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[レビュー]将軍様はお年頃の感想
2018-05-17 Thu 00:00
<作品名>     将軍様はお年頃
<製作会社名>   ALcot



将軍様はお年頃
公式ホームページ
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キャラクター・シナリオ : 【 S 】
ALcotの『新本』シリーズ、第四作目。
300年前の江都時代にタイムスリップした主人公が大江都八百八町を舞台として悪党退治を行う勧善懲悪のラブコメ作品。。
特殊な設定ではあるものの、シナリオ自体はコメディ要素の強い萌えゲーといったテイストの作品になっており、(※これは時空の違う話です)という建前のもとに都合の悪い部分は思い切って史実から改変しているため、ALcotの得意分野ともいえる魅力的なキャラクターを自由に動かしていたのが印象的。
だからこそ歴史にあまり詳しくなくてもプレイしていて問題ないというのは強い利点の一つだろう。

少し印象的だったのが各ルートでの真相の語られ方について。
タイムスリップの原因がわかるのは珠樹√、すべての√での黒幕の話が出るのがおりん√と、メインから少し外れていそうな二人に重点的にネタバレ要素となる点がシナリオに含まれており、攻略順については少しだけ気にしておいた方がよさそう。


共通√【 S 】  3h
主人公がタイムスリップをするところから、義宗らと協力して一つの大きな事件を解決するまでを描いている。
特殊な作品の導入部と言うこともあり、TIPSなども含めてしっかりと時代感の説明がなされており、キャラクターの雰囲気や魅力などが分かりやすく伝わる内容となっている。
基本的に物語自体は勧善懲悪の分かりやすい構造となっており、多少読み流したとしてもおいていかれることは無く、幅広く多くの人にとって読みやすい内容となっている。
その反面、一つ一つの出来事や描写に対しての深みがあまり無いところが欠点ともいえる。


将軍様はお年頃 徳田 義宗 |ALcot アルコット
徳田 義宗√【 S 】  3h
城下では姿を偽っているが、江都幕府八代将軍、徳河吉宗その人。
利発で度胸もあるため多くの改革を行う一方で、清廉潔白で真面目な性格から時折城下に降りては悪者退治をしている。
世間を知らずに成長してきたので、やる気と結果が空回りすることもある。

「自分より強い人を婿にする」という言葉を発端とする一連のラブコメ話が前半、後半は江都を大火の地獄へと変えようとする魔の手との闘いになっている。
将軍としての真面目で実直な部分とは別に、『貧乏旗本の三女』として行動する際の活き活きとした素顔や抱える重責によって悩む姿、そしてそれでも前を見据えて進むことのできる力強い部分。
彼女のいろいろな部分を垣間見ることができる√となっている。


将軍様はお年頃 徳河 宗春 |ALcot アルコット
徳河 宗春√【 S 】  3h
義宗の親戚で『終張』のお姫様。
甘い物好きデ勇名であり、城下では「あんみつ姫」として親しまれている。
妙な色香があり、艶やかな行動で主人公を翻弄することも多いが、実際は経験がなく初心なため、その行動が元で自分の首を締めてしまうことも多い。

個別√では彼女の実家である終張の当主との対決がメインとなっており、宗春を取り巻く様々な問題を二人で力を合わせて乗り越え、絆が深まってゆく様子が描かれている。
本当は初心な宗春の持つ、力強い真っすぐな信念に心を揺さぶられる人もいるはず。
戦闘シーンや日常シーンにおいては他の√に及ばないものの、悪を倒すというカタルシスに関しては分かりやすく、攻略後もすがすがしい気持ちでいられる話となっている。


将軍様はお年頃 三衣 珠樹 |ALcot アルコット
三衣 珠樹√【 S+ 】  3h
主人公の妹で主人公と共にタイムスリップしてきた現代人。
元気で明るく前向きなブラコン妹。
タイムスリップ前とは違い、元の体の持ち主は体が弱かったため、時折無理しては寝込んでしまうこともある。

個別√は噂の人斬りである『死神』との戦闘、そして珠樹の実家である『越後屋』を巻き込んだ大口屋の若旦那との対決をメインに描いた物語。
ただイチャイチャするだけの話にはとどまらず、作中では守られることの多い珠樹の持つ母性に気が付くシーンもあったりと新しい発見も多い。
特に終盤のシーンでは他の√と違い泣きシーンも用意されており、特におりんから端を発する感情を吐露するシーンは秀逸と言える。


