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[レビュー]カミカゼ☆エクスプローラー!の感想
2017-05-25 Thu 00:00
<作品名>     カミカゼ☆エクスプローラー!
<製作会社名> クロシェット


カミカゼ☆エクスプローラー!

公式ページ
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シナリオ : 【 S 】
攻略キャラは5キャラ。
共通ルートにも比較的量があるが、各ルート3h程度とボリュームに関しては十二分。
『メティス』という異能が一部の人間に発現したという設定を舞台とした作品。
部活動『アルゴノート』の一員として日々発生する能力由来の問題や事件を解決してゆく話の作品で、メインはキャラゲー・萌えゲー作品なのだが、どのルートにもその能力設定がうまく利用されており、シナリオとしての完成度も驚くほど高い。
特に能力に関してはよく考えられており、異能バトル物ではないものの興味を持つ人が出ても不思議ではないほどしっかりと描かれている。
物語の裏には『とある真相(黒幕)』が隠されており、どのルートも程度や展開の差はあれど、その事実と向き会うことになるのだが特にメインとなっているのは風花・美汐・沙織の3キャラであり、良くも悪くもこの三人のどれかをプレイすることで基本的にすべて把握できてしまう。
物語の裏にあるのは一つの事実ではあるものの、どのルートも展開をしっかりと変えており、どのルートから攻略しても楽しみを残す形としているのは評価したい点。
もちろん、メインと言える恋愛描写等に関しても質の高いものが用意されており、どの分野に関しても期待を裏切られる…ということはない。
メインがそこにある分、シナリオがあまり深刻な展開にならずプレイ後の読後感もすっきりと気持ちいいのも作品の一つの魅力と言えるだろう。

【 主人公 】 速瀬慶司
コピー能力持ちの主人公。
好奇心旺盛で洞察力・観察力にも優れており、特に各能力を巧く使うことに関しては秀でている。
エロに関しても控えはするものの興味はある様子なのだが、恋愛に関しては(無)意識的に”しないように”しているらしい?

カミカゼ☆エクスプローラー! CHARACTER (1)
姫川風花√ 【 S 】
圧縮空気による絶対防御の使い手。天然で少しドジだけど面倒見のいいクラス委員長であり、この作品のメインヒロインともいえる立ち位置にいるキャラクター。
ストーリーに関しては、沙織・美汐√とは違った展開で全登場キャラクター協力のもと黒幕がしっかりと判明・捕縛されており、主人公と風花の能力についてや『メティス』という能力の存在自体にも少しだけ触れた内容になっている。
しかしながらあくまでメインはやはり風花というキャラクターについてであり、意識し始めてから付き合うまでの恋愛描写は王道というべき程オーソドックスでありながら、しっかりと描写されており、この作品の魅力ともいえる部分だろう。
ちなみにタイトル回収√でもある。

カミカゼ☆エクスプローラー! CHARACTER
祐天寺美汐√ 【 S 】
過去にであったことがあるらしい後輩、気弱ななんちゃって女王様。凄腕の炎使い。
大財閥のお嬢様ではあるものの、押しの弱い性格をしているがとある理由により尊大に振るまっており、そのため風紀委員の沙織とは敬遠の仲になってしまっている。
ちなみに、その実情に関しては早瀬兄妹には一瞬でばれている。
ストーリーとしては沙織と同じく物語の真相へしっかりと迫った内容になっており、恋愛方面とあわせて成長していく様子が比較的よく描写されている。

カミカゼ☆エクスプローラー! CHARACTER (2)
速瀬 まなみ√ 【 S 】
主人公の実妹で極度のブラコン。メティスの局所集中による貫通能力持ち。
ストーリー自体はわりとテンプレな兄弟物で、盛り上がりはしないけれど、評価を下げるほどの展開もなく無難。
実妹であると言うことに関しては比較的親権に向き合うが、それもおまけ程度。
共通で出現した複線を驚くほど回収し手はいるものの、一部は判明しておらずあくまで作品の裏にある大筋の流れに関してのものまでとなっている。
恋愛方面に関しては妹スキーのための√といってよく、キャラゲー・萌えゲーの代表的シナリオと言える。

