自作の壁紙や泣きゲーレビュー公開しているブログ。チャットルームや自作小説もあります そんな鍵っ子小説家のブログです。
☆★☆★ 毎日0時の定期更新中。現在は壁紙制作・泣きゲーレビューが主活動 ★☆★☆





 


[レビュー]蒼撃のイェーガーの感想
2014-09-15 Mon 00:00
<作品名>    蒼撃のイェーガー
<製作会社名>  propeller

蒼撃のイェーガー

シナリオ構成
S-
攻略キャラは4人。
共通ルートは一般的なのだが、個別ルートが比較的短めなので全体としてのボリュームは乏しいと言える。

【推奨攻略順 : 舞→夏帆→アーニャ→千鶴】
好きな攻略順で攻略可能。

CG
S
propeller特有の独特の質感と立体感のある絵。
基本的には戦闘シーンのCGとHCGで構成されており、その出来はさすがと言うほかない。しかし、一部の立ち絵やCGにバランスの乱れなどがあり出来に差があるように感じられる。
その他手抜きの背景等も見受けられる。
SD絵も少量存在。

音楽
S
BGM24曲、Vo曲2曲の構成。
やはり戦闘用のBGMが目立っており、作品になじんでいた。
この項目については特質出来る点がなかったのが残念ともいえる。

お勧め度
S-
異能バトルモノではあるのだが、いつものpropellerほどの完成度ではない。
編に広げ過ぎてないので物語の形としてはきれいなのだが、そのぶん燃えゲーとしてもシナリオゲーとしても不十分。
この会社はいい作品が他にもあるので、未プレイならそちらを勧める。

総合評価
S-

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

【物語について】
主人公に異能があることが分かり、強制的に『退魔士」として『鬼』と戦うことになる話。

「イェーガー」とはドイツ語で狩人の事。
そして主人公たち『退魔士』は緑の炎を扱い鬼を倒している。。
つまり、タイトル通りのお話ではあります。

テキストとしては非常に読みやすく登場人物が少ないことなども手伝って、キャラや設定の把握等に関してはかなり簡単。
しかし同時にかなりテンポよく話が進み、強引に展開するので気持ちが置いていかれることもあり、その印象は序盤から終盤に至るまで拭えなかった。

バトルシーンに関しては「さすが」と言いたくなるほど、テキストと演出がきっちりとしていたのでそこまで不自然な点は感じなかったが、それ以外の日常シーンや個別ルートでの恋に至るまでの心理描写などがかなり少なく、簡素なイメージを受ける。
特に主人公の心理描写がかなり少なかった…というより、強引に都合のいいように変えられているのがわかるのがかなりの減点ポイントといえる。
このあたりがシナリオ全体の短さとして反映されているのだろう。

また手抜きの背景、背景と文字の不一致やシナリオの異常な短さ・拙さなどから完成度の低さもうかがえるだろう。

上記のような理由も含めて、戦闘以外の設定や展開などにはかなりの不満が出る結果となっている。

コンフィグは基本的なものはそろっていたが、最大化等の設定に不具合があった。

【総括】
どうにも全体の完成度の低さ、特にシナリオ部分の酷さがめだつため、平均以下の評価。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
propellerらしくないなぁ…と思ったのが最初の印象。
燃えゲーにとって大切な主人公の戦う理由やその成長過程などがすっ飛ばされているため、中身の空っぽな作品が出来てしまったイメージ。
そのあたりが全体として絡んでくるため、結果としてせっかくのバトルシーンの描写も十二分な力を発揮することができずに埋もれてしまっている。
どうにも、高評価は与えにくい未完成作品と言える。
スポンサーサイト
拍手する
別窓で開く | ゲームのレビュー | この記事へコメントをする:0 | トラックバック:0 | top↑
願いの欠片と白銀の契約者 の感想
2013-09-16 Mon 12:00
<作品名>    願いの欠片と白銀の契約者
<製作会社名>  propeller

願いの欠片と白銀の契約者

シナリオ構成
S+
ルートは5本、分岐は1回で3つの選択肢しかなく、それらの√全てを攻略すると、新しく分岐が増える形になっている。その唯一の分岐までが非常に長く、それぞれの√も1~2hほどしかないため、全体としてのボリュームは少なめとなっている。
ある程度の攻略順が決まっているので、その中でなら自由ではあるが、

