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[レビュー]金色ラブリッチェ-GoldenTime-の感想
2019-07-06 Sat 00:00
<作品名>     金色ラブリッチェ-GoldenTime-
<製作会社名>   SAGA PLANETS


金色ラブリッチェ-GoldenTime-
公式ホームページ
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キャラクター・シナリオ : 【 S++ 】
前作の「金恋ラブリッチェ」(以下無印)のFD作品。
基本的には新規追加となるミナや絢華√が中心となっており、その他前作ヒロイン達にはアペンドとしてアフターストーリーorアナザーストーリーが追加されている。

前作以上にギャグテイストが強く、最近の流行ネタなども取り入れた賑やかで楽しい日常シーンが豊富。
もちろんキャラクターの可愛さも、前作とは別のベクトルからスポットを当てるなどして、また一味違った良さを伝えてくれている。

特に新規追加となった絢華√にかんしては、前作からの人気も高く、今作での内容にも不安があったが、それをやすやすと乗り越えられるほどの安定感がある。

その他に、理亜についての扱いなど、前作をプレイした人ならではの葛藤もある作品でもあり、今作ではその点について、プロローグにて言及。
色々な言い分があるだろうが、それでもメッセージをブレさせることなく巧く別の展開へと持って言った印象が強い。
純粋に「良い」と思える、高いレベルでまとまり、仕上がった人気作品のFDであった。


プロローグ√【 S 】  2h
正月の新エピソードをメインに、前作の軽い振り返りを交えつつ描かれており、ミナ√と絢華√のキャラ分岐までのシナリオ。

2作目ではあるもののファンディスクのような"楽しさ"を前面に出した作りになっている。しかし。一部シーンは前作を思い出させるようなホロリとするシーンも。

基本的には前作の雰囲気を引き継いだライトなギャグが多く、満遍なく全キャラが登場するため非常に賑やかで、テンポの良い会話も健在。
新キャラである絢華の絡みが多かったのファンにとっては嬉しい所だろう。


金色ラブリッチェGTキャラクター紹介 (1)
ミナ√【 S 】  2-3h
本名はカミナル・ル・プルテア・ソルティレージュ・シスア。

毎日のようにマナーを教えてゆく中で、自然とお互いを意識し合うようになるオーソドックスな展開から自分の知らない「恋」という感情に照れたり、ドキドキしながらも、主人公との関係を深め、未来を目指してゆくという初々しい恋物語が描かれている。
主人公を「下郎」と呼んでいた前作とは違い、今作では名前で呼んでくれるなど、無印では見られなかったミナの可愛さや新しい一面がたくさんつまった√となっている。


金色ラブリッチェGTキャラクター紹介
城ヶ崎 絢華√【 S 】  4-5h
前作である無印では主人公に対して嫌悪感すら露にしていた絢華だが、その実主人公とは浅からぬ関係もあって…というキャラクター。

絢華ルートではあくまで転校してきた「央路」として距離を詰めてゆくシナリオとなっており、プロローグ部分に加えて「マリア・ビショップ」という共通話題により、意気投合してゆくこととなる。
全体的にはギャグ中心で明るく、前作のヒロイン達の賑やかな掛け合いが非常に豊富であり、序盤は彼女自身の『変態さ』から発生した"一方的"なイベントがメインとなっている。対しての後半は、さらに加速する絢華の変態さ、彼女の事を考えて奔走する央路らしいシーンなどが多くなっている。
マリア・ビッショップについてなど、その他多くの要素がつまった内容となっており、無印でも人気の高かった絢華の待望となっていた彼女の√に十分見合う内容となっていた。


各アペンド√【 S+ 】  各0.5h
前作ヒロインだった、シルヴィア、玲奈、エロイナ、理亜、茜に加え、絢華やミナの√も含まれており、基本的にはプロローグとは関係のないIFルート集やアフターストーリー。
1つのHシーンとミニシナリオにより構成されている。
まさに金色の日々と言っていいファン垂涎の内容。


TRUE√【 S++ 】  2-3h
「涙はもういらない」と言ったシルヴィに盛大に騙された√。
金色以外にも素敵な色はあって、それでも人は一番輝く色―金色を目指すべき、そういう金恋の無印から続く「金色」というテーマに対しての一つのアンサーを提示したお話でした。
人によっては前作からの設定での云々によっていろいろな意見はあるだろうが、素晴らしい作品であることは確か。

ネタバレ防止の為、以上の詳細は伏せるが、この内容とそのすばらしさについては、プレイして自身の目で確かめてほしい。


【推奨攻略順 : ミナ→絢華→各アペンド→TRUE 】
ミナと絢華をクリアするとTRUE√が出現するが、アペンドまで終わらせてから進めるのが良いだろう。
最後にEXTRAを開いて「シルヴィアの嘘つき!」って歓喜しながら叫ぶまでがワンセット。