カミカゼ☆エクスプローラー! CHARACTER (3)

沖原琴羽√ 【 S 】
ツンデレ系幼馴染、水中での活動能力を向上させる能力持ち。
実際は幼い頃から主人公の事が好きで、付き合ってからは前面にそれが出ている。
ストーリーとしては最も事態の真相から遠い内容となっており、そういう意味では彼女との恋愛を楽しみやすい内容にもなっている。もちろん√終盤では能力を生かしたシーンもあり、作品の導入にはふさわしい√ともいえる。

カミカゼ☆エクスプローラー! CHARACTER (4)
宇佐美沙織√ 【 S+ 】
気の強いまじめな先輩風紀委員でツンデレ枠、影から疑似生命を生み出せる能力持ち。
基本的には嫌われているような状態からなりゆきで恋人みたいな関係になっており、恋愛部分においてはそのあたりの描写がメインとなっている。
ストーリーに関しては、沙織の持つ能力と彼女の過去に関連した内容となっている。
特に沙織能力に関しては非常に深く踏み込んでおり、美汐√と並んで物語の真相を別の側面から見つめている。
後半にかけては盛り上がりを見せ、能力と心理描写を絡めたシナリオは泣けはしないものの、非常に読み込める内容の深いものとなっているため、全キャラのなかでも評価を高くしている。

【推奨攻略順 : 琴羽→まなみ→沙織→美汐→風花 】
攻略に際して特にロック等はないので好きな順番での攻略が望ましい

CG : 【 S 】
線質が硬く、濃い塗りの絵。
キャラクターが5キャラではあるものの、1キャラに対して用意されているCGは多く特にHCGに関してはこれだけ揃えていれば十分というほかない。
質に関しても安定して高く、時折目を見張るものも存在しており、作品としての価値を高めている部分と言えるだろう。

音楽 : 【 S 】
BGM20曲、Vo曲3曲(OP1/ED2)という構成。
BGMのバリエーションは物語の量と比較すると驚くほど少なく、いささか残念なところ。
一般的な品ぞろえではあるものの印象に残るものも多く、質は低くない。
Vo曲に関しても特筆すべき点はないが、「believe in love」のサビが「赤いスイートピー」のサビを彷彿とさせる。

お勧め度 : 【 S+ 】
クロシェットの代表的ともいえる作品。
萌えゲー・キャラゲーとしての評価だけでなく、その他の方面に関しても平均してレベルの高い作品となっている。
そのため広くお勧めしやすい作品となっており、特にこの会社の作風を知るうえでは参考になるだろう明るいタイトルとなっている。

総合評価 : 【 S 】
全体的に完成度は高いものの、どうしても個人的な評価方法でキャラゲー・萌えゲーは評価が低くなりがち。
実際はもう少し評価を高くしたいところなので、各評価の詳細をしっかりと見てほしい。

(ぶっちゃけコーナー)
どうしても真相にたどり着いてしまわないと不自然だから、どのルートに進んでもだいたいのことがわかっちゃんだよね。
そういう意味では物語の進め方は自然なんだけど、展開を変えてもストーリーの質として似てしまっているのが残念なところ。
能力を生かした展開等はすごく好きで、ここにもう一つストーリーとして深い部分を作ってくれれば…と思わなくもないけれど、メインは萌え・キャラゲーなんだし、それは酷だよな…。

この作品には関係ないけど今回から評価の分類を少し細分化しました。
各ルートについてもう少し詳しくかけたらいいけど、欠き方が安定するまではちょこちょこ変わるかも。
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[レビュー]キミの瞳にヒットミーの感想
2017-05-24 Wed 00:00
<作品名>    キミの瞳にヒットミー
<製作会社名>  戯画