【おすすめ攻略順 : ジェシカ→璃子→ヤン→TRUE】

CG
S-
線は細く、淡い塗。立ち絵は味かなり独特で、基本的に出来は悪い。
イベントCGは全体的に少女漫画を連想させるタッチで、質の上下が激しいものの、枚数自体は多く、その中には上出来の物も数枚ある。
音楽
S+
BGM26曲、Vo曲1曲(OP)の構成。
唯一のVo曲の出来はよく、それだけに他の曲も聞きたかったところ。
BGMは作風に合わせて、緊迫・戦闘シーンの物も多いのだが、それにも増して目立つのが悲しいメロディの曲。
特にOPアレンジや「切なる願い」など、その他いい働きをした物がある。

お勧め度
S++
大雑把にいってしまえば、百合異能バトルモノ。
メインとして、ビスクドール等も出てくるので、そういったものが好きな方にはお勧め。
バトルよりも、その背景・設定・理由に重きを置いている物語として強くお勧めしたい、泣きげー要素も多分に含まれている。

ただ、グロCGはないものの、描写は多いため注意。

総合評価
S+

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

【物語について】
※この作品は15禁作品であり、エロゲではないので注意。
普通の高校生だった少女がとある古い洋館の中、あるビスクドールに出会うことから、非現実的な争いに巻き込まれて行く物語。

普通の高校生、という部分が重要で、それを印象づけたのが、日常シーンの会話だろう。
これは物語後半までそうなのだが、本当に主人公と各キャラクターの会話が自然なのである。それが、一転して非現実にのみ込まれて行くのと同時に、プレイヤーもその世界観に引き込まれて行くだろう。

先ほども語ったように、作品としては異能バトルもので、その中に恋愛要素としての百合が少し含まれている。しかし主人公となる少女が特定の誰かと結ばれるわけではない。

バトル物特有の燃えシーンはもちろん多く、バトルの描写もCGはともかく文章としてはなかなかに上手。
ただ、それ以上にその設定・背景がよい。
この作品は戦う、そのシーンや勝ち負けに主題を置いているわけではなく、「その理由」について重きを置いている。
よって、主人公の少女は常に迷いながら戦いを続け、傷つきながらも進んでいく。
この作品の最大の魅力はここにあるだろう。

その雰囲気を支えるのが主にBGMで、日常シーンは全体的に静かな雰囲気に。時には無音等も上手く使っているのだが、大切なシーンではしっかりと強弱のあるBGMを流す。

そして、主人公の周りのキャラクター達もいい味を出している。
その独特の倫理観・個性もなのだが、なによりもヒロイン・サブを問わずにその一言一言が洗練されており、非常に綺麗で重い。
だからこそ、それを受けて迷う主人公の姿がことさら印象に残る。

そのため、作品としては全体的にかなり重いものとなっており、そのため泣きシーンも、強いものから、じっとりと泣ける物まで用意されており、後半もスカッとする話、というよりは考えさせるような内容になっている。

好き嫌いはあるかもしれないが、合う人にとってはかなり心に来る作品かもしれない。

物語としての設定がこっているが故に、時折難しい解説・仕組み・感情表現等が登場する。深く理解するためには、文章をよく読みこむほか、宗教的な知識等も必要になり、難解な部分が多々あるのは否定できない。その辺りは解釈次第にもなりそうでこの作品の深さがうかがえるものとなっている。

【総括】
Vo曲の少なさ、コンフィグ、物語説明、その他いろいとと不完全な部分はあるのは確かだ。
そのため、万人の為の評価を考えると、どうしても評価は下げざる負えないが、作品として、主にストーリー面で強く評価したい。


コンフィグは最低限の機能はそろっているのだが、足りない機能もいくつかあり、使いにくいところも多々あった為、改善は要求したい。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
闘う理由をちゃんと考え続けて、それを見つめ続けたのは偉いな。だからこそ、敵も味方も非常に魅力的に見えてきた。
設定がこってるのもこれを実現するためなんだろうな。
あと、セリフの一つ一つがいいよなぁ…。ひとつ例をあげると「どんなに優しい人間でも、その優しさと同じだけの闇は抱えているわ。妬み、嫉妬、哀しみ、憎悪……優しい気持ちを支えているのは美しい感情だけじゃない……」ってのがある。このほかにもいろいろあるのだが、正直、中盤あたりのシーンで涙が止まらんかった。
百合ゲーってことも影響しているんだけど、主人公がすげぇ純真で、その周りのキャラ達もいいんだよなぁ…。ストーリーに関しては、太鼓判を押しておきたい。
バトル物というもので泣くのが久しぶり。
でも、バトルシーンとか最後あたりの終わり方とか、おしい部分もあったわけで、個人的にはもう少し作りこんでいれば、もっと評価はあげられたんだよね。
拍手する
別窓で開く | ゲームのレビュー | この記事へコメントをする:0 | トラックバック:0 | top↑
東京バベル のレビュー
2012-11-18 Sun 00:00
<作品名>    東京バベル
<製作会社名>  propeller

baberu.jpg

シナリオ
S+
全年齢対象作品、だからこそ厳しめに評価している。
攻略キャラは主人公を含め4キャラ、それぞれに複数BAD&TURが用意されており、END数は8。
それぞれのキャラごとに大きく話が変わるため、分量としては平均以上の量になる。
攻略順に関しては総評で語る。

