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[レビュー]ナツイロココロログの感想
2016-08-19 Fri 00:00
<作品名>    ナツイロココロログ
<製作会社名>  Hearts

ナツイロココロログ

シナリオ構成
S+
攻略キャラは5キャラ。
共通ルートも十分に量があり、各個別も2h程度のシナリオがあるので全体的なボリュームとしては十分と言えるだろう。

【推奨攻略順 : 綺新→小都音→香奈恵→鈴→久遠 】
攻略にロックはないので、好きなキャラからの攻略が望ましい。

CG
S
線は細く淡い塗りだが瑞々しさを感じる絵。
キャラ数が多めだが、各キャラのCGの質や枚数に手抜きもなく、全体的に高レベル。
立ち絵もイベントCGも可愛く丁寧に作られている印象を受ける。

SD絵もある程度存在している。

音楽
S+
Vo曲2曲、BGM35曲という構成。
OPはノリのいい曲でFullで聞きたくなるものとなっている。EDも落ち着いたものとなっておりプレイ後に聞くものとしては十分レベル。
そしてBGMではいろいろ紹介したいものがあるのだが、なんといっても「追鈴」だろう。
鈴√で明らかになるそのタイトルの意味を含め各ルートで大活躍の泣きソング、他のBGMも質が高いものがそろっているので是非聞いてほしい。
他に特筆すべきは鑑賞画面での各BGMにコメントが付いているという事。
こういった小さい気配りが個人的にはかなり好み。

お勧め度
S+
VR空間を舞台に使った近未来作品で少しひねくれた内容になるかと思いきや、思った以上にストレートな恋愛作品。
少しだけ設定や展開に疑問を持ってしまうかもしれないが、全体を通して考えると新鮮味もあり、ある程度感動もできる作品のため、多くの方にお勧めしやすい作品となっている。

総合評価
S+

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

主人公の嘉人はある日とある女生徒から格闘ゲームの対戦を申し込まれる、早速勝負を行うが、上位ランカーであった主人公でも全く歯が立たず、気づけば電脳研究部に入ることになって――。

入り方こそ少し特殊な物語だが、この物語の大筋は大雑把に言うと、少し先の未来でVR空間『マルチシティ』を舞台として、各ヒロインと『疑似恋愛』を行い、それを現実の恋愛とリンクさせるお話。

面白いのはこの『疑似恋愛』、AI開発の一環として各ヒロインは主人公を模したAIと接してもらうという条件で参加してもらっているのだが、実際はAIでもなんでもなく、本物の主人公だという構図。
共通√ではヒロイン4人と同時にデートしつつ、現実でも部活内でそれぞれの好感度を上げていく、そして個別√に入り次第、デートをするのはそのヒロインだけになり、電脳世界でもリアルの世界でも距離が近づいてゆくことになる。

この話でポイントとなるのは主人公が「嘘をついて」ヒロインたちと恋に落ちているという部分、そしてAI相手だからこそ見せる各ヒロインの行動も見どころだろう。
それぞれのルートでも消化不良な部分もあるにはあるが、おおむねきちんと処理をしている。
個別√ではこの「電脳世界」を使った問題が起きることが多々あり、設定と深く絡めた物語の形にしたことにも交換を感じる。
特にそれが色濃く出ていたのが小都音(ライ)√で、対して一般的な恋愛作品色が出ていたのが綺新や久遠√といえる。その他、サブヒロイン枠として香奈恵√も恋愛に慣れない大人の話が面白く描かれている。

そして個人的に一番評価したいのが鈴√。
今までの要素にプラスして「家族」という括りが入った話になる。
実妹√は数多くの作品にあり、それぞれにいろいろな良さがあるが、この作品ほど切なく兄を思い続けていた作品はあるだろうか。
終盤、泣けるBGMの「追鈴」とともに味合うシナリオは涙腺を十二分に刺激してくれ、このルートのためだけでもこの作品をやる価値はあっただろうと思えるほど。

もちろん共通√の展開の強引さや個別√でのテンポの悪さなど(√によってライターが違うためかなりテイストも変わっていることも含めて)気になる部分は多数あるが、それでも萌えゲーとしてだけではなくシナリオゲーとしても通用作品としての評価を加えられる作品であり、全体的にうまくまとめられている高品質の作品といってもよいのではないだろうか。

コンフィグについては問題・ストレスなくプレイできる水準。

【総括】
全体的なテキストの展開や細かいテイスト詰めの甘さなど、物語として完成とは言いにくいものの、物語自体は十分に魅力的でありこの評価となっている。

(ぶっちゃけコーナー)
何度もいうけど鈴√で泣いてしまったわ。
もちろんほかの√の話もいいのは結構あったんだけどね、それでもあの切ない恋心は予想してなかった。BGMと合わせてやられたら泣いてしまうわ。
各ルートで違いがはっきりしていた事や、ライ√等物語の設定自体を活かした√があったのもやっぱりプレイしていて楽しい。
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恋咲く都に愛の約束を ~Annaffiare~ の感想
2013-09-13 Fri 13:00
<作品名>    恋咲く都に愛の約束を ~Annaffiare~
<製作会社名>  Hearts

