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[レビュー]緋のない所に烟は立たない -緋修離と一蓮托生の女たち-の感想
2017-04-22 Sat 00:00
<作品名>    緋のない所に烟は立たない -緋修離と一蓮托生の女たち-
<製作会社名>  暁WORKS

緋のない所に烟は立たない -緋修離と一蓮托生の女たち-

シナリオ構成
S
下記にもあるが、共通√として1つの√が提供されており、その後クリアできるキャラクターは3人。共通√を含め各シナリオは2-3h程度なので、ミドルプライス作品相当のボリュームと言える。

【推奨攻略順 : 共通→津希→小夜→由利 】
1周目は強制的に共通ルート、その後好きなキャラクターのシナリオが選択可能。
由利√のみ、かなりグランドEDに近い終わり方をする√なので、一番最後に回すことをお勧めする。

CG
S
枚数こそ少な目ではあるが、硬い線質でしっかりと書かれた絵は高い品質を保っている。
主人公の立ち絵・イベントCGが豊富であることも特徴的な点と言える。

音楽
S+
BGM21曲、Vo曲2曲(OP/ED)という構成。
一番評価したいのは作品の雰囲気をリードし、しっかりと世界観を作り上げていたBGMだろう。「霧追い」等を代表とした落ち着いた雰囲気のものや「Truth Reason」等の”オシャレ”な曲はこの作品を構成するうえで欠かせないものと言える。

お勧め度
S+
日本伝奇作品を主体とした推理・サスペンス作品を一味ちがうものとして仕上げた作品。
全体的にスタイリッシュに作られている作品ではあるが、文体がかなり特徴的。
体験版で肌に合った方は徹頭徹尾最後まであの雰囲気を貫いてくれているので、お勧めしやすいが、肌に合わなかった方は素直に辞める作品。

総合評価
S

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

―あらすじ割愛――

あっぷりけ制作「月影のシミュラクル」と同様のライトビジュアルノベルという形で発売された作品。
今回は4つある√のうち、共通ルートともいえる主人公――緋√(津希との出会いの話)を丸々無料でプレイすることができる。

内容自体はプレイすることが一番早く理解できるであろうが、かなり特徴的な内容なのは言うまでもない。
主人公の生業とする「かたり屋」はいわば「言葉」を使い、この世ならざる者に対抗する除霊師等にかなり近い物(本人は否定するが)。
各シナリオではそれぞれガシュウと呼ばれる妖怪を退治し、同時に物語の裏に隠れていた真相を語り終えるところまでがワンセットとなっている。

登場するキャラクターはかなり異質で特徴的。
その中でも主人公の緋は昨今珍しい声あり主人公であり、そのあり方は作中で「不思議の国のアリス」のチェシャ猫とたとえられる。
人を馬鹿にしているようで本質を見つめ、語る言葉は軽薄でありそうで真実を貫いている、という一癖も二癖もあるキャラクターなので、しゃべり方を含めて好き嫌いがかなり出る存在。
そのほかヒロイン達を含め作中では軽快な語り口調を中心としてユーモアあふれる雰囲気を演出しており、初心者から玄人まで楽しめるものにはなっているが、同様に嫌う人も出るタイプの作品と言えるだろう。
注意点として一つ上げられるのは、作中で扱っている言語がかなり幅広く、読み解くのにすこし力がいるという点だろう。
頭を空っぽにして楽しめる作品ではなく、じっくりと読み解くタイプの作品であることだけは注意しておきたい。

ミドルプライス作品という点で見れば、十二分によく作られている内容ではあるが、作中では明かされない主人公の過去や事実、人物その他もろもろを放置しているのも現状。
作中のポイントとなる部分に関しては明かしてくれているので、本当に気になるほどではないのだが、その結果如何ではFDを含む続編も作りやすいような作品となっている。

