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[レビュー]さくらにかげつの感想
2015-09-10 Thu 00:00
<作品名>    さくらにかげつ
<製作会社名>  ORANGE YELL

さくらにかげつ

シナリオ構成
S+
攻略キャラは4キャラ。
共通ルートは比較的長く、個別は2-3h程度なので、全体的なボリュームは一般かそれより少し多く感じる程度。

【推奨攻略順 : なゆ→詩舞→守里→ハコ→さくらにかげつ】
攻略順に指定はないため自由でよい。

CG
S
どことなく硬さを感じさせる線質、淡い塗りの絵。
背景の一部の色相などで気になる部分はあったものの、立ち絵やイベントCGについては全体的に問題を感じるところは少ない。
ただ、枚数に関しては

音楽
S
BGM14曲、Vo曲2曲(OP/ED)。
少々不足を感じてしまう内容。
Vo曲について、OPの「SAKURA ROUTE」等は勢いがありつつ、作品にもあってて良かった。個人的な話になるが、こういった作品に合わせた内容の歌詞は好き。
BGMに関してが一番の問題だろう、全体的にテンションが低めの曲が集められていた印象。
特に「桜色」はこの作品をよくあらわした1品。
その流れで、要所要所で流す涙腺を刺激する曲が1曲ほしかったところ。

お勧め度
S+
もう一度あの子に会うため、ダメな女の子達を真っ当にするという設定の作品。
エロさや可愛さを十二分に含みつつ、シナリオもしっかりと内容があるので広く勧めやすい作品。
問題は主人公の異常なまでの自信過剰な性格とポンコツな女の子が好きになれるか、という点のみ。

総合評価
S+

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

本作はタイトルの通り桜の季節から2カ月の間、事故で死んだ幼馴染に再び会うため、4人の「ポンコツ」な女の子を真っ当な人間へと成長させる作品である。

主人公はすべてにおいて超優秀で本人曰く「俺に出来なかったことはない」と述べるほどの自信家でもある。そして何より”欲望にすごく忠実”。

作品としては、そんな主人公が落ち込むシーンから天使との出会い、そして4人との出会いまでをわりとゆっくりなテンポで展開していく。
物語としてあまり特殊な部分も多くはない(というより謎の部分が多い)ことや、各キャラの特殊な言動に慣れるという意味では、正直作中で一番読むのがしんどかった部分。
しかしながら、世界に慣れてしまえば割と面白く続きが知りたくなる作品。

特に共通ルートのメインとなるのは、各ヒロインのポンコツ具合とその成長。
そこに可愛さを見出すか、ウザさを見出すかで作品評価の良し悪しがはっきりと分かれそう。
個人的にはエロに走りがちなところがあまり好みではなかったのだが、主人公と全く同じように「できない子はそこが可愛い」と思ってしまった。
もちろんそれだけではなく、やり取りを通して描かれる各ヒロインの心理描写なども捨てたものではなく、作品の質を深めるために大いに役に立っていた。

個別ルートに関しては大筋として全員同じ流れなのが少し気になる。
無論内容的な意味では違う部分も多々あるのだが、もう少し展開に幅を持たせてもよかった気はする。
ただ、後半のシーンに関してはよくやっていたな、というのが正直な感想。
終盤では少々デウス・エクス・マキナを呼び寄せてはいるが、ある意味この終わり方でよかったようには思う。
しかしどのシーンも少々不足を感じる部分はあるのだが、あとはそういう雰囲気を作るための貯めや、BGM等が補佐すれば泣けるシーンになっていただろう。
それだけに一番惜しい部分でもある。

