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[レビュー]夏彩恋唄の感想
2017-02-04 Sat 00:00
<作品名>    夏彩恋唄
<製作会社名>  すたじお緑茶

夏彩恋唄

シナリオ構成
S-
攻略キャラは4キャラ。
共通ルートは3-4hで個別ルートは2h程度となっており、全体的なボリュームは乏しい。

【推奨攻略順 : 彩花→紫苑→光→悠那 】
各個別にネタバレ等はなく、攻略順に指定はない。

CG
S
以前より塗りに立体感が増え、テカリが増えた絵。
いままでよりエロ部分に重点を増やしているので、そういったシーン用のCGが増えているイメージ。なお一部SD絵や以前までのような特大サイズのCGもきちんと存在している。

音楽
S
BGM14曲、Vo曲1曲(OP)という構成。
DucaさんのOP曲「ナツコイ」はさすがというべきか、1曲だけではあるものの夏らしいすっきりと爽やかな恋を歌い上げてくれている。
BGMに関しては全体的にバランスよくそろえているが、やはり不足気味。
EDがないのもいたいところだろう。

お勧め度
S
すたじお緑茶の「恋色空模様」「南十字星恋歌」の恋シリーズに続く3作目の恋愛学園物。
作中では「南十字星恋歌」の舞台「グインベルン公国」や登場キャラクターの家系等の名前が出てくるシーンも多い。
シリーズ作品が好きだった方はプレイしてもよいだろうが、恋愛学園物としての魅力にかんしては少し欠けていると言わざるを得ない。

総合評価
S

公式ホームページ
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舞台は日本、とある事情のためクラスメイトの女の子と「嘘の恋人関係」になることに。
幼馴染や長く会っていなかった妹、そして許嫁を含めた少し不思議七つの物語。

割と設定としてはありがちな恋愛学園物。
主人公の出自がお金持ちという特殊な点はあるものの、月10万円の費用で妹と二人暮らしをしており、金銭感覚に関しては普通。
そのた家事も一通りでき、勉強に関しても平均よりも少し上というもので、主人公としてのキャラクター性というものに関してはあまり特筆すべき点はない。

物語のメインと言っていいのはやはりヒロインたちの存在。
学校で一番かわいいが、口や性格がかなり悪い(?)嘘の恋人、いざというときに包み込んでくれる姉のような存在の幼馴染、おっとりとした性格だが主人公の事に関してはしっかりと行動をする許嫁、長い間会えずに兄に恋愛のような感情を抱く妹…と、さっくりと書くとこのような感じになっている。
どうしても、この話じゃなきゃかけないヒロイン! というわけではないところが少し悲しいところだろうか。

嘘の恋人である「悠那」と付き合っていくことで、他のキャラクターの魅力に気が付けたり、最初は苦手だった悠那自身への魅力へ惹かれていったりと、単純な物語であるためか、作中でしっかりとヒロインの魅力は伝えられていたし、全体的にかなり無難に作られた印象がある作品。
しかしながら他の作品と「ここが違う!」といえるポイントがあまりなく、他の作品に埋もれてしまいそうだ、というのが最初から最後までの感想。

今までの作品と比べるとエロシーンが多くなったが、個人的な観点からこの部分に関してはあまり評価をしていないし、そうなるとこの作品の魅力と言えるべき部分が消えてしまうというのが正直なところ。

コンフィグに関してはかなり簡素ではあるものの必要最低限の機能はそろっている。

【総括】
作品として完成はしているが、それだけ…という感じ。
失敗はしていないが、成功もしていないということでこの評価。

(ぶっちゃけコーナー)
あと毎度のことだが、各話の最初にOPを何度も流してくるのはなぜなんだ…。
EDがないのは結構きつい。
他の作品で当たり前にあるものがないというものは、やはり弱点と言えるだろう。
シナリオの魅力はあまりないのは置いておいて、シナリオのボリューム、BGM、CG等、一般的に誰でも比べられる部分において他作品に後れを取っているというのはやはり厳しいと言わざる負えないような気がする。
嫌いじゃないんだけど、本当に好きと言いにくい作品で、感想を書くにも書くべき部分がなさ過ぎて少し困ったのが本音。
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[レビュー]スキとスキとでサンカク恋愛の感想
2017-01-21 Sat 00:00
<作品名>    スキとスキとでサンカク恋愛
<製作会社名>  ASa Project

