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[レビュー]ひこうき雲の向こう側の感想
2014-04-16 Wed 12:00
<作品名>    ひこうき雲の向こう側
<製作会社名>  FLAT

000_20140415172609205.jpg

シナリオ構成
S+
実質攻略キャラは5人(サブヒロイン一人、エクストラで一人)。
共通までは以外にもしっかりとした量のテキストがあり、メインヒロイン
3キャラに関しては個別ルートもしっかり作られている。
しかしながらキャラの少なさのため、全体的なボリュームは平均程度。

【推奨攻略順 : いろは→麗華→美奈→瑛莉BAD→瑛莉→エクストラ】
攻略順はないものの個人的にはこの順番を強く勧めたい。

CG
S--
線は細く、淡い塗の絵。
メイン3人は枚数が十分量あるが、それ以外に関してはエロシーンを覗くとどうしても量不足で、全体的に少し少なく感じる。
質に関しても問題の感じられるCGが数多くあり、違和感を感じることも少なくないだろう。
このゲームでの最大の問題点でもあった為、評価としてはかなり下げさせてもらっている。
ちなみに最後までクリアすると分かりが、他のゲームと違いラフ画の量が多く、その点に関しては評価をしたい。

音楽
S+
BGM20曲、Vo曲2曲(OP/ED)というこじんまりとした構成。
残念ながらVo曲も肌に合うものがなく、ピンときていない。
しかしながらBGMにはかなりの評価をしており、特に「止まない雨はないから」等の旋律のきれいな曲が目立ち、かなりの良曲と言えるだろう。
これらのBGMが作品を支えていたといっても過言ではない。。

お勧め度
S+
王道の学園物だが少し変化球のある話。
パッチを適応しても文章・絵等にまだまだミスが多くみられる事や、最後にメタ要素を入れてきたり、エピローグが果てしなかったりといろいろと変なところはあるものの、ストーリー自体は嫌いではない。
悪かった点が改善されていれば確実にもうワンランク上だった作品と言える。

総合評価
S+

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

【物語について】
印象的な告白シーンから始まる今回の作品。
また、印象的なキャラの豹変なども序盤の見どころだろう。
これらのことからわかるように、今回の作品はかなりのクセがある作品となっている。

それ以外の序盤の部分だけを見れば、文章自体はあまり癖がなく比較的淡々と進む。
笑いもそこそこあるし、設定・展開もある意味王道。
キャラが結構多く出てきたのも印象的だろうか。
その中でメイン級の扱いを受けるヒロインは5人いるのだが、そのうち二人はサブキャラクターだったのも珍しい。

タイトルにもついている「ひこうき雲」はこの作品の象徴にもなっており、作中では場面転換に上手く使われている印象を受けた。

学園物に限らずだが作品のテーマとして「恋愛」が挙げられていることは多いが、この作品ではより「恋愛とは何か」について深く考えている作品になっており、作中では様々なキャラの「恋愛」についての考え方が述べられており、それらを考えてストーリー進行を見ていくとなかなかに面白い作品となっている。
また、キャラにある背景の設定がそれらに影響を及ぼしているあたりも面白い点だろう。

しかしこの作品、実はマイナス点が多くある。
発売後いくつかパッチが出ているが、それでも文章の誤字脱字、絵の表示等、システム方面でのミスも多く未完成な印象を受ける。
上記の点以外でも、展開を焦るあまり雰囲気を壊してしまう演出や、BGMの無駄遣いや、絵と文章の乖離から連携の取れてない印象をうけたり、キャラの主張等がぶれてしまっているシーンもあり、キャラの内面を要とするこの作品にはかなりの痛手となっている。

しかし、以上の点を踏まえても光るシーンはあったのは確か。
正直、システム上のミス以外にも、ストーリーの中身でいろは√の主人公のヘタレさなどいろいろと突っ込みたいところもたくさんある。
しかしながら、いろは√でのいろはと綾の関係や、美奈√での後半の主人公の心の中の動きともどかしさ、瑛莉√での瑛莉と部活・仲間への思いや、エピローグなど見どころは多くあり、マイナス部分を差し引いても猶お勧めしたい点が多い。
場所によってはBGMのマッチングも合わせて泣けるシーンもあるので、マイナス要素のみを見てそのすべてを切り捨てられず、評価を上げている。

