのHOOKっぽいし、それはそれで一つの違いだと思うんだけど、だからと言ってシナリオを捨てていいわけではないのでそのあたり何とかしていってほしい所かなぁ…。
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