コンフィグに関しては言う事はなく、十二分な機能がそろっているといえる。

【総括】
非常に記憶に残る作品にはなっているが、ミドルプライス作品ということを含めてもう少しシナリオの内容を付けてほしかった、という意味でこの評価。

(ぶっちゃけコーナー)
主人公の語り口調を含めて、かなり気取った作品なので好き嫌いが出そうだなぁ…自分はそのどちらでもないように感じたけど、なんというかそれだけに注視してシナリオの内容が割と薄かった気もしなくない。
物語のパターンとして決まり切ってしまっていたから、作品の雰囲気に慣れてしまうと少し飽きてしまいそうだったしなぁ…。
由利√を先にやってしまうと後の√が壊滅的に面白くない…等々、物語として破綻しかねない構造になっているのも注意が必要かなぁ…。
嫌いじゃない、よくできている作品なんだけど、素直にはお勧めしにくい、そこにミドルプライス作品っていう要素も入っているからなおさらかも…。
まぁとりあえず、無料でプレイできる部分でたのしめるなら、後もずっと楽しめることだけは何度も言っておきたい、
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[レビュー]ハロー・レディ!の感想
2014-04-04 Fri 12:00
<作品名>    ハロー・レディ!
<製作会社名>  暁WORKS

000_201404031803102bf.jpg


シナリオ構成
S++
攻略キャラは4キャラで、BADルートも含めるとEND数は11にもなる。
共通も比較的長いのだが個別も十分な量があり、全体的なボリュームはかなりのもの。

【推奨攻略順 : 珠緒→空子→エル→朔】
攻略順がほぼ決まっている、最初の二人のみ自由だがこの順番が望ましい。

CG
S
いつもながら塗が濃く、線の硬い独特の絵。
枚数が多く、質も良い。
どちらかと言うと複数のキャラが映っているイベントCGが多く、また戦闘シーン用の物も多いため、流血CG等も一部存在している。
SD絵も少ないながら存在している。

音楽
S+
BGM30曲(OPinst含)、Vo曲3曲(OP/ED/挿入歌)という大ボリューム。
BGMでは「ノーブル」等の高貴な曲や戦闘用の物も目立つ。
どれも作品に合わせた良曲なのだが、特にOPとそのinstである「Soul Release」は要所要所でよい働きをした良曲。
それでもいま一つ足りなかった部分があるような気がするのは事実。

お勧め度
S++
シナリオは燃えゲーよりの作品だが、泣きゲー好きの人にも勧めたい1品。
主人公を含め各キャラの個性もかなりありつつ、そこに絡めたシナリオ全体の完成度も高いので、初心者から玄人まで多くの人に好かれる作品と言えるだろう。

総合評価
S++

公式ホームページ
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【物語について】
「ハロー」と呼ばれる特殊能力が人知れず存在しており、その能力者たちを集めた学園を舞台とした作品。

主人公はかなり癖のある、尊大な態度の人物。
声アリなのも特徴的で、何よりかなりの万能主人公。
無論、心の部分もかなりの深みがあるのだが、表面的な部分だけの話をしても、ただ憎めないボケ部分が多くある。
作品中の笑いを多くとっていたのも主人公とヒロインたちとの絡みだった。

最初こそ癖のある硬い文章に辟易とするかもしれないが、キャラやテンポの良い笑いにつられて飽きることなくどんどん進める事が出来、設定自体も序盤は難しくないので、スイスイ勧めることができる。
そして、話を続けていくごとにどんどん世界に引き込まれて行くことになる。

先ほども言ったように、かなり文章の語彙が豊富である種の勉強になるほど。
作中には「ハムレット」や「リア王」などシェイクスピア等の過去の文学作品の一節なども登場してくる。そのすべてを理解するにはかなりの知識が必要となってしまう。
全ての言葉の意味や文学作品を知っていればさらに楽しめることは間違いないものの、全く知らなくても楽しめるようになっているため、その点は心配がいらない。
ただシナリオ重視の作品ではあるため、ある程度の読み込みは必須となってしまう。
個人的には言葉の使い方に関して、すごくこだわりを感じてしまった。
漢字の一つ一つ、言葉の一つ一つの意味を吟味して使われているので、特にはおおげさな舞台上のセリフのようにも思えるが、それでも非常に耳触りがよく、心に残る言葉や考え方が多く登場していた。
こういった部分から学べることは多いだろう。

