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[レビュー]桜ひとひら恋もようの感想
2018-01-18 Thu 00:00
<作品名>     桜ひとひら恋もよう
<製作会社名>   Parasol


桜ひとひら恋もよう
公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

キャラクター・シナリオ : 【 S 】
主人公の通っていた学園が統廃合になる――という話から始まるこの作品。
統合先の学園の教育方針やその理事長『上川道徳』との因縁などなど、割と設定としてはヘビーな内容になっているが、共通で語られる事件そのものはかなりあっさりしており、作品全体としてはイチャラブテイストの萌えゲー。
泣きシーンも一応用意されているものの、溜めが少ないため破壊力は皆無。
ヒロイン視点で語られるシーンがあったりと、萌えゲーとして良い部分もある一方でせっかくの設定を不意にする特徴のないシナリオや、各ヒロイン√への導入の手抜き感、後半のイチャラブHシーンが連続で来るやっつけ感があるシナリオでもある。


共通√ 【 S- 】  2-3h
主人公の在籍する学園の合併吸収の危機や北条学園理事長の行っている不正を暴くなどの闘争をメインとして、各キャラクターとのイベントシーンを兼ねた形をとっている。
各キャラとのイベントシーン(主に萌えシーン)に重きを置いているため、テーマの学園問題自体は√によってはさくっと終わる印象が強い。
また各ルートへの突入方法が全く同じというあたり、手抜き感がある内容。


桜ひとひら恋もよう 公式ホームページ
上川 紗矢√ 【 S 】  1-2h
北条学園の理事長である上川道徳の娘であり、北上学園の生徒会長。
主人公と付き合っていたが道徳に関係がバレると共に主人公の妹であることがわかり、別れることとなった。

個別√では事件解決後、自らを陥れたことを知った上川道徳に勘当された紗矢が主人公のもとへ転がり込み、兄妹水入らずで生活を始めるところから始まる。
前半は例のごとくイチャラブ重視の話ではあったが、後半はテーマである「兄妹」についてを川上道徳との対話などのイベントが盛り込まれつつ作られている。
二人の名前の話など上手な設定がある一方で、道徳周辺の設定(行動)のご都合主義が垣間見える√。


桜ひとひら恋もよう 公式ホームページ (1)
水谷 芳野√ 【 S 】  1-2h
主人公のクラスメイトで常に明るく元気のある生徒会長。
父子家庭の為経済的に厳しく、野球場のビールの売り子等の多くのバイトを掛け持ちしている一面もある。

問題解決後も暴力に縛られつづける北条学園生のために立ち上がる芳野に主人公が賛同することで距離が近くなり、同じ思いを抱きながら日々を過ごすことで結果、告白する。
√自体が割と短いが、イチャラブシーンは比率が多くなっており、彼女の真っすぐな明るさ、純粋な優しさ、そして一生懸命なところがよくわかる内容となっている。
物語の展開的な部分においては芳野の将来の夢などとも絡めて短く作られている。


桜ひとひら恋もよう 公式ホームページ (2)
高澤 美綾√ 【 S 】  1-2h
主人公の隣に住む一つ年上の幼馴染で、皆からは「みゃー」と呼ばれている。
主人公の事が大好きと公言しており、甘やすことが多いが、そのことで主人公をからかうシーンも多々見られる。

シナリオというほど内容はなく、あくまで美綾と主人公が付き合い合いを深めてゆく様子が描かれている。
そのため、描写という意味では比較的じっくりとなされており、一途に思い続けた美綾の深い愛情が感じられる√となっている。
彼女の想いやその心情がメインテーマということもあり、告白シーンは一つのイベントとして大きなものとなっている。このシーンの声優さんの名演は見物。


桜ひとひら恋もよう 公式ホームページ (3)
初芝 千歳√ 【 S 】  1-2h
主人公の後輩で、学年一の才女。
何故か授業にはほとんど出ずに毎日図書室で恋愛について研究しており、主人公(と美綾)を恋愛研究の良質なサンプルとして追いかけまわしている。