キミの瞳にヒットミー

シナリオ構成
S
攻略キャラは4キャラ。
共通ルートは全6章からなっており、各章は20-30min程度とわりとボリュームはある。
各ヒロイン√は8-12章構成となっており、また各章の長さもまちまちであるためボリュームには差があるが2h~4h程度。
全体的なボリュームとしては一般的な作品より少々短い程度。

【推奨攻略順 : 瞳→詩菜→つばさ→みこ→ノーマル 】
攻略順に特に指定はないので好きな順番から攻略するとよいが、個人的には上記√の順番がおすすめ。
非常に短いBADEND扱いではあるものの、締めがよいのでノーマルを最後にしておきたい。

CG
S
線が細く、淡い塗りの絵。
時折バランスに問題を感じることはあるものの、総じての完成度は高い。
枚数に関しては4キャラということもあって、1キャラに対する枚数は多めなのだがHシーン用の割合が多い。
SD絵に関しても少数ながら存在している。

音楽
S
BGM23曲、Vo曲2曲(OP1/ED1)という構成。
BGMは非常にバリエーションあふれるラインナップとなっており、作品の中でも非常にレベルが高く感じられた部分の一つ。
特に「Fine Day」の途中から入る力強いエレキの旋律や「Share the joy」の静かなオケ、EDのオルゴールVer等...使い方さえ間違えなければ各場面で間違いなく有力な戦力となりえるものがそろっている。
Vo曲に関してはOPもEDもどちらも勢いのあるものが使われている。

お勧め度
S+
ドストレートな部活をテーマとした青春恋愛学園物。
キャラに非常に濃い人物がそろっており、ギャグ方面の力が強いためギャグゲーとしても楽しみやすい作品でもあり、笑えて少し泣けて…という青春が詰まった作品とも言える。
文章がしっかりしているので初心者の方へ主におすすめしたい。

総合評価
S

公式ページ
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季節は春、廃部寸前の文芸部室に4人の”問題児”が集められた。
「委員長」と多くの人からは呼ばれ、実直かつ真面目だけれど、エロには割りと素直な主人公――そんな主人公と4人の”問題児”が織り成すハチャメチャな青春部活ラブコメディ作品。

ちなみに、ヒロイン「瞳」の名前がタイトルとして含まれているが、彼女がメインと言うわけではない。詳しくは本編で判明する。

作品全体としては非常にストレートな恋愛学園物と言える。
特殊なのはやはり、舞台(テーマ)である部活の『シェア部』という点。
文芸部・お笑い部・素敵発見部・世界征服部・青春部という、一切関係ない部活を希望していた主人公・ヒロインたちが『シェア部』を作り上げていく様子はまさに青春物。

さすが戯画というべきなのかシナリオライターやその他スタッフのおかげなのか、全体的な安定度が非常に高く、細かい描写・演出などで安定して作品の品質を高めている。

シナリオでは特に共通ルートにおいて各キャラクターとの掛け合いが多く、瞳やつばさを中心としたギャグシーンが多く、その質もかなり高いものとなっている。
そんな軽快なテキストに助けられてか、各個別√の終盤にいたるまで飽きることなくプレイが可能となっているため、幅広い層に受け入れてやすい物にはなっている。

ただしテキストが軽快なのは確かなのだが、どうしても展開に無理やりさが滲み、他にも地の文やキャラクターの台詞にも矛盾点や不審点があるのも確かで、もう一歩全体的なブラッシュアップが必要といえるだろう。

各ルートのシナリオの質自体にかなり差があるのも難点の一つ。
個人的に一番良いと思えたのはみこ√で『シェア部』という他にはない利点を中心として回しつつ、他のキャラクターとも絡めたボリューミーなシナリオは思わず泣きそうになるシーンもあるほどだったのだが、対しての詩菜や瞳√では短く、世界観も殆ど二人に限定されてしまっているのでどうにも盛り上がりに欠けてしまっていた。
素材となる下地やBGM等はあるので、告白シーンをもう少し盛り上げたり、話に強弱をつけて泣きシーンを作ったり、もう一段上の作品となるために出来ることはまだある。