CG : 【 S 】
一部キャラの担当変更などがあったものの、気にするほどのものは無く、前作と同様に色鮮やかな美麗な絵。
量的には新規追加のミナや絢華が中心に多くなっている。
SD絵も多数存在。


音楽 : 【 S+ 】
Vo曲2曲(OP/ED)、BGMは数曲追加されている(曲数未調査)。
BGMに関しては、前作のものがメインとなっているのであまりコメントすることがないのだが、主張がそこまで強くないのに心に深く突き刺さる物があるのは毎回不思議。
やはりOP「Golden Misson」は勢いもよく、楽しさ重視で作られたFDらしい楽曲となっている。


お勧め度 : 【 S++ 】
前作プレイは必須。
正直、前作(無印)をプレイした人にとっては全員やっても損をしないレベルのFD作品となっている。
しかし、理亜の件などでどうしても拒否感が出る人もいるかもしれない、そういう人は無理せずにスルーをするのも手。
これはあくまでIFやアナザー、もう一つの答えとして受け取るのが正しいのだろう。


総合評価 : 【 S++ 】
FDとしては考えられないほど完成した作品でもあり、しっかりと前作のフォローもしているある意味FDらしくもある、高完成度の作品。


(ぶっちゃけコーナー)
まぁ、わりとFDなので語りたい事は上で語れている気がする。

この作品のプロローグでも触れられていたし、何度も繰り返しになるけど、前作での理亜の想いを考えると「蛇足」という言葉が浮かぶ。
この作品の作り手も、そういう言葉が浮かんで作るのが嫌だったという話もあるくらい。

確かにそういう側面があるのは事実だと思うのだけれど、そういう状況の中でこの作品のTUREにメッセージを込めて作れたという事実はやはり評価したい。
だからこそ、やっぱり金恋をプレイしたひとはFDまでやってほしいかな…。
この作品を含めて、サガプラを代表する名作に慣れたんじゃないかなとおもった。
少なくとも、俺はこういう話が好きだからね。

もちろん、TRUE以外の各キャラのアフターや新規追加キャラのミナ√、絢華√も十二分に評価している。
特に絢華は人気があったからなぁ…展開的には結構意外なところが多かったけど、あの子の√ができて結構満足だわ。
地味にTRUEで望んだ展開があったのも嬉しい所w
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[レビュー]Sugar*Styleの感想
2019-06-22 Sat 00:00
<作品名>     Sugar*Style
<製作会社名>   SMEE


SugarStyle.png
公式ホームページ
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キャラクター・シナリオ : 【 S+ 】
季節は春、専門学校に入学した主人公は新しく親戚の営む「ひだまり寮」に引っ越すこと
になったのだが、そこに先に入寮していたのは女性だらけで――。

SMEEのシナリオの良さでもあるヒロインとの賑やかな掛け合いや豊富なギャグは健在。

今作のコンセプトは「全員初対面、ゼロから始める共同生活」ということで、ともすれば印象マイナスから始まる、女性だらけ学生寮を舞台としたコメディ恋愛物であり、共通ルートから個別ルートまで、作品の舞台となるのは主に学校生活と寮生活の二つ。
それぞれの場所で特定のヒロインについてのエピソードがあったり、複数のヒロイン達との話が描かれている。

シナリオとの特徴としては、序盤にキャラクター選択があり、共通シナリオの中に各キャラの個別ショートシナリオが挿入される形となっている他、共通シナリオ部分においても、寮内で担う役割――ロールの選択を行うことで一部シナリオに分岐が発生したりといろいろな仕組みを導入している。
そのため各ヒロインの攻略時に周回をかさねても共通ルートでのシナリオも多くの差分がある形となっている。

そのため、主に共通ルート部分において主人公とヒロインが恋をする過程がしっかりと描かれており、同時にヒロイン達の魅力と言える部分を見せるシーンも用意されている。
この点に関して、キャラクターを魅せる――萌えシーンを多くするということに関しては、十二分な役割を果たしているのだが、反面、舞台を一般的な学園にしたことや、等身大の恋愛を描いている事もあわせて、物語の山があまり感じられる、サクサクとシナリオが進む感覚もなくなっている。
そのためシナリオのテンポの良さ、という意味では今までの作品と比べると一歩劣るように感じられるかもしれない、作中に笑いが多いことには変わらないので、終盤まで飽きずにプレイできるのは確かだが、この辺りに関してはどうしても気になる人も多いはず。

しかしマイナスの部分に目をつぶれば、ギャグを中心とした甘い日々を綴るという主軸の中で、ヒロイン達の部屋を探索する等のシチュエーションによってバラエティをもたせて、様々な場合のヒロイン達の反応を見れるようにしたりと、努力が感じられる部分も多く、各キャラクターで大きく毛色の違う話に仕上がっている。