任務という形ではなく日常のワンシーン、特に恋愛研究部の日々を共に過ごすことが多く、ヒロインの中では一番関係性が遠い千歳。
そんな彼女の個別√では、二人がゆったりと仲を深めてゆくシーンが描かれており、付き合ってからは共通ルートでは伝えきれなかった千歳の破壊力が高い可愛さが十二分に表現されている。
後半は彼女の家族(両親)をテーマとしたシナリオになっており、短いものの泣きよりの内容となっている。EDと相性が良かったことも追記。


[ 主人公 ] 仁科 春太
初めてできた彼女が実は生き別れた妹だった…という悲しい過去を持つ主人公。
父親はおらず、幼い頃に母親も亡くしているため、両親がいない。
隣の高澤家にお世話になって生活をしており、一人娘で幼馴染の美綾と緩やかな日々を送っていた。

【推奨攻略順 : 芳野→美綾→千歳→紗矢 】
特に攻略順に指定はない。
1キャラクリア留守と全キャラのエクストラ(ショートストーリー)が解禁される。
中には桜花√(短)もあるので要攻略。


CG : 【 S 】
線が細く濃い塗りで髪にテカリがあるのが特徴的な絵。
最初は何となく違和感を覚える立ち絵なんかもあり、キャラによって少しだけ質に差がある。量については十分。
SDも存在しており、特に全ヒロイン+桜花のアーンする(される)絵がそろっているのも特徴的な部分だろう。


音楽 : 【 S+ 】
BGM25曲、Vo曲6曲(OP1/ED5)という構成。
BGMでは各キャラのテーマがあったりと割と細かいものが用意されている。
Vo曲は圧巻の6曲で、特に各EDは歌詞の内容が√内容とリンクした質の高いものとなっており非常に高評価を付けている部分。
一部のシナリオはこのEDに助けられたといっても過言ではない。


お勧め度 : 【 S 】
設定は結構あるものの、内容はいたって普通の萌えゲー。
イチャラブメインということもあってシナリオは薄めなので過度な期待は禁物。


総合評価 : 【 S 】
シナリオが足を引っ張っているという純然たる事実はあるものの、全体的な完成度を鑑みてこの評価。


(ぶっちゃけコーナー)
シナリオに関して付け加えるわけじゃないけど、やっぱり設定を盛りすぎた感はあるんだよね。
多分展開次第ではかなり化けた内容にできたんだと思うんだけど、その設定をイチャラブシーンイベント用にしか使わないという暴挙にでたもんだから、各キャラの魅力の部分はともかくとして作品の芯ともいえる部分がかなりブレていた気がする。
だからこそ、どんなシーンでも心動くことがないんだろうな。
各ヒロイン√にはいってもそのあたりはいっしょかも、イチャラブは割としっかりと書いてるんだけど、それ以外の展開が本当に少ないからやってても消化試合感がすごいあったわ。
Vo曲に関しては素直にすごい。各ヒロインED分のVo曲がある作品て最近少ないし、その中で各曲がちゃんとシナリオ(キャラ)とリンクしてるあたりは素直に賛辞の言葉しか出ない。
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[レビュー]彼女と俺の恋愛日常の感想
2017-04-01 Sat 00:00
<作品名>    彼女と俺の恋愛日常
<製作会社名>  parasol

彼女と俺の恋愛日常

シナリオ構成
S
攻略キャラは4キャラ。共通ルートは短く、各キャラ√も2-3hと短めなので、全体的なボリュームは少し不足と言える。

【推奨攻略順 : 遥→しずか→アリス→結花 】
攻略順にロック等はないので好きに攻略するとよいだろう。

CG
S
線ははっきりとしているが、淡い塗りの絵。立ち絵を中心に顔付近が少しふっくらとした印象もつ特徴的な絵。
全体的に綺麗ではあるのだが多少バランスの乱れがイベントCGを中心にみられる。
特筆しておきたいのはSD絵がとてもキュートでかわいいという事。。