コンフィグに関しては詳細に設定を決められるので便利。

【総括】
全体的にしっかりとした恋愛学園物なのだが、あと一歩が踏み込めなかった作品でもある。
全体的な完成度をもう少し高くするか、他の作品にない「これ」と言えるものを提示していればもう一段階上の評価だった。

(ぶっちゃけコーナー)
つかさ√、みこ√は割と泣けそうたんだけど、それ以外が結構無難なんだよなぁ。
同じようなレベルを他の2キャラにも求めたかった。
話の素材自体は問題なかったし、BGMとか良いのそろってたんだから、しっかりと作ってれば絶対泣けたとは思うんだけどなぁ…。
あとシェア部ってのが作中に出てきたけど、ちょっと出現位置が適当過ぎたかな…決定前に主人公が呟いちゃってたし…。
全体的には完成度が高く見えがちだけど、細かいところにミスがあったりしてそういう点でもやっぱりもう一つ物足りないのかも。
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[レビュー]空のつくりかた -under the same sky,over the rainbow-の感想
2017-05-23 Tue 00:00
<作品名>    空のつくりかた -under the same sky,over the rainbow-
<製作会社名>  COSMIC CUTE

空のつくりかた

シナリオ構成
S+
攻略可能キャラは4キャラで、オマケ程度のノーマルEDを含めるとED数は5つ。
ハル√へ向けて各キャラ分岐が発生する形のシナリオ。
キャラ数は少ないものの、各ルートの長さや本編自体の長さも十二分であり、全体的なボリュームも相応のものとなっている。

【推奨攻略順 : 和葉→ユリカ→ノア→ノーマル→ハル 】
攻略順に指定はないものの、シナリオの構造的に上記の攻略順が一番きれいに攻略できるはず。

CG
S
線がしっかりとした、塗りの濃い絵。
質に関しては多少の乱れはあるものの、総じての完成度は非常に高い。
また、立ち絵・イベントCGの両方において目パチ機能が付いているのも特徴的だろう。
SD絵もいくつか存在している。

音楽
S+
BGM25曲、Vo曲2曲(OP1/ED1)という構成。
今回使用されているBGMのイメージは舞台にあせて基本的にジャズテイストに統一されているが、「Majestic trip」や「刹那ライフル」のような明るく豪華なイメージのものや、泣きシーンで主に使われた「果てのない世界」のような思わずグッとくるものなど非常に多種多様であり、世界観をしっかりと作ってくれていた。
Vo曲で目を引くのはやはりOPの「JACK KEEPER」だろう。
様々あるシナリオ中であっても明るく突き抜けるような曲であり、非常に素晴らしい楽曲となっている。

お勧め度
S+
『便利屋』のような探偵が主人公が助手の魔法使いハルや仲間によって持ち込まれる事件に巻き込まれる魔法・科学アリアリのドタバタ作品。
少々作りこみ度が甘くはあるものの、読み物として十二分に作りこまれている作品であり、特に初心者にお勧めしやすい作品。
特に舞台や絵・音楽の雰囲気などが気に入った方には安心して楽しんでもらえるだろう。

総合評価
S+

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地方都市『ナオカ』の『ミッドリア』で探偵事務所を開く主人公はある日交通事故に巻き込まれて、魔法使いの少女「ハル」と出会うことになるのだが、彼女との出会いもそこそこに事件に巻き込まれることとなり――。

と、以下でシナリオの話(や評価)をしてしまいたいところだが、少し特殊な主人公について説明の補足を加えておく。
探偵業の――実際は『便利屋』と呼ばれるが――なんでも請け負う今作の主人公。
作中の主人公CGにヒゲがあるため30-40代のように見えるが、序盤のユリカのセリフ曰く20台後半くらいの年齢であり、厳密にはおじさん主人公ではない。

