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[レビュー]お嬢様は素直になれないの感想
2017-09-14 Thu 00:00
<作品名>     お嬢様は素直になれない
<製作会社名>   ensemble



お嬢様は素直になれない
公式ホームページ
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キャラクター・シナリオ : 【 S 】
今作では要人警護などを行うSPのような『ガード』という職業があるという設定の世界観の話で、そのほかに『シュベスタ』という女学園でいうところの『姉妹』のような関係を表す言葉もよく登場しているが、作品自体を大きく変えるほどの設定ではない。
ジャンルとしてはそこまで新しい物ではなく、主人公も基本的には有能なので見ていてストレスを感じることはあまりない代わりに、緊迫感もない。
いわゆるキャラゲー、萌えゲーの作品。
攻略可能なキャラクターも5キャラと多めだが、その分各個別ルートが短めになっている。そのためどうしても物語としては物足りない内容になっているため、ストーリー重視の方には注意が必要。
共通ルートでは各話にキャラクター紹介ついでの予告を用意したり、2ndOPがあったりと頑張っているところも見られるのは見られるのだが、どうしても全体的な「飽き」のようなものもあり、評価としては抑えめ。


共通√ 【 S 】  4h
主人公が秘密裏にガードとして学園に入学し、各ヒロインごとのエピソードを経て、主人公が学院に転入してきた原因となった事件の解決までが描かれている。
あくまでも萌えゲーの範疇でつくられたストーリーなので、中身を期待しすぎるべきではないものの、各話ではヒロインの紹介を兼ねて音声+SD絵の次回予告などもついており、誰がプレイしても面白く、そして分かりやすく作られている。


『お嬢様は素直になれない』公式サイト キャラクター:緋神 久遠
緋神 久遠√ 【 S 】  2h
理事長の娘であり正真正銘の御令嬢、主人公のガード対象であるクラスメイト。
時代劇好きが高じて口調が独特。
学園を盛り上げるためシュベスタを復活させようと考えた発起人であり、主人公をシュベスタに指名するなど、行動は突発的。
個別√では普段なら何でも口にするタイプの久遠がこと恋愛に及ぶと取り乱し、時には嫉妬し、恥ずかしがる姿を見ることが出来きる。
後半では共通√で起こった事件を発端としてサスペンス的な展開を見せ、久遠だけではなく他のヒロインとも協力して全力で解決するシーンが見られるが、割とあっさりと終わる。


『お嬢様は素直になれない』公式サイト キャラクター:柊木 恵梨香
柊木 恵梨香√ 【 S 】  2h
学園の生徒会長を務めている学園の2年生。
非常に優秀ではあるものの、男性が苦手で主人公にも忌避感を持っていたが、主人公と1日シュベスタになることで、今までとは違う異性に興味と好意を持つようになった。
個別√では学園祭の準備に向けて作業が増える恵梨香をサポートする形で接点が増えてゆくが、生徒会長としての立場によって素直になれない部分と二人きりの甘いシーンが交互に見られる。
物語後半では学園祭や主人公のガードとしての立場を絡めた展開もあり、全体的にうまくまとまっているルートと言える。


『お嬢様は素直になれない』公式サイト キャラクター:壬生 なつき
壬生 なつき√ 【 S 】  2h
久遠のガードを勤めるクラスメイト。
職業柄、初対面の人間には警戒感を持つが、共通√で主人公の幼馴染であることが分かった後は態度が軟化する。
昔のように幼馴染として接したい反面、ガードという役割を重視するためにそれを表に出せないでいたが、個別√ではある出来事によりそれらの枷がはずれるため、無邪気に甘えるなつきを見ることが出来る。
展開としてはガードとしての話がメインとなっており、主人公の両親についても少しだけ触れられている。