将軍様はお年頃 りん |ALcot アルコット
おりん√【 S 】  3h
主人公の住む長屋に住む少女。
警戒心が非常に強く、初めて出会う人間には人見知りをするが、仕事には一生懸命で『万屋おりん』として各所で手伝う姿を見ることが出来る。

個別√では一連の騒動の後、新たに御庭番となった彼女と共に江都に蔓延る『七不思議』の謎を解いてゆくことになる。
私生活だけではなく仕事の時も共に過ごすことで、相棒として二人の絆が深まってゆく様子がじっくりと描かれており、彼女のかわいらしい所を存分に味わえる。
彼女のルーツなどはもちろんだが、他の√での伏線なども回収される√となっており、一番のネタバレ√にもなっている。


[ 主人公 ] 神泉 信行
妹の珠樹と共に300年前の『江都』にタイムスリップした青年。
元々は病弱だったためヒーローにあこがれていた。
タイムスリップした後は秘法「霊刀・烈斬」の協力を得て、江都最強の剣客としてヒロインたちと活躍をする。


【推奨攻略順 : 義宗→宗春→おりん→珠樹 】
攻略順にロックこそないものの、おりんや珠樹√は物語の性質上最後に回したほうが作品を長く楽しめるはず。

CG : 【 S 】
線が細く淡い塗りの絵で、全体的に幼く見える描き方。
基本的に美麗で、特に義宗のCGではハッとさせられるほど美麗なものもいくつか存在している。
SD絵も多数存在している。
基本的に文句のつけようはないのだが、主人公の髪型がCGによって多少違うのは少しだけ気になるところ。


音楽 : 【 S+ 】
BGM32曲、Vo曲2曲(OP/ED)という構成。
BGMはアレンジを含めているとはいえ豊富で、各キャラテーマの他にシーンに合わせたものを複数用意している。
特に印象的なのが勝利確定時に流れるOPアレンジの「悪の栄えた試しなし!」で、和テイストでありながらオーケストラを上手く使いこなした良曲。
Vo曲でもやはりOPの「純情可憐な恋の華」のサビ部分は秀逸。


お勧め度 : 【 S+ 】
歴史部分だけに限らず、各ルートにおいてあまり頭をひねらずとも答えが出るようなシナリオ展開になっているので、深く考えずにキャラクターに萌えたい人や、作品の雰囲気に浸りたい人にお勧めしやすい作品となっている。
また珠樹√では泣きシーンもきちんとあり、宣伝文句ともなっている笑えて少し泣けるシナリオになっていると言えるだろう。


総合評価 : 【 S 】
シナリオは平均より少し上といった体だが、やはりブランド物ということもあってそのほかがとても安定している作品と言え、気持ちではもう一段階上。


(ぶっちゃけコーナー)
毎度のことながら萌えゲーテイストの作品ではある。
だからこそ、シナリオも割と薄めなんだろうなぁ。
けれどもボリュームは結構あるのにプレイしていて飽きないのは、この辺つくり方が巧いからなのかもしれないなぁ。
キャラクターの魅力を伝えるという所に重点をおいたしっかりとしたシナリオで、なおかつ勧善懲悪の作品というのもポイントが高いかも。
こういうのって基本的に王道の流れにさえ従っていればそう悪い物にはならないし、今回は『萌え』という部分が魅せたいもののTOPにあるわけだから、作品の趣旨と凄い合ってた気がするわ。
内容も丁度いいスカッと具合とでもいえばいいのだろうか、あんまり大仰すぎるとラブコメの範疇から外れてしまうしな。
あといつもと少し違うのは、泣きシーンもちゃんと抑えてたところは好感度が高い。
珠樹の最後のシーンはやっぱりああでないとなぁ。
評価としては平均程度になっちゃってるんだけど、今までのシリーズが好きな人はもちろん幅広い人に受け取ってもらえる作品だと思う。
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[レビュー]LOVEREC.の感想
2015-08-11 Tue 00:00
<作品名>    LOVEREC.
<製作会社名>  ALcot

LOVEREC.png

シナリオ構成
S+
攻略キャラは4キャラ。
共通ルートが比較的短く、どちらかというと個別ルートに重点が置かれている作品で、キャラ数は少ないもののボリュームとしては平均程度といえるだろう。