共通√【 S 】  7-8h
主人公の入学・入寮から1-2月分が描かれている。

基本的にはギャグシーンを中心に展開しており、時折各ヒロインの魅力を伝えるようなシーンが挿入されており、次第に距離が縮まってゆく様子が描かれている。
シナリオの構成上、共通部分は短いように思えるが、実際にロールの差分などを考えると十二分なボリュームとなっている。

何より個別よりも寮内を中心としたシナリオはヒロイン同士の絡みのあるシーンが非常に豊富となっており、シナリオ自体の笑いのクオリティが上がることはもちろん、主人公と二人きりでは描き切れないヒロイン達の一面を描き出せており、前作のような各ヒロインが個別となっている作品と少し違ったシナリオのテイストになっている。


森角初楓|キャラクター|Sugar Style
森角 初楓√【 S 】  2h
調理科のパン職人コースに通う料理が得意な女の子。
寮では趣味でもある料食を全面的に担当しており、皆をまとめる立場になることも多いことから寮の面々に「お母さん」みたいと言われる事も。
誰にでも優しく接してくれるが男女の関係に関してはなんとなくガードが硬く、少し夢見がちな所も。

初楓はからかわれた時に見せる怒りの反応が非常に可愛く、主人公もついついちょっかいをかけてしまう事が多い。
常識人な見た目に反して、二人の関係が進展する理由は意外なものであり、そうしたギャップのある意外な一面も彼女の魅力としてしっかり機能している。
個別√では家庭的な面に付け加えて、包容力をみせるようなシーンも多くあり、穏やかで楽しい彼女と過ごす日々は、誰しもが心の底で求めている何気ない日常の中の幸せな日々を綴った、癒しを感じるシナリオとなっている。


皆見真央|キャラクター|Sugar Style
皆見 真央√【 S+ 】  2-3h
教育学科の保育コースを専攻している同学年だが一つ年下の後輩。
ノリが良く明るい性格をしており、反応が良いために寮内のムードメーカーになっている。
同学年ではあるものの主人公の事を「先輩」と呼びズバズバと遠慮なく接するが、学校では友達ができなかったりと初対面の相手に対しては引っ込み思案な一面も。
弟や妹の面倒をよく見ていたこともあって面倒見が良く、子供が大好きなためその分野の仕事を目指している。

真央の良さはなんといっても会話のテンポの良さ。
多彩な反応を魅せる真央と、これでもかというほどネタに走る主人公、テンポよくツッコミとボケが入れ替わる様などをみても、終始笑いが途絶えない。
また共通ルート中盤から「主人公が好き」という思いを隠すことなく、ストレートに慕う後輩キャラとしての萌えポイントも高い。
シナリオ自体にあまり山はないものの、怒りや嫉妬、笑顔や慈愛、コロコロ変わる真央の表情やその反応の全てが魅力的であり、最大の魅力と言えるだろう。


楠木晴|キャラクター|Sugar Style
楠木 晴√【 S 】  2-3h
主人公と同い年の体育科専攻の女の子。
運動が大好きでプロである両親の影響もあって幼い頃からテニスを続けており、学校でも新人エースとしても期待されている。
体育会系ともいえる彼女はそうした環境もあってか気軽なスキンシップをとることが多い。
元気で快活な笑顔でいることが多い一方、他人の心に関しては非常に機敏で繊細な反応を魅せることもある。

元気で能天気に見える女の子だけど空気を読んで周りに気を使ってしまう、そうした繊細な心の動きや、本心を隠して時には苦手なはずの主人公まで気遣うしまういじらしさには、心奪われた人も多いはず。
個別√では笑えるやり取りももちろん多いのだが、どちらかというと晴らしい素直で真っすぐな愛情を見せてくれてるキャラの魅力を感じるシーンが中心となっている。
同じ年齢であり、どちらも「恋愛初心者」であるという対等な立場だからこその初々しいやり取りは、タイトル通り非常に甘く仕上がっていると言える。


冬月かなめ|キャラクター|Sugar Style
冬月 かなめ√【 S+ 】  2-3h
音楽科のピアノコースを専攻している2歳年上のお姉さん。
年上ではあるものの遅れて入学しているため学年は同じで、その優雅で余裕ある振る舞いから周囲には憧れを抱かれている。
しかしその多くが誤解であり、清楚な見た目に反して実際はプライドが高くマイペースでそれを周囲にさらけ出せない極度のコミュ症だったりする。
素直になれずなかなかデレないからこそ、デレた時の破壊力は非常に高い。