そんな主人公が主に”巻き込まれる”事件の数々が作品部分となっている。
シナリオは助手である魔法使い『ハルとの出会い』となる話から始まり、『数葉の話』、『ユリカの話』、『ノアの話』、そして最後に再び『ハルの話』という順番で進行していき、各話で各キャラ√が分岐する形となっている。
一つ一つの話にはきっちりと起承転結があり、話自体も独立しているので舞台の特殊性も相まってマフィアや魔法、錬金術に…と要素だけの混沌さならほとんどの作品に負けない。

学園物でないとい点だけではなく、主人公や舞台等を鑑みても作品として非常に珍しいものであることは言うまでもないだろう。
それだけに表現として難しい部分があったようには思えるが、プレイしていて違和感等を感じることはほとんどなかったといえる。

探偵業ということで謎解き部分があるのかと思いきや、基本的には巻き込まれた物語を何とかかんとか解決していく『便利屋』成分が強くサスペンス成分はかなり薄い。
作中の序盤ではいろいろと伏線等もあるのだが、他の作品と比べるとあくまで『秘密にしているだけ』という印象を受けるものが多い。
各キャラ話に関しても、関連している部分があるのは確かであり、そのあたり巧いとは思うものの、全体を通して…というものでもないので過度な期待は禁物。

この作品で評価したい部分はいろいろあるのだが、先に語った物語の『異常性』意外の部分で上げるなら各キャラクターについてだろう。
登場するキャラクターの多くは、マフィアの跋扈するような舞台に似合わず柔らかい印象のキャラクターが多く、例外的なユリカに関してもギャップ的に可愛い部分が多く、暗くなりがちな(?)シナリオでは何度も彼女たちに癒されることになる。
また個別ルートであっても、二人だけの世界にこもらずきちんと各ヒロインが登場しているので、物語としての多様性が小さくなっていないのも魅力。
ヒロインだけではなく、サブキャラクターにおいても一癖も二癖もある人物ばかりで、物語においても各話で重要な役割を担うことが多いので注目しておきたい部分でもあり、又評価している部分でもある。

演出自体に甘さがあり、どうしても号泣とはいかなかったが、シナリオ自体がしっかりしているせいか、泣き部分も後半につれ増えてくるので、泣きゲーが好きな人にも手に取ってほしい作品である。

コンフィグは少しもっさりしているものの、基本的には問題ない。
どちらかというと、インターフェイス系がかなり特殊で慣れるまではつらい。

【総括】
特殊な世界感で描いた作品であり、そういう意味では他の作品にはない魅力をいかんなく発揮した作品といえ、この評価とした。

(ぶっちゃけコーナー)
今回は本当に感想が書きにくい…。
なんだろう、特殊な舞台ってのもあるんだけどこの作品の魅力ってのが結構複雑なんだよな…。
ぶっちゃけ書く能力がないだけなんだとは思うけれど…各キャラの魅力等々書き切れていない部分はあるから、やっぱりプレイして楽しんでほしいかも。
体験版やってその雰囲気が好きになった人は終盤まで楽しめるし、最初でダメな人はきっと最後までダメ。
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[レビュー]竜騎士 Bloody†Sagaの感想
2017-05-22 Mon 00:00
<作品名>    竜騎士 Bloody†Saga
<製作会社名>  あかべぇそふとすりぃ

竜騎士BloodySaga

シナリオ構成
S-
ハレームENDのみのシナリオは一本道。
全体の攻略時間は6-7h程度とかなり短い。
功略語にはほぼHシーンのみの各キャラアフターが出現する。

【推奨攻略順 : 】
選択肢はシナリオに影響無し。

CG
S
瑞々しさのある塗りのはっきりした絵。
イベントCGは全体的な完成度が高く、立ち絵には瞬き・口パク機能付き。。
グロ描写のあるイベントCGも多数あるため、苦手な人は注意していただきたい。
(※一応、設定で表示しないようにも出来る)