『お嬢様は素直になれない』公式サイト キャラクター:神宮寺 美紅
神宮寺 美紅√ 【 S 】  2h
ヒロイン唯一の学園三年生で、軽妙な言動が特徴的。
多くの人の相談に乗ったりと包容力が高い一方で、主人公を困らせる悪戯好きの一面も。
個別ルートでは美紅がガンガン攻めてゆくことで主人公が意識をはじめ、相談の助手を務めたりと長い時間を一緒に過ごし、さらにひょんなことから美紅の想いを知ったことから二人の仲が急激に近くなる。
素直(デレ)になってからも本質は変わらず、悪戯好きのお姉さんといった感じを存分に押し出すように表現している。


『お嬢様は素直になれない』公式サイト キャラクター:近衛 六花

近衛 六花√ 【 S 】  2h
主人公の義妹でありかなりのブラコン、転入後は学園の1年生となる。
海外で飛び級をしており、既にガードとして第一線で活躍をしている。
個別ルートでは以前、六花と仕事が一緒になったという「上月遥流」というデザイナーとの関係に嫉妬することで二人の関係が進展する。
デレた後は見栄を気にしなくなり、今まで秘めていた兄への想いを隠すことなく行動へ移している。
兄妹としての禁断の恋愛…という部分に関しての描写は少ない。



[ 主人公 ] 近衛 総一
幼いころに両親を無くし、近衛家に引き取られた過去を持つ。
男子校で過ごしていたが義母の命令により秘密裏に久遠をガードするため、学園に転入することになった。
困っている人がいると助けずにはいられない性格の持ち主で、ヒロインとの進展もそこに助けられることが多い。
ガードとしてはまだまだ甘いところもあるが、割と冷静で実力は確か。


【推奨攻略順 : 美紅→六花→なつき→恵梨香→久遠 】
攻略順にと国指定は無いため、好きなキャラクターからの攻略が望ましい。


CG : 【 S 】
攻略キャラが5キャラと言うこともあり、枚数に関しては十二分といえる。
総じて美麗と言えるのだが、恵梨香や美紅の絵(主に顔の部分に)に違和感を覚えることもあり、CG間(立ち絵間)での差は割と大きい。


音楽 : 【 S 】
BGM20曲(inst含)、Vo曲3曲(OP2/ED1)という構成。
BGMとしてはお嬢様学園用の「麗しき嶺峰」以外は普通の曲が多い。
Vo曲はすべてDucaさんの物で1stOPはこの作品のメインテーマ曲になっており爽やかに歌い上げられていることに対して、2ndOPはイントロのテンポのいいリズム感としっかり歌い上げられたサビが印象的。


お勧め度 : 【 S 】
さすがensembleと言える全体的によく作られたハーレム系作品だが、この作品だけの魅力という点は少なく、キャラや設定等で気に入ったところがないのならば特にプレイを薦めることはない。


総合評価 : 【 S 】
全体的に高品質ではあるが、特筆すべき点もあまりなく平均的ということでこの評価。

(ぶっちゃけコーナー)
ensambleというと女装ものか、お嬢様系学園が舞台の能力が高い主人公のハーレム物、というのが個人的な印象。
今回もそれに漏れず、普通の作品。
ただやっぱり、1~2作は面白いのだけれど、同ブランド品をこなしていくと、他の作品とあまり差がない気がしてくる。
ストーリーに力を入れていない分、設定やキャラで差をつけなきゃいけないんだけど、あまり変な事をすると客に逃げられる…ということで安パイに行きやすいのもわかるっちゃわかるんだけどね…。
女装物はそれで突き通してもよさそうだけど、やっぱ普通の恋愛学園物は他にもたくさんあるから被りやすいし、変化球がもう少しほしいのが本音。
なおOPや2ndOP、次回予告等をクリックで飛ばしやすいので注意。
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[レビュー]想いを捧げる乙女のメロディーの感想
2017-07-06 Thu 00:00
<作品名>     想いを捧げる乙女のメロディー
<製作会社名>   ensemble



想いを捧げる乙女のメロディー
公式ホームページ
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キャラクター・シナリオ : 【 S 】
安定の女装主人公作品であり、「女装」に加え「教師 兼 生徒」という要素を加えつつ、シュールフェストという名の学園祭(音楽祭)に、奏者としてだけではなく、調律師や運営など様々な立場から関わってゆくことになる作品。
なお、舞台となるリーリエ学園は同会社作品と同世界ということで、一部で関連した話が出てくるところもある。

