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君の名残は静かに揺れてのレビュー
2013-02-26 Tue 00:00
<作品名>    君の名残は静かに揺れて
<製作会社名>  ユニゾンシフト

kiminago.jpg

シナリオ
S+
選択肢は1つのみなので、ルートは2つ。(片方はBADEND)
全体の総量としては普通のゲームの半分と少し、といったところだろうか。

CG
S
安定の絵、だが、『FlyableHreart』と比べるとどことなく大人っぽくなっている。
シナリオの長さとくらべると、枚数は多いと言えるだろう。
それも1キャラに対してなのだから、文句はない。

音楽
S++
『FlyableHreart』から新たに追加されたのはOP、EDの2曲。BGMは6曲+OPのinst1曲。
相変わらず、安定の高品質。綺麗で、繊細な曲が多い、と思いきや追加されたBGMには面白いものも。
とにかく作品の雰囲気とも完全にマッチしており、この分野の評価は高い。
OPは特にこのゲームをやっていなくても破壊力は高い、やっているとすさまじい…。
無論、前作の物も含めて、という事を忘れないでほしい。

お勧め度
S++
同会社『FlyableHreart』をプレイ後でなければ楽しめないのは確か。
前作品のキャラも登場はするものの、皇(兄)と主人公、茉百合の3人が目立つ。
ドロドロとしたドラマのような作品で、旧家の抱える伝統、そして秘密が絡むちょっと悲しいお話。

総合評価
S+

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

『Flyable Hreart』のIFストーリーとして作られた作品。
序盤は上記の作品と同じ流れなのだが、入学してから、茉百合√に入るまでが、
改良&簡略化されているため、前作をやっていないと真からは楽しめないだろう
また、システム上出てこないキャラも居る。
本編は、基本的にはかなり暗めの流れとなっている。
無論、前半にはヒロインとのイチャラブや、各キャラとのドタバタも少しはあるが、
テーマが「私は愛する為に生れてきたのか」という事に在り、
それに迫る後半につれて、受け入れられない行為、避けられない現実、やるせない真実に常に悩まされる。
そういった要素も入りつつ、白鷺家のルールに縛られた生活は常にプレイヤーを締めつける。
そこに挿入される切ないBGMは、涙腺を破壊はしないものの、確実に世界へ引き込むのに一役買っている。
展開も爆発的な物はないものの、しっとりと濡れるような悲しみがあり。
「相手に対して『愛する』という気持ちを向けること」を再度じっくりと考えさせる。
作品自体は短いものの、大きな1ルートといえるので満足感もあり、
終わり方にも賛否両論はあろうが、下手にやっつけなENDを持ってこなかったところは好感がもてる。
作品自体が、昼ドラのような静かで、それでいでじっくりツ締めつけるような作品なので、そういった類に耐えられる人、
さらには、前作で茉百合が好きだった人には、補完している部分が多々あるので、ぜひプレイを推奨したい。
過大な期待をしなければ、もしかすると思わぬ広いものだと思えるかも?

コンフィグに関しては、少し不足点もあり、もう少し機能が欲しいところ。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
巷では本作を超えたと言われるほど、その真実は曖昧なところだ。
深さ、という意味では、本作も及ばないほどの深度。
ただ、如何して本作にこれ入れなかった!?ってなるのは分かる。
入れてたらずば抜けての作品となっていただろう。
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Flyable Heart のレビュー
2012-10-20 Sat 00:00
<作品名>    Flyable Heart
<製作会社名>  ユニゾンシフト

Flyable Heart

シナリオ
S++
ヒロインは6キャラ、あるシーンがあるため選択肢が多いが、それ以外は通常より少なめな選択肢。
共通も一般程度あり、各ヒロイン√は2hほどあるため、ボリュームとしてはそこそこ多く感じるはず。
攻略順は天音→桜子→茉百合→くるり→結衣→すずのが自分の鉄板、少なくとも最後の二人は固定。