【推奨攻略順 : 乃梨→千穂→美悠紀→ ヒトミ→ハーレム】
最後のヒトミ√以外に縛りはなく、攻略順は特にないのだが個人的にはこの順番がお勧め。

CG
S
線が細く、淡い塗りのやわらかい絵。
主人公を含めヒロイン以外の一部キャラクターの立ち絵に気になるところはあるものの総じて美麗。
ヒロインのイベントCGはまた立ち絵と違った印象を受ける物も多く、間違いなく美麗ではあるのだが気になってしまう人はいるのかもしれない。

音楽
S
BGM32曲、Vo曲2曲(OP/ED)+(+EDアレンジ1曲)という構成。
割とボリュームはあるためどのようなシーンでも巧く演出は出来ていた。
BGMとしては各ヒロインのイメージソングはもちろん、「夢はきっと叶うから」や「絆」といったある程度涙腺を刺激できるようなBGMまで質のいいものはそろっているが、今回は特に「素直になりた…い訳ないし」を推したい。
まさしくタイトル通りの印象を受ける優しくも、思わずニヤリとしてしまう曲なのは作品をやったからなのかもしれない。
対してのVo曲にあまり印象が残らなかったのは残念。

お勧め度
S+
物語序盤こそ、SFチック名設定が飛び出すがそれ以外に関してはいたってまじめな映研系の青春部活物。
部活物らしく「泣いて、笑って~」との謳い文句はあるものの、あまり競うことをしない作品なので、熱さ成分は不足しがちなため注意が必要。
逆にいうと全体的にゆるい雰囲気は多いのでそういった類の作品を好む方に勧めやすい。

総合評価
S+

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【総括】
タイトルにもあるとおり「●REC」…つまり、ビデオでの録画を活動のメインとした作品。
主人公は超がつくほどのカメラ馬鹿。
そんな主人公の10年の間大切にしていたカメラ「ヒトミ」(型番:H10Mをなぞらえて主人公が名づけた)から精霊が飛び出してきた。
いきなりのことで驚くかと思いきや、意外と受け入れてゆく周りの人々。
そんな問題を抱えつつ物語は「動好会」発足のため、学園紹介ムービーの製作へと展開してゆく。

割と序盤の共通ルートは短いからこそ物語の内容がてんこ盛りで、少々気になるところがあったとしてもすんなりと流し気楽にプレイすることができるだろう。

問題はすぐに訪れる個別ルート。
個人的にはルートが固定されているのではないなら、もう少し各キャラの魅力等を引き出してから選択に移りたかったところだが、そこはあまり大きな問題にはしていない。
物語の構造上、個別ルートでキャラの魅力を見せつつ話を展開させさらに「青春」成分も出していかなくてはならない。
この部分に関してはなかなか達成できていたとは言いがたい。
「青春物」というとかなり幅があるように見えるが、やはりライバルの存在は必須。
そうなるべき映研は存在しているのだが、特に乃梨√などはあまり関連性も無く、そういった√の話では全体的に話がキャラ自身の魅力や展開に比重が置かれてしまい、共通√でそういった部分の解消が行われていないためどうしても話としてだれてしまう。
逆に美悠妃ルートでは主人公やヒロインがもといた映研が絡んでくることもあり、割とほかのルートに比べて「青春」度合いが強い作品。

作品の内容が動画関係だったこともこの問題に大きくかかわっていそう。
作中に難しい言葉や専門的知識が出ないのはもちろんいいことなのだが、だからこそメインコンテンツに深く迫ることができないため、物語の厚みを出すことができず結果として展開の中に「努力」と明確に描写できるシーンが徹夜しか無いという事態につながった。

この作品をただのキャラゲー・萌えゲーとして見るならば十分なシナリオであるといえるのだが、「青春」を押し出した作品であると言い張るのなら、やはりある程度の知識を入れること、そしてわかりやすくそれを伝えることはシナリオを作る側の責任として存在するのだろう。
その上で「青春部活物」に欠かせない王道的シーンを展開させることが必要だったといえる。

とは言いつつ、物語としてまったく価値が無かったわけではない。
むしろ、キャラクターを魅せる部分に関しては鉄板といえるほど磐石な力を持っており、その部分に押され後半では素直に涙するルートもある。
それだけに、上記の部分が改善されていれば、と少し悔しい思いをしてしまったのも事実。

作品終盤、ヒトミ√に関しては悪い点と良い点が混在している。
悪い点に関しては先ほど述べた点が関連しており、またもう1点あるのだがネタバレになってしまうためここでは控える。