音楽
S
BGM37曲、Vo曲2曲(OP1/挿入歌1)と言う構成。
BGMに関しては非常によく揃えられており、各場面でしっかりと世界観を作る手助けをしてくれていたし、Vo曲はOPも挿入歌もどちらも同じ雰囲気の荘厳でありつつ、しっかりと歌い上げられた。
ただ、特筆すべき点があまりないのが現状で、挿入歌があるのはうれしかったのだが、やはりEDがただのBGMというのは寂しい。

お勧め度
S
恒例の騎士系作品であり、俺TUEEE系ハーレム作品。
抜きゲー(グロゲー)ではあるものの同会社の「略奪者の淫宴」の続編部分にあたる作品であるが、単体としても十分にシナリオは分かりやすい。

総合評価
S-

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人食い竜に襲われる国『ヴィルディルン』へやってきた『薬草師』のロイ。
竜による被害を受けた街の復興を手伝うため、騎士段所属の4人の騎士たちと過ごすことになる――。

主人公は同会社の「略奪者の淫宴」の主人公でもあったロイ。
当方は上記作品をプレイしていないのだが、前作で守れなかったヒロインたちの事もあってか『殺す事』を極力禁じ、自分の実力を隠しつつ薬草師として過ごしてきたそうな。
その過去と関連しているのかは不明だが、非常に控えめな正確でありながら作中ではほぼ最強。BADENDもない事から安心して見ていられる俺TUEEE系作品といえる。

シナリオのおおまかな流れは、竜の襲来によって被害を受けた街の復興を手伝いつつ竜討伐をめざす…というものなっているが、実際は子供の竜を育てたり、魔剣を探しに行ったり、妖しい集団と戦ったりと短いながらもバラエティに富んでおり、展開も速いので最後までサクサク読める事が特徴的。
しかしながらフルプライスであるにもかかわらず10h足らずで攻略出来てしまうシナリオ量については、言うまでもなく最大の欠点。

物語のメインとも言えるバトル描写はかなり無難。
読みにくくもないが評価できるほどの燃えシーンもなく、淡々とシーンが過ぎてしまうイメージがあり、終盤に至ってもそれは変化しないため、どうしても盛り上がりに欠けていた。
特に途中に挿入される謎の悪人たちとの戦いについては、敵の背後関係が一切判明しないまま始まり、なんとなく倒して終わってしまうと言うお粗末な物になっている。
バトル自体の描写も大切ではあるものの、主人公を含め全員の『戦っている理由』というのをまったく書いていないという部分に付いてはフォローのしようがない。
ただ時折挿入されるグロ表現やグロCGがアクセントを効かせており、そういったものに興味のある方にとっては入門程度にはなるかもしれない。

恋愛描写においても評価を付けがたいのが現状で、基本はすべて受身の主人公ということ意外は特筆すべき点もなく、失敗こそしていないが、いい部分を探すのも難しい。

強いて言うならば、ファンタジー世界であると言う事を利点に生かし、一夫多妻制の国を舞台としている点はわりと新鮮なのだが、だからこそ功略後のキャラクター間の関係を描写する難易度が上がっていたように感じたことだろうか。

主人公に声を入れていたり、きっちりとイベントCGを作っていたり、重要シーンで挿入歌を流したり…努力している点はしっかりと伝わっているのだが、いかんせん悪い部分が多く魅力と言える部分においても『コレ』といえる強みがないので全体評価が下がる。

コンフィグに関しては基本的なものがそろっており、プレイするのに問題はない。

【総括】
読みやすい異世界系作品ではあるものの、分量が足りないことや内容の盛り上がりのなさは致命的であり、すこし厳しいこの評価。

(ぶっちゃけコーナー)
続編だったと言うことに後から気が付いたくらいには、単体で違和感のない作品なんだけど、もともとシナリオのスタイルが背後関係を一切無視して進むタイプの作品だったので、主人公の過去とかどうでも良くなってたなぁ。
なまじテキストが読みやすいだけに良くも悪くも「俺TUEEE」を頭空っぽにして楽しむ作品って事になってしまうかも。
キャラとかは意外にストレートで魅力的だったし、敵キャラを含めてしっかりと書ききれていれば割りといい作品になった気もしなくはない…。
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[レビュー]しゅがてん!-sugarfull tempering-の感想
2017-05-21 Sun 00:00
<作品名>    しゅがてん!-sugarfull tempering-
<製作会社名>  Recette

しゅがてん!