スキとスキとでサンカク恋愛

シナリオ構成
S
メインヒロインは4人で、各ルートの攻略時間は2時間程度。
サブヒロインも二人存在しており、それぞれ1h程度のシナリオが存在。
全体的なボリュームは平均か少し少ない程度。

【推奨攻略順 : 志衣菜→真帆→茜→カーラ→七瑠→すず 】
攻略順に指定はないため、好きなキャラからの攻略で問題ない。

CG
S
今までの作品のようなビビットな印象はなく、一般的な作品に近づいたイメージ。
特に色使いは全体的に淡くなっており、よく言えばこなれており、悪く言えば個性が失われた。

音楽
S
Vo曲2曲、BGM24曲という構成。
BGMはまんべんなく、各キャラテーマを含め各場面用のものがそろっている。Vo曲としてはOPの佐咲紗花さんが歌う「Heart beat」は爽快感のある良曲で、独特のメロディが心地よい。

お勧め度
S+
三角関係成分も入っている学園物だが、やはりメインはギャグ。
今までのASaProjectのギャグ成分が好きだった方は十二分に楽しめるだろう。
いつも通り、多分野の作品やメタネタなど笑いに関してはタブーがなく、スタートから終わりまで一貫してネタを多用している。

総合評価
S

公式ホームページ
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親の再婚からずっと一緒にいる義理の妹と幼い頃に一緒にいた実妹。
ずっと一緒にいる幼馴染と一目ぼれをしてきた先輩。
それぞれの三角関係の頂点として主人公を置き描かれる今回の作品。

舞台はB研というオタクたちの集まる部活で、主人公を含め登場人物はそれぞれ何かしらのオタクである。

上記の事からわかる通り、登場キャラクターたちは一人ひとりがとても『濃い』存在であり、作中を所狭しと暴れまわる。
もちろん、恒例ともいえるネタキャラ枠も存在しているが、今回に関してはどのキャラクターもギャグ成分が深くなってる気もしなくはない。

この各キャラオタク設定はこの作品のメインともいえるギャグ成分にも深くかかわっており、オタク的な言動をネタとして扱うことがかなり多く、それに次いで他作品からの引用ギャグ、その次にメタネタというギャグの比率になっている。

作品のメインともいえるギャグ事態については、数うちゃ当たる戦法でもあるのでどこかでは引っかかり笑える部分はある。
しかしながら過去のASaPro作品とくらべるとその質が落ちてきているような気もしなくはない。もう一歩踏み込んで笑いが取れるところで踏み込むのをやめてしまった印象である。

作品の要素の一つとして入っている三角関係についてはおまけ程度に考えておくとよいだろう。恋愛描写ではヒロインの個別ルートにおいて各キャラを対比させてシナリオを進めているがあくまでその点に限った部分であり、内容自体について何か踏み込むということはなく、失恋シーンを描く程度にとどめている。
(例えば、実妹問題とかを深く掘り下げてはいない)

作品自体のテンポがよく笑いも多いので飽きることなくプレイすることはできる。
この会社の作品をプレイしたのが初めての人ならば十分に楽しめるだろう。
しかしながら恋愛0キロメートルからプレイを続けている人にとってはどこか物足りなく感じる作品であるのも確かで、このまま同じような作品を作る場合にどこかテコ入れを入れる必要性を感じる作品でもあった。

甘利かこの作品と比べるということをしたくはないけれど、ただ笑える作品というだけではなく、この作品だからこそ表せる、という確たるテーマ等を見せてほしかったというのが正直なところ。