もし、上記であげたような点がすべて改善されたのなら

コンフィグに関してはLOADがすぐ見える場所になかったりと少し癖があり使いにくかったが、機能はそろっているため慣れれば問題ない。

【総括】
見事にマイナス要素がぶつかった作品。磨けば光る原石のようなものであり、もしブラッシュアップされて評価するならばもう一段上の評価は間違いなく付く。
故に今の評価は少し抑え気味なので、そういう意味で少し勿体ない作品である。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
ストーリーはいい! …と全体を言えないのが悲しい作品。
時折光るシーンはあるんだけどな…現に泣かされたし。
部活があって、笑いあり、涙あり、という意味では青春物なのかも?
特に瑛莉√はそんな感じだよな。
一言でこれ! と言い表せないのがこの作品のある意味面白さ。
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シークレットゲーム CODE:Revise のレビュー
2013-01-17 Thu 00:00
<作品名>    シークレットゲーム CODE:Revise
<製作会社名>  FLAT

SGCR.jpg

シナリオ
S+
ALONE編から始まり、それが終わるとREBEL編への分岐が可能に、それが終わるとAFTER、EXステージが解放される。
ALONEとREBELの長さは同程度だが、REBEL編は共通部分もあるので短く感じるかも。長さとしては一般ゲームの1ルートほど。
AFTERとEXステージはシナリオはあるものの、ほとんどおまけで、30分ほどで終わるので、実質はかなり短いと言え、この作品の難点としてあげられる最大の所である。
攻略順等はない。

CG
S-
基本的には良いのだが、ところどころ、特にCGに関してイマイチなところがあるのでこの評価に。
邪魔になるほどではない。
良に関してはシナリオの量から考えれば十分量といえるだろう。

音楽
S++
32曲とシナリオに比べて量は多い。作品に合わせBGMは静かなもの、緊迫したものが多い。
惜しむべきは、涙腺破壊に至るものも力が弱いことか。
Vo曲に関してはOP、OP2、ED、挿入歌と豪華4曲。質もかなり良く、この評価を十分に出せるだろう。

お勧め度
S+
流血系のCGや描写も少しあり耐性は必要。
前作のゲーム形式が気に入ったのならお勧めは出来る。
ただしかし、短い事だけ我慢しなければならない。

総合評価
S+

公式ホームページ
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主人公の声がフルで入っているこの作品。
前作「シークレットゲーム -KILLER QUEEN-」とほぼ同じ形式。
特色としては、前作と比べ屋外になった事やシステムがプラスされたことでゲーム性が高くなっている。
それ以外は前作とほぼ変わりない。
これまでと同様に、極限状態で垣間見える人間性や、社会的縮図。
人間的成長や決心、絶望、希望、語りつくせない人間の本質的な部分を良く表わせていた。
これらを体感するには体験版(ALONE√の約半分の一にあるOPまで)で良く分かるだろう。
序盤に違和感を感じることも多少あるかもしれないが、それも怒涛の展開で薄れてしまうだろう。
それ以上に注目するべき点は、前作以上に「感動」という部分も強化されているところ。
ただ、破壊力としては一歩及ばず、というところ。
挿入歌を使ったりと、創意工夫はされていたが、BGM等に破壊力がまだ足りない。
それでも十分な演出だったとは言えるが、作品上に残虐なシーンも多ければこういうシーンも多い事は特筆できる。
そしてそれらを演じる、各キャラの成り立ちにも注目。
本当にどうしようもない人間から、そうでない人間、本当に思い過去を持った人間まで、良く作りこまれている。
それが二つのルートで敵になったり、生き残ったり…似たような展開の部分もあるが、作品の構成上仕方が無い事かな、とも思う。
特にOP以降の主人公にも注目だろう。
これまでのかなりの高評価のいけんだったが、BADENDなどの分岐がほとんどなく、
ルートが2本しかなく手短い事が、この作品の大きな欠点となっており、それが今回シナリオと総合評価を抑えている原因でもある。
しかしながら、個人的にはこれでもよかったかな、と思う。
無駄に変なルートを増やして薄くしてしまうより、洗練された2本のルートにしてしまった方がインパクトが強い。