コンフィグには基本的な機能はそろっており問題ない。

(ぶっちゃけコーナー)
「青春物」として売り出すにはいまひとつシナリオの力足らずであることは確かだが、作品自体の魅力は十分にありこの評価。

正直最初のほうは「あれ?」と思っていたんだけど、後半から調子を上げてきた作品。
作品的には美悠妃√が一番の正解だったように思う。…いやまぁ、個人的な好みも入ってはいるけどさ。
全体的に後一歩及ばず!ってのがおおかったきがするんだよね、強かった萌え部分に関しても。
青春成分を入れたせいで、どっちつかずになったイメージがある。
それがいいか悪いかはともかくとしてだけど。
ちょっと面白いな、と思ったのは好きなタイミングで作中を「●REC」できることだろう。
リプレイ機能はわりと多くあるが、好きなタイミングという点と物語自体に絡めてるあたりに魅力を感じた。
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[レビュー]Clover Day'sの感想
2014-04-26 Sat 00:00
<作品名>    Clover Day's
<製作会社名>  ALcot

001_20140425234014530.jpg


シナリオ構成
S+
攻略キャラは6キャラ、ED数は5つ。
共通ルートの量もあったが、個別ルートの長さも差はあるものの3h程度と十分。
全体的なボリュームとしても平均的な作品を超えているといってよく、攻略には少し時間がかかることに留意していただきたい。

【推奨攻略順 : つばめ→泉→ヘキル・ヒカル→杏璃→杏鈴】
攻略順に指定はなく、自由な順番で良いだろう。

CG
S
線は細く、色は淡く、やわらかい印象を受ける絵。
全体的に幼く見えるのも特徴だろう。
ヘキル・ヒカルが同一ルートなため数が少ないものの、それ以外のイベントCG数も十分と言える量がそろっており、無論、質に関しても言うことはないほどの出来。
SD絵もかなり豊富にそろっている。

音楽
S+
BGM35曲、Vo曲3曲(OP2曲/ED1曲)という構成。
いつもながらBGMに関してはタイトル用に2ndOP曲である「Clover Heart's 」のアレンジ曲が6曲用意されている。
ただ、それを抜いたとしても十分な量・質であることは言うまでもない。
特に「届かない思い」「絆」のようなきれいな曲や「a memories for us feat."Day's" 」などの涙腺を破壊してくるBGMもいくつか見られ、非常に評価している。
また、Vo曲にも2ndOPに「Clover Heart's -New days recording-」を使用する等、粋な演出も。

お勧め度
S+
「Clover Heart's」をプレイしたことがある人は勿論、やったことのない、それ以外の人にも十分お勧めできる作品。
萌えだけではなく、ストーリーも充実しているので、幅広くの人が楽しめる。
しかし、主人公が完全にハーレム体質の人間なので、それが我慢・理解できる方に向けた作品である事だけは注意しておきたい。

総合評価
S+

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【物語について】
ALcot10周年の記念すべき作品となっており、題名からも分かるとおり「Clover Heart's」と関係がある。
舞台はおそらく数年後で、舞台や背景、登場人物やその関係者なども今作に登場しているほか、OPのアレンジを使用していたり、作品自体のテーマのようなものもフューチャーされている。
無論、「Clover Heart's」をプレイしている方が楽しめるシーンも多くなるが、プレイしていなくても十二分に楽しめる作品なので気にしすぎないように。

作品自体は萌え成分の多いオーソドックスな学園物。
かなり性にオープンなキャラ達や主人公の考え、ハーレム体質などにはすこし違和感を覚えることが多く、その他笑いの質やテンポの悪さなど、作品に入りきるまでは少し時間がかかるが、魅力的なキャラ達が多く、基本的に飽きることなくプレイし続けることができる。
そうした登場キャラたちも可愛いだけではなく、過去の約束などを現代の問題へと変え、それぞれのストーリーの入り口を作っている。

また、各キャラの個別ルートの入り口で2ndOP「Clover Heart's -New days recording-」がながれるのだが、使われている曲ももちろんだが、表示される文字が違ったりや個別のセリフが入ったりなど、キャラごとにバージョンが違い、今後の√への期待を非常に煽る良い演出だった。