コンフィグに関して大部分は問題ないのだが、セーブ機能がかなり特殊で慣れるまでプレイしずらいという問題はある。

【総括】
ギャグメインの作品で、シナリオ自体が深いというわけではないのでこの程度。

(ぶっちゃけコーナー)
昔より笑いのレベルは確実に落ちてる気がするんだよね…まぁ面白いんだけど。
それだけで終わっちゃうってのが今回の作品な気がする。
昔のは「面白かった!」という気持ちがもう少し強かったのかも?
笑いだけにするには余計な成分が多かったのか、キャラが動かしにくかったのか…。
原因が定かでないのが気になるなぁ。
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[レビュー]よめがみ My Sweet Goddess!の感想
2017-01-14 Sat 00:00
<作品名>    よめがみ My Sweet Goddess!
<製作会社名>  Alcot

よめがみ My Sweet Goddess!

シナリオ構成
S+
攻略キャラは4キャラ。共通ルートは少し短めで、個別ルートも2-3h。
全体的には平均よりはやや下回る、コンパクトなボリュームと言える。

【推奨攻略順 : 真理→美命→リコ→アイリス 】
攻略順に特に指定はない。
どちらかというとリコとアイリス√は物語の革新により迫ったものとなっているが、どのルートでもベクトルは違うもののある程度のネタバレはある。

CG
S
細い線、淡い塗りのALcotらしいかわいい絵。
全体的な質は安定しており、立ち絵、イベントCG共に大きな崩れなどがない。ボリュームに対しての枚数も一般程度と言えるだろう。
クリア後のCGビューワーでは男のイベントCGが見当たらないことだけ謎。
SD絵も多数存在。

音楽
S+
BGM34曲、Vo曲2曲という構成。
もちろん、いつものタイトル差分BGMを含めた数となっている。
各キャラ用テーマはもちろん各場面用のBGMを幅広く取り揃えており、その中でもBGMでは「愛しているから苦しくて」等、少し悲しい旋律の曲が特に光っていた。
Vo曲としては、わりとネタっぽい雰囲気のOPだったのだが、EDは思った以上にしっとりとしたEDソングとなっており、物語の最後に流れるものとして十分にふさわしいものとなっている。

お勧め度
S+
基本は軽いラブコメ作品。
キャラのかわいさは言わずもがな、絵等も含めて全体的なレベルは高いといえる。
付け加えて意外と中身も作りこまれており、物語の中身がないとはとても言えない。

総合評価
S

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物語は魔神アンゴルモアが封印されるシーンから始まる。
主人公、隼人は魔神アンゴルモアの転生として女神アイリスから生まれた半神。前世の罪により天界から追放され、人間界で善行を積み重ね使途に戻るのが目的なのだが――。

Alcotといえばやはり一番の魅力はキャラのかわいさだろう。
今回も御多分に漏れず非常に魅力的なキャラクターがそろっている。先でも述べたように今回の作品では天界等の神の世界のお話がかなり詰まった半分ファンタジーな世界が舞台となっている。
そのためもちろん登場するヒロインたちも割と特殊で、だからこそ「かわいさ」という部分においては非常に変化球になりがちでともすれば失敗もあり得るほど難しいはずなのだが、そのあたりに関してはさすが大御所と言いたくなるほど安定して書き切れている。
特に今回はヒロインの一人「アイリス」に母親としての属性を持たせるなどの挑戦的な内容もあったことを含めて非常に評価はしている。

キャラゲーということもあり、シナリオはそこまで期待できないものが通説だが、今回に至ってはそう簡単に言い切ることもできない。
最初にシナリオに感じたイメージは「コンパクト」というものであり、あまり無駄なことはせず大切なことをサクサクサクと進めていく印象だったのだが、内容を振り返って考えてみると。過去・現在・未来といった時系列や展開といったいつもと違う要素をふんだんに使い自由に展開させていたイメージがある。
だからこそなかなか飽きが来なかったし、アイリス√の終盤では思いもよらない展開に持っていくなど、泣きはしなかったものの、見どころのある部分は確かにあった。
しかしながら同時に、物語の間でのつじつまが合わなかったり、疑問点が残っていたりとガチガチのシナリオゲーには今一歩踏み込めていない部分があるのも確かだろう。