今回の作品は設定がかなり深いので、各ルート間に齟齬がでやすいのが物語のネックなのだが、今回に限っては各ルート間の補正も見事になされていたといえ、それぞれの話が別の形での決着をきちんとつけているのは見事というほかない。
それでありながら、ルートを勧めるごとに新事実がどんどん明らかになって、最後の最後まで予想のつかない展開となっていた。
燃えゲーにありがちな「大きくしすぎ」という物語の展開にもならず、ある程度しっかりと地に足の付けた展開のさせ方にも好感が持てる。

また、泣きシーンもしっかりと準備されておりBGM「Soul Release」のPianoVerはそのシーンでかなりの活躍を見せてくれていた。
燃えつつ、しっかりと泣かせて、そして考えさせられ、また燃えて。
物語の起伏があり、誰しもが楽しんで、泣いて、喜んで――そう思える、そういった心を動かす作品になっていた。

コンフィグに関しては十分と言えるだろう。

【総括】
シナリオとして全体の完成度はなく、現状の物語としては満点の出来であるといってよい。
ただ、まだ伸ばせる所があるだろうというのも事実。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
まだまだみたいシーンがたくさんある、主人公の過去編とか気になるわ…。
相変わらずの詠唱もいいね、初めてじゃないかな…英語使ってるのは。
アニメ無くなったのは残念だけど。
好きな会社の作品だったから期待はしていたのだが、それ以上の出来だったといってよい。
正直、この作品のテーマは?と聞かれたらすごい悩む。
どれもこれも正しいような事がするし、どれも足りないような気がする。
一つの言葉じゃ説明しきれない内容だった。
「何を成すか」そして「何のために成すか」、自分の理想の為にどうあるべきか、自分の正義と世界の正義が違った時どうすべきか、「人として生きる」というのはどういうことなのか、本当にいろいろな事を考えさせられた作品。
プレイ中もだが読後感もよく、いい作品に出合ったと素直に思う。
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るいは智を呼ぶファンディスク -明日のむこうに視える風- のレビュー
2013-01-13 Sun 00:00
<作品名>    るいは智を呼ぶファンディスク -明日のむこうに視える風-
<製作会社名>  暁WORKS

ruitomoFD.jpg
シナリオ
S
全5章+序章+過去編からなっており、2章で央輝、3章で宮、4章で恵√に分岐しており、
シナリオのボリュームも1章~4章がかなり多く他はかなり少ないといえる。
順番も、最初から央輝→宮→恵→終章で良いだろう。

CG
S
FDということもあり、枚数は少ないか。(前作メインキャラはもちろん、各新キャラのも)
絵の質は前作と同じ雰囲気であり、固めながらも綺麗。

音楽
S+
Vo曲としては、OP・EDと挿入歌が新しく入っている。BGMも10曲ほどか追加され、
前作のものと含めると50曲ほどになるが、前作のBGMが多いし、質もいいので評価は難しい。
ただ、Vo曲はOPと挿入歌がかなりお勧め。

お勧め度
S+
「るい智」ファン必見のこの作品。前作品が好きだった方、全てにお勧めしたいです
無論プレイしてないとほとんど楽しめないのであしからず。期待を裏切らない智ルートの宝庫です。

総合評価
S

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FDでの評価、という事であまりまじめにランクを受け取らないでください。
前作、「るいは智を呼ぶ」のファンディスク(名前より容易にわかるが)です。
しかしそういいながら、物語の形態としては前作にプラスした、という考えの方が分かりやすい。
いわばアナザールートである。
という事で今回スポットが当てられたのは前作で攻略不可だった3キャラ(4キャラ)。
前作のヒロイン達の絡みもありますが、少なめ(無論物語の中では活躍しますが)
3章くらいまでは、誰もが期待を裏切らない「るい智」が帰ってきた!と言える懐かしい作風。
前作には劣るものの、いろいろな謎解きや、智の悪知恵がみえます。
特に宮ルートの最後は挿入歌も入り、かなり雰囲気の良いENDなので、期待していいと思います。

