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僕らの頭上に星空は廻るのレビュー
2013-04-14 Sun 00:00
<作品名>    僕らの頭上≪うえ≫に星空≪そら≫は廻る
<製作会社名>  POLARSTAR

bokusora.jpg

シナリオ
S+
ルートは全部で5本あり、共通√はあまり長くなく、個別√も2h程度。
全体量としては平均より少し少ないくらいだろうか。
攻略順に指定はなく自由でいいが、個人的なお勧め攻略順は
沙梨→綺音→櫻→香乃→すぴか(後においしいもの残すタイプ)

CG
S-
立ち絵のみ目パチ、口パクあり。
濃いめの色遣いに、水彩のような独特な塗方がクセがある。
文章量と比べると枚数はそこそこの量があるものの、質に関しては上下が激しく、素晴らしい物もあるのだが、バランスの崩れているものもいくつかありこの評価に。

音楽
S+
BGMは25曲、Vo曲はOPのRita曲(←のみ回想では聞けない)、EDのyuzuca曲の計2曲。
OPは疾走感がある良曲で対してのEDもしっとりしていて良い味を出している。
BGMとしては青春っぽい「駆けだして夏」、泣き曲の「これからの僕ら」などなかなかにいい曲をもっていた。

お勧め度
S+
「青春すぎて死にたくなる学園ADV」の名前の通り、
内容は「学園」「部活」「青春」ものである。
あまり大きなことは起こらないが、一つ一つが身近に描かれているので、初心者や逆に玄人にはお勧めしたい一品。

総合評価
S+

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

消えてしまった天文部を、成り行きで復活する事になった主人公の部活青春物。
部活が天文部という事もあり、星関連の話もいろいろ出てくるが、あくまでメインはベタベタの「青春劇」。
その主題の通り、テーマとした各キャラとの恋愛模様は非常に「青春」らしく、大きな出来事ではないけれど、身近なテーマに絞られており、好印象。
それぞれのキャラが抱える、「これまで築いてきた関係の変化」や「付き合う事での人間関係の変化」、やきもちを焼いたり、他人の目や社会的立場を気にしたり、告白に躊躇したりするシーンが大きく取り上げられている。
ある種の恋愛あるあるともいえ、このこと自体はスケールが小さくお世辞にも大きな出来事とは言えないが、それを乗り越え、ほんの少し大人に成長していくヒロイン達の姿からは、何気ない日常の大切さを思い知らせてくれた。

最初こそ引き込まれない物の、じっくり見ていくと、光るように綺麗な日常描写が垣間見え、主題の役割は十分に果たせていたように思える。

しかしながら、もちろん減点する部分もある。
どのルートでも復活作業の6月から9月の学園祭までの話という事もあり、時間経過はテンポが速く、特に序盤。導入部から部活を復活させるまでの話は比較的短く、驚くほどすんなり復活させてしまう。
仮にも青春物なのだから、もう少し部活結成まで、各ヒロインの魅力を引き出しつつ、何か一つ展開させてほしかったかな、というのが正直なところ。
また、各展開のシーンにおいても、方向性・雰囲気共には悪くはないが、少々不器用なところもあり、勢い任せな部分や余韻を大事にしていない、等作りこまれていない部分も見受けられる。
大きな事件が起きない作品だからこそ、どのシーンも等しく作りこむ必要があるので、ここは痛いところである。
また、「星統会」の関係者3人ほども出ていたが、作中では全く動かされていない所も、少々気になった点ではある。

BGMに関しても、なかなか涙腺に響きそうな良い働きをしていたし、もう少し隅々までうまく構成し、各キャラへ感情移入できるような丁寧な物語になっていれば、涙も流れる展開を描けたのではないかなぁ、と少々おしいところでもある。

コンフィグに関しては十分だったように思える。
ただ、OPが何処で流れたのか一切分からなかったのが不満ではある。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
ここには書ききれないくらい、微妙な減点シーンもあるんだよなぁ…ほんともう少し丁寧に作りこんでくれたらよかったのに…各キャラの動かし方とか、展開の方向性はかなりいいわ。お勧めにも書いたけど、完全な初心者か、こなれてしまった玄人にお勧めしたい。
「初心」みたいなものが書かれてる…。
ちなみに、作中には前会社である「失われた未来を求めて」という作品の話が、ほんの少しだけ出てくる(理解できなくても一切問題はないが)。
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