かなめ√では、彼女の大人っぽい仕草や言動の裏にある、悪戯好きで子供っぽい一面が非常によく描かれており、気負わずに接してくれる主人公とのやり取りによって少しずつお互いの感情が育ってゆく様子が特によく描かれている。
物語の盛り上がりとしては中盤に一つ大きなものもあり、かなめが感情を吐露する様子は、感情を素直に見せない彼女だからこそのシーンと言える。
終盤も小さな事件があったりもするのだが、個人的にはやはり中盤のシーンが大好きで、思わず泣けてしまったシーンでもある。


[ 主人公 ]織部 一季(※変更可能)
基本的にノリで生きている男の子。
ネタがあれば積極的に突っ込んでいき、ボケれるなら何処までもボケる。
それだけに暴走しがちで勘違いされやすいタイプでもある。
彼女はほしいと思っているが、過去の経験から肝心なところで勇気を出せない一面も。


【推奨攻略順 : 初楓→真央→晴→かなめ 】
基本的に好きな順番の攻略でよいだろう。


CG : 【 S 】
平面的で淡い色使いの絵。
枚数に関してはシナリオの分量をみても十分量と言え、振り向き絵など立ち絵にバリエーションが多いのも特徴、ちなみに立ち絵には瞬き機能も付いている。


音楽 : 【 S+ 】
BGM23曲、Vo2曲(OP/ED)という構成。
OPの「Day befor Memory」はEDのようなゆったりとした曲だが、作中ではアレンジBGMを含めよく使われており、作中でするっと流されたときの破壊力は高い。
そして何より評価したいのはBGMで「俺☆STYLE」などの日常・ギャグシーン用の物が多いのはもちろんなのだが「淡い光を追いかけて」は恋愛シーン等で非常に重用されており、流れた瞬間に一気に雰囲気を変える力がある名曲。


お勧め度 : 【 S++ 】
寮を舞台としたオーソドックスな学園恋愛物で、萌えゲーとギャグゲーの両方の側面があり、ギャグの多いテンポの速い日常シーンの合間にしっかりとキャラクターの魅力を伝えるシーンがあり、初心者から広くお勧めしやすい安定した作品。
今までのSMEEをプレイした人には、ギャグにおいて少し物足りない印象を受けるかもしれないが、キャラクターの魅力は確かにある事だけをお伝えしておきたい。


総合評価 : 【 S+ 】
ギャグと萌えがふんだんに詰まった全体的に優等生な作品でありこの評価。


(ぶっちゃけコーナー)
散々比べておいてなんだか、この作品はあんまり同会社の過去作と比べるべきではないのかもしれないな…。

今作に関しては、前作までの完成度が高すぎたために、今作にかかった期待が大きく、そういった意味で批判的な目線を向ける人も多い作品である。
ただ、SMEEの作品にどういった物を求めるか次第で、この作品の評価は変わる。

個人的には周波数があうのか、とても楽しい作品だったというのが正直な感想。
キャラクターも皆可愛かったし、なんなら、真央√ではウルウルきて、かなめ√では泣いちゃったからね…。

今作は新しい試み…のようなものが全体的に伝わってきていて、特にキャラクターの魅力をさらに新しい角度からも見せてゆく…みたいなものが根底にある気がする。
それを良しとするかはさすがに人次第だと思うけれど、それでもあくなき挑戦を続けている、という点に関しては高い評価をしたいな。

さらに言うならば、しかし事前知識なしで単体でこの作品を見てみると、魅力的なキャラクターがそろい、楽しい日常シーンがあり、誰もが憧れるような等身大の恋愛が描かれている良作なのである。
そういう作品自体が今は貴重な気もするので、普通に良作だと思っている。
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[レビュー]絆きらめく恋いろは 椿恋歌の感想
2019-06-15 Sat 00:00
<作品名>     絆きらめく恋いろは 椿恋歌
<製作会社名>   CRYSTALiA


絆きらめく恋いろは-椿恋歌-
公式ホームページ
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キャラクター・シナリオ : 【 S 】
本作は「絆きらめく恋いろは」(以下 無印)のファンディスク作品であり、基本的にシナリオは無印における椿√のアフターストーリーとなっている。
そのため前作のヒロイン達はもちろん参加しているが、メインとなるのは「椿」であり、そして新キャラクターのカグヤを加え、前作でのサブキャラである「都子」や「葵」などの登場機会が多くなっているのが特徴だろう。

シナリオ自体は前作に引き続き伝奇的な内容を含んでおり、ヒロインである椿の実家「朱雀院」を絡めた展開は短めではあるものの起承転結のはっきりとしたストーリーである。
新キャラであるカグヤが引き起こす騒動は椿の内面を再度しっかりと描くと共に、都子や葵といったキャラクターの新たな魅力的な部分もしっかりと描いている。
戦闘シーンについてもタッグ戦などの新要素を加えつつ豊富なシチュエーションが用意されており、他にも魅力的な武器の登場など前作からの魅力である部分はしっかりと引き継がれている。