どのルートにおいても基本的にはシュールフェストの終了時点までを描いている。
また、琴音/瑞穂/千夏√においてはシュールフェストに加えて野外フェスも同時に行われることになり、その部分で共通ルートは大きく√が分かれている。

女装物主人公として「教師」という新要素が加えられており、その部分に関してはシナリオ的な新鮮さはあるのだが、問題点としてはかなり√が短いというところだろうか。
どうしてもキャラ数が多くなるため、書き込むのが難しいのかもしれないが、各ルートの良さというものが伝わる前に終わってしまうイメージが強く。
ただ、好きになりシュールフェストが行われ終わる…という一連の流れを繰り返しているだけの印象を受けてしまうことが多かった。
特にシュールフェストに関しては主人公の夢も交えており、物語を構成するうえで欠かせない大切な要素ともいえるのでしっかり書き込んでほしかったが、本当に5分以下で終わってしまうことが多いのが残念。


omo (1)
【 主人公 】雨桜 みさき√
今作の女装主人公であり、リーリエ女学園の音楽教師 兼 2年生。
ドイツの音楽学校に留学していたが、シュールフェスト(※学園祭)でしか弾けないという父の手掛けたピアノを弾くため、産休に入った姉の代わりに音楽教師としてリーリエ女学園に赴任することになった。
シュールフェストでは「アインス」のピアノ担当として参加。
物腰は柔らかいが、音楽に関しては努力を忘れない人。
よく大浴場の欲望に負けて身バレを起こす。


omo (5)
水澤 沙耶香√ 【 S 】 攻略時間 : 1-2h
主人公と同じ『アインス』に所属しており、ヴァイオリン担当の2年生。
心優しくそれでいて行動力や周囲への気配りもできる女の子。
個別ルートではシュールフェストに向けて頑張る中で女の子姿の主人公に好意を抱くことになる。
展開的にも最もスタンダードであり、シュールフェストにおいては主人公の心情も含めて最も書き込みがなされていた√でもある。(他の√は一瞬で終わるので…)
終盤の展開についてのみかなりサクッと終ってしまう印象が強い。


omo (2)
園谷 千夏√ 【 S 】 攻略時間 : 1-2h
主人公と同じ『アインス』に所属しており、ヴィオラ担当の2年生。
明るく元気なキャラクターとして描かれており、主人公の女装の協力者の一人でもある保険医「園谷 千春」の妹であることからお茶目な一面も。
個別ルートでは男姿の主人公に惚れるシーンから始まり、学園では音楽のパートナーとして、恋愛では身分を隠して関係を深めていく展開になる。
数少ない夢破れる√であり少々悲しい展開もある…が、やはりサクっと終わる。
工夫次第では一番泣きやすかったであろう√。


omo (6)
野々宮 美亜√ 【 S 】 攻略時間 : 1-2h
主人公とはライバルの『ツヴァイ』に所属するピアノ担当の2年生。
人に対して壁を作る傾向があるツンデレタイプ。特にライバルである主人公には強い対抗心を持っているが、その分情が強く、また心が脆い一面も持つ。
全ヒロインの中で唯一、女性の「みさき」に惚れるシチュから始まる個別ルートでは、ピアニストとしてお互いを高めつつ二人でシュールフェストへ向けて頑張るところを中心として構成されている。
それ以外の見どころは少ないのだが、蘭が輝く数少ない√ではある。


omo (3)
秋月 瑞穂√ 【 S 】 攻略時間 : 1-2h
昨年は生徒会長も務めていたヒロイン唯一の3年生。
包容力が強くいわゆるお姉さんキャラ。
基本的にはリーダーシップをとって裏方を指揮している。
個別ルートでは『シュールフェスト』においてカルテットとして頑張る一方、野外フェスの運営を行いつつ、さらには彼女の過去を絡めた話になっている。
重要な所のみで作ったようなシナリオなのでどうにも薄く感じるが、その分余計なシナリオはない。