泣きゲー(シナリオゲー)としての評価が中心的になってしまうの私のレビューなのでどうしても低めには鳴るのだが、キャラゲーとしてならば十二分に良作であると再度付け加えておきたい。

コンフィグに関してはプレイしやすく、十二分に機能がそろっている。

【総括】
全体的な完成度は高く、安定した作品と言えるがシナリオ的にもう少し頑張ってほしいところもありちょっと厳しめのこの評価か。

(ぶっちゃけコーナー)
個人的な話だけどEDの「メロディ」を何度も繰り返し聞くシーンがあって、思った以上に耳になじむことに気が付いた。
そういう意味もあって、音楽のランクを一つ上げてたりする。
シナリオとしてはやっぱりアイリスとネフェリスの関係が気になるよな…。あれはどうなってんだ…。
あと、リコ√他での歩とかね…
それでもまぁ、思った以上にシナリオでもがんばってたなぁ…。
でもAlcotっていつもそんな感じでシナリオにガチで取り組んではいないけど捨ててもいないよね。
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[レビュー]さみだれグローインアップ!の感想
2016-12-24 Sat 00:00
<作品名>    さみだれグローインアップ!
<製作会社名>  SAMOYED SMILE

さみだれグローインアップ!

シナリオ構成
S
攻略キャラは5キャラ。
共通ルートは2-3h程度、各個別ルートも1-2hと全体的なボリュームに関しては乏しいといえるだろう。

【推奨攻略順 : 羽流→八重佳→日和→眞琴→霧葉 】
攻略順に指定はないため好きなキャラからの攻略で問題ない

CG
S
線は硬く、濃く鮮やかな塗りの絵。
一部クセのあるものもあるが、立ち絵・イベントCG共に全体的な質は高く、この分野で購入を決めた人も多い作品。
特に一部CGには動画を絡めた演出を加えており、作品としてのイチオシポイントともいえる。

音楽
S
BGM10曲、Vo曲2曲という構成。
全体的にかなりボリュームが乏しく、本当に最低限をそろえたという印象。
しかしながら一応において質は保証されて「夕暮れ」等素直な曲がそろっており、
Vo曲においても疾走感のあるノリのいい良曲が用意されている。

お勧め度
S
一本の主軸と言えるものが見つけずらい学園物。
ブランド初作品ということもあり、挑戦してCG部門で成功している部分もあればストーリー面にどうしても不安定さが残るところもあり、評価は難しい。
手放しで勧められないのが正直なところ。

総合評価
S

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学園に君臨する「神代 眞琴」という一つ年上の幼馴染。
裏番長でありトラブルメーカーでもある彼女が目を付けたのは主人公と同じクラスの「桐生院 霧葉」だったのだが、彼女には秘密があって――。

ぶっちゃけた話こんなに貯めなくてもいいようなくらいストーリーは薄い。
展開としての多様性は各ルートで大いにあるためネタ被りという心配はないのだが、特に羽流、八重佳、日和は恋愛をして一つ山を越えて終わりなオーソドックスな恋愛学園物。
実妹もの日和においても、恋愛の苦悩シーンはあまり長く描かれていないのは象徴的だろう。

残りの二人の霧葉と眞琴√においては作中唯一の悪ともいえる存在が立ちはだかり、そのあたりは少しほかのルートとも違って盛り上がりも少しばかり大きい。

ストーリーとしての薄さはどうしてもぬぐえないのだが演出はなかなか見どころがあったのは確か。
特に動画のようにCGを一瞬だけ動かす演出を使うシーンは一部シーンで効果的に使われていたように思う。それ以外のシーンにおいても、例えば霧葉√のどやや演説シーン等おもわず「うるっ」、ときてしまいそうなシーンがあるのは確か。
それでも作品としての作りこみ不足から泣けるかと言われると話は別。