001_201309122233048d0.png

シナリオ構成
S
ヒロインは5人。OPまでの3-4h分が共通ルートとなっており、その直後のキャラクター選択により個別ルートへ分岐する形になっている。
各ルート2-3h程度のシナリオとなっており、キャラ数もあり全体的なボリュームで言えば、量は平均かそれ以上と言える。
攻略順にロックはないのだが、順番によっては重大なネタバレ等が含まれるため、下記の順番を個人的には強く推奨したい。

【おすすめ攻略順 : 心 → このみ → 一美 → 和歌子 → ウィニー】

CG
S
線は細く、淡い色遣いで、全体的に柔らかい印象を受ける。
立ち絵とCGには髪には独特の照りがあるのも特徴か。
キャラクターごとに枚数の差はあるものの、CGの枚数は多く、立ち絵・イベントCG共に上質でかなり安定しているので、雰囲気さえ気に入ればこれだけでも価値はある。
SD絵も少々存在している。
ちなみに背景のいくつかが前作と類似しているのは理由がある。

音楽
S+
OP・EDのVo曲2曲とBGM25曲の構成。
Vo曲は安定のRitaソングで、2曲とも明るく、テンポの良い良曲。
Vo曲もそうなのだが、BGMも質は安定しており、破壊力はないものの、幅広く用意されている印象を受ける。中でも、「In the future」のように作風に合わせてまるで遊園地のような明るい曲がいくつか存在しており好感。

お勧め度
S
島自体が遊園地という場所が舞台の作品。
そういう場所が好きな人にはお勧めできるのだが、その部分があまり強いともいえず、萌えゲーというほかに強い押しの部分が無い作品。
ただ、全体的な雰囲気は悪くなく、プレイ後の気分が明るくなるため、個人的には少し評価を高くしてもよかったと思っている。

総合評価
S

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

【物語について】
島自体が遊園地になっているアンナフィアーレという場所が舞台の作品。
主人公はその島で学生兼キャストの研修生として過ごしている。

全体的には場面転換の演出等も手伝って、かなりのんびりした雰囲気の作品。
笑いもメタ等を時折含むこともあるが、あまり強いわけでもない。
日常シーンはBGM等も手伝い、煌びやかな日々が演出されている。

前述のとおり、かなり共通ルートが短くなっているが、個別ルートに入っても豊富に他キャラが出て、からんでくるところは評価したい。
ただ、それぞれの√でメインとなる遊園地での実習内容(遊園地の担当エリアで放課後各業務の手伝いみたいなことをする事になる)の詳細部分がかなり不透明である。
これは、作品全体としての「主題」としても重要な意味を持つし、世界観をうまく作っていく、という意味でもこのあたりの描写をもう少し増やしてほしかった所。

また、攻略順によって作品が楽しめなくなる可能性がある、という所においても、もう少しシステム的な配慮は欲しかった所。
そうすれば、余計な説明部分を省けたりと他の利点もあるので、先ほど語った実習内容の説明の充実等も図れたのではないだろうか。

また、物語後半等にある物語の重要な部分での展開がそれまでの流れに比べて少々早かった印象も受ける。
細かいところに派なるだろうが、演出・文章等に気を付けて、十二分に準備したうえでシーンに突入する…という風に雰囲気を作りこんでほしかった。

基本的に全ルートの内容はしっかりと作られていたし、プレイ後の気持ちに関しては悪くなかったので、そう言った部分に気を付けられていれば、平均以上の評価は与えたかもしれない。
雰囲気的に「おしい」とおもえる所もあっただけに、少々もったいない。

ちなみにある√では前作と設定的に深いつながりがあるのだが、無論知らなくても全く問題はなく、楽しむことができる。

【総括】
普通にいい作品…なのだが、それ以外に語りたい部分があまりないのが残念。
舞台が「遊園地」という物に関連した、「これ」といえる押しポイントが見当たらなかったのが主な原因だろう。
各所にいい部分が見え隠れはしているので、今後には期待したい。


コンフィグは最低限のものはそろっている。
ただ、他のレベルは高いのでもう少しそろえてほしい気もする。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
ウィニーの名前がW・D・ランド…ということは、あのネズミーランドは意識してるのな。
とりあえず、日常シーンとかは結構のほほんとして悪くなかった。
この落ち着いた雰囲気のまま、優しく本題に入っていけばよかったのになんで重要なシーンだけジェットコースターみたいになったのか謎。
普通に、そのままの雰囲気でじっくり、しっとり作り込めば、泣けるシーンとかもあったはずなんだけどなぁ…。おしい。
とりあええずCGはすごい良いから、そこで満足する人はいそうだな。
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