個別ルートも萌えゲーにありがちな「とりあえずの物語」ではなく、それぞれのキャラの性格を活かした展開や過去を取り上げたりと比較的深い部分まで切り込んでいる。
個別ルートに入ってからも、他のヒロインの恋心を追いかけたり、サブキャラを十二分に使うなどしていたほか、各所で個人の独白シーンを挿入したり、場面転換などを効果的に使えていたからか、キャラ自体に深みが出来て、かわいさだけでないキャラの魅力をあらわせているような印象を受けた。
こうしたストーリーをよりよく見せていたのが演出。
高品質の音楽や美麗な音楽などを上手く使い、シーンを演出できており、つばめ√や杏鈴√では涙してしまうシーンもあった。

ただ、肝心な所で場面展開が不器用or早すぎる所があったのも事実。
こういう所こそ、もう少し丁寧に各キャラの心の動きなどを心理描写だけではなく、行動等の描写を細かくすることによって、物語の流れをゆったりとさせつつ、シーンを盛り上げる必要はあった。

コンフィグに関しては十分に使い易かった。

【総括】
総じて高レベルな安定した作りの作品で、絵・音楽だけでも楽しめるほか、ストーリーでも平均的な萌えゲーを軽く凌駕できる物語が作りこまれており、幅広い層がプレイしていて楽しめる作品となっている。
そのため評価もおおむね平均以上を付けた。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
正直なところ、主人公の性格はうざかったな…。
やっぱハーレム系主人公でも、こういう性格はちょっときつい。
全員の好意をしりつつ…ってのがなぁ…。
サブキャラは思った以上によく動いてたな。
ルートにもよるけど特に紫苑と瑞穂はよかった。
あと、杏鈴ルートでの杏璃の気持ちを考えると結構つらいな…。
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鬼ごっこ!のレビュー
2013-04-10 Wed 00:00
<作品名>    鬼ごっこ!
<製作会社名>  ALcot

oni.jpg

シナリオ
S+
ルートは4本と少ないが、各√の長さは3-4hと少々長め。
共通も含めて考えると、平均的なボリューム。
乙女√のみ他のキャラ全部をクリアしないと攻略できないようになっており、
推奨攻略順は暮葉→加奈→灯→乙女がおそらく安定。

CG
S
線質は細く、塗は淡い。全体的に柔らかい雰囲気が漂う絵。
量はヒロイン4キャラという事もあり、一人一人の枚数は少々多め。
少々バランスの崩れているCGもあるが、基本的に完成度は高くこの評価に。

音楽
S+
Vo曲2曲、BGM34曲という構成。Vo曲は安定の真理絵SONG。
BGMも聞き流してしまいそうで、破壊力こそないものの、
よく聞くと作品の雰囲気に合わせた日本昔話のようなBGMから戦闘用の物まで幅広く、質の高いものがそろっている。

お勧め度
S+
「萌え」「笑い」に定評のあるしっかりとした誰にでも進めやすい作品。
「泣き」としてはさすがに微妙だが、テーマや設定もも新鮮で面白く、内容も充実しているので少々高めのこの評価に。
ただの萌えゲ―だと思って手に取るといい意味で裏切られるはず。

総合評価
S+

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「日本昔話」をテーマにした目新しい設定のこの作品。
各キャラが昔話の子孫という設定も驚きだが、主人公が怪盗というところもなかなか新鮮。
実際、軽めな見た目に対して、シナリオは驚くほど手の込んだ作り方をされている。
しかし、そういった不安も序盤の明るいテンションにより世界観に一気に引き込まれ、一気に霧散した。安定したシナリオで軽快なテンポを保ちつつ話が進み、説明も上手なので内容の理解は驚くほど簡単。

主題として「萌え」と「笑い」を置いており、「笑い」に関してはマンガのネタなどを多数使用し、数多くのネタを走らせている。
少々空回り気味な部分もないわけではないが、個人的には十分に楽しめたと言えるだろう。

「萌え」に関しては…本当にプレイヤーの心をくすぐるシーンが数多く用意されており、女の子の魅力の見せ方に関しては素直に感心してしまうほど。
そういったヒロイン達の魅力に魅せられてしまうため、自然と感情移入してしまうので、各シーンに引き込まれて行くこともしばしば。
馬鹿らしいと思っていた温羅の登場シーンで気分が盛り上がる事もあったり、予想出来ていた展開であっても、最後の方では不覚にも涙が浮かびそうになるシーンも。

もし、まじめに「泣き」を主題にしてこの作品が作られていたら、十分に泣けるだろうと予想される洗練された文章(展開・テンポを含め)・演出・BGM…etcには感服。
これもひとつのジャンルとしてありだろうと納得させる良い作品だった。