全体的にシナリオ量不足なのは言うまでもなく、もう少し各個別でのイベントを多くとるべきであったし、各シーンでの描写をもう少し細やかに、丁寧に行うべきだった。

コンフィグに関してはだいぶ不足があり、ジョイパッドだけではなく、マウスのクリックを使ってのプレイも少ししずらい部分があったため、改善の必要あり。

【総括】
新規ブランド作品という部分もあり、挑戦は見て取れたが手放しでほめられる部分があまりない作品であり、今後の課題が多く残る作品のためこの評価。

(ぶっちゃけコーナー)
この作品を面白くしろ、と言われると結構迷う。
それくらい動かしにくい設定にしちゃってた…というのが正直なところ、たぶんキーになってたのが眞琴と霧葉なんだけど、このあたりのキャラ作りも足りなかったんだろうなぁ。
探せばどこにでもいそうなキャラで、一部はイライラしてしまうシーンもあるしね。。。
動画のように動くCGをみていい演出だな~とは思った、抜きゲーとかではよく使われてるけど、導入だけにそういうものを持ってくるのは少し面白い。
シーンにメリハリもできるし。
そういうのを最大限に使いこなせていたような気はするし、だからこそグッときたシーンもあるんだけど、元が…という結論に戻ってくる悲しい作品。
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[レビュー]カノジョ*ステップの感想
2016-12-17 Sat 00:00
<作品名>    カノジョ*ステップ
<製作会社名>  SMEE

カノジョ*ステップ

シナリオ構成
S+
攻略キャラは4キャラ+モブ1キャラ。
モブとはいえ普通のヒロイン程度の長さはあり、共通は短いものの個別シナリオと言える部分が多く、またその個別シナリオも差分があるため全体的なボリュームは十二分と言えるだろう。

【推奨攻略順 : 明日香→のえ→椎名→とみ子→久遠 】
攻略順に指定はない、攻略は簡単だが選択肢を選ぶのはネック。
個人的な好みだがとみ子と久遠は最後に回してほしい。

CG
S
淡い塗りの絵。
全体的にどこか拙い部分があるイベントCGが多く完璧とはいいがたい。しかしながら出すタイミングがうまく思わず引き込まれてしまう魅力がある。
個人的に魅力なのは攻略ヒロインの私服の立ち絵でしっかりと雰囲気を変えてきているところ。普段見えない姿に心を奪われた人も多いはず。
あと久遠のイベントCGで1枚だけ目の色が全く別だったのが、ミスなのかそれとも光の加減を表しているのかどうか気になるところ。
立ち絵は地味に瞬き機能アリ。

音楽
S+
BGM25曲、Vo曲2曲という構成
OPの「ハレノヒステップ」は神曲といっても過言ではない、OP動画と合わせてみた瞬間より、久遠√でその本領が発揮される。
BGMではタイトル画面でも流れる「草木の匂い」がかなり高品質なものとなっており、作品を現す代表的な一曲ともいえる。
ピアノの美しい旋律で始まる曲ではあるものの、後半はやさしい田舎の雰囲気をヴァイオリンでゆったりと表現しており、他のヴァリエーションの物もあわせて作中では非常に多く使用されていた。

お勧め度
S+
田舎を舞台とした純粋な恋愛学園物。
主人公がけっこうぶっ飛んでおり、日常にギャグが多い作品でもあるので、プレイしていて飽きも来ず、いろいろとひねっている部分はあるものの、王道の恋愛物を現した作品なので多くの方に楽しんでもらえるはず。
あまりにも直球勝負なので今までのSMEEが好きな人には少し新鮮に感じてしまうかも?