CG
S
合う人と合わない人はいるんだろう、のいぢ絵。
バランスの悪いCGなどもあるが、立ち絵もSDも含め総じて見ほれるほどレベルは高い。
枚数も多いし文句はなかった。そして男キャラがやっぱいい絵、。

音楽
S++
水月さん…名前覚えました…さすがに。
BGMは33曲でVo2曲(Voのうち1曲はゲーム中で使われてなかったはず…)
過去作品のBGMなどもあるが、総じて綺麗でやさしめな良曲が多い。
全コンプすると、各BGMにコメントがつくのは、個人的には評価をかなり引き上げる。

お勧め度
S++
含有成分「控えめな感動」「やさしさ」「癒し」
「期待しすぎない事」がこれをやる条件。
優しい雰囲気が全体的に漂う作品だったと、全て終わってからのまず感想。

総合評価
S++

ストーリー
↑クリックすると公式HPに飛びます。

ただの学園物、かと思えば…?
流血・戦闘シーン(?)はあるもの、正直ワンシーンなので気にしなくてもよい。
シナリオについて書いていくのはかなり難しいが、上記のとおりに順番にやっていけば、
だんだんと物語の全容が明かされていく感じになると思う。
プレイしていく過程で伏線がどんどん出てきて最初は頭がこんがらがるかもしれないが、
きちんと整理していけばかなり単純な物語(最終的には)
√的には結衣→すずの辺りですべての謎はわかると思う。
というわけで、展開に予想が付く事も多いが、それでも予想外の展開は多いと言わざるを得ない。
共通・個別ともに、よい雰囲気のままイチャラブ?というよりは癒し成分多めの雰囲気ですすみ、
ギャグもちょこっとお邪魔したりなんかして、そして物語の終盤で、不意にうるっとさせられる。
本当にそんな感じ。ドバッと泣くのを期待するなら、それは酷。
ENDの方法は、ルートによって結構差がある終わり方だったなぁ…。
あとで、考えればなるほど…なのだが、それでもBADはないから安心してほしい。
全体的に物語も優しい展開が多く、心があったかくなる。
それはゲーム中に「もう始まっている、未来」をゲーム中に流さなかったのでわかった。
(これはおそらく、BGMでのみみられる…これ書きながら聞いてます)
だってこれ流しながらEDすれば、100%泣くもんね…。
シナリオにかんしても、BGMに関してももう少し踏み込んでいいところで1歩引いてる印象。
他はかゆい所に手が届く素晴らしい演出・BGM・テキストなのに。
泣かすならもっと踏み込めば号泣レベルまで行ったと思う。
しかしあえてそれをせず優しく物語をポツリポツリと語っていき、うるんだ目のままEND。
プレイ後には「よかった…」と、一息ついて紅茶飲みたくなる作品。
個人的に好きなところはいろいろあるけど一番ウルッときたのは「桜子」だったり。
あの傷への考え方とか、自分が生きている事に対する思いはすごく深いテーマ。
そんな感想を受けた綺麗で優しいこの作品、総じての評価でほめるなら
やはり評価したいのは「音楽」だろうか…これが無ければここまでの評価は付けなかっただろう。
シナリオは少し特殊設定の中で以外に凝っていて、十分に頑張れていた感はあるが、もっとのばせるところはあったので…
それを助けていたのがBGMだった。すずのENDに関してはこれしかなかったと思うが。
というわけでこの評価、実は少しおまけが入ってる。

改善点をあげるならばシステム面はもう少し充実させてほしかった。
(時代的に仕方が無いか?)
過去作品キャラの親類・本人なども出るのでプレイ済みの人はそれも楽しめるかも?
特にななついろのキャラはCGも、立ち絵もBGMまで用意された。
(細かい追加設定もあったり)

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
普通の学園物と思いきや、世界線の話なんかも出てくるSF系。
それを活かした優しい物語は秀逸。
普通に学園の話も面白いし。人気があるのか、あるキャラのスピンオフで「君の名残は静かに揺れて
」と言う作品もあるので要チェック。
そう言えばあきら√無かったのは意外。
というかマックスってマジ高性能かつ良い奴すぎる…。
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