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晴れときどきお天気雨 のレビュー
2012-03-08 Thu 00:00
<作品名>    晴れときどきお天気雨
<製作会社名>  ぱれっと



シナリオ
S++
ルートは4つ。枝分かれ方式となっており、メインヒロインである香奈恵ルートにいたるまでに3つのルートの分岐点がある。
さらにその香奈恵ENDはBADENDみたいなもので、その後現れる「お天気雨の章」がトゥルールートとなる。
長さは一般的なものと変わらぬ長さ。

CG
S
くすくすさんの絵は非常に人気があり、今回も「もしらば」、「さくらシュトラッセ」のようなやわらかくも美しいタッチで描かれている。
作品の雰囲気とも非常にマッチしており、非のつけどころはない。

音楽
S++
BGM・Vo曲合わせて、37曲ほど。量も比較的多めだが、質も悪くない。破壊力があるOP・EDをはじめ、
作品を邪魔しない&雰囲気を作るBGMという意味で、不足感はない。
厳しいことを言うならプラスアルファがあれば、、、、と思ってしまう。

お勧め度
S++
EX-レベルのお勧め度。レベル的には「もしらば」の再来とでも言うだろうか、
個人的に最近のゲームについて、疑問を持っていたが、このゲームをやって考え直した。
サブキャラクターとして「もしらば」のキャラも出てくるため、そちらができるならやってみてもよい。
(やらなくても十二分に理解できる)

総合評価
S+

ストーリー
↑クリックすると公式HPに飛びます。

世界観は「もしらば」と同じで、若干のSF要素である、「神様」というものが存在する学園物。
まずこの作品の魅力を語るなら、女の子がまるで生きているかのような魅力的、かつ躍動感。
文字もさることながら、CG,BGMすべてがそろってこの演出ができているんだと思う。
少し笑えて、そしてしっとりとなく。
このゲームのだいご味はそれの繰り返し。緩急があるから飽きが来ない。
そして、全キャラをちゃんと活かしきっている。
フったらそれで終わり、というわけでもなくて、それぞれちゃんと生きて、考えている一人の女の子なんだ、ということを意識させられる。
だれかを選んだということは、だれか選ばなかったということである。
特に、ネタばれにもなりそうだが、2つ目の選択肢の後、OP曲が流れるところは何度見ても涙が出る。一番の泣き所である。
さらに個人的に言わせてもらえば、もうひとつ大きな要素として、事故で足が動かなくなった「妹」の問題である。
全ルートで彼女の問題、そして彼女自身ルートも、もちろんからんでくる「介護」というもの。
すごく深いテーマで、ある意味これを取り上げたのは、このゲームが初めてではないだろうか、
そして、そんな状況でシナリオを成功させていることは感服せざる負えない。
物語全体が優しく、それでいて、切ない、忘れかけていた感情を思い出してしまう。
そして終わった後の、この続いてほしい、と切望する心。こんな感覚が出るのは、良作ならではのものだろう。
すべての設定、キャラクターなどを含めたうえでのシナリオは最善のものを進んでいる、そんな気までしてくる作品であった。
どうしてこれだけの批評ができてEXではないのか…。
それは主人公のヘタレさ…だろう。今回の主人公はダメな子だったと思う…。そこがいいところでもあるのだが…。
このこさえしっかりしていれば!!
と、作中で思わず突っ込んでしまった。
それはさておき…ひとつ、これは歴史に残しておきたいゲームであり、さらなる次回作を期待できるものであると断言したい。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
一言に集約されるのは、主人公のだめさ…。
これさえなかったら強くお勧めする作品なのに…。
ただ、それ抜きで気にしなかったら、普通に泣ける作品なので、
ぱれっとファンや泣きゲーファンの方はプレイしていただきたい作品。
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