ただ、毛色が違うのが恵ルートを含む4章から。
ここからは作品の根本について考えていくことになる(考えていく中で恵がかなりシビアな位置にいる)
詳しい事は省くが、中にはあまり気に入らない人もいるかもしれないので、
(雰囲気が違ううえに、時系列が飛んだりするのでわかりにくく、概念的な話も多い)
辛い人は素直に流してしまうのもありかも…?
ただ、智姉が絡むのがここだけなので、好きな方は頑張って理解しよう。
ノロイ等の根本的な謎の解明までには至らなかった今作。
全ての謎が解けたわけではないけれど、どうノロイと向かっていくか、前作では流された
深い命題が近作では言及されています。
普通のFDとは違いますが、楽しめることは間違いないので前作が好きな方はどうぞ!

システム等に関しては不備はあまりないが、OPは飛ばしやすいので注意。(1章までに流れます)
タイトルでしばらく待っているとOPが流れるのでそこで見るとよいかも?

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
何処まで行っても智ルートでしたwww
それにしてもお姉さん、もっとでてきてほしかったなぁ…設定的には難しいか…。
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‘&’-空の向こうで咲きますように- のレビュー
2012-08-16 Thu 00:00
<作品名>    ‘&’-空の向こうで咲きますように-
<製作会社名>  暁WORKS

2012080518570800c.jpg

シナリオ
S+
全6ルートの作品で、攻略順はほぼ固定されている。
各ルートの物語の半分ぐらいが共通になっており、OPはかなり後半で見ることができる。

CG
S
暁らしい、少し硬めの絵。しかし、アニメの動画をOPやゲーム本編の中でもふんだんに使うなど(アニメ動画に背景も反映されている)など、素晴らしい演出。
それが作品の評価にかなりプラスになっているため、かなりの高評価をつけたい。
CGは作品の

音楽
S++
いとうかなこの「The moon is not alone」は作品の雰囲気にかなりマッチしているうえ、テンションがかなり上がっていきます。
BGMもなかなかいろいろなものがそろっていて、消して多いとは言えないけど作品との相性はかなり高い。
泣き、という部分に関してはあまりこだわってないので、評価は甘くなっている

お勧め度
S++
暁らしい作品というべきだろうか、歴代の作品にもれず少しSFがはいった燃えげー気質の物。
ただの燃えげーに終わらず、内容も少し深いので、今までの人も初めての人もお勧め。

総合評価
S+

ストーリー
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テーマは「願い」、というべきだろうか。
本当にこの作品は面白い視点から物事を見ている。
改めて、人の「願い」について、そして「願う事」について考えさせられた。
過去に行った大冒険の仲間たち、そして手に入れた「願い」という名の「道具」
時には敵になったり、ときには味方になったりしながら進んでいく。
攻略キャラは6キャラあるが、おそらくメインは「麗」である。
このルートのみ扱いが違ううえ、物語としての長さ、完成度は他のルートの比ではない。
しかしながら、逆に言うと、他のルートは少しやっつけ仕事的なものが垣間見える。
ルート間の矛盾(?)に近いものがある。
そういう意味では少し厳しい評価を付けたい部分もある。
泣きげーではなく燃えげーとして評価していることをあくまでも忘れないように、
泣きとしてはイマイチだが、燃えとしてはかなりの物。
この作品のいいところは、どのルートもかなりスカッとして終わることである。
「これから頑張ろう」という各ルートの終わり方は、作品から離れた後も心地よい読後感を与える。
また、燃えとしての技名・道具名・アニメーション・BGM、各種足並みをそろえていいものがそろっているので
(普段なら技名・道具名は笑い飛ばしてもいいくらいなのだが、この作品は不思議と受け入れたくなる)
様々な要素が絡み合いつつ、青春SF燃えげーとしての地位を築き上げているように感じられる。
また、全√クリア後おまけで全アニメーションが見られたり、写真を各キャラのコメント付きで見られたり、
称号があったりと、細かい遊びもたくさんある、全部楽しんでコンプリートしてほしい。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
サスペンス・推理がメインとなる燃えゲーとして評価したい作品。
異能が作品に出てくるのだが…(バトルはあまりしない)その動画シーンがかっこいい。
泣きに関しては、設定的に作れなくはなかったのだろうが、今回は無い方が全体的にさっぱりしてよいだろう。
プレイ後の気持ちがよくなるのもこの作品の特徴か。
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DEVILS DEVEL CONCEPT のレビュー
2010-02-28 Sun 00:00
<作品名>    DEVILS DEVEL CONCEPT
<製作会社名>  暁WORKS