omo (4)
小石川 琴音√ 【 S 】 攻略時間 : h
学園の楽器一切の調律を担当しているヒロイン唯一の1年生。
ひたむきに頑張れる努力の人というイメージで、そのほかの印象が何故か薄い。
たまにグルグル眼鏡をかけており、桜花女学園(※同会社作品『桜舞う乙女のロンド』の舞台)に在籍している小石川珠音の親戚。
個別ルートでは調律を行う彼女として自身の夢に向かって頑張る内容となっている。
話をあまり広げることはせずに全体をサクっと終えてしまい、終盤の盛り上がりシーンに関しても琴音がサクっと何とかしてしまうので感慨なく終了するイメージ。


【推奨攻略順 : 琴音→瑞穂→千夏→美亜→沙耶香 】

CG : 【 S 】
線が細く、独特のテカリがある絵。
イベントCGとしては時折バランスの危ういものがあったりはするものの、中には綺麗と思えるものも多く、総じて高品質と言って差し支えない。
立ち絵に関してもそうなのだが、今回は特に各CGや立ち絵に関しての質の差のようなものが見られたという事だけ付け加えておきたい。

音楽 : 【 S 】
BGM18曲、Vo曲2曲(OP/ED)という構成。
「月夜のソナチネ」等を代表として全体的に穏やかなBGMが目立つ今回の作品はシナリオ量的には十分な量ともいえるのだが、一般的な作品からすると、もう少しBGMを用意してほしかったような気がする。
OP「eyes to eyes」は安定のDucaさんで、はっきりとして勢いのある良曲。

お勧め度 : 【 S 】
いつものensembleよりさらにシナリオが薄くなったイメージ。
この作品にシナリオの内容ではなく、「女装主人公」という要素を求めている人にとっては変わらない品質なのでこの評価。


総合評価 : 【 S 】
可も無く不可もなくといったところ、やはりもう少しアレンジがほしいところ。

(ぶっちゃけコーナー)
本当にいつも通りの作品ではあったんだけど、やっぱシナリオ短いなぁ…。
頑張ってやれば1日で終わってしまうレベルだったのは久しぶりかもしれない。
それだけシナリオが薄いっていうことで…そうなると会社の主力である女装主人公作品としては少々不安になってきそう。
なかなか真似できない強みではあると思うんだけど、やっぱりマンネリは防ぎたい。
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[レビュー]乙女が彩る恋のエッセンスの感想
2016-09-16 Fri 00:00
<作品名>    乙女が彩る恋のエッセンス
<製作会社名>  ensemble

乙女が彩る恋のエッセンス

シナリオ構成
S
共通ルートは一般的な量、各キャラの個別ルートも2h程度。
各ヒロインクリア後には短いアフターストーリーが追加される。

【推奨攻略順 : 芹香→皐月→乃亜→あかり→咲夜(→菱川 琴枝) 】
攻略順に指定はないので好きなキャラからでいいが、しいて言えばこの順番。
菱川琴枝に関しては咲夜、乃亜のクリア後に出現。

CG
S
今までよりもより繊細な印象を受けるCG。
枚数に関しては平均程度、質に関しては一部イベントCGでバランスの崩れたものが見受けられるが、同時にハッとするようなCGも多くなっており、立ち絵等を含めて総じて高いと言えるだろう。
過去作品のキャラクター等と比べることも多く、より進歩をうかがえる。

音楽
S
BGM19曲Vo曲2曲(OP/ED)という構成。
DucaさんのVoはさすがというほど安定しており、繰り返し聞くことで耳になじむ良曲。
BGMに関しては全体的に安定した”ensemble”らしいものをそろえてはいたものの、今回はどうしても埋もれてしまったようなイメージが強い。
「ぬくもりを感じながら」等、いいものはあるのだが、押しが弱かったのが少し残念。