もちろんFDということもありイチャラブシーンはもちろん多く、作品としての評価として外せない所にもなっている。
シーンの中心は椿であることは言うまでもないが、IFのような形で都や葵、カグヤ、そして全ヒロイン達との複数シーンなども存在している。


【推奨攻略順 : メインED1→SPECIAL×5→メインED2 】
メインED終了後、SPECIALシナリオを5つみると、メインED2のショートシナリオが解放。


CG : 【 S 】
瑞々しさを感じる鮮やかな彩の絵は健在。
基本的には椿を中心としているが新キャラのカグヤや都子のCGも多い。
SD絵も数枚存在している。


音楽 : 【 S 】
BGM3曲、Vo曲(1曲)が追加。
OPとして追加されたOPの「椿恋歌」は作品自体をテーマにした楽曲で、前作に引き続き和ロックテイストの物になっている。
BGMは新キャラ用のテーマなどで、追加されているものが少ないように感じるが、もともと分量としては十分量だったので気にはならない。


お勧め度 : 【 S 】
前作「絆きらめく恋いろは」のプレイは必須といえる。
特に椿が気に入った人、新キャラのカグヤや葵の登場シーンが多めなので彼女たちが気に入っている人にはプレイする価値もあるのだが、それ以外の人物にとっては悩みどころ。
作品のどこに魅力を感じたかによるが、今作のシナリオは割と薄めであり、椿以外のキャラクター登場シーンは少ない事だけは頭に入れておいてほしい。


総合評価 : 【 S 】
この作品を単体として評価するほどの中身ではないものの、FDとしての完成度は十二分といえる。その理由もあり評価としては抑えめ。


(ぶっちゃけコーナー)
ザックリというと短くまとまった良いFDという印象で、同時に余計なことをせず求められているものをそのまま描いた作品である。

正直それ以上でもそれ以下でもないので語る部分はあまりない。

この作品をプレイしようと思っている方は、そもそも無印が好きだろうし、そうした方にとっては十分満足できる作品でしょうからね。。。

椿を初めとして、カグヤや都子、葵と言ったキャラに興味がなかった人に関してはこの作品は特にやる必要がないと言われればその通りでもある。
あくまでいIFのFD作品と考えるのが順当だろう。

FDなのでシナリオ部分にあまり過度な期待をするのは、そもそも間違っているものの、それでも、登場するキャラを魅力的に見せるという部分においては十二分に機能を果たしているように思える。
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[レビュー]その日の獣には、の感想
2019-06-08 Sat 00:00
<作品名>     その日の獣には、
<製作会社名>   minori


その日の獣には、
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キャラクター・シナリオ : 【 S- 】
演劇部に所属する主人公たちが、「夏の大会」に参加するために練習を続けるある日、メンバーの一人である舞雪が噂の幽霊「クロガネ」に出会うことから物語が始まる。

舞台は一般的な学園における部活物。
日常シーンは演劇部に所属している主人公たちの練習シーンがメインとなっており、その中で生まれるの葛藤、関係の変化など、結成したての演劇チームにある不和や感情のぶつかり合うシーンが多く描かれている印象が強い。

青春学園物の負の部分も大きく取り上げているのだが、そこに「オペラ座の怪人」のような謎の存在「クロガネ」が出てきたりと、一筋縄ではいかない物語となっている。

一部特殊な設定はあるものの、舞台や設定は今までの作品と比べても非常に現実的であり、読みやすさという点においてはサクサクと読める内容になっている。

作品としての雰囲気作りに関しては流石という他なく、その完成度が高いのは確かなのだが、それだけにシナリオの内容の薄さが悪目立ちをしている印象は強い
もちろんどのルートにおいても、物語としての緩急はしっかりとあり、状況に対して葛藤を抱くキャラクターの内面に関しては良く描写されていた。

一方で、シナリオのテーマ性の薄さや物語自体のボリューム不足は深刻。
共通ルートはチームとしての結成までを端的に描いており短めなのだが、それ以上に個別√が短く、また展開としてどのルートも非常に似ていることがシナリオの薄さに拍車をかけている。
物語自体の展開が似ているだけに、それぞれのキャラクターの内面描写の幅も乏しくなっており、シナリオの短さからくる主張の薄さ、デウス・エクス・マキナのような存在に毎回物語を左右される主体性の無さがこの作品のシナリオ部分に大きな影響を与えていたように思える。

そのシーンにおける雰囲気を重要視するあまりに、作品を通しての主張が弱くなっており、何がしたい作品なのか伝わってこなかったのは痛恨の痛手といえるだろう。


共通√【 S 】  2-3h
入学から2か月後、夏に向けて活動する演劇部を描いている。
シナリオ自体は短く、プロローグ部分に当たる部分を終えて流れるOPの後は直ぐに個別分岐に入る。