シナリオ構成
S
攻略キャラは3キャラ。
共通ルートは3-4h程度、各個別ルートも3h程度でミドルプライス作品ということを鑑みても、ボリュームとしては少し乏しい。

【推奨攻略順 : める→氷織→シュコラ→エピローグ 】
エピローグのみ全キャラ攻略後に出現。
シナリオによるネタバレ等はないため、基本的には好きなキャラから攻略すると良い。

CG
S
しらたま先生原画の作品。
この作品で最も魅力的であり、セールスポイントともいえる。
柔らかく、淡く描かれた絵はさすがと言えるほど完成度が高い。
SD絵も数は少ないがいくつか存在している。

音楽
S
BGM14曲、Vo曲2曲(OP/ED)という構成。
全体的に落ち着いているBGMはアコーディオンのような、明るくも落ち着けるものを採用しており高評価。
Vo曲に関しては「Candy a mine」の思い掛けない質の高さに驚きを覚えたことを特筆しておきたい。

お勧め度
S
18禁版ごちうさ。
甘い萌えゲーの世界観が好きな方にはお勧めしやすい作品。
シナリオというほどの内容は無く、あくまでかわいい女の子のかわいい姿を見るための作品。

総合評価
S

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ダイヤモンドダストの舞う美しい夜、『妖精の夜』の伝説が残る街。
そこにある小さな洋菓子店「フォルクロール」は長期のパティシエ不在により経営難に見舞われていたのですが、屋根から降ってきた記憶喪失の主人公―クロウ―との出会いによって物語は動き出す――

今作の主人公は記憶喪失という設定もだが、もとよりかなり控えめな性格をしているため、基本的に周りに流されるように行動することが多く、恋愛的描写においては良くも悪くも受け身になるので、一般的な恋愛ゲームとかなり一線を画している部分と言える。
また、行動のメインとなるのが洋菓子店『フォルクロール』を中心としたお菓子作りであることも特徴の一つと言えるだろう。

作品のテーマやミドルプライス作品ということもあってか、各ルートはシリアスな展開もあるにはあるが、基本的には非常に軽くプレイできる内容となっている。
全√クリア後に見られるエピローグにて判明する主人公の正体やその他明かされなかった各キャラの役割等についても重要な要素とはいえるものの、あくまで今作にとってシナリオ部分は飾りと言える。


そんな中、この作品魅力のメインと言えるのは雰囲気ゲーと言われるほどに酷似したごちうさ――ご注文はうさぎですか?――感だろう。
作品をご存知の方は驚くほど、かの世界観との共通点を見出せる程であり、悪い意味でパクリではあるものの、良い意味ではオマージュ作品と考えることもできる。
かの作品しかり、萌えやかわいいキャラクターのやり取りに注力するその姿勢は立派な萌えゲーであり、この作品の心臓部と言ってもよいほどしっかりと描写している部分である。

コンフィグに関して特に問題は感じない。

【総括】
しっかりとしたテーマ・世界観で描かれた作品ではあり、楽しめる分はあるものの、シナリオ重視の当評価ではこの評価が妥当。

(ぶっちゃけコーナー)
絵を担当した「しらたま」さんは今回初めて意識したんだけど、言われてみれば「恋×シンアイ彼女」の絵でも出会ってた。
凄く繊細できれいな絵は、作品の強みとも相性がよさそうだった。
とにもかくにも「ごちうさ感」がすごいわ…。
出てくるキャラクターがかなりかぶってるしなぁw
ここまで突き抜けると、色々な意味で認めざるを得んのかもな…。
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