お勧め度
S+
ensembleらしい女装学園物。
今回はいわゆる生徒会活動のほかに料理というものが主人公の仕事として与えられている。
今までの作品に忠実で丁寧に作られているが、少しだけ今までとは違い冒険をした√も存在しており、そういう意味で少し評価を高くしている。
今までこの会社の作品が好きだった人は、過去キャラも多く登場する珍しい作品でもあるので、そういった意味でもお勧めしたい。

総合評価
S+

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主人公は料理学校に通いながら、屋敷でセカンドコックとして働いている。
しかしながら、屋敷の主人の娘が通う女学園に生徒兼女子寮コックとして転入することになるのだが…。

最初の不審者侵入イベントや、初めての女装等の一般的な(?)女装イベントはだいぶこなれてきたのか、流れるように行っており、序盤~中盤にかけては舞台設定の説明をかねてサラサラと進められている。
中盤~分岐にかけての料理と生徒会活動に関しても、各キャラの魅力をしっかりアピールしつつきっちりとまとめられた物語を安定して進めている。
この辺りにあまり冒険はないので、ともすると飽きを感じるかもしれないが、その前に各個別分岐に入ることになるだろう。

個別ルートに関しては各個人の問題を解決しつつ~という一般的な流れで、どのルートにおいてもあまり物語に起伏がなかったというのは正直なところ。
今後作りこんでいくのならばこの辺りをもう少し見直してほしいところである。

しかしながら少し見直してしまったのは、あかり√の終盤のイベントCG。
今回はあまり涙腺を刺激するものもない中で、絵のみの力で泣きそうになったのは久しぶりだった。
もう一つ追加で、シナリオ方面でも改善がみられた。
今までならばこれですべてが終わっていたのだが、今回は各ルートクリア後にアフター√とシークレット√(菱川琴枝√)が解放される。
各アフターについては言うまでもなく平凡なアフターなのだが、菱川√に関してはある意味驚きの展開が待っており、思わず涙してしまった。
確かにあかり√や咲夜√を含め各ルートで違和感を感じていたキャラだけに、きちんと伏線を張って展開させた部分に関しては高く評価したい。
無論改善点があるのは承知だが、新しい一歩として好意的な解釈を個人的には行った。

そのほか作中に「お出迎え会」ということで旧女装主人公シリーズ作品から多くのキャラクターが登場している。シナリオに大きくかかわるということは残念ながらないのだが、懐かしいキャラクターも出てくるのでこの辺りもチェックしていただきたい。

コンフィグに関してはいつも通り、プレイに問題ないレベル。

【総括】
全体的に安定したつくりであり少しの冒険も見られたが、一般作品より上か? と問われればやはり否定するほかなく、この評価。

(ぶっちゃけコーナー)
各キャラが本当に懐かしいなぁ。
今回の登場キャラクターは5キャラだけどそれぞれの√で女装バレ(ばらし)がある。
各々の好みがあるだろうが、今回でいうとあかりや咲夜√のような「失ってから気づく大切さ」のようなものを体感させるお話が好きだったり。
あとやっぱり菱川√関連の話は結構ぐっと来たな。
もうないと思ってたから完全に油断してた、流れとしては咲夜√の後なのでそのあとにプレイするといいかも?(だから最後に咲夜→菱川とプレイしてほしい)
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[レビュー]恋する気持ちのかさねかたの感想
2016-09-09 Fri 00:00
<作品名>    恋する気持ちのかさねかた
<製作会社名>  ensemble

恋する気持ちのかさねかた

シナリオ構成
S-
攻略キャラは5キャラ(追加パッチで+1キャラ)。
共通ルートは短く、各個別ルートも2h程度なので、キャラ数は多いものの全体的なボリュームは一般的か少し少ない程度。

【推奨攻略順 : 朱子→由希江→ひより→美桜→沙織(→一花) 】
攻略順に指定はないため、好きなキャラからの攻略でよいだろう。
一花√は1h程度の短いもので、追加パッチを入れなければ攻略不可能。

CG
S
線が細く、色彩豊かで独特の艶がある絵。
全体的にバランスはよく、質の悪い立ち絵やイベントCGはない。
枚数に関してもキャラ数を鑑みればこの程度だろうといえる。