部活物としては、演劇チーム内の不和などが多く描かれており明るさこそないものの、謎の人物「クロガネ」の登場などを基軸に、「不思議な物語」として物語の緩急は強い。
特に物語の舞台となる学園の描写――描かれる世界観のリアルさ――や、重要なシーンに引き込むまでの演出はさすがという他ない。


? キャラクター|その日の獣には、|minori ? (2)
池貝 舞雪√【 S- 】  2-3h
主人公の幼馴染。
演劇自体に興味はあまりなかったが、主人公たちに憧れて学園入学後に演劇部に入部した。
元気いっぱいで、勢い余ってドジることも多い。
気は弱いが自分の意思をはっきり持っており、多少頑固な面もある。

個別√では舞雪の抱える初恋や自身のコンプレックス(自信の無さ)がテーマになっており、全体的に純愛作品のような雰囲気の作品に近い。
しかしながら、物語としてはあまり大きく盛り上がる事もなく、割とスタンダードな展開が続き、結末に関しても驚きはない。なお、舞雪の姉である菫の話なども多少出てくるものの、割となおざりに扱われているのは少し悲しい所。


? キャラクター|その日の獣には、|minori ? (1)
友瀬 瑠奈√【 S 】  2-3h
学園の一年生で主人公とは同い年の義妹。
子役として活動していたことがあり、演劇部に所属してからその経験を活かして一目置かれた存在となっている。
自分の演技にプライドを持っており、周囲にも同様のレベルを要求する事が多々あるため、演技の事では周囲とぶつかることも多い。

個別√では間違った選択によって自身と向き合う事をテーマに描かれており、自身の抱える弱さと、自分の本当の望みを知り、それらを受け入れることで一回り成長する。
共通ルートではただの自己中心的な人物に思われがちな瑠奈、彼女の繊細な内面をシチュエーションを活かして描いていたストーリーとなっている。


? キャラクター|その日の獣には、|minori ?
深浜 祈莉√【 S 】  2-3h
学園に所属する1年生。
幼い頃から体が弱く、通学も今回の学園が初めての為にいつも一人でいたのだが、主人公に誘われて演劇部に所属することになった。
つかみどころのない性格をしているが、基本的には天然な性格をしている、しかし本人はかたくなに認めない。
実はお金持ちの一人娘らしく、学園の理事長や学園長が彼女の関係者である。

攻略にロックが掛かっているだけあり、祈莉の個別√ではこの作品にタイトルにもなっている謎の劇「ソノヒノケモノニハ、」の真相やその意味、そしてクロガネの正体についても言及されている√となっている。
しかしながら、相対的に祈莉自身の話は薄くなっている。
元々他人とあまり関係を持つことができなかった祈莉だからこそ、人とのつながりについてがテーマとしては描かれていた。


[ 主人公 ]友瀬 律希
演劇部に所属する学園の一年生。
とある目的の為、演劇部での活動に熱を上げている。
基本的には常識人であり、暴走しがちな妹の瑠奈のフォローをすることも多いのだが、やはり兄妹なのか、芝居の事になるとしばしば熱くなることも少なくない。


【推奨攻略順 : 瑠奈→舞雪→祈莉 】
祈莉のみ、瑠奈と舞雪を攻略後に攻略可能。
基本的に前者二人は好きな順番でよい。


CG : 【 S 】
線がしっかりとした質感の良い絵。
CGに関してはシナリオの長さもあって、分量的には気にならないだろう。
光りの使い方はいつも通りレベルが高く、立ち絵ですらイベントCGのように見えるほど完成度が高い。また、立ち絵だけではなく、イベントCGの口元をセリフと合わせて動かす技術なども引き続き健在


音楽 : 【 S+ 】
BGM43曲、Vo曲4曲(OP1/ED3)という構成。
Vo曲ではやはりOPの「Limelight」が勢いもあり、特にサビ部分からの流れはminoriらしさを感じた。
全体的にゆったりとしていて美麗なBGMが多い中、「Tension」や「Beast」といった楽曲は作中での雰囲気を一気に変化させ、場面転換としての効果はもちろん、物語自体の緩急をつける意味でも一役買っていたように思う。


お勧め度 : 【 S 】
作品の雰囲気という意味での完成度は高い。
半面シナリオ単体で見た時の内容はあまりよくなく、玄人にとってはあまり楽しめる内容にはなっていないかもしれない。
今までのminori作品のどこに魅力を感じるかによってお勧めできるか否かが決まっており、入門としてのライト層にはお勧めしやすい作品である。