CG
S
線は細いものの硬質な絵、立ち絵には少し抵抗があるかも?
しかしながらイベントCG、武器CG、敵CGなどそれ以外はかなりのレベル。
枚数も多いため、他を補ってのこの評価。

音楽
S+
30曲のうち26曲がBGM、4曲がVo曲であるが、Vo曲は1個の讃美歌(?)を除き、ロック調。
このゲームの趣旨には合っているのだが、それでもOP、挿入歌(?)は異質と言える…。
合う合わないはあるだろうが、今回自分は合わないと感じたので低めの評価。
ED曲は質が高いし、BGMもわるくなかったので、そこそこのカバーはできてる。

お勧め度
S++
燃えげーファンはとりあえず黙ってやろう。
また、北欧神話ではなく聖書の方の神話好きの方もとりあえずお勧め。
泣きに関してはいかんせん弱いが、引き込まれたならそれなりの破壊力かもしれない。

総合評価
S+

ストーリー
↑クリックすると公式HPに飛びます。

全年齢対象のプロペラ作品。
タイトルから全く内容が想像できなかったこの話は
まとめるなら「壮大」の2文字に尽きるだろう。
特に今回スポットが当てられたのは「神」「天使」「悪魔」
前のエヴォリミットもすごかったけど、今回も負けず劣らずの燃えゲー。
成分としては7割燃え、2割泣き、1割ギャグとか、そういう成分比。
主人公に声があることも注目だろう、有名な声優である。
絵、という障害もあるものの、戦闘シーンに関してはかなりの出来。
演出がかなり助けてた印象もある(戦闘シーンに限らず、他のすべてのシーンにおいて)
最初はかなりのホラーっぽく始まるが、後からは普通に燃えげーだから安心して勧めるとよい。
また、戦闘描写としてエイグイ表現はあるものの、CGとしてそれをあらわすことはなかった。
音と文字だけしかないので、耐性のない人にはお勧めかも?
ストーリーの展開として、流れは大きく3種類。刹那とリリスはほぼ同じ流れで、
ラジエル→空見→リリスの流れが一番順序よくできているだろう。
個人的にはリリスTUREが真・ENDだと思っているので、それを最後に回すといいかも?
展開は急展開に次ぐ急展開で(それでも無理な展開はない)、燃えゲーらしさを見せていたといえる。
ただ、やはり挿入歌は少し問題だったか…。
設定がかなり突飛なものなので、置いていかれるとかなりつらいものがあるのも確か。
しっかり物語にしがみつかないと、後々つらい…。
とりあえずはラジエルルート終わらせてみてから、合う合わないを決めるとよい。
戦闘描写はCGは飛躍的向上を見せているが、文章は少し落ちてた印象を受けた。
日常・泣きシーンについては短いながらもよくできていたと言える。
戦闘シーンがあるからよく栄えていたともいえる。
扱ったテーマやその解釈の仕方もよく、各ルートとも、かなり厳しい状態の中よくキャラを動かせていた。
しかしながら、こと「泣き」においてはやはり不足と言うほかない。
戦闘シーンもよくできていただけに、あと一歩キャラに踏み込んで先頭だけではない所を見せてほしいと思う。

システムの不備といえば、強制終了するとデーターが飛ぶ事。
立ち絵の絵の質には問題があったが、演出に関してはほぼ文句なし(やってみればわかる)。
エクストラには人?物や武器、イベントの出典、解釈、説明などがなされているため、
知らない「何か」がいればそこを見るのがよいだろう。

以上の総合的な評価として、完璧と言うには少し足りと判断したため(かなり迷った)
シナリオともにこの評価に落ちつけた。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
異能バトルモノの燃えゲー。
天使・悪魔が多く出てきたりと宗教色の強い作品となっており、設定も特殊なため、このみに個人差はあるかも?
戦闘シーンの演出等はさすがだね。
シナリオ細部はともかく、普通に燃えゲーとしては楽しめると思う。
少し壮大すぎるかもしれないけど。

あと、ケロちゃんかわええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
拍手する
別窓で開く | ゲームのレビュー | この記事へコメントをする:0 | トラックバック:0 | top↑
すきま桜とうその都会 のレビュー
2011-08-25 Thu 00:00
<作品名>    すきま桜とうその都会
<製作会社名>  propeller