音楽
S+
BGM20曲、Vo曲3曲(OP2/ED1)という構成。
なんといってもDucaさんのVo曲3曲が素晴らしい。
それぞれ爽快感を感じる良曲なので、Duca好きの方にはおすすめしやすい。
BGMは「安定」の2文字、世界観を邪魔するほどではないものの、どうしても目立たない。
ただ「おでかけは上機嫌」等いつもの”ensemble”らしさを感じる曲があるのは魅力かもしれない。

お勧め度
S
いつもの女装シリーズではない今回の作品。
学校の統廃合をメインの出来事としておいた作品ではあるものの、全体的に暗い話はほとんど出てこないため軽い気持ちでプレイすることはできる。
逆に言うとあまりストーリー性がないともいえるので、その点には注意。

総合評価
S-

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昨今の少子化の影響で統廃合することとなった、清桜学園と白羽学園。
清桜学園の理事長の弟ということでいろいろと手伝いをしていた主人公はうことになったのだが――。

主人公は女装こそしていないものの、お金持ち・イケメン・スポーツ万能・頭いい、とほとんどのステータスがMAXの人間。
そんな人間が統廃合に伴って発生する問題を各ヒロインとともに解決していくお話。

物語として一つの問題点は各キャラクターまでの分岐が非常に短い事。
基本的にどのルートへ進めばどのような問題が発生するのか、それすらも知らずにキャラクターを選ぶことになるので、初めてプレイするプレイヤーにとっては完全に手さぐりになるのがいたいところ。
もう少し各ヒロインの性格紹介とともに抱える問題などを説明してもよかったのかな、というのが正直な感想。

もう一つの問題点は各ルートの問題が完全に孤立しているという事。
キャラクター間で差別化を図ることは悪い事ではないのだが、今回の話は学園全体の話であるために、どうしても各ヒロイン達との連携も見てみたかったところなのだが、個別ルートへ入った瞬間に他のヒロインがほとんどといっていいほど出てこなくなるので、どうしても物語としての盛り上がりや展開に限界が出てしまっていた。
また、シナリオライターを分けて書いた問題点の一つでもあるのだが、各ヒロイン間での話の統一性をあまり持たせられなかった事も悲しい点。

ensembleといえば女装して女子寮に…というのが定番であったが、今回の主人公は普通(?)の男であったため、そのあたりであまり接点を作りにくかったのかな、というのが正直な感想。
ただ中盤以降の展開は共通して、ヒロインとは基本的に主人公の家で同棲することになる。

駄目な点ばかりを上げてしまったので、最後に言い点を一点。
特にどこを評価したいかというと、やはり魅力的なキャラクターを量産しているという点。
少し意外だったのは王道ヒロインともいえる沙織ではなく、朱子や由希江が特に魅力的に見えたことだろう。
こういったキャラは個人的に特に好きになる、ということはなかったのだけれど、今回は特に目を引く存在だったといえる。それだけキャラクターを”描く”ということに力があるのだろう。
それだけにほかの√であまり生かせなかったのは悲しい。

コンフィグに関しては通常プレイするうえで十分であった。

【総括】
いわゆる安定した恋愛学園物なのだが、山がない作品なので他の作品と比べた場合にどうしても差別化されておらず忘れられやすいかもしれず、この評価…だったが実は追加でランクを一つ下げてある、理由としては「告白シーン」にある。恋愛学園物として外せないシーンのはずなのだが、今回の作品はどうもそのあたりがなし崩しなところが多かった。その点を考慮してこの評価。


(ぶっちゃけコーナー)
まぁやっぱりストーリーの中身がどうしても薄かったよね。
テーマ自体は悪くないし、特に美桜√とかは深めていけばかなりいいルートになったんだと思うけどな。
言い方は悪いが、ここでもう一歩不幸になれば、そこからの展開でかなり泣けるのに…! というところで踏みとどまって、なぁなぁで済ませてしまうのがこの作品だからね。
基本ができているのだからやはりもう少し冒険はしてほしいというのが一人のプレイヤーとしての切実な願いである。
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[レビュー]お嬢様はご機嫌ナナメの感想
2015-12-03 Thu 00:00
<作品名>    お嬢様はご機嫌ナナメ
<製作会社名>  ensemble