総合評価 : 【 S 】
全体的な完成度の高さは確かにあるのだが、それだけにシナリオが足を引っ張っている感は抜けず、あまり高い評価にはできない作品。


(ぶっちゃけコーナー)
まぁ、ぶっちゃけて言うと雰囲気ゲーってのは褒め言葉ではない気がする。
昔の作品と比べると――あまりやるべきではないのかもしれないけど――明らかにシナリオ部分の弱体化が目立つよな。

この作品をやると分かるんだけど、本当にどのルートも展開が一緒なんだよな。
リスクがないから緊張感がないのも、展開が予想できてしまってあんまり良くないよな…。

シナリオをプレイすることで、キャラクター達の事はよくわかるんだけど、心に残るものがないというか…毒にも薬にもならぬ物語ってのはある意味で一番悪い。
忘れられてしまうその他多くの作品って意味だからなぁ…。

作品としては理解しやすかったり、美麗な世界観とか、、、もちろんほめるべき点もあるんだけど、それはもともとminoriのアピールポイントでもあるわけだしなぁ…。
キャラクターが魅力的なのも確かなのだけれど、個人的に評価するポイントはやはりシナリオを重視しがちだから、そこからもう一歩先に進んでいる作品じゃないとお勧めしにくいのは確か。
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[レビュー]ソラコイの感想
2019-06-01 Sat 00:00
<作品名>     ソラコイ
<製作会社名>   Chelseasoft


ソラコイ
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キャラクター・シナリオ : 【 S 】
舞台となるのは主人公たちが所属する映研部。
ある日行った試写会に現れた幼馴染であるヒカリと瓜二つの人物との出会いから物語が大きく動いてゆく。

全般的にシナリオは平たんであり、大きな問題もなく進行してゆくのが特徴。
登場するキャラクター達やそれに関連した恋愛描写においても特質する点はなく、ある意味ではオーソドックスな学園物。

日常シーンにおいては映研部という舞台、特に新作の映画を撮る部活シーンなども印象的だが、作中で最も話題になる作品がすでに取られて審査に出している状況であることも加えて、受け身になることが多いこの作品において、通常の青春部活物にある様な切磋琢磨のシーンや努力、挫折のシーンなどがほとんどないことも痛手。

要するにシナリオの大部分に関しては評価できることがほとんどないのが現状…なのだが、それでもなお、この作品の魅力として伝えるべき部分がある。

それがソラ√である。
ある意味この√における主張ののために作られた作品と言っても過言ではないだろう。
謎のシーンから始まる今作、映画というテーマを選んだこと、ソラの行動の数々、ソラコイというタイトル、そして何より楽曲がシナリオの評価を変えたという事実。

これらに関して、ここで伝えることはネタバレ以外の何物でもない。
そのため、これに関しての評価はここで追えるが、付けられている評価以上の評価点がここにあることを、繰り返して伝えておきたい。


共通√【 S 】  4h
学園でのシーンを中心に構成されている。
学生ならではイベントのシーンもあるが、どちらかというと主人公たちが所属している映研部関連の話が多くなっている。

各キャラの紹介部分を兼ねるという話の都合もあってか、特に大きな事件と言えるものもなく穏やかな日常が描かれている。
ギャグシーンも少なく、物語の起伏もないのでどうしても読むのに飽きそうなのだが、そもそも長さがあまりないので印象に残らず終わる結果に。

部活をテーマにする作品(?)だとするならば、主人公を含む登場キャラクター達の挫折や努力シーン等、心の動くシーンがあまりないのも悲しい所。


キャラクター ? ソラコイ
ヒカリ√【 S 】  2h
生まれてからずっと一緒の幼馴染。
少し抜けているところがある主人公を何かと気にかけている世話好きな少女。
映画作りをする主人公を手伝うため映研に入ったが映画自体にはそこまで詳しくない。

基本軸はオーソドックスな流れで作られた話。
恋愛描写に関しては幼馴染との恋愛をテーマにしており、主人公がヒカリへの想いに気が付くまでがメインと言っても差し支えない内容になっている。
良くも悪くも評価を付けにくい無難な内容になっている。


キャラクター ? ソラコイ (1)
ソラ√【 S 】  2h
突然現れた謎の少女。
ヒカリと瓜二つであり、自身を主人公の幼馴染だと主張しているが、ヒカリとは違って少しだけおとなしい性格をしている。
ヒカリとはどちらが主人公の幼馴染にふさわしいかで毎日のようにケンカしている。

今作の本命と言っていいシナリオ√。
――なのだが、単体で見ると非常に中途半端な作品となっている。
物語の様相が少しずつ変わるのは物語の後半から、ヒカリを意識させるようなシーンが多くあり、それらがいままでの伏線へと繋がる内容になっている――もちろんすべてプレイしている人ならば謎の少女であるソラの正体には概ね気づくと思われるが――その伏線を鑑みてもなお拙い展開と唐突な終わりを感じる作品になっている。