ネタバレを避けるためにあまり内容までは触れることはしないが、TRUEルートでもある「さくらにかげつ」について少し。
こちらに関してはかなり短い…というより、回想シーンが大部分を占めるため、内容的に新しい部分が少なく、そのうえネタとしても予想しているものから外れてはいないので、この点に関してだけは驚きとしては少ない。
ただ、それでも今までで一番泣けるシーンは存在したし(やはり演出の問題で少しだけしか泣けなかったが)そこに関しては十分に評価したい。
ただ、驚いたのが一番最後の終わらせ方。
今までと雰囲気が違ってたことに加えて謎も残したままに終了していたので、個人的にはそこが気になる。
この辺りは続編なども考えているのかもしれない。

簡素なコンフィグではあったか重要な部分についてはしっかりとそろっている。

【総括】
全体的に前作と比べると大きく躍進が見られており、とりわけシナリオについてはこちらも満足できるものだった。
演出部分などの課題点もまだ見えるため、抑え気味のこの評価。

(ぶっちゃけコーナー)
設定としてはかなり革新的な作品だよね、ポンコツっていうからキャラ被りしそうなもんだけど割とうまくすみわけができていたのは驚き。
シナリオに関しては突拍子もないものはあんまりないのだけれど、最後の最後だけは予想できない雰囲気なんだよな、良くも悪くも。
それにしても、主人公とヒロイン以外がいろいろと謎すぎる…。
やっぱこれだけ謎が多いと、続編とかFDとか考えてるんかなぁ…。
割と長くできそうな内容が裏にありそうなだけに、その辺を少し期待してしまいそうだ。
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この世界の向こうで のレビュー
2013-02-04 Mon 00:00
<作品名>    この世界の向こうで
<製作会社名>  ORANGE YELL


シナリオ
S-
ルートは3本、共通はあってないようなもので、各ルートの長さは3-4hというところ。
ボリュームとしてはかなり短く感じるかも。
攻略順もロックがあってほとんど決定している。

CG
S--
1キャラに対する枚数はシナリオの量も考えると多いくらいなのだが、
ヒロインが3人ということと、どうしても独特の硬さ、書き方の絵は評価を下げる。
立ち絵なども総合的に含めてこの評価に。

音楽
S
BGM鑑賞で聞けるのは15曲(そのうちMixを除くと10曲)Vo曲はロンドの1曲となっている。
本来はもう少し評価を下げる予定だったが、Vo曲のロンドが良い曲である事、
各BGM微量ながらの努力が感じられた事がこの評価に押し上げた。

お勧め度
S-
死神等が出てくる作品の一つで、なかなかに名作が生まれにくい。
泣きシーンも一応あるのだが、どうしても各部分のダメなところに目が行ってしまう。
個人的には平均より低めのお勧め度とした。

総合評価
S-

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

ヒロインの一人が余命3カ月、一人は死神、等々。
なかなかにうまくやれば泣きルートを作れそうな設定のこの作品。
実際、話は思った以上に深く、努力が感じられる。
ただいかんせん、製作費、制作人数の不足さが感じられる作品で、
他の作品と比べると、全体的に劣っていると言うほかない。
シナリオにかんしては、心理描写、設定説明、各キャラの個性の見せ方、日常ギャグなど
努力は感じられ、光る部分はあるものの、
会話やギャグなどが空回りしているのを見るとやはり厳しい。
それをCGも手伝い、やはり物足りない。
音楽に関してもバリエーションが少ないために、
舞台の演出などが単一になりがちで、SE等も少なかったため、
全体的には静かな作品になってしまった。
シナリオの雰囲気としては、暗すぎず、でも軽すぎず、ちょっと強引に泣きシーンが入るが
真相は最後のルートになるまで良く分からない、といった感じだろうか。
ただ、ロンドの破壊力など、上手くすればかなり化けたかもしれないと
少し未来を感じられた作品。
あまり下げすぎることなく、このあたりの評価にしておきたい。

コンフィグに関してはやはり足りない部分が多すぎた。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
OPが1キャラ目攻略後に流れるから、流れてないって心配しないように。
結構複雑な設定だったんだが、どうにも感情移入できなかったな。
出来てたらまた違ったのかも、Vo曲の『ロンド』だけは素直に評価したいな。
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