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春季限定ポコ・ア・ポコ! のレビュー
2012-10-11 Thu 00:00
<作品名>    春季限定ポコ・ア・ポコ!
<製作会社名>  ALcot Honey Comb

pokoapoko.jpg

シナリオ
S
攻略は3人だが、そのうち先に2人を攻略することになる(どちらが先でもOK)
その後、最初から始めれば全攻略。選択肢も1個なので迷うところはないだろう。
各ルートは等しく短めの1時間半程度、共通もそれより少し長いくらいなので、ボリューム不足感は否めない。

CG
S
ボリュームからすると順当なCG量ではあるが、やはり少なく感じるか。
絵自体はきれいなもので、線が細く細かいが、やわらかい印象を受ける絵。
立ち絵なども奇麗なので、減点はしない。

音楽
S
21曲ほどだが、Vocal曲系を抜くと17曲くらいになり、ED,OPの2つしかないので、力を入れているとは言い難い。
消して悪い曲があるわけではないが、涙腺破壊には威力が足りず、
音楽で魅せるには両曲が足りない…作品のテーマが音楽なので厳しめのこの評価に。

お勧め度
S
期待をしなければ、そこそこ楽しめる作品かな、というところ。
全体がいいわけではなく、あちらこちらに光るところがある。
短いのも逆に考えればセールスポイントか。

総合評価
S

ストーリー
↑クリックすると公式HPに飛びます。

タイトルのポコ・ア・ポコはイタリア語の「poco a poco」、英語でいう「little by little」
日本語の意味は作中に出てきますので、ぜひ知っておいてもらいたいところですが
「人生はポコ・ア・ポコなんだよ」というセリフは必見。
本作品はタイトルの通り、春のポコ・ア・ポコな作品。
シナリオについて評価させてもらうと、中途半端、というのが正直なところ。
泣きに行きたいのか、萌えに行きたいのか…。
シナリオ重視と言う割には、短いうえ、泣きシーンをぞんざいに扱い展開が少し早めで荒い。
萌えというわりにはそういうシーンが少なめだし…。
ただ、全てがだめなわけじゃなくて、ところどころ深いところを突いていたり、
いい雰囲気になっていたりするのが曲者。
特に日常シーンは殆ど満点で、短いながらも軽快なトークで飛ばすジョークは物語に勢いを与えていた。
だからこそ、重要なシーンでたくさん頑張ってほしいというハードルが上がったのだが。
テーマが「音楽」ということなのだが、そこまで重要視していなかったのか、というくらいには
BGMや演出などは低め…最初の合奏は良かったのだが…。
またシナリオとイベントCGの連携も取れていなかった感想を受ける構図がいくつか…。
もう少し連動させたイベントCGにしておくべきかなぁ…。
そういう意味では全体としての伸びをまだ必要としている。
ただ、前作もそうなのだが、目の付けどころはいつも悪くない。
そういう意味ではこれからを期待して見るのもいいのかな、と思わせる作品だった。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
かなり雰囲気がよさそうな作品なのだが、過度な期待は禁物。
音楽を扱っており、部活動等も取り上げているのだが、いかんせんシナリオが薄い。
そのため全体的な重みが無かったのが敗因か。
キチンと全体を作りこみ、一つ一つのシーンを演出してほしかった所。
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