キャラクター ? ソラコイ (2)
アイリ√【 S- 】  2h
映研部に所属する演技が好きな学園の1年生。
常に元気で前向きな性格をしており、周囲を明るくしてくれる。
自身が女の子らしくない事を少しだけ悩んでいる。

個別√はお互いの夢を追いかけるオーソドックスなストーリー。
展開も王道なのでかなり予想がしやすい。
盛り上がるシーンももちろんあるのだが、物語の短さゆえか、演出等のせいなのか、物語としての魅力が今ひとつ足りず感情移入はしにくい。
結果的に印象の薄い内容になっている。


キャラクター ? ソラコイ (3)
ナミ√【 S- 】  2h
映研部に所属する3年生の先輩。
実家の関係で主人公たちが暮らす寮の寮母をしており、皆をまとめる立場になる事が多い。
先代の映研部員に勧誘されて映研部に入部したらしく、年長者として主人公の映画作りに適格なアドバイスをくれる。
また監督業務が忙しい主人公の代わりに雑務をこなすことも。

共通の趣味である映画を切っ掛けとして仲を深めてゆく二人。映画の言葉を借りた告白にトキメク等、ならではの甘酸っぱいシーンもある。
後半のシナリオはナミと主人公の「進路」についてであり、オーソドックスなテーマでもあるので特筆すべき点がないのが残念な所。
その短さゆえか後半にHシーンが多くあり、また終盤の展開の急さ(解決方法)も相まってご都合主義な展開に感じてしまう人も多いはず。


[ 主人公 ] タクト
映研に所属する映画が大好きな学園の2年生。
映画監督になることを夢みており、映研部で映画を作ってはコンクールに出している。
どこか抜けているところがあり、完璧に準備していたつもりでも寸前になると何かしらのミスがみつかってしまう。


【推奨攻略順 : アイリ→ナミ→ヒカリ→ソラ 】
攻略に際してロックなどはないのだが、最低限ソラは最後に回したほうが良いだろう。
それ以外の√に関しては基本的に攻略を自由にしてよい。


CG : 【 S 】
細い線に淡い塗り。
所々に拙い部分は見られるものの、全体的に質は安定している。
枚数に関しても一般的数量と言えるだろう。
SD絵も数枚存在している。


音楽 : 【 S++ 】
BGM12曲、Vo曲2曲(OP/ED)という構成
数が少ないBGMに関しては最低限の各シーンを用意した物ではありそうだが、どれも強い旋律で作られており印象には残りやすい。
何より評価したいのはOPとED。
単体としての評価はもちろん、シナリオと重ねた時の破壊力の高さは随一であり、この作品の価値を数倍にまで高めた理由の一つである。
この作品あってのこの楽曲であり、この楽曲あってのこの作品と言っても過言ではない。


お勧め度 : 【 S+ 】
シナリオは全般的に完成度が低い。
その為、楽曲としてのEDの「空恋」やOPの「sign」に価値を感じた人にこそやるのをお勧めしたい。
シナリオプレイ後、この楽曲を聞いたときの印象が大きく変わることと、さらに好きになれることだけは約束する。


総合評価 : 【 S 】
作品自体の完成度は低いので評価はしにくい…しかし、物語としてのの主張はしっかりとあり、楽曲と合わせての評価はしたい。


(ぶっちゃけコーナー)
ネタバレ無しでこの作品の良さを伝えろっていうのは難しいわ。

取りあえずこの作品をプレイすることにしたのなら、OPとEDの歌詞は読むな!
そしてプレイ後にじっくり読んでくれ…その時涙腺が崩壊するはず!

…という事だろうか、あとはソラ√を最後にプレイする事かな…。
他の√の攻略は本当にしんどいけどね。
それならソラ√をロックしておいてくれ、という注文もありそうだが…w

とりあえず、手放しでほめられないシナリオだよ。
本当にヤマナシオチナシみたいなところもあるし、正直ソラ√もそこは変わらない。
内容も予想できるし…それが楽曲を含めたときにやっと逆転するんだよね…。
だから全体の評価はどうしても高くできないんだけど、それでもこの作品が伝えたかった主張性みたいなものはバシバシ感じるんですよね。

そういうものがない作品と比べると、シナリオゲーとしてはほかの作品より頭一つ飛び抜けている部分もあって…本当に評価の別れる作品だと思う。
だからこそ埋もれている名作になったのかもしれないけれど。

何度も繰り返しになるけれど、楽曲との親和性がすごく高い作品。
楽曲自体のレベルがすごく高いから、この作品の評価が高い…って、そんな曲におんぶして貰っているわけじゃなくて、しっかりとこの作品にも主張性がある上で、それを満たした楽曲なったからあの内容なんだろうな。
素直にそう思える作品になっている。
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