コンフィグに関しては十分にそろっており、全体的に簡素にまとめられているイメージ。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
萌えげーだからってシナリオ部分に手を抜かずちゃんと作りこんでたのがいいなぁ、実際灯√と乙女√は涙腺に来るものがあったわ…。(泣きはしなかったが)
萌えシチュも死ぬほど作られてたしなぁ…灯と暮葉はまずかった…。
うん、久しぶりに、良い意味で裏切られる作品だな。
ちなみに、妹は一切攻略不可だが、ファンディスクでヒロイン昇格を果たしています。
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中の人などいない! トーキョー・ヒーロー・プロジェクト のレビュー
2012-11-20 Tue 00:00
<作品名>    中の人などいない! トーキョー・ヒーロー・プロジェクト
<製作会社名>  ALcot

nakanohito.jpg

シナリオ
S+
攻略ヒロインは4人、選択肢も2回のみなので分岐はかなり分かりやすい。
全ルートとも7章分あり、共通は3章まで。ルートは少し少ないが、各ルート3h以上のボリュームはある。
推奨攻略順は、だまってルイさん最後にしとこう。

CG
S
全体的に丁寧に書かれてた印象。画像の枚数自体はそこまで多くないのだが、
エフェクトなどを含む演出を工夫し、非常に上手に見せていた。特殊な絵が多い中、十分な満足感がある。
背景に同系列の会社のゲームの絵なんかが出てきてたり、という遊びも、SD絵も多め。

音楽
S+
小さいものを合わせて39曲の大ボリューム。そのうち3曲がVo曲。
2ndOPも熱いが、一番評価するのはOPだろうか真理絵さんの曲は苦手な事が多いのだが、今回のこの曲は良かった。
他のBGMも量が多いことからわかるだろうが、場面にあったものなど多彩に用意できている。

お勧め度
S+
ゲーム成分比、ギャグ2割、萌え6割、燃え1割、泣き1割。
立派な萌えげーなのだが、それだけでない事はプレイした自分が補償しよう。
ストーリーという面ではどうしても弱いので低評価だが、萌え系でここまでの評価はあまりない。

総合評価
S+

ストーリー
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かなり特殊な設定のこの作品。
じつは世界観は同会社の前々作「幼馴染は大統領」と同じで、関連したキャラの立ち絵や名前なども出てくる。
やっていなくても全く問題はないものの、やっていた方がそりゃ少しは楽しめるのは確か。
作中には、日常シーンはおろか、戦闘、H、泣きシーン、果ては選択肢まで。
全てのシーンに隙あらばギャグを仕込もうとしてくる。
ネタは同会社のゲームから他のゲーム、アニメに至るまで幅広いが、メタ的要素は少ない。
そのおかげもあって、必要以上に鬱にならないのが良さ。
(展開も早いので、鬱時間があってもみじかい)
また、萌えゲー成分もかなりあることから、キャラの魅力もなかなかのもの。
キャラは普通のキャラではなくて、どこか一つが違うので、一筋縄ではいかない上に
声優さんが頑張っていた…。
その声優さんとの声の相性、細かい演技と各女の子が持ち合わせる最高のしぐさ・セリフと相まって
その破壊力は計測しきれない、とだけ言っておこう。
日常シーンから積み重ねるそういった努力もあってか、そこまですごくないストーリーのはずなのに(失礼な話だ)
くやしいけど、燃えるし、萌えるし、泣けるし、萌える。

細かいところでは章ごとに挟まれる次回予告などもお気に入り。
もしクリックのしすぎて見逃してもジャンプ機能があるので、すぐに見に戻れるのも評価。
設定画面は少し特殊だったが…他は不備なし。

クリア後に、立ち絵鑑賞があったり、キャラ攻略ごとにタイトル画面が変わったりと細かいところにまで行き届いてる。
そんな訳で全体を関見して平均以上としてこの評価を。
気持ち的にもう少しあげたいものだったが、いかんせんストーリーと萌えげーと言うこともあるので
この評価で許してください。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
ルイさんが…ぱねぇ…ぱねぇ…よ…
というか、各ルート少しうるっとするシーンがあるのは本当に意外だったわ。
一応、萌えゲー…設定も馬鹿らしいけどね。
なんだけど、それ以外の成分もかなり強いから、私みたいに期待せずにやってみると案外…なんてこともあるかも。
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