シナリオ
S
ルートは4本だが、鈴ルートのみ先にクリアできないようになっており、このルートが物語全体の真相を語ることになる。
全体的には長くない。

CG
S-
CG枚数はあまり多くない。多少癖のある絵が多いので慣れるまでしばらくかかる。
人物の顔などが特に悪目立ちしている。

音楽
S++
OP・EDの2曲、BGMも25曲ほどと多くなく、どちらかというと少し昔のゲームのイメージを思わせる曲が多い。
しかしながら、近年にあまり見かけない、破壊力のあるBGMはいくつかあり、量より質として、評価はできる。

お勧め度
S
世界設定も物語自体もなかなかいいところに目を付けており、物語自体の質としては高いものになっている。
しかしながら、それについていけない部分もあり、泣きげーとしては、そこそこ、というレベルで進めておく。

総合評価
S
ストーリー
↑クリックすると公式HPに飛びます。

「うそ」の集う都会・・・を舞台に物語は始まる。
物語はきっかけとなる、桜乃に入る序章の物語から始まり、物語の後半まで比較的スローペースな物語展開をする。
それぞれの住人が抱える「秘密」を垣間見ていくのがこの物語の主な部分であるが、なぜかその部分になると
急になれないような速度で物語を展開させてしまうので、物語に入りこめず、
なかなか感動というものは訪れにくい形になっている。
かろうじて成功した妹の「咲良」のルートに関しては比較的泣き部分もあるが、
他のルートに関しては泣けそうな部分はあるが演出・物語の書き方などで決壊には至らない。
また、物語の核である「鈴」ルートに関しても、世界観を出すにしても、
もう少し明瞭でわかりやすい流れにしなければ、理解できずにそのまま終わってしまう可能性がある。
全体的に物語の真相が二転三転し驚かせようとしている気分もわかるが、なんとなく文から予想でき、それも破壊力にかけた原因の一つ。
物語の質・展開、さらにはBGMの質の高さなどにかなりいいものはあるだけに、
物語の書き方という根本的な部分でそういった部分をカバーできないのは非常に痛い。
一昔前の泣きげーでみられたような古き良き雰囲気が物語のそこかしこにみられるが
それゆえに秀逸な過去の作品とどうしても比べられてしまうので、何かと損をしてしまうかもしれない。
悪いわけではないが、秀逸とは言い切れない作品となった。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
全体的な質を考えると、どうしても酷評をせざる負えない作品。
1√を取り出して考えると、なかなか良いのだが。
設定等も面白く、もう少しその辺りを活かしてくれたら…と言うのが本音だろう。
少々もったいない。
拍手する
別窓で開く | ゲームのレビュー | この記事へコメントをする:2 | トラックバック:0 | top↑
エヴォリミット のレビュー
2011-04-24 Sun 00:00
<作品名>    エヴォリミット
<製作会社名>  propeller


シナリオ
S+
攻略キャラは3人(4人?)だが、ENDの数は6つ。
物語の大まかな流れは決まっており、シズクルートの最後のENDが新ENDといえる。

CG
S
いつもどおりの少し髪に硬さはあるが、全体的に質の良いCG
燃えシーンの枚数や構図等にも文句はない。

音楽
S+
CGMの量・質ともに問題なし。
泣きシーンのBGMはOP等などは結構なレベル。

お勧め度
S+
燃えゲーの1つとしてお勧めはできる。
ただ、これという大きなポイントがないため、お勧めのしにくさというものはある。
燃えゲーが好きならやってみるべき作品。

総合評価
S+

ストーリー
↑クリックすると公式HPに飛びます。

物語としては、火星でのお話。
パッチという特殊能力の使える石を装着し戦う燃えゲー。
いわずもがな、最後はあやかしびとのようにかなりのスケールの話になってしまう。
それが燃えるかどうかは人しだい。
だが、それまでの話でも十分に燃えゲー的要素は多く、
もちろん、泣きの要素もある。
しかしながら、同社のゲーム「あやかしびと」とくらべると、それほどの泣きがあるわけでもなく、
いまいちインパクトに欠ける。
何か特殊な決定打があれば、他のゲームと差を広げられたかもしれない。
とはいえ、少ない純粋な燃えゲー、燃えゲー好きならやってみて損はない内容。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
少々不思議な舞台設定の燃えゲー。
特殊能力等を使ってのバトルシーンが主になるので、かなり派手な部分が多い。
ただ、少し最後の方が大きすぎるかなぁ…。
拍手する
別窓で開く | ゲームのレビュー | この記事へコメントをする:0 | トラックバック:0 | top↑
| 青空の翼と過去の十字架 | NEXT