お嬢様はご機嫌ナナメ


シナリオ構成
S
攻略キャラは5キャラ。
話としては大まかに、二人のアイドル√と残りの三人の√に分かれている。
キャラによって√の長さに差はあるものの総じて一般程度の分量であり、全体的なボリュームに関して問題はない。

【推奨攻略順 : 透夏→音羽→詩綾→花→七波】
攻略順に師弟はないものの、アイドルの二人は先にやってしまい、花か七波を前に持ってくることをお勧めしたい。

CG
S
どことなく硬質さを感じさせる細い線と淡い塗りのイベントCGで、お嬢様物ということで煌びやなエフェクトがあるものも多い。

音楽
S
BGMは24曲、Vo曲3曲(OP/ED/挿入歌)という構成。
お嬢様物ということで、全体的にどこか気品のある豪華かつ優雅なBGMが目立つ。
あまり冒険しているものはなく、全体的に手堅く固めている印象。
OPはサビのリズム等が印象的で、EDはしっかりとしたバラード。
全体的に可もなく、不可もなく。


お勧め度
S+
√によって一気に雰囲気が変わる作品ではあるが、主軸はお嬢様×執事物の作品で、その中でも特に「経済」「マネーゲーム」といった要素をふんだんに持っており、後半は少し「家族」といった感動要素もある作品。
特筆して、ということはないのだが全体的にベター。

総合評価
S

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超電波系のお嬢様と、それに使える執事(主人公)をテーマにした作品。

物語は大きく前半の共通と後半部分に分かれており、前半はマネーゲーム、後半はアイドルorマネーゲーム√となっている。

こういう物語で焦点になるのは登場する人物たちの金銭感覚なのだが、そこらへんはテーマのこともあってか、あまり問題がなかった。
というよりそういった描写がかなり少なく、ヒロインの七波や詩綾以外に関してはそこまでお嬢様でもないのでゲームとして「お嬢様物」成分は意外と少ないのかもしれない。

前編の後半部分と七波√後半で目玉となる「マネーゲーム」がこの作品の見所の一つ。
ぶっちゃけていうとかなり分かりにくい社会の仕組みや経済学をつかっているので、説明はされるものの1度テキストを読んだだけで理解するのはかなり難しいか、それ相応の知識がないと難しい。
ただ、それが分からなくても十分に物語り自体を楽しむことはできるので安心してほしい。

また、追加要素として感動成分も一部の√には存在している。
どれだけ泣けるかは正直なところ物語にどこまで入り込めたかなので、今回私はあまりなくということはなかった。
ただ、イコール駄作だったというわけではないので注意。
いいところはもちろんあるのだが、盛り上がらずダレ手しまうところがあるというのがこの作品のネックだろう。

また、少し以外だったのはアイドル√である音羽と透夏√。
もちろんある程度のシナリオの量はあるのだが、とくに透夏√はかなり短く終わり方も他のルートと比べるとなんだか納得のいかないしり切れの部分が多く、まるで捨て駒のように感じた。

コンフィグに関しては問題ない。

【総括】
少し新しい風味の作品を旨く仕上げてきたなぁという印象で、全体的な質は平均的ではあるものの堅実で楽しむには十分な作品。

(ぶっちゃけコーナー)
まじめにマネーゲームを取り扱った作品は割と少ないので、そういう意味ではお勧めしやすいかな、他のお嬢様物は割りとその辺的とうだったりするし。
ただ、やるなら一気にやってしまったほうが物語として面白い雰囲気のある作品。
少なくともアイドル√なら音羽と透夏の二人を、それ以外なら残りの3人をまとめてクリアしたほうがより楽しめるはず。
ただ花√と七波√は少しネタがかぶっているので、どちらを先にやるのかは注意して選んだほうがいいだろうな。
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