総合評価
S+

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両親を失い、姉とともに昔から転校を繰り返してきた主人公。今回初めて田舎の町に転校することになったのだが、虫が苦手な主人公は大きな不安と少しの諦めをもって新生活になじんでゆくのだが――。

田舎を舞台にした作品ということもあって、作品中のヒロインとの触れ合いは本当におだやかでのんびりとしたものになっている。
あまり変化がないのでどうしても飽き飽きしてしまうが、主人公を含め今回はギャグで多くの場面を乗り切っているイメージが多かった。
最初こそあまり笑えなかったのだが、作品になじんでからはおなかを抱えて笑ってしまうシーンもあり、いつの間にか作品にのめりこんでいる自分がいた。

少し残念なのが毎日のシナリオ選択のわずらわしさだろう。
一昔前の作品をイメージさせる選択方法だったのだが、選択内容自体がこうはんのシナリオと絡むことがなかったのも少し残念なところ。
昔のシステムを組み込むのならばもう少しだけ変化がほしかったところ。

シナリオ自体はそれぞれのヒロインが少し悩みを持っており、主人公との付き合いを通していくことで解決していく…という王道シナリオを採用。
正直なところ話の内容自体に面白さはなく、あくまでメインは「イチャラブ」というところに重きを置いている。そのあたりを楽しめない方にはあまり楽しくない作品かもしれない。
証拠というわけではないが、個別ルート開始時に二人の関係を公表するかしないかで後半の√の大部分が変わってしまう。(話の筋は変わらない)そのため、しっかりと全シナリオを堪能したい人は同じキャラを2回攻略することになるはず。

もちろん、登場するキャラクターはいずれも可愛く、魅力的なキャラクターばかりで、攻略対象となった後も少しづつ印象を変えてくれているので、飽きずに最後まで攻略することができる。

登場するキャラクターといえば、忘れてはいけないのはモブ代表の「とみ子」だろう。
毎度のことながらネタバレ防止のためにあまり多くは語れないが、公式HPにすら存在が載っていない生粋のモブであり、サブヒロインですらない。
その存在は攻略ヒロイン達を避けに避けてたどり着けるキャラクターであり、その言動もあわせてかなりのネタキャラと言ってしまって差し支えないはず…なのだが、彼女のBGM「モブだって恋をする」をはじめとして、シナリオの長さもかなりの分量があてられており、少ないがHシーンも2つあり、力の入れようは相当。
このMobという存在にスポットを当てたのは少し印象的で、今まで空気のように扱っていたキャラもスポットが当たることでヒロインのように扱われる。彼らはどんな作品にも出てくるが、その時どんな思いでどんな考えで行動していたのか。
改めて考えて思うと少し深いキャラクターなのではないかと思う。

再び戻って本編シナリオについてだが、シナリオとして全体的にもう少し頑張ってほしいなと思ってしまったのは久遠√を私が最初に攻略してしまったからだろう。
シナリオとして一番深く泣けてしまったのは実は彼女の√。
それまでのシーンでも多くの部分で泣けるシーンはあったのだが、最も大きな山と言えるのは主人公の昔の部分に一番言及したシーン。そこで流れる挿入歌(OP)に思わず涙したのは私だけではないはず。
破壊力がでかかっただけに、他の√が少しかすんでしまったのが残念。

コンフィグを含む操作性自体は悪くないのだが、選択肢が多いなどの不満点はある。

【総括】
全体的にしっかりと作られた作品であり、大きな見どころもある作品なのでこの評価。

(ぶっちゃけコーナー)
この作品はとりあえずヒロインと主人公のやり取りがすごく魅力的で、そのあたりがかなり前作からパワーアップされていた。ギャグも多いから自然と感情移入しちゃうし。
ただ、付き合いの公開or秘密っていう選択肢は微妙だったな。
確かに魅力がなくはないのだが、どうしても片方の√は不自然(基本的には隠してるのが不自然だった気がする?)になってしまっており、今回のシナリオでは十分にシナリオが発揮できてなかったかも。
ヒロインといえばやっぱり印象的だったのはとみ子と久遠だな。
とみ子は主人公よりもぶっ飛んでるから、二人は本当に見てて飽きない。久遠√はほかのキャラとも絡めてて、家族の話もしっかりと解決してたり、心理描写が丁寧だったりと他の√と比べて質が数段違う。
全部この√の質で作られたら神作になってたかもしれぬ…。
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