音楽
S+
BGM25曲、Vo曲6曲(OP1/ED4/挿入歌1)
BGMは幅広く一般的なものをそろえたイメージなのだが、サブキャラ用のテーマBGMまで存在しているのは非常に珍しいといえる。
そして何よりも注目すべきは驚きのVo曲数だろう。特に各ED曲は各ルートを意識した歌詞の内容となっているので、クリア後にじっくりと聞いてほしい。

お勧め度
S
一般的な恋愛学園物。
すこし内容が薄く、エロ方面にウェイトを置きがちなので中身の期待しすぎに注意は必要だが一般的なだけあり、広く受け入れられる内容になっているはず。
一部√では同会社の過去の作品キャラ(or関係)が登場することも。

総合評価
S

公式ホームページ
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絵画コンクールに入選するために主人公は、特定のヒロインと行動を共にすることで外側だけではなく内面を描き出しすことにする、というのが物語のスタート。
基本的な作品の主軸としては、行動を共にすることでヒロインの抱える悩み――主に自分の能力と未来に対しての不安――の解決をし、学園祭を経てコンクールで金を取るというお話。

話によって大きくシナリオの雰囲気が変わるのはライターが3人いるからなのか、特に
アリスと結花√、遥√、しずか√でそれぞれ少し作風が変わるのが特徴的。
中でも実妹と恋をするしずか√はギャグの多いかなりはっちゃけた妹LOVEの√であり、過去の作品に出てきたキャラクター等の存在をよく匂わせている。
対してアリスや結花√等は堅実なシナリオとなっている。

良くも悪くも全体的に共通していることとして、主人公の基本スタンスが流されという事である。特に告白やHシーン、そのほか悩みの解決に至るまで、各部分で流されるうちにシナリオが進んでいることがあり、あまり主体性のない印象を受けた。

恋愛学園物としてメインに来るのが「恋愛」というのは言うまでもないのだが、その点に関してこの作品はタイトル通り「恋愛をしている日常」を淡々と描き出しているような印象が強く、あまり空気を読まずに唐突なHシーンを繰り返し挿入されるので(1キャラに付き6シーンあるので、仕方がないともいえるが…)そのあたりを真剣に読んでいる身としては、なおざりに作られた印象を受ける部分が多く、そのせいもあってか殆どの√において感情移入をすることができなかった。

もう一つ特筆すべき点として、「この作品でなければ伝えられないこと」と言える信念のようなものがぶれていたという事。
タイトルを踏襲して「恋愛日常」を描くのであれば、出会いから恋人になってからのやり取りをしっかりと描く必要があったように思うのだが、残念ながらその描写力に関しては他の一般的な萌えゲーに届かず、といったもの。
アクセントを加えるにしろなんにしろ、主軸をはっきりとさせて全体的な流れを決定したうえでしっかりと各キャラ√を作るべきだったのかな、と思わなくもない。
3人のシナリオライターをかかえて作品を作るうえではそのあたりの全体的な俯瞰的視点が不足していたような気がしなくもない。

コンフィグに関しては十分に機能がそろっており、プレイするにおいて困ることはない。

【総括】
一般的な恋愛学園物であり、それ以上でもなくそれ以下でもない、というのが現状の評価。

(ぶっちゃけコーナー)
ん~全体的に見ると普通の恋愛学園物なんだけど、ほんとにワンシーンワンシーンでいいものを持ってたりするのは確か。
ただ、凄く細かい表現とかが気になってしまうんだよなぁ…あとはもう個人的なレベルかもしれないけど、どうしても主人公が好きになれないんだよな。
自分本位で行動しすぎなのに、肝心なところは人任せ(ヒロイン任せ)みたいなのがちょっと多すぎた、あと芸術を扱うのはいいだけど、それもほんとにシナリオの一つってだけで作品として使いきれていないのも感じられたしなぁ。。。
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