DEVILS DEVEL CONCEPT

シナリオ
S
攻略可能キャラ5人のBADEND含む10ENDの燃え重視のシナリオゲーム。
物語の長さはそれほど長くない。

CG
S-
絵によって雲泥の差がある。
特に男の絵を描くのは下手だが、遠くから見る人の絵や数枚の戦闘シーンのCGは文句の付け所が無い。
立ち絵にもできの良さにばらつきがある。
また、ほとんど物語に登場しないようなキャラに立ち絵があったりすることがあるのも特徴。

音楽
S+
OP、ED、挿入歌、BGMとその量は結構多い。
その中でも燃え成分を後押しするOP曲は質が高い。

お勧め度
S
流血シーンが多々含まれ、少し難しい言い回しなどが多いため混乱することもあるが、そこを乗り越えればよいゲームとして受け入れることは出来るだろう。

総合評価
S
怪奇事件が起こる街「鶴伎町」――そこはさまざまな「災い」と「呪い」とそれにまつわるモノたちの戦場
「エンジャ」と呼ばれる特異能力者、そのルーツである「悪魔」
彼らは渦に飲まれるように集い、殺しあう。
時雨楚良はエンジャの少年。
両親を亡くし一人暮らしをしながらの平穏と安息と、そして破壊の日々。
彼の持つ「契約」が少女たちと出会わせる。
そしてその果てに…彼は最後の悪魔と出会う――

今作品は時代感や普通の人々はそのままで、新たな設定を割り込ませたもの。
かなり妙な言い回しが多く、専門用語も多々出てきているため混乱が多くみられる。
新しく出てきた文中の専門用語などはクリックすれば用語集に飛ぶ機能や、一覧で見られる機能があるので、最低限ついてくることは出来る。
しかし、大まかに理解できるようになるのは1ルートクリアした後くらい。
ルートごとに大まかに話が変わるのは評価でき、最後のルートはそのおかげである意味大きな心の動きがある。
シナリオのテーマ「人間」や「悪」といったものについていろいろな視点からかかれている。
また、そういった繋がりから普通ではありえないようなシュチュエーションでの恋愛模様などが描かれている。
絵だけは質の上下があったが、その他の質は中かその少し上といったところ。
直したいところは、分かりにくすぎる表現と、絵、声優に少し力の入っていないところも見られた。
最後のルートの終り方には賛否両論ありそうで、純粋に燃えゲーと受け入れていいのかどうか迷うところもここである。
よく言えば、余韻のある終り方。
しいて言うなら、無駄に感動させるわけではなく「燃え」と「泣き」のコントラストをはっきりさせると、物語にハリが出て、さらに上の評価を目指せるんではないだろうかと思う。
シナリオの運び方や、それぞれのルートの質が悪くない分、少し踏み込めていない部分が目立ち残念である。
今回苦評は多目だが、悪いわけではなく、純粋に改善点が明快なだけで、全体的に想像するとやはり平均は軽く超えている。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
少々異質な燃えゲー。
全体の完成度としては低いのだが、その物語自体の潜在能力は高い。
しっかりと作りこんでくれていれば、かなり高評価になったことは間違いないのだが…。
そのため少々展開としては物足りない部分があるかもしれない。
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