2本のルートの後にあるAFTERは無論短いアフターなのだが、その真価は前作をやった人にこそ鳥肌物の真実が明かされる。
分からなかった人もぜひ調べてほしい。
エクストラは暗すぎた本編払しょくのため…だろうな、あれくらい明るいとプレイ後救われる…。

コンフィグは簡素なものの不足はない。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
システム・シナリオは前作より数段アップしていると考えていい。
OPまでの流れ、その後の展開が本当にすごい。主人公に鳥肌が立ったのは久しぶりだろうな…。
気に入らなかった司も、最後すげぇ好きになった…。
プレイ後いろいろ印象が変わるゲームである。
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-atled-everlasting song のレビュー
2012-09-08 Sat 00:00
<作品名>    -atled-everlasting song
<製作会社名>  FLAT

atled.jpg

シナリオ
S++
選択肢なしの一本のお話。長さ的にはルートが無いので他の作品より短いかもしれないが、
ルート1本としてはかなりの長さがあるので満足できる。

CG
S
気になるところもあるが、減点するほどではない。
立ち絵に関しては微妙なものもあるが、CGに関しては文句はない。
枚数は長さを考えると丁度いいくらいなのかもしれないが、話が1本という形式上多く感じる。

音楽
S++
BGMは20曲程度とあまり多くはないが質は高く、
さらに評価したいのは歌入りの曲が10曲、ふんだんに挿入歌として使ってくるのでかなり贅沢に感じる。
それもどれも質が良く、ある種ゲーム色が少ない曲が多い。
そこそこ破壊力もあるのでこの評価。

お勧め度
S++
タイムリープ物ということで、その分野が好きな人にはたまらない。
説明が甘く、理論に関しては詰めが甘い部分もあったが、それでもがんばっている部分はかなり伝わるので
この評価にした。

総合評価
S++

ストーリー
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個人的にはEX-に分類したい一作。
まさかの選択肢なしの1本のお話だが、そういう形の中で(だからこそ?)非常にうまくまとめられている。
タイムリープ物になると、かなり話の幅は広がるが展開に厳しい部分がある。
しかしながらこの作品は、場面をうまく利用し、良い作品に仕上げられていたと思う。
ただ、テキストとCGの矛盾、時折起きる展開飛ばし(ワザと書かないにしてもやりすぎだろ)
タイムリーぷ観念の理解の深さ、説明、キャラの受け止め方などに少し減点をしたい部分もあるのでこの評価に。
まぁ、悪いところは上に書いた程度で、あとは本当にうまくまとめられている。
挿入歌がふんだんに使われておりこの作品は「歌」と共にあるのだなぁ、と感じられる。
「過去へ戻ること」「未来へ進むこと」「今を生きること」そういった事を非常にうまく書いている作品である。
また、脇役キャラがどれもいい!
あおばの周りの人間はどれも素晴らしい活躍と性格をしている。
そういう人が頑張って、進んでいる姿、また立ち止まって悩んで、泣いて、また進む姿。
そういうのを見ているとこちらも涙があふれてきて、さらに挿入歌がそれを後押しする…。
挿入歌のない部分でも、泣いたり、目をうるませてしまう場面は何度もある。
泣きげーを求める人にとっても、これは近年まれにみる泣きげーとして個人的にはおすすめしたい。
また、「アステリズム」ともかなり協力をしているようで、世界と舞台を共有している
(キャラは出てくるが、やっていなくても何ら問題ない)

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
時間移動系のSF作品。
昔書かれていた作品のリメイクなそうな。
ところどころ気になるところはあるものの、総じて良質なシナリオは安心してお勧めできる。
歌の扱い方や脇役等、光るところがたくさんある作品なので、泣きゲー好きの方